こんにちは、ライターのゆぅい☆です。

私は高校生の時、鎌倉の近くの高校に通っていたため、今でもふとした瞬間に鎌倉をぶらぶら散策したくなることがよくあります。

でも、いつも秋や夏に訪れることが多く、桜の季節には訪れたことはありませんでした。

「桜の鎌倉もきっと趣があって素敵なんだろうなぁ」と、ずっと思っていて、今年こそは鎌倉の桜を見に行こうと友達と鎌倉お花見計画を立て、訪れてみることにしました!

その友達は、小さいころらからJR鎌倉駅東口のそばにあるファッションやお土産屋さん、喫茶店等が集まる小町通のそばに住んでいるので、ガイドブックよりもこの友達に聞くのが一番!と思い、鎌倉の名所や穴場の巡り方等を聞いてみました!

場所の詳細も一緒にご紹介するので、よかったら参考にしてみてくださいね。

 

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鎌倉の桜の名所ってどこがおすすめ?

さくら

まずは、定番の3つのスポットをご紹介します。

①【源氏山公園】

銅像

鎌倉在住の友達に「鎌倉の桜といったらどこ?」と聞いて真っ先に出てきたのが「源氏山公園」でした!

源氏山公園は、豊かな自然に囲まれた古都の情緒あふれる桜の名所として有名です。

源氏山公園内にはソメイヨシノ等の約300本弱の桜が植えられているため、満開時は華やかな景色でお花見には最高の迫力です。公園内にある頼朝像の周りには芝生の広場があって、シートを広げてお花見することもできます。

ほかにも、北鎌倉や高徳院(鎌倉大仏)へ抜けるハイキングコースもあるので、お花見だけでなく、いろんな楽しみ方ができる桜の名所です。

なお、屋台や売店は出店していないため、お弁当を持ってみんなでピクニックやハイキングのようなお花見におすすめです!

また、公園自体は24時間訪れることができますが、夜桜のライトアップはないようなので、お昼のお花見におすすめです。

見ごろ:3月下旬~4月中旬

住所:鎌倉市扇ガ谷四丁目649番1

場所の特徴:葛原岡神社や銭洗弁天、佐助稲荷が近隣にあり。園内トイレ2か所あり。

どんな人向け:ハイキングを楽しみたい方におすすめです。

アクセス:JR鎌倉駅西口改札から徒歩約20分

注意点:駅から少し歩くので、車で行きたい方も多いかと思いますが、源氏山公園自体には駐車場はなく、近隣には「軽車両を除く土曜・日曜・休日及び祭礼実施日の10-17」と交通規制がかかっている場所があるので注意が必要です。徒歩で行く場合は、JR鎌倉駅から向かう途中に長い坂があり、園内にも起伏が多いため歩きやすい靴で行くことをすすめします!また、民家が隣接しているため、火気厳禁のほか、夜間や早朝の宴会は禁止されています。

 

②【鶴岡八幡宮】

橋

次に紹介するのが、神社としても有名な「鶴岡八幡宮」です。

鶴岡八幡宮にはソメイヨシノだけではなく、オオシマザクラやシダレザクラ、八重桜等の種類が植えられており、いろんな表情の桜を楽しむことができます。

中でも、境内の源平池を取り囲むように咲く桜の姿は、絵画のような美しさがあり、桜の名所として有名です。

また、参道・段葛(だんかずら)の両脇に延々と植えられた桜のトンネルは迫力とともに風情があり、一見の価値ありです!

桜の他にも神苑ぼたん庭園の鎌倉ぼたん等、様々な春の花が咲いているので、桜以外のお花見も楽しめます。境内には、屋台や売店もあり、手ぶらでフラッと立ち寄ってもお花見気分を十分に満喫できるスポットです。

<夜桜情報>

参道・段葛は、日が沈んだ頃から19:00頃までライトアップがされています。

ライトアップに灯篭も灯りを灯しており、古都ならではのとても幻想的な夜桜見物ができます。

夜桜のライトアップが少ない鎌倉では、見どころだと思いますよ!

