こんにちは、ライターのyuiです。
お風呂場の掃除をシッカリしたのに、またすぐに出てくるカビって、本当に厄介ですよね。お風呂場のカビは、どうやったら予防できるのか、あなたも悩まされたことありませんか?
私は、3年前に新築のマイホームを建てたのですが、はじめはピカピカだったお風呂場も、最近は、よくカビが発生するようになってしまいました。掃除の方法は、壁やタイルにカビを見つけた時に、カビキラーでやっつけていたのですが、このやり方では、また何度もカビが発生してくるので、きりがないことに悩んでいたんですよね。
そこで、カビが発生してから対処するのではなく、カビが生えないような予防方法はないのかなと、詳しく調べてみることにしました。今回は、お風呂のカビの予防で、私が試して実際に効果のあったやり方を紹介しますね!
お風呂場のカビ予防は日頃から何をすればいいの?
カビ予防で日頃からやっておくべきことは、カビとして成長する前の、カビの胞子を退治しておくことです!それには、カビが育つのに必要な「3つの条件」が、そろわないようにすることが大切です。
3つの条件とは、①温度(20~30℃)、②湿度(70%RH以上)、③栄養素(皮脂や石鹸カスなど)です。これをふまえて、今日からでも簡単に防止できる、効果的なやり方があったので、ご紹介しますね!
50度のお湯をかける
カビがよく成長する環境が、20℃~30℃となっているようですが、カビは、50℃以上の熱に触れると死滅します!
そのため、日ごろからの予防には、1週間に1回でいいので、50度以上のお湯を5秒間かけみてください。なぜ5秒かというと、カビが50度以上のお湯に触れてから死滅するまでに、5秒間かかったという実験の結果があったようです。
カビが一度生えてしまうと、そこから、どんどん成長してしまいます。カビの胞子が大きく成長するまでは、およそ1週間~10日間と言われているので、とにかくこの成長を阻止することが重要になります!
換気をする
湿度が高い環境は、カビが最も生えやすい環境状態になってしまいます。
お風呂場を使用する際や、使用した後も、できるだけ換気扇を回し続けておくようにしましょう。日頃から、お風呂場の湿気を外に追い出すことで、カビの予防に繋がります。
電気代も、一般家庭用の換気扇なら24時間つけっぱなしにしておいても、月に300円程度で済むとわかって、私もそうしています。また、換気扇を回し続けておくことで、排水口付近から発生する嫌な臭いも消してくれるので、浴室環境をキレイに保ってくれるためオススメします。
カビが必要とする「栄養」を取り除く
カビにとっての栄養は、「汚れ」です。お風呂場で使う、石鹸やシャンプー、ヒトの皮脂などがそうです。
この汚れをそのままにしてしまうと、カビを育てているのと同じことになってしまうので、カビに栄養をあげないように、お風呂を出る前には、飛び散ったシャンプーの泡や、皮脂や髪の毛などをシャワーでキレイに洗い流して取り除きましょう。毎日続けることで、カビの成長を予防することができます。
また、調べていると、お湯ではなく冷水をかけてカビ予防をする方法を見つけましたが、これは大きな間違いのようです。お風呂場に冷水をかけてしまうと、かえって水滴が残りやすくなってしまい、湿度も上がってしまいます。水をかけると、カビにとって快適な環境を作ってしまうことになるので、冷水をかけていたなら、もう止めておいたほうが良さそうですね。
お風呂場のカビはどういうところに潜んでいるの?
水分が残りやすい床や壁、天井には、よくカビが発生します。まだ目に見える赤カビや黒カビになっていなくても、カビの胞子が潜んでいることが多いようです。
さらに、体を洗ったタオル、シャンプーボトルなどの裏や、湯おけや椅子は、換気扇を回していても乾ききらないので、カビが好んで繁殖する場所なんだそうです。こういった場所にカビが生えないようにするためには、日頃から対処することが重要です。
床や壁に潜むカビ予防
床や壁は、皮脂や石鹸カスが残ってしまうこと多く、カビが大好きな場所です。
この部分の予防方法は、毎回お風呂から上がるときに、シャワーで汚れを流すことが重要ですが、定期的に掃除をすることも大切です。掃除する際は、カビそのものを除去するのではなく、あくまでも、カビの栄養になるものを徹底的になくすことを考えて下さい!
私が参考にした掃除のやり方は、重曹を使う方法です!カビが好む石鹸カスや、皮脂は、酸性の性質を持つ汚れなので、アルカリ性の重曹が効果を発揮してくれます。やり方は、スポンジを濡らしてから、重曹の粉を振りかけ、床や壁をこすると汚れが落ちます!栄養が見つけられないと、カビの胞子も育ちが悪くなってきます!
