こんにちは。ライターのYuiです。

パソコンのキーボード見ずにタイピングできたら仕事の効率もはるかに上がるのでいいですよね!でも、パソコンの基本的な操作はできるけど、ブラインドタッチはできないと、あなたも悩んだことありませんか?

実は私も、つい1年前まではブラインドタッチに自信がないほうでした。家でパソコンを使って何かをすることはあっても、仕事の時のように速さを求められたことはなかったから一向に上達はしませんでした。でも、データを打ち込む作業のある今の仕事を始めた時には、私だけ仕事が終わるのが遅かったりして、とても苦労した経験がありました。そんなことが続いていたので、なんとかしたいと思い、できるだけ早くブラインドタッチをマスターできるやり方がないか調べて、実践してみたことがあります!

今回は、ちょうど先日、新人として入社してきた後輩が、去年の私と同じようにブラインドタッチについて悩んでいると聞いて、私のやった練習法などをまとめなおしてみることにしました!そこで今回は、私が取り組んでみた、ブラインドタッチが出来るようになる近道をご紹介したいと思います!

 

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ブラインドタッチができるようになるには何をしたらいい?

ブラインドタッチでは、それぞれのキーの位置を指の感覚で覚えて、さらに決まった指を使ってタイプすることをマスターしないといけません。

それにはまず、キーボード操作の基本となる、指を置く定位置を覚えることが大事です!この基本の位置は「ホームポジション」と呼ばれていて、そこを起点にしてタイピングするのが最も効率的だと言われているんです。

確かにどこかの位置になんとなく指を置いていると、毎回少しずつズレるので、どうしてもミスが多くなりますよね。ブラインドタッチの練習も、「ホームポジション」をしっかり指で覚えることから始めましょう。

ホームポジションの指の位置

最初に、キーボードの、「F」「J」を探してください。よく見ると、「F」と「J」のキーボードには突起があり、この突起のおかげで、「F」と「J」の場所がキーボードを見なくても、指先だけでわかるようになっています。

次に、「F」には左手の人差し指「J」には右手の人差し指を置いてください。
そのまま、左手の中指を「D」薬指を「S」小指を「A」に置いて下さい。そして、右手の中指を「K」薬指を「L」小指を「;」に置きます。親指は、両手ともスペースキーに置いてください。これが、ホームポジションの形です。

キーボードで文字を打ったら、必ずこのホームポジションに戻ってくるようにしてください。ホームポジションに戻ることによって、他のキーとの位置関係がいつも同じだと確認できるので、いずれはキーボードを見なくても文字が打てるようになってきます!

練習の最初は、もちろんキーボードを見ながらでも大丈夫ですが、まずは文字を打ったら必ずホームポジションに戻ることをクセにして下さい。

 

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まずローマ字入力で「あいうえお」を覚えよう!

ではいよいよ、タイピングの練習に入っていきます。私は、1か月の目標を設定してブラインドタッチができるようにスケジュールを組んでみたので、その順番で紹介していきますね!

1週目

はじめに、母音である「あいうえお」を練習します。なぜかというと、日本語のローマ字入力は、母音が打てないと文字にはならないからです。

また、キーボードの各キーの位置が、どこにあるのかを覚える事が重要です。その場合、母音の「あいうえお」は、ひとつのキーを押せば、その一文字は完了するので、覚える1番最初のキーとしては母音がいいと思います!

「あいうえお」のキーの位置と、使う指は以下の通りです。まずは場所を確かめて、決まった指だけをそのキーに伸ばせるように練習しましょう!使わない指は「ホームポジション」に置いたままにするのがコツです。

母音のローマ字入力
「あ」は「A」 左手の小指
「い」は「I」 右手の中指
「う」は「U」 右手の人差し指
「え」は「E」 左手の中指
「お」は「O」 右手の薬指

母音の練習

①キーボードを見ながらタイプする
「A・I・U・E・O」を順番に押して、「あいうえお」を何度も入力してみてください。ホームポジションでの定位置を忘れずに、「あいうえお」の位置を完璧に覚えて、正しい指で打てるようになるまで練習します。

②キーボードを見ないで打つ
このとき見る場所は、ディスプレイです。間違えたらキーボードを見て確認して、できるようになるまで根気よく何度も練習しましょう。

③「あいうえお」の母音だけを使った単語を打つ
例えば、「家(I・E)」「上(U・E)」「愛(A・I)」「青(A・O)」などです。ゆっくりでいいので、ホームポジションから正しい位置に指を伸ばして、キーボードを見ないようにしましょう。無理に速く打とうとしても、間違った指で打ってしまっては意味がないので、正しく打つことを心がけてください。間違った指で打ってしまったら、そのままにせず、一度消してから、もう一度正しい指で打ち直すようにしましょう。スピードは、慣れてくれば後からついてきます!

