こんにちは。ライターの高橋です。
静かにしなければいけない場所や、人前で話をしなければいけないときに、しゃっくりが止まらず焦ってしまった経験、あなたもありませんか?

先日、小学生の息子が「しゃっくりって、止まらなかったらどうなるの?」と言いながら、半泣きで帰って来ました。
びっくりして、よく聞いてみると、午前中の授業からずっとしゃっくりが止まらなかったらしく、友だちに、「しゃっくりって100回続いたら死んじゃうんだよ」と言われたそうなのです。
そういえば、私も小さい時にしゃっくりが止まらなくなって同じこと言われて慌てた事あったな・・・と思いながら、まずは一刻も早く息子を安心させてあげなければと思い、しゃっくりが確実に止める方法を試してもらい、無事に止めることができました。

それがキッカケで、もし本当にしゃっくりが止まらない時はどんな止め方があるんだろうと、調べてみると、たくさんの種類がありました。ここでは、調べた知識と、実際に私が学生時代からたくさん経験して、一番効果があった方法をまずはご紹介したいと思います。また、しゃっくりを直ぐ止める方法や、関係のある病気などもご紹介します。

この方法を覚えておけば、もう、しゃっくりに悩まされることはありませんよ。

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しゃっくりを確実に止める、最も効力のある方法

水を飲んでしゃっくりを止める方法は、あなたもきっと試したことあると思います。
しかし、普通に飲まず、ちょっと飲み口を変えることで、確実にしゃっくりを止めることができます。
ぜひ、次のように試してみてください。

① この方法は、座ったままではやりにくいので、まず立ち上がって、水の入ったコップを持ちます。

② そして水を飲むのですが、いつも通りに口をつけてはいけません。いつも口をつけるところの反対側のふちに口をつけて飲みます。

コップを持って上から見たところです。通常の飲み口は、この唇マークのところですが

しゃっくりを止めたいときの飲み口は、こちらの唇マークのところです。ここに口をつけて、水を飲み始めます。

③ そのままお辞儀するように頭を下げながら、水をごくごく飲んでいきます。

スムーズに飲むためには、どんどん頭を下げていかなくてはいけません。
飲めるだけの水を飲んで、頭をあげてみると、しゃっくりは止まっているはずです!

よりわかりやすい動画もありますので、ご覧ください。

しゃっくりの1番簡単で効果的な止め方

動画の1分10秒から、この方法を実践しています。
私は、学生時代からずっとこの対処法をしていて、止まらなかったしゃっくりは、ありません。

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しゃっくりをすぐ止める、1番手軽な方法は?


まず、外出先でいきなりしゃっくりが出た時、すぐに止めたいと思ったら、多くの人が試したことがある、大きく息を吸って息を止める方法が、実際に1番効果があります。実はこの息を止める方法に、もうひとつ意識する事を加えるだけで、すぐに効果がでてきます。

まず、しゃっくりが出始めたら、しゃっくりとしゃっくりの間隔が何秒くらいなのかを頭の中で数えます。
その後、次のしゃっくりが出たら、もうこれ以上入らないというくらい、肺に息を吸い込みます。そして、さきほどカウントした、しゃっくりの間隔の秒数以上に息を止め続けます。その後、苦しさの限界になったらゆっくり息を吐いていきます。
出ようとしていたしゃっくりを出さずに、のどの奥に閉じ込めるイメージで試してみてください。
たまに、止まらない時もありますが、そんな時も落ち着いて、何度か同じことを繰り返すことで、だんだん問題になっているしゃっくりが弱っていくのが分かります。沢山の人がいるような静かな場所では本当に効果があるので、みなさんもやってみてください。

