こんにちは!ライターのゆぅい☆です。
夏場の環境では絶対に必要なエアコンですが、使う時に嫌な臭いが出てきたことって、今までにありませんか?
私の家のエアコンも、特につけ始めの時に本当に嫌な臭いがするんです。ずっとつけていると、あまり気にならないんですが、カビのような臭いで、最近は我慢できなくなってきました。そこで、エアコンのフィルターを掃除してみたんですが、それでも臭いが消えませんでした。
中まで掃除しようと試みても、エアコンの中がどういう構造なのかもわからず、分解なんてしたら壊してしまいそうで、業者に頼むしかないのかなと思っていたんですが、その前に何か他に自分でできる方法がないのか調べてみることにしました!
今回は、私が実際に使ってみた道具と、やってみた方法を詳しくご紹介したいと思います!
エアコンの掃除の仕方って自分でもできるの?
エアコンの掃除をするのは、専門業者じゃないとできないことだと思っていましたが、調べてみると自分でも簡単に掃除できるものがありました!
家庭用エアコン専用の洗浄剤や、身近にある掃除ブラシを使用すると、エアコン内部を取り外したり分解しなくても、自分でエアコンをきれいにすることができます!
洗浄剤には、いくつかの種類がありますが、その中でも特におすすめなのは「くうきれいエアコンファン洗浄剤」というエアコン専用の洗浄剤です!
私がいいと思った点を、特徴と一緒に紹介していきますね!
「くうきれいエアコンファン洗浄剤」が便利だなと思った点は、エアコンを分解しなくても奥までしっかりときれいに掃除ができるというところです!
エアコン奥部まできれいに掃除できるのは、洗浄液がムース状になっている為です。ムース状なので、汚れたファンの部分に定着しやすくなっていて、しっかりと汚れを分解することができます!
この洗浄剤は2本組で、「ムース」と「リンス」が1セットとして販売されています。
「ムース」がカビや汚れの成分を分解した後に、中和防食を兼ねた「リンス」で短時間で泡を消失させ、その消失とともに汚れを落としてくれます!
この1セットで、6~8畳の家庭用エアコン1台を、しっかり掃除することができるようです。
もちろん、これだけでもきれいになりますが、もっとしっかりお掃除としたいと思って調べたところ、洗浄剤と一緒に、ブラシやスプレー等があると、さらに効果があがり、より本格的なエアコン掃除が自分でもできます!
一番便利なのは、柄の長いブラシです。
エアコン内部まで届くロングタイプ45㎝のナイロン製のブラシです。ブラシの毛が長く凹凸部の作業に最適なコンデンサーブラシで、優しく研磨するのが特徴のようです!先端のブラシでは奥部の掃除も可能なため、さまざまな方法でブラッシングが可能なので、エアコン掃除にはおすすめの1本です!
ペットボトルに装着するだけで加圧のかかったスプレーへと変身する便利グッズです!取り付けるペットボトルは500ml以上のものを使用します。水量調節ツマミもあり、ジェットからミストまで様々な噴射が可能なので、目的にあった方法で使えます。エアコン掃除の際には、入り組んだエアコン内部の洗浄液を洗い流すのにとても効果的です!私は窓サッシを掃除するために以前購入したことがあり、家にあったので、今回はエアコン掃除に使ってみましたがすごく便利でした!
自分でやるエアコン掃除、何を準備してどうすればいいの?
では早速「くうきれいエアコンファン洗浄剤(ムース・リンス2本セット)」を使用した掃除準備と手順を細かくご紹介していきます!
所要時間は、だいたい1時間半~2時間です。汚れがひどい場合には、もう少しかかるかもしれませんが、業者に頼むよりは安く済み、自分で掃除する効果をしっかり実感できるので、ぜひ試してみてくださいね。
エアコン掃除の手順
手順全体の流れをご紹介します。詳しい説明を加えてみたので参考にして下さい!
