こんにちは!ライターのまゆです。

今までに車の運転中、窓ガラスが曇って焦ったことはありませんか?

一度曇りだすとあっという間に見えなくなるので、対処法を知っておかないととても危険ですよね。

私も免許をとって間もない冬、突然窓ガラスが曇りだして、本当に怖い思いをしました…。

そこで今回は、車を運転する方なら知っておくべき、窓ガラスが曇るときの簡単な対処法について紹介します!

また、どうして曇りだすのかもすごく分かりやすく図も一緒に紹介します!

 

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車の内側の窓ガラスが曇るときはデフロスターが有効

車内

冬場に多い、車の内側の窓ガラスが曇るときには、「デフロスター」というボタンを押すのが有効です!

このボタンを押すと、フロントガラスに乾燥した高温の風が当たるので、結露を飛ばしてくれます。

デフロスターのマーク↓
デフロスターのマーク

デフロスターは、エアコンボタンが配置されている付近にある、扇形に3本の矢印や線が付いているマークのことです。

デフロスターマーク

ちなみに、デフロスターの近くに、似たようなマークがあるのですが、これはうしろの窓の曇りを取るリアデフォッガーという装置です。

リアデフォッガーのマーク↓
リアデフォッガーのマーク

形が微妙に違うので、焦っていると見分けづらいかもしれません。

そんなときのために、ひとまず「フロントガラス=扇形」と覚えておくといいですよ。

車によっては「FRONT」「REAR」などと書かれていて見分けやすくしてあるものもあります。

温度設定は?

車の窓の内側が曇るときは、内側の空気が外側よりも暖かいことが原因なので、温度差をなくすために、車内の温度を下げるのが効果的です。

ただし、冬場に冷房を入れるのは寒いので、基本的には、デフロスター(もしくは、+外気導入)を押すだけで大丈夫です。

自動調整機能のあるオートエアコンの場合(エアコン付近にAUTOとあるもの)なら、デフロスターボタンを押すだけでエアコンを自動で除湿運転してくれます。

すべての操作を手動で行うマニュアルエアコンの場合は、デフロスターのボタンを押すのにプラスして、外気導入というボタンを押すと効果的です。

外気導入ボタン↓
外気導入ボタン

外気導入とは、車外の空気を取り入れて換気する空調のことです。

車内に乾燥した冷たい外の空気を取り込むことで、温度差がなくなり、曇りが取れます。

 

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車の外側の窓ガラスが曇るときはワイパーが有効

濡れたボンネット

夏場に多い、車の外側の窓ガラスが曇るときは、ワイパーが一番です!

デフロスターを使ってしまうと、余計に曇って危険なので、注意してくださいね。

なぜかというと、デフロスターは乾燥した温風で結露を飛ばすものですが、スイッチを入れてすぐは、温風はでません。

車内が冷房で冷えているところに、さらにデフロスターのつけはじめの冷たい空気が出ることで、曇りを増幅させてしまいます。

なお、ワイパーを使っても曇りが取れないときは、エアコンのボタン付近にある、内気循環というボタンを押してみてください。

内気循環ボタン↓
内気循環ボタン

内気循環とは、車外の空気は取り込まないで、車内だけで空気を循環させる空調のことです。

梅雨時やトンネル内など、湿気や排気ガスを含んだ外の空気を取り入れたくないときに使うと有効です。

湿気を含まない空気を循環させることで、曇りにくくなりますよ。

夏場と冬場に窓ガラスが曇りやすいのはなんで?

車

車の窓ガラスが曇ってしまうのは、温度差と湿度が原因です。

夏と冬ではどんな違いがあるのか、それぞれ詳しく解説します。

図

夏は、外が熱く、車内はエアコンで冷たい空気となり、窓ガラスを境に温度差ができます。

暖かい空気のある車の窓の外側に含み切れなくなった水分がついて、窓の外側が曇ります。

 

冬(梅雨時)

図

冬は外が寒く、車内は暖房で暖かいので、窓ガラスを境に温度差ができます。

暖かい車内の空気の内側に含み切れなくなった水分がついて、窓の内側が曇ります。

また、梅雨時や車内に大人数で乗っているときなど、車内の湿度が高すぎると、含み切れなくなった水分が内側について曇ります。

 

このように、車の窓ガラスが曇るのは、温度差と湿度の関係が原因です。

夏と冬は特に温度差が大きく、湿度も高いので、その分、車の窓ガラスも曇りやすくなる、ということなんですね。

いずれにしても、走行中に窓が曇ってきたら、安全な路肩などに車を止めて、ワイパーやデフロスターで対応してください。

焦ってよそ見するとかえって危険なので、安全を確保しながら対応してくださいね。

車の窓ガラスを曇らせないようにするには?