④スペースキーを親指で押して変換をする練習をする
ホームポジションに指を置くと、スペースキーには自然に親指がくると思います。スペースキーを押す指は、基本的にこの親指ですが、どちらの手の親指でも自分がやりやすい方でいいと思います。日本語をタイピングする際は、漢字に変換する作業が頻繁にあって、この時にスペースキーを使いますよね。なので、親指の出番も実は多いです。練習を重ねると、意識しなくても親指が動いてくれるようになりますよ!

ブラインドタッチの練習を始めて最初の1週間は、ホームポジションに戻る練習と、母音の位置を完璧に覚える練習をしていきましょう。1日1時間、30分でもいいので、とにかく毎日キーボードに触れることが大切だと思います。

次は子音の練習をしていこう!

2週目

日本語のローマ字タイピングは全て、母音と子音の組み合わせです。

母音がマスターできたら、さっそく子音の練習に取りかかりましょう!

ほかにも濁音の打ち方や、文章を作る時に使う頻度が高い句読点や、また小文字のタイピングのやり方も覚えないといけません。なんだか、いっぱいいっぱいで、実際に私も、指が全部を覚えられるか不安になりましたが、大丈夫です!わかりやすい練習法を紹介します!根気よく順番にやってみて下さいね。

50音の練習

子音のキーの場所を覚えるには、とにかく練習あるのみです。手元を直接見ないで、下のようなシートを参考に、使う指を確認しながら、か行(K行)から順番に50音を打ち込んでいく練習をします。子音のキーを正しい指で打てるように何度も練習しましょう。

また、練習のコツとしては、シートをプリントアウトして、キーボードの近くに貼り付けて、指がわからなくなったらその都度見るという感じで練習するといいと思います。私もやりましたが、こうすることで、迷ったり間違ったりした時にすぐ確認ができて直せたので、重宝しました!

子音のキーの位置をある程度覚えて、子音と母音をセットで打つ意識をすると、だんだんとブラインドタッチの感覚が掴めるようになってきます!

濁音の練習

50音が打てるようになってきたら、次は濁音の練習をします。

・がぎぐげご(Ga,Gi,Gu,Ge,Go)
・ざじずぜぞ(Za,Zi,Zu,Ze,Zo)
・だぢづでど(Da,Di,Du,De,Do)
・ばびぶべぼ(Ba,Bi,Bu,Be,Bo)
・ぱぴぷぺぽ(Pa,Pi,Pu,Pe,Po)
・じゃじゅじょ(Ja,Ju,Jo)

私は、この濁音の練習が1番苦戦しました。やっぱり、濁音は普段からタイピングする機会が少ないからだと思ったので、逆に集中して濁音ばかり練習しました。ひたすら打ち続けるということも大切ですが、実際にパソコンの前にいない時でも、イメトレする方法もあります!

実はこのやり方は「シャドータイピング」や「エアータイピング」と言われているようで、苦手な指の動きを上達させるのに有効なやり方だそうです!ホームポジションに指がのっているところを想像して、濁音を順番にタイプしていくんですが、この時に具体的なキーまでの距離まで想像してみるといいですよ!私はお風呂に入っている時など、ちょっとした時間にやっていましたが、実際にまたキーボードでタイプする時に違いが出ました!是非やってみて下さい!

句読点の練習

子音を覚えると同時に、句読点の位置も覚えると便利です。

基本的には、「、」は、右手中指「。」は、右手薬指「·」は、右手小指で打ちます。

句読点を打つときは、ホームポジションから指を少し下にずらすように動かすのがポイントです!文章の区切りには、このうちのどれかを必ず打つことになるので重要です。

句読点も濁音と同じ様にイメトレをするといいと思います!頭の中で文章を作ってタイプするイメージを作ります。この時、特に右手中指、右手薬指、右手小指を、句読点で使うことを意識してやってみて下さい。