しかし、この方法は、全力で息を吸って息を止めなければいけないので、年配の方や、心臓や肺が弱い方にはちょっと向かない方法です。
そんな方は次の方法をお試しください。
息を止める方法とは別に、何も使わずにしゃっくりを止める方法がもう一つあります。
それは、舌を引っ張るという方法です。
以前、友人の前で、しゃっくりが始まってしまったとき、「舌を思いっきり引っ張ってみて」と言われ、不思議に思いながらも、1分くらい、ぎゅーっと引っ張ってみたら、不思議とすぐに止まっていた経験がありました。。
すぐに止まったのを不思議に思って。調べてみたら、舌としゃっくりに関わる神経はつながっているようなので、刺激でしゃっくりを止めることができたという事です。
その方法は簡単で、指で舌をつまんで、痛くなりすぎないくらいの力で、30秒から1分くらい舌を引っ張るだけです。この時、清潔なハンカチなどで舌を挟んで引っ張ることをおすすめします。直接舌を触ってしまうと、手の細菌が付着してしまう恐れがありますし、布を挟むことで、引っ張る時に指が滑るのを防ぐこともできますよ。
こちらの方法だと、体に負担をかけずにできるので、皆さんも試す事ができると思いますが、やる動作が恥ずかしので、人がいない場所をおすすめします。

それでも止まらない場合どういった病気が考えられるの?


しゃっくりとは、横隔膜が、何かによって刺激されたことによってけいれんがおこっている状態です。
では、その、横隔膜を刺激する原因は、なんだと思いますか?
なんと、笑いすぎや暴飲暴食、アルコールや香辛料の摂取など、私たちが日常生活を送るうえで普通に行っていることが、刺激の原因になるというのです。
特に何をしたわけでもないのに気が付いたらしゃっくりが出ているというのも納得ですよね。
しかし、病気が原因となって、横隔膜や神経を刺激し、しゃっくりを引き起こしている場合があるのをご存知でしょうか。

病気が原因のしゃっくりとして、いくつかのパターンがあります。
・横隔膜下腫瘍、肝臓がんなどによる横隔膜への直接刺激を原因とするしゃっくり
・食道がん、肺がん、甲状腺がんなどによる横隔膜神経への刺激を原因とするしゃっくり
・脳腫瘍、脳梗塞、頭部外傷など・脳神経系の病気やけがを原因とするしゃっくり
・肺炎、気管支ぜん息、消化器系のがんなど呼吸器や消化器の病気を原因とするしゃっくり
・アルコール中毒、痛風、尿毒症など代謝性の病気を原因とするしゃっくり

しゃっくりを引き起こす原因には、普段の行動から、病気まで、さまざまな可能性があるようですが、自分で原因を突き止め、取り除いてしゃっくりを止めるということは難しいですよね。
そこで、何を試しても、本当に止まらない。というときのために、しゃっくりを止める医薬品があるので紹介しますね。
さきほど、舌を引っ張ってしゃっくりを止める方法を教えてくれた友人に聞いたものですが、「柿蒂湯(シテイトウ)」という、漢方薬があるようです。
その友人は、以前しゃっくりが2日止まらなかったらしく、さすがに心配になって、薬
局まで行って相談したときに、教えてもらったそうで、実際、長引いたしゃっくりにはよく効くそうです。
たかがしゃっくりとは思われがちですが、裏には重い病気が隠れている可能性もあります。長く続いたりして心配なときは、「しゃっくりくらいで・・・」と思わず、医師に相談することをおすすめします。

○ しゃっくりを止める、一番確実な方法は? 
持ったコップの向こう側の飲み口から、水を飲んでみましょう。

○ しゃっくりを止める、一番手軽は方法は?
肺がいっぱいになるまで息を吸い込んで、できるだけ止めてみましょう。
ただし、体調には十分注意してください。
年配の方は無理をしない舌を引っ張る方法がありますが、衛生面に注意して試し
てくださいね。

○ 何を試しても、しゃっくりが止まらないとき
また、しゃっくりには、重い病気が隠れている可能性も・・・。心配ならば、医師に相談することも大切です。
よく効く漢方薬があります。特に長引くしゃっくりにおすすめです。

今回、息子は、コップの反対側の口から水を飲む方法で、無事、しゃっくりを止めることができました。
それぞれの人や状況にぴったりの、しゃっくりの止め方を知っておけば、いざという時、焦らずにすみますし、誰かの役に立てるかもしれませんね。また、しゃっくりを、日ごろの生活習慣や体調を見直してみるきっかけにするのもいいかもしれませんね。

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