こんにちは!ライターのうたこです。

スーパーやネットには色々なスパイスが販売され、気軽に手に入れることができますよね。

私も世界各国のスパイスをキッチンにストックして、自宅で異国の気分を楽しんでいます。

でも、スパイスがたくさんあると、何の料理に使えばいいのか分からないこともあります。

今回は、世界で有名なスパイスと、肉料理におすすめな香辛料を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!

 

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世界で有名なスパイスの数は?

世界各国で使われているスパイスの種類は約350以上と言われています。

スパイスの役割は、香りや味をつけるだけでなく、着色や保存料として使われることもあります。ちなみに、日本の「わさび」もスパイスの一種なんですよ。

 

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世界の有名なスパイスの種類は?

各国にはそれぞれに有名なスパイスがあるので、特徴と使うのにおすすめな料理を紹介します。

香りやテイスト、使用方法が様々なので料理の参考にしてみてくださいね。

日本

日本にも、和食を作る時などにぴったりなスパイスがあります。

わさび

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特徴:ツーンと鼻に抜ける独特の辛さ

おすすめ料理:刺身・鶏肉・湯葉

 

山椒

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特徴:口の中でピリッと痺れるような刺激のある辛さ

おすすめ料理:かば焼き・鶏肉・豚肉

 

クチナシ

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特徴:香りや味はなく、着色を目的として使用されることが多い

おすすめ料理:きんとん・さつまいも煮・たくあん

 

インド

スパイス大国のインドは、多くのスパイスがあります。

インド料理に欠かせないものから、洋食に合うものまで色々な料理に使えます。

ターメリック

特徴:やや苦みのある漢方のような味はインド料理に欠かせないスパイス

おすすめ料理: カレー・ターメリックライス

 

レモングラス

特徴:レモンに似た香りが特徴。タイ料理など東南アジア料理に多く使われている

おすすめ料理: 牛肉・鶏もも肉・トムヤムクン・グリーンカレー

 

コリアンダー

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特徴:甘い香りが特徴的でカレーには欠かせない風味付けにぴったりなスパイス

おすすめ料理:鶏肉・豚肉・ラム肉・豆料理

 

カルダモン

特徴:「スパイスの女王」と言われ、甘く刺激的な香り

おすすめ料理: 肉料理・焼き菓子・ミルクティー

 

中国

中華料理にぴったりな、独特の深みのある辛さや香りを出すためのスパイスなどがあります。

花椒(ホアジャオ)

特徴:山椒よりも香りや辛みが強い

おすすめ料理:麻婆豆腐

 

八角(スターアニス)

特徴:強く、独特の甘い香り、豚の角煮やデザートの香り付にも使用されている

おすすめ料理:豚肉・鶏肉・ラム肉

 

唐辛子

特徴:様々な料理に辛さを出すために使用されているポピュラーなスパイス

 

ヨーロッパ諸国

上品な香りが多いヨーロッパ諸国のスパイスは洋食にぴったりですよ。

タイム(フランス)

特徴:西洋料理に使われることが多く、魚の臭みを消しなどで使用されている。爽やかな香りが特徴

おすすめ料理:マリネ・豚肉・魚・ジビエ

 

ローズマリー(フランス)

特徴:ハーブティーなどにも使われており優しくも爽快な香りが特徴

おすすめ料理:鶏肉・豚肉・ラム肉・魚

 

サフラン(スペイン)

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特徴:エキゾチックな風味と料理を黄色く色づけるために使用されることが多い

おすすめ料理:パエリア・海鮮・鶏肉

 

パプリカ(スペイン)

特徴:マイルドな香りとほんのり甘味のあるスパイス

おすすめ料理:ポテトサラダ・マリネ・煮込み料理

 

肉料理におすすめな香辛料は?

肉料理にスパイスを使うと、香りがよくなって一層に食欲がわきますよね。

肉料理におすすめなスパイスとスパイスを使ったレシピを紹介します。

ガラムマサラ

特徴:クミン・シナモン・クローブ・ナツメグなどをミックスされており、スパイシーな辛さと香りが特徴的

おすすめ料理:カレー・鶏肉・卵料理・豆料理

 

ガラムマサラを使ったタンドリーチキン

■材料

・鶏肉の手羽元(10本)または骨付き鶏もも肉(300~500g)

・ヨーグルト(無糖)1カップ

・すりおろししょうが 小さじ1.5

・すりおろしにんにく 小さじ1.5

・塩 小さじ1

・ガラムマサラ 小さじ2~3

 

■手順

①ヨーグルト・すりおろししょうが・すりおろしにんにく・塩・ガラムマサラをボールまたはジップロックなどに入れて混ぜる

②鶏肉を入れて揉み込む

③ ①を3~6時間ほど冷蔵庫で寝かせる

④オーブンを250度に予熱し、約10分~20分ほど鶏肉に火が通るまで焼く

 

クミンシード

特徴:カレーを彷彿とさせる強い香り

おすすめ料理:カレー・フムス・野菜炒め・豚肉

 

クミンシードを使った牛肉とアスパラガス炒め

■材料

・牛肉(薄切り) 150g

・酒 小さじ1

・醤油 小さじ1

・片栗粉 小さじ1

・アスパラガス 2本~3本

・クミンシード 小さじ1

・胡椒 少々

・塩 少々

・サラダ油 大さじ1

 

