こんにちは!主婦ライターのまゆです。
ベランダに洗濯物を干すと、たたむときにカメムシが紛れ込んでいて「ギャーっ!!」っと驚いた経験はありませんか?
カメムシって気持ち悪いだけじゃなく匂いもすごいので、刺激せずに追い払うのも大変です。
うちも暑い時期にはそんなことがしょっちゅうあり、周りに緑が多いので仕方ないのかなと諦めていました。
でも、ハッカを使う方法を試してからはカメムシが入ってくることがほとんどなくなりました!
今回はカメムシのベランダ侵入対策におすすめの、ハッカを使う方法や、その他に実際に試してみて効果的だった対策をご紹介します!
カメムシが近づかない匂いとは?
カメムシが嫌いな匂いはずばり「ハッカ」です!
カメムシがどのくらい近づかないのか、まずはこちらの動画をご覧ください。
ハッカを使った薬剤を置いておくと、カメムシがほとんど近づかないことがわかりますね!
ハッカにはメントールというスーッとする成分が入っていて、カメムシはこの香りを嫌います。
カメムシのベランダからの侵入対策ならハッカ油がおすすめ!
カメムシのベランダからの侵入対策にはハッカ油を使った「ハッカ油+消臭剤」を窓辺に置いておくことが有効です!
先ほどもご紹介したように、カメムシはハッカの匂いが嫌いです。
ただ、ハッカ油を薄めてハッカ水を網戸などにスプレーする方法だと、蒸発しやすいので実は効果が持続しないんですよね。
ちなみに、ハッカ油の原液をキッチンペーパーに垂らして網戸に付けても効果はそのときだけでした…。
そこで、ハッカの香りを出し続ける方法を試行錯誤してたどり着いたのが、消臭剤を使った方法でした。
消臭ビーズは、時間をかけてゆっくりと成分が蒸発していきます。
これを利用して、消臭ビーズにハッカ油を10滴ほど垂らしておくと、消臭ビーズの成分と一緒にハッカが少しずつ蒸発してカメムシの嫌いな匂いを長時間香らせることができます。
ハッカ油は香りがしなくなったら付け足していき、消臭ビーズが乾燥してなくなったら新しいものと取り換えてください。
ベランダのカメムシ対策におすすめの消臭ビーズ
重曹・アミン・炭酸ソーダの3つの消臭イオンが嫌なニオイを消臭してくれますが、もちろんハッカの匂いは消えませんのでご心配なく!
これで、カメムシの嫌いな香りが漂い続けてくれます。
ベランダのカメムシ対策におすすめのハッカ油
天然のハッカを使用していて、好きな濃度に調整できて便利です!
そのまま使ってカメムシ対策にしたり、無水エタノールと精製水で混ぜてスプレーにして虫除けや掃除に使うなど幅広い用途に使えます。
こちらの記事では、ハッカ油についてご紹介しています。
ぜひ、合わせて読んでみてくださいね♪
ちなみに、消臭ビーズの代わりに保冷剤を使う方法もあります!
やり方は、保冷剤の中身を袋から出して消臭ビーズの代わりに使うだけです。
保冷剤を消臭ビーズの代わりに使う方法については、こちらの記事でもご紹介しています。
ご家庭に余っている保冷剤があったらぜひ活用してみてくださいね。
ハッカ油の他におすすめな方法が木酢液
ハッカ油の他におすすめの方法が、木酢液を使った方法です!
木酢液とは、木炭を作る時に出る煙を集めて冷やして液体にしたものです。
原液は強い酸性なので、水で薄めて使います。
薄めると殺菌成分はほとんどなくなりますが、カメムシを含めて大体の害虫が嫌う匂いがするので木酢液を薄めてベランダに散布すると寄り付かなくなります。
作り方は、2リットルのペットボトルの水にペットボトルのキャップ2杯分の木酢液で十分です。
ただし、木酢液はすごい匂いがするので、ベランダに撒く際は隣人の方の迷惑にならないように十分注意してくださいね。
木酢液はドラッグストアやホームセンターなどで入手でき、入浴剤や消臭剤、園芸の虫除けなどに使われます。
ハッカ油の匂いは迷惑になりませんが、木酢液は本当に匂いが強いので最終兵器といった感じです。
木酢液についてはこちらで詳しくご紹介しています!