小文字の練習

また、もう一つ覚えておくと便利なのが、小文字の入力方法です。小文字で主に使うのが、「っ」です。「っ」は、次にくる子音を連続で打つことで入力することができます。例えば、「いった(ITTA)」「いっかい(IKKAI)」のような打ち方です。

でも、文章を修正するときなど、「っ」だけを単体で打ちたい場面も出てくると思います。そんなときは、打ちたい小文字の前に「X」を入れると小文字にすることができます。「っ」の場合は、「XTU」となります。これは、「っ」以外にも、「ゃ・ゅ・ょ(XYA・XYU・XYO)」や「ぁ・ぃ・ぅ・ぇ・ぉ(XA・XI・XU・XE・XO)」など、小文字にしたいとき全ての場面で使うことができるので、覚えておくといいと思います。

オススメなタイピングソフトで練習を続けよう

3週目

ブラインドタッチの練習3週目からは、とにかくキーボードを打ちまくります。50音、濁音、句読点、小文字の入力方法を覚えたら、あとはひたすら文章を打つのみです!

ブラインドタッチは、とにかく量をこなすことがスピードにも繋がってくるので、ある程度キーボードの位置を覚えたら、繰り返し練習をしていきましょう。このラストの追い込み練習期間は、1日1時間以上の時間がとれたら理想的だと思います。

私はこの練習で、知り合いに沢山Eメールを出しました。近況を書いていたら、けっこう長文になって練習になったんです。

だけど、もっと効果的な練習法もあります!それは無料のタイピングソフトを活用することです!

無料だったので試しにやってみたのですが、タイピングソフトを使った練習が、ブラインドタッチを上達させる1番の近道かもしれないと思いました!ここからは、私が実際に使ってみて、おすすめしたいタイピングソフトを2つご紹介しますね。

e-typing(イータイピング)

イータイピングの特徴は、「腕試しチェック」で現在の自分の実力を知ることができることです。練習を重ねるごとに腕試しチェックをして、腕が上がっていればやる気にも繋がります。

また、タイピングするシーンを選ぶことができます。仕事のためにブラインドタッチができるようになりたい人は「ビジネス」を選ぶと、ビジネスシーンでよく出てくる文章を練習することができるので本当におすすめです!

他にも、ライフ・スポーツ・脳トレ・長文・百人一首・医療介護・スタディ・トラベル・方言・テンキー・しりとりなど、さまざまなジャンルの文章を練習できます。

https://www.e-typing.ne.jp/

寿司打

寿司打は、ゲーム感覚で楽しくできるタイピングソフトです。

お寿司のお皿が目の前を流れていってしまう前に、画面に表示される文章をタイピングしていきます。無事に流れる前に文章を打ち込めたら、お皿にのっているお寿司を食べることができる仕組みになっています。寿司打では、お皿が流れる前に文章を打ち終える必要があるので、ブラインドタッチのスピードをあげることができます。

私は、イータイピングでいろいろな文章を打つことでタイピング力を鍛えて、ある程度スムーズに打てるようになってから、タイピングゲームのソフトでの練習に移行しました。初めは打つことに精一杯で、スピードが遅いので負けてばかりでしたが、毎日やることでだんだんとスピードがついてきて、ゲームでもほとんど勝てるようになります!

ブラインドタッチに慣れてきてスピードをもっと上げたいという方は、ぜひ試してみてみてください!

http://typing.sakura.ne.jp/sushida/

 

■ブラインドタッチができるようになるには、まずは「ホームポジション」を覚える。

母音の「あいうえお」子音の50音を、正しい指で、手元を見ないで打てるようになるまで練習する。

濁音・句読点・小文字の位置を覚え、正しい指で打てるように練習する。イメトレも効果的!

■キーボードを見なくても正しい指で打てるようになってきたら、タイピングソフトを利用してスピードを上げる。

まとめ

ブラインドタッチの練習は、最初は覚えることがたくさんで不安になるかもしれませんが、1か月ほど時間をかけて、毎日欠かさず練習すれば必ず上達できます!私もこの練習方法で、まずは自分の悪いクセになっていた、間違った指でのタイピングを徹底的に見直して、ホームポジションから、正しい指でタイピングする練習方法を繰り返し行っていました。そのおかげで、今ではブラインドタッチがかなり上達しました!今回紹介した方法を後輩にも教えてあげると、早速、実践しているようで、今ではたまにタイピングゲームでスコアを競い合っています。ブラインドタッチができるようになると、仕事の効率もよくなるので、是非この機会に頑張って練習してみてください!

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