見ごろ:3月下旬~4月中旬

住所:鎌倉市雪ノ下2-1-31

場所の特徴:源頼朝が創建して以来、戦国武将や徳川からも厚い信仰を受けた武門のシンボル的存在であり、JR鎌倉駅付近から鶴岡八幡宮前まで若宮大路の真ん中に一段高く盛り土された「段葛」の参道が続きます。駐車場や休憩所などに計4箇所トイレがあります。

どんな人向け:鎌倉でライトアップされた桜を見ることができるのはここだけなので、夜桜を楽しみたい方におすすめです。駅から気軽に立ち寄れる立地のため、観光しながら古都の情緒あるお花見気分をしっかり楽しみたい方や桜以外のお花を堪能したい方にも必見です。

アクセス:◎JR鎌倉駅東口・江ノ電鎌倉駅から徒歩10分
◎横浜横須賀道路・朝比奈I.C.から5km

参拝者駐車場が40台あります。JR鎌倉駅から近いわりに多くの駐車場スペースがあるのはさすが観光スポットという印象です。

<鶴岡八幡宮駐車場情報>

◎利用時間 9:00~19:30

◎1時間まで600円、以降30分毎300円。(平日・土日祝ともに)

◎御祈祷を受ける方(普通車)は2時間まで無料です。

直営の駐車場は3か所あります。本殿裏にある第一駐車場、鎌倉街道沿いにある第2駐車場、第3駐車場です。第2駐車場と第3駐車場は本殿からは少し離れています。

※専用駐車場他にも周辺にコインパーキング等も複数ありますが、混雑しており満車な状態が多いようですので、複数候補を調べて行くことをおすすめします。

注意:桜の時期だけでなく、一年を通し観光名所であるため、土日祝日は比較的混雑が予想されます。また、本殿には急な61段の石階段があるため、景色を楽しみながら登られる際は足元に注意してください。

 

③【本覚寺】

蓮

大振りなシダレザクラの名所です。

拝観料無料で、駅からも近いため、気軽に訪れることができます。

桜は御分骨堂の前、本堂の左手に大きなコウバイソメイヨシノや枝垂れ桜が咲き誇ります。

ソメイヨシノもあり、シダレザクラが見ごろを終えるころになると、ソメイヨシノが見ごろを迎えます。

見ごろ:3月下旬~4月上旬

住所:鎌倉市小町1-12-12

場所の特徴:鎌倉市にある日蓮宗の本山であり、足利持氏により建立された寺です。本覚寺建立の前身として、守り神である夷(えびす)神をまつった「夷堂」がその地にありました。境内にトイレがあります。

どんな人向け:シダレザクラの有名なお寺のため、大きなシダレザクラを見てみたい方には必見です。また、駅から近いため、気軽に立ち寄りたい方にもおすすめです。

アクセス:JR鎌倉駅東口から徒歩5分。

注意点:拝観時間の決まりはありませんが、事務所の開所は9:00~16:00までです。駅近のため、駐車場はありませんので、車で行く場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。

 

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鎌倉の桜の穴場スポットは?

さくら

桜を鎌倉で見たいけれど、人混みが苦手なので、穴場の桜スポットや巡り方も一緒にしらべてみました!

①【光明寺】

お寺と桜

材木座にある大きなお寺で、名所で紹介した観光スポットとは少し離れているので、比較的静かな穴場です。

桜の開花に合わせて「観桜会」が催され、お寺の境内でフリーマーケットも開催されます。

「観桜会」の時期には、通常20名以上の事前予約がなければ拝観できない山門内部の拝観が予約不要で拝観できます。

山門楼上からの桜の眺めも格別なので、ぜひ一度体験してみることをおすすめします!