私が色々と試した結果、ベランダからのカメムシの侵入対策には、カメムシが嫌う匂いの「ハッカ油」と「木酢液」を使用するのが効き目がありました!
ここからは、さらに踏み込んで、カメムシをベランダから侵入させないための他の対策法や洗濯物にカメムシがくっつかない対策法についても詳しくご紹介していきます。
ベランダから家にカメムシを入れさせない対策方法
ベランダから家にカメムシを入れないためにはハッカ油や木酢液の他、下記の基本的な対策が有効ということが私の経験上から分かりました。
1つずつ詳しくご紹介しますね!
植物を置かない
つまり、ベランダガーデニングやベランダ菜園をしている方は、カメムシが寄ってきやすい環境を作ってしまっているということになります。
どうしてもベランダに植物を置きたいなら、ミント(日本ハッカ)を植えたり、カメムシの侵入を防止するネットを張るなどの対策をとってみてください。
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こちらの防虫ネットは効果が高いと口コミでも評判です。
洗って繰り返し使え、丈夫で長持ちするのでコスパも抜群ですよ。
隙間を作らない
これだけ小さければ少しの隙間でもベランダから侵入してしまいますね。
なので、隙間を作らないこともベランダからのカメムシ対策には効果が高いんです。
網戸の召し合わせや窓とレールの隙間が空いてしまっているという方は、隙間を埋めてくれるこういった商品を使ってみてください。
網戸の隙間対策ならこれ!
こちらの商品は隙間をしっかり埋めてくれるので、虫の侵入や防寒対策になっていると口コミでも評判です。
洗濯物にカメムシがつかないようにする方法
洗濯物にカメムシがつかないようにする対策法としては、下記2点がおすすめです。
こちらも1つずつ詳しくご紹介します。
カメムシが嫌がる匂いを吊り下げておく
ハッカ油を染み込ませたコットンなどをネットに入れておく方法もありますが、実際やってみたところハッカ油は蒸発するのが早くて効果が持続しないので、やはり市販品がおすすめです。
吊り下げタイプのカメムシ対策
こちらは2カ月間と効果が長持ちする吊り下げ式のカメムシ対策グッズです。
100%天然成分でできているので洗濯物の近くに吊るしておいても安心ですね。
白色・光沢のある生地の服は室内に干す
白い服や光るものは室内に干すようにすることも、洗濯物にカメムシをつけない有効な対策です。
このように、カメムシのベランダ侵入対策には色々ありますね。
これらを1つではなく、複数組み合わせることで効果がグッと高まるのでおすすめです。
最後に、カメムシ対策に使うハッカ油の注意点をお伝えしたいと思います。
カメムシ対策でハッカ油を使用するときの注意点
カメムシのベランダ対策にとっても便利なハッカ油ですが、原液は刺激が強いので使う際は手袋を付けるなど注意してください。
また、80℃で引火する性質があるので、保管の際はキッチンなど火元の近くには置かないようにしてくださいね。
さらに、下記に該当する方は利用を控えたり、保管により注意が必要です。
ハッカ油に含まれるメントールという成分は、ペットが吸い込むと中毒を起こすことがあります。
また、流産を引き起こす働きがあるとも言われるので、妊娠中の方は原液の匂いをかがないよう注意してください。
そして、小さなお子さんにも毒性があるので、ハッカ油は手の届かないところに保存し、カメムシ対策の際もお子さんが触らないよう注意してください。
このようにハッカ油の取り扱いにはやや注意が必要ですが、カメムシのベランダ対策に使う分には危険なものではありません。
注意点を守って正しく使ってくださいね。
まとめ
カメムシのベランダ侵入対策には、カメムシが嫌う「ハッカ油」や「木酢液」が有効でした!
さらには、ベランダに植物を置かない、網戸や窓の隙間を塞ぐなどの対策も合わせてやることで効果が高まります。
周りに緑がたくさんあるからと諦めず、カメムシを寄せ付けない対策は本当にあるので是非今回私が紹介した方法を試してみてくださいね。