■手順

①酒・醤油・片栗粉を牛肉に揉み込んで置いておく

②アスパラガスを約3㎝の大きさに切る

③フライパンに大さじ1の油を注ぎ、弱火にする。クミンを入れ香りが立ったらアスパラガス、牛肉の順番で入れて中火で炒める。

④食材に火が通ったら、塩と胡椒で味を整える

 

タラゴン

特徴:フランス料理などに使われ、アニスのような甘さと爽やで上品な香りが特徴

おすすめ料理: 鶏肉・卵料理・ドレッシング・マリネ

 

タラゴンを使ったチキンピラフ

■材料

・鶏もも肉(400g)

・米 2合

・たまねぎ 1/2

・にんじん1/2

・ピーマン 2個

・チキンブイヨン(固形)1個

・タラゴン 小さじ2

・すりおろしにんにく 小さじ1.5

・塩 少々

・こしょう 少々

・バター 15g

・ガラムマサラ 小さじ2~3

 

■手順

①鶏肉に塩をふる

②たまねぎはみじん切り、にんじんは乱切り、ピーマンは角切りにする

③大きめの鍋にサラダ油大さじ1、鶏肉を入れて中火で炒める。うっすらと焼き色がつくくらい焼けたら、玉ねぎ、にんじん、ピーマンを加えて炒める

④全体に油がなじんだら、水3~4カップを注いで強火にする。

⑤煮立ったら、チキンブイヨンを入れ15分~20分ほど弱火で煮る

⑥鶏肉に火が通ったか確認し、皿に取り出す。ざるとボールをセットし、スープと野菜を分ける。

⑦空いた鍋にバターを入れ溶かし、溶けたらお米を入れる

⑧お米の色が透き通るまで炒めたらタラゴンを入れる

⑨お米の入った鍋へ取り出した鶏肉、スープ2と1/2カップ、塩、胡椒を加えてふたをして中火にする。

⑩蒸気が上がり始めたら弱火にして13分ほど炊く

⑪火を止めてふたをしたまま、約15分蒸らす

⑫最後に⑥の野菜を混ぜ合わせて完成

 

世界4大スパイスとは

最後に世界で人気の4つのスパイスを紹介します。

世界4大スパイスは、「コショウ(ペパー)」「ナツメグ」「クローブ」「シナモン」で、世界に影響したスパイスとして世界4大スパイスと言われています。

世界4大スパイスと言われるようになったいわれは、各国の貿易や歴史が関わっています。

コショウ(ペパー)

私たちにも馴染みのあるコショウの発祥はインドです。紀元前400年頃には、既にヨーロッパではコショウが香辛料として取引されていました。

インドからヨーロッパまで約2年をかけて輸入していたため、当時はかなり貴重な香辛料でした。

そんなコショウの独占貿易が原因の1つとして、植民地争奪戦争に繋がったとも言われていることから、世界4大スパイスの1つに入っています。

黒胡椒

 

白胡椒

おすすめ料理:野菜料理・スープ・シチュー

 

ナツメグ

スパイシーな中にも甘い香りが特徴的なナツメグは、小さな島バンダ諸島が原産地です。

16世紀ごろにヨーロッパで流通していたナツメグは、ポルトガルが交易権を持っていました。

17世紀にはオランダが交易権を奪い、18世紀後半にはフランスがモーリシャス諸島でナツメグを栽培するなど、各国を巻き込んだスパイスです。

 

グローブ

日本では丁子(ちょうじ)と言われているクローブは紀元前からインドや中国で親しまれていました。インドでは消化器官や歯の治療にもいいとされていたんです。

6世紀頃には中国の商人達によって、ヨーロッパに伝わりました。当時は高価なものとして扱われ、スパイスが育ちにくい気候のヨーロッパでは、お金と同じ価値があったとも言われています。

おすすめ料理:ミートソース・焼き菓子

 

シナモン

アップルパイなどに使用されているシナモンも、古代ヨーロッパ時代から親しまれ、インドから輸入されていたんです。当時は上流階級の王族や貴族への贈り物にもなっていました。

13世紀頃から、セイロン島が産地として有名となりました。その結果、ヨーロッパ各国がシナモンの産地セイロン島を巡り、争奪戦にまで発展したんですよ。

まとめ

スパイスを使えば、いつもの料理を違った味や香りにすることができます!

世界各国に様々なスパイスがあるので、好みや用途に合わせて使ってください。

・コショウ・ナツメグ・クローブ・シナモンは世界4大スパイス

・わさびなど和食に合う日本のスパイス

・ターメリックなど色々な料理で使えるインドのスパイス

・花椒(ホアジャオ)など中華料理に合う中国のスパイス 

・タイムなど西洋料理に合うヨーロッパ諸国のスパイス

 

スパイスを使うことで、普段の料理の味にバリエーションを増やせます。

いつも塩と胡椒だけのお肉にスパイスを加えれば、味に深みを出したり、食欲をそそるような香りにすることができます。お気に入りのスパイスを見つけて、自宅での料理を楽しんでくださいね。

 

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