①電源をもとから切り、エアコンカバーを開けてフィルターを外す
通電している状態でエアコン内部を触るのは大変危険です!まずは、コンセントから必ず抜いて電源が落ちていることを確認してください。
電源が完全に切れている状態でエアコンカバーを開けてフィルターを外します。フィルターについているツマミを持ちながら引き出します。
また、この後のファンの掃除に備えて、エアコンの風が出る噴き出し口を手で開けておきます。
②フィルターの掃除
フィルターの表面(フィルターをとるときに手前に出ている部分)にはほこり等がたくさんついています。フィルターをきれいにするには以下の順番で行ってみてください。
油やたばこの煙等の影響で、フィルターの汚れがべたついている場合には、少量の台所洗剤や重曹を使って、柔らかい歯ブラシ等で洗い流してみて下さい。この時は水ではなく、ぬるま湯を使うとべたつきが取れやすいですよ。
汚れが落ち切った後には、水でよく洗い流し、全体の水気をタオルで拭き取ってください。陰干しをして完全に乾燥させて完成です。完全に乾燥させないと、カビの発生源になってしまうため、ここは重要です!
③ 洗浄剤が床に落ちないようにビニール袋を使用して養生する
「くうきれいエアコンファン洗浄剤(ムース・リンス2本セット)」の付属品に、洗浄液回収用のビニール袋があります。
まずはこのビニール袋を、エアコンの底部および側面に付属テープで貼り付け固定します。付属テープだけでは弱いので、上から養生テープで補強しておくといいですよ!
また、スプレーを吹きかけるときに、壁や床に飛び散る可能性もあるため、エアコン周辺の壁にもビニールごみ袋を養生テープで固定します。(ガムテープ等を使用すると、はがすときに壁紙も一緒にはがれてしまうこともあるので、養生テープがおすすめです!)
テープを貼る際も、掃除中に汚れた液体を受け止めるための養生ですので、液体が溜まってくると重みでテープが剥がれてしまうこともあります。しっかりと複数個所固定してテープ留めするように注意してください。
エアコン下にベッドや家具がある場合は、濡れないように先に移動させておくことをおすすめします。どうしても移動できないときは、ビニール袋の養生に加え、新聞紙で覆うなどして、万が一液体がこぼれたときの対策をしておいてください。
④ ムースを使用してエアコンファンのカビを落とす。落ちにくい場合にはブラシを使って落とす。
養生が整ったら、洗浄液で掃除を開始します。最初に使うのは「ムース」です。
まずは「ムース」についているノズル付き噴射ボタンをスプレー缶に取り付けます。取り付けるときにボタンを強く押さないように気を付けてください。ボタンを付けたら良く振ってください。
エアコンのルーバー(風の吹き出し口)から上向きにノズルを差し込み、ファンの中にノズル先端を入れてください。その状態でボタンを4~5秒押してムースをスプレーしてください。
ノズルを差し込む位置を変えながら噴射を繰り返して、まんべんなくスプレーするようにしてファンの中を洗浄液の泡で満たすようにしてください。
泡で満たした状態で20~30分放置してカビや汚れを分解して落とすのですが、しつこい汚れがあるときには、「SUN UP ロングチューブブラシ」で洗い落とすといいですよ。このブラシはナイロン製のため、強くこするとエアコン本体を傷つけてしまう恐れがあるので、優しくこするように注意してください。
ブラシは斜めに差し込み、できるだけファンと平行になるようにしてブラシを歯磨きのように優しく動かします。動かしながらブラシを回転させると、ファンも回転するので掃除がしやすく感じました。
⑤ しっかり洗い流すために、加圧式スプレーを使用して洗い流す
この後登場するSTEP2「リンス」でもムースを落とすことができるのですが、一度水で汚れを落としてからリンスで仕上げたほうが最終的な段階で楽に終われるので、一度ここでペットボトル専用加圧式スプレーノズルをつけたペットボトルで洗い流します。加圧がかかっているため、奥の方まで水が届くので結構な勢いで汚れを含んだムースが落ちていきます。この時に水の勢いで飛び散る恐れがあるので、養生がしっかりとできているか再度確認してください。