フロントガラスを拭いている写真

車の窓ガラスを曇らせないようにするには、普段から窓ガラスを清潔にしておくことと、曇り止めスプレーで予防することが大切です。

曇り止め対策におすすめの方法とグッズをご紹介します!

窓ガラス外側の掃除

窓ガラスの外側が汚れていると、白く曇って見えたり、夜間に対向車のライトが乱反射して見づらいなど、とても危険です。

窓ガラスの外側の汚れは主に、ワックスなどの油汚れなので、専用の洗剤でしっかりと落としておきます。

油膜に馴染みやすいガラス系ナノパウダーと、研磨剤である酸化セリウム配合で、窓ガラス外側の汚れを素早く落とし、透明感を出してくれます。

とにかく素早くきれいになると好評で、SNS投票でカーケア(ガラス・ウィンドウケア部門)1位を獲得したこともある商品です!

 

ワイパーの掃除・交換

いくら窓ガラスの外側をきれにしても、ワイパーが汚れていれば、その汚れが窓ガラスについてしまいます。

窓ガラスの掃除と合わせて、ワイパーも拭いたり、古くなってきたら定期的に取り換えると安心です。

 

窓ガラス内側の掃除

意外と忘れがちなのが、窓ガラスの内側の掃除です。

内側が汚れていると汚れに結露が付着し、より曇りやすくなってしまいます。

窓ガラスの内側は、ホコリや手垢などで意外と汚れているので、外側を掃除するとき、内側も一緒にきれいにする習慣をつけるといいですよ。

・洗剤を使わず窓ガラス内側をきれいにする方法!

蒸しタオルを使うことで、手垢やホコリなど汚れを浮き上がらせて拭きとれるので、洗剤を使わなくてもきれいに掃除できます。

・準備するもの

・ 蒸しタオル

・ マイクロファイバークロス

 

・手順

1. タオルを濡らして、水がポタポタ落ちない程度に絞ります。

2. 電子レンジに入れて約1分温めると蒸しタオルが完成します。

3. 蒸しタオルを広げて、内窓を拭いていきます。

4. 仕上げに、乾いたマイクロファイバークロスで拭きあげます。

 

・掃除しずらい内側もワイパーで簡単!専用お掃除グッズ!

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窓ガラスの内側は傾斜があって手が届きにくく、掃除しづらいですよね。

それを解消してくれるのが、窓フクピカのワイパーです。

ワイパーにシートをつけて掃除するので、手が届きにくい部分も楽に掃除できます

もちろん、窓ガラスの外側も掃除できるので、これ1つ持っておくと便利です。

 

曇り止めスプレー

車の窓ガラスをきれいに掃除したら、仕上げに曇り止めスプレーをしておくと、さらに安心です!

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曇り止めスプレーも色々販売されていますが、昔からあるクリンビューが一番効果があります!

一度違う曇り止めスプレーを使ったことがありますが、結局クリンビューが効果抜群なので、私もずっと愛用しています。

 

まとめ

車の窓ガラスが曇ったら、内側の場合は、デフロスターを、外側の場合は、ワイパーで対応する、と曇りがスーッと取れていきます。

原因は車内外の温度差と湿度なので、空気を循環させることがポイントになります。

いずれにしても、運転中に操作するのは危険を伴うので、路肩や駐車場など、安全な場所へ移動したり、助手席の人に頼むなどして、安全を確保したうえで対処してくださいね。

また、普段から窓ガラスの手入れをすることも大事なポイントなので、特に窓ガラスが曇りがちな、梅雨~夏、冬の時期はいつも以上に念入りに掃除してくださいね。

 

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