天井に潜むカビ予防
天井には、水滴や湿気が溜まるので、実はカビの胞子がたくさん潜んでいます!でも、高くて手が届かないし、お湯や洗剤をかけると、自分に全部落ちてきて、掃除する時は大苦戦です。
そんな時は、フローリング用のお掃除ワイパーを使ってみて下さい!柄の長いお掃除ワイパーだと、天井まで楽に手が届きます。やり方は、お掃除ワイパーにキッチンペーパーをつけて、殺菌作用のある消毒用のアルコールで湿らせます。もし、除菌のアルコール液がない場合は、アルコールタオルでも大丈夫です。このやり方で、天井を拭いていってカビ菌が発生するのを防ぎます。
もし天井にカビを見つけたら、カビキラーなどのカビ用の洗剤をキッチンペーパーにしみ込ませて、カビの部分に押しあてます。小さいカビなら直ぐになくなりますが、そうでない大きいカビの場合は、5分くらい放っておいてから、再度、カビの部分に押し当てるとなくなります。最後に、乾いたキッチンペーパーで拭き取ってください。カビ用の洗剤をしみ込ませて使用する場合は、目に垂れてくる恐れもあるので、必ず保護用の眼鏡を着用するようにしてくださいね。
体を洗ったボディタオルのカビ予防
使った後はできるだけ硬く絞って乾きやすい状態でタオル掛けにかけましょう。できれば浴室内に置いておかないのも方法です。
また、タオルも定期的にカビ予防することができます。その際に使用するものとして、過炭酸ナトリウムが効果的のようです。よく、ドラッグストアでも見かける、漂白用洗剤のワイドハイターなどがそれに該当します。
やり方は、お湯1リットルに対して、過炭酸ナトリウムを大さじ2杯を入れてください。湯おけなどに入れるお湯の温度は、40℃~50℃が最適のようです。それに、ボディタオルを1時間つけ置きしてください。もし、ボディタオルに赤カビが発生していても、取り除けるようなので、予防としてもしっかり効果はあります!
シャンプーやコンディショナー、ボディーソープなどのボトルの裏のカビ予防
シャンプーボトルなどの裏にも、気がつくとカビが発生しています。ボトルを置く際は、床に直に置かず、棚などを活用することで、水分が溜まることを防げるので、カビの発生を防止できます。ただし、棚自体もお手入れをしていないと、次第にぬめってきたりするため、お風呂を上がる前には、できるだけ棚とボトル裏の水滴を取るように、乾拭きしておくことをオススメします。
湯おけや椅子のカビ予防
湯おけは、使い終わったら裏返しにして、中の水滴が下へ落ちるように置いてください。お風呂場の椅子も、お風呂を出るときに、できるだけ水滴を切っておきましょう。また、椅子の裏にも結構カビが発生していることがあるので、前述した50℃のお湯を定期的にかけて予防するようにするといいです。
カビ予防におすすめのグッズは何があるの?
ルック お風呂の防カビくん煙剤
1~2か月に一度使用するだけで、カビを発生しにくくしてくれるカビの予防グッズです!「銀イオン」の煙で黒カビの原因菌をやっつけてくれて、新しくカビが育たないようにくれます。すでに発生してしまったカビを除去する働きはないので、まず掃除をしてから使ってください。
使い方は、お風呂場の窓を閉めて換気扇も止めた状態で、水を付属のプラスチックの容器の黒い点線までいれて「くん煙剤」を正しい位置にセットするだけです。そのままお風呂場の中心に置いたら、ドアを閉めて放置してください。煙がもくもくと出てきて浴槽中に立ち込め、90分経過したら完了なので、そのあとは、1時間以上換気をして下さい。
セットさえしてしまえば、後は放置するだけなので、とても簡単です。私も、香り付きのものを使用しているので、「くん煙剤」を使った日から数日は、お風呂場がいい香りがして、それで防カビもされているのでオススメです。掃除の手が届きづらい天井にまで、「くん煙剤」でカビ予防ができるのも嬉しいポイントです。
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ライオン ルック おふろの防カビくん煙剤 せっけんの香り(5g)
バイオ お風呂のカビきれい
お風呂の天井に貼っておくだけで、カビが生えるのを予防できる商品です。バイオとは微生物のことで、微生物が、有機物を酸化分解して無機物に変えるという特性を利用しています。本体内部の約500億匹の微生物が活動し、カビを二酸化炭素と無機物に分解することができるようです。
薬品を使うことに抵抗がある人には、環境に優しい商品なのでおすすめです。使い方は、きれいに掃除したお風呂の天井を乾かし、ホコリを取り除いて、貼りつけるだけです。バイオが、空間優先菌となって、後で生まれてこようとするカビの菌をやっつけてくれるので、頼もしいです!このバイオたちが活動しやすい環境を作る為、はじめの2週間くらいは、お風呂場の開け閉めは最低限にして、なるべく閉め切った状態にすることが必要です。交換は半年に一度でもいいとのことです。
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バイオ お風呂のカビきれい
まとめ
お風呂場は、特に湿気が多いので、カビが好む条件が揃いやすい場所です。でも、普段からのちょっとしたことで、カビを防止することができると分かりました!私も早速、シャワーの温度を50度に設定してから、定期的に床や壁、そして掃除することが大変な椅子の裏などにかけて予防しています。また、毎日の換気をしっかりとしたことによって、本当に最近は、カビが発生してこなくなったことを実感しています!カビのない綺麗なお風呂だと、毎日の入浴もよりリラックスできるようになります。簡単な方法で予防できるので、是非試してみてくださいね。