桜の本数は約20本程度と名所に比べて少なめですが、ソメイヨシノだけでなく、河津桜もあり、十分楽しめます。

見ごろ:3月下旬~4月上旬

住所:鎌倉市材木座6-17-19

場所の特徴:観光スポットからは少し離れた材木座に位置する大きなお寺です。トイレは3か所あります。(うち2か所車いす対応可、スロープあり)

どんな人向け:特別開催の「観桜会」や「山門拝観」が見どころのため、特別に味わえる桜を楽しみたい方におすすめです。また同時開催のフリーマーケットもあるので、家族でお出かけがてら桜を楽しむのも良いと思います。

アクセス:◎JR鎌倉駅より京急バス(約9分)「光明寺」バス停下車徒歩1分
◎JR鎌倉駅より徒歩25分
◎朝比奈ICより鎌倉方面へ車で約20分(駐車場30台あり)

注意点:火気厳禁、宴会禁止です。その他ゴミも必ず持ち帰るようご注意ください。駐車場は基本的には無料で利用できますが、行事の関係上有料になる場合があるようですので、注意が必要です。

 

②【鎌倉山】

山

鎌倉山は鎌倉市西部にある、標高約100メートルの丘陵地帯です。

お寺や神社のような建造物があるわけではなく、散策しながら桜を楽しめるため、人混みで桜が見えないということがありません。

また、鎌倉山の主要な道路にはソメイヨシノが沿道に多数植えられており、その数は約240本以上の桜並木となり、春には桜のトンネルができあがります。

ちょっとドライブがてらお花見で通ってみるのもいいかもしれませんね。静かな住宅街ですが、桜の時期には観光客も多く、ハイキングしながら桜を楽しめる最適なスポットです。

見ごろ:3月下旬~4月上旬

住所:鎌倉市鎌倉山

場所の特徴:昭和初期に別荘地として開発された地域を鎌倉山と呼ぶようになり、高度成長期以降には住宅地として再開発されました。

どんな人向け:散策しながら桜を楽しみたい方におすすめです。

アクセス:JR鎌倉駅から京急バス「鎌倉山」行「鎌倉山」下車(約20分)。

注意点:車道沿いに植えられている桜のトンネルのため、散策の際には車に十分気を付けてお花見を楽しんでくださいね。また、お寺や神社と違い、決められた範囲にトイレはないので、駅で済ませてお出かけください。

 

③【建長寺】

寺

混みを避けて一足先に桜を楽しみたい方は、建長寺がおすすめです。

鎌倉には「鎌倉五山」と呼ばれる5つの禅寺があってそれぞれ格式の高い順に順位が決まっているのですが、建長寺は、鎌倉五山の中でも一番格式が高いとされています。

山門に向かう参道の両脇に桜が植えられており、桜のトンネルを楽しめます。

鶴岡八幡宮の桜のトンネルよりは、少し小ぶりですが、より近く桜を感じることができて私は好きです。

2月下旬からは、山門前のオカメザクラが、3月下旬頃~4月上旬には境内奥にある半像坊大権現参道の約300本のソメイヨシノが見ごろとなり、長い期間桜を楽しめます。

見ごろ:2月下旬~4月上旬

住所:鎌倉市山ノ内8

場所の特徴:1253年に北条時頼によって創建され、日本で最初に「禅寺」と称したお寺です。トイレあり(車いす対応可)。

どんな人向け:早咲きのオカメザクラがあるため、本格的にソメイヨシノが見ごろを迎
える3月下旬よりも前に桜を楽しみたい人におすすめです。

アクセス:◎JR北鎌倉駅より徒歩15分
◎JR北鎌倉駅より、江ノ電バスで5分「鎌倉駅」行き「建長寺」下車
◎JR鎌倉駅より江ノ電バスで10分「大船方面」行き「建長寺」下車

注意点:総門より先は拝観料が必要です。拝観料は大人500円、小中学生200円です。広大な敷地のため、すべてを見て回るのは時間と体力が必要です。また、駐車場はありますが、20台有料のため、事前に調べてご利用ください。

 

まとめ

様々な桜の姿を見ることができる鎌倉でしたが、どこも情緒があり、古都の趣を感じられる空間で桜を楽しめるスポットが多いですよね。

みんなで桜を見ながら宴会もいいですが、落ち着いた空間でお花見しながら、心の癒しを感じられる春にしてみるのも素敵ですね。

私も今年は友達と鎌倉の桜を十分に堪能してきたいと思います!

 

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