⑥ リンスでムースを洗い流す
ムースと同様にノズル付き噴射ボタンを取り付けます。ただし、ムースと違ってリンスは振らなくていいので注意してくださいね。
リンスにはムースの泡を消す効果があります。そのため、最後の仕上げとして、残ったムースと共にそこに含んだ汚れやカビをリンスで洗い流していきます。やり方はムースを噴射した時と同様です。全体にリンスで満たされるように噴射していきます。
噴射後5分ほどで汚れた液体が出てきます。すべて落ち切ったら終了です。加圧式スプレーで水がすでに溜まっているので、養生シートがはがれていないか確認しながらやると安心です。
⑦ 水を拭き取る
汚れた洗浄液が流れ出たことを確認し、全体をタオルで拭き水分ができるだけ残らないようにします。
⑧ エアコンの電源を入れて20分ほど送風で回す
抜いていたコンセントをもとに戻し、送風運転を20分ほど行います。吹き出し口から水分が出てくることが多いため、吹き出し口のビニール袋はつけたままにしておくようにしましょう。また、最初はたくさん水分が出てくるので、数分間は吹き出し口にタオルを当てておくと良いですよ。
エアコンのカビを防ぐには何をしたらいいの?
エアコンの中には、カビが発生しやすい条件がそろっているようです。その条件に対して、しっかりと対策を取ることが大切です。
- 28℃以上の温度
- 湿気がある場所
- 栄養となるホコリや汚れ
では、これらのカビが発生しやすい条件にあった対策をご紹介していきますね。
- 部屋の換気
- エアコン使用後の送風運転
- フィルター掃除
夏場は冷房機能を付けていなければ、室温が40℃近くまであがることもありますよね。そうすると、もちろんエアコンの中部も30℃近くになります。カビは5~45℃で繁殖をして、28℃前後が一番繁殖するようです。温度の面では、エアコンはカビの最高の環境といえますね。
そのため、部屋の換気を行うことで、暖かい空気がこもって室温が上昇するのを抑えることができるので、カビの繁殖も防止することができるんです。
空気が、冷やされるときに結露が発生します。夏の暑い空気をエアコンで冷やすことによって、エアコン内に水分が発生してしまいます。その水分は室外機のそばにある排水ホースから外に排出されるようになっていますが、エアコン内に水分が発生していることには変わりません。自然とエアコン内の湿度は上がってしまうんですね。
対策法としては、エアコンを使用した後は、すぐに電源をきるのではなく、30分~2時間程度送風運転を行い、エアコン内の水分を飛ばすことです。そうすることによって、エアコン内に発生した水分を風の力で乾燥させて、カビの繁殖をおさえることができます。
カビが繁殖するには、栄養となるホコリや汚れが必要です。エアコン内のフィルターにあるホコリや汚れは、カビ菌にとっては大好物なんですね!また、カビがどんどん繁殖してしまわないためにも、定期的にフィルターを掃除することが大切のようです。
改めて見てみると、エアコン内でカビが発生してしまうのは必然とも思えてしまいます。だからこそ、こういった対策を習慣にして、しっかり掃除するようにしようと思いました!定期的にやることが大切なんですね。
まとめ
今回ご紹介した方法を実際に試してみたところ、エアコンを運転したときのあのカビ臭い嫌な臭いがなくなっていました!業者に頼むよりは、安くできるので本当におすすめです!毎日嫌な臭いを感じながらも、ごまかしながら使用していたころに比べれば、今はとても快適です。定期的にエアコン掃除をするようになると、汚れが溜まらずに、毎回のお掃除も楽になりますよね。特に夏場は、エアコンの業者さんも忙しく予約で待たされてしまう状態にもなってしまうので、そんなときも簡単に一人で掃除ができるので試してみてくださいね!