こんにちは!ライターのRisaです。
ATMやインターネットバンキングが増え、振込や引き出しも手軽にできるようになりましたが、オレオレ詐欺などのリスクから各銀行の利用制限が厳しくなっていますよね。
ゆうちょ銀行でも引き出しや、振込の限度額が決められているので、あなたも大金の取引をしたい時に一度にできずに面倒な思いをしたことはありませんか?
そんな時は限度額の変更が可能ですが、よく分からないという方も多いかと思います。
そこで、ゆうちょ銀行の引き出しと振込限度額の変更についてまとめましたので、参考にしてみてください。
ゆうちょ銀行の引き出し限度額は1日いくらまで?
ゆうちょ銀行の引き出し限度額は、一度も変更していない場合は、以下の通りに設定されています。
ATMで現金を引き出す場合は、1日50万円以上は制限がかかってしまいます。
1回50万円ではなく1日50万円なので、「今日中に100万円必要」といった場合にはATMでは引き出すことができません。
事前に分かっている場合は、引き出し限度額を変更しておけば問題ありませんが、緊急の場合には窓口に行かなければいけません。。
窓口での引き出しの場合は、限度額は設けられていませんが、通帳の他に、身分証明書とお届け印が必要です。
窓口では用紙に必要事項を記入・押印し、身分証明書の提示をすれば現金を引き出すことができます。
しかし、あまりにも金額が大きい場合は待ち時間がかかるかもしれないので、事前に電話しておいた方が良いかもしれませんよ。
ゆうちょ銀行の引き出し限度額を変更する場合は?
ゆうちょ銀行のATMでの引き出し限度額を変更する場合は、窓口での手続きが必要です。
必要な物を持って窓口へ行き、変更の旨を伝えて手続きをします。
利用目的を聞かれる可能性もありますが、詐欺関連の疑いがなければ問題ありません。
窓口で必要な物
変更後の金額は自由に決めることができ、通帳やキャッシュカードに生体認証が設定されていない場合は200万円まで、生体認証を行う場合は1000万円まで引き上げ可能です。
また、限度額の引き下げに関しては、ATMやゆうちょダイレクトでも変更できます。
一度大金が必要になって変更した後にそのままにしておくと不安という方は引き下げていいた方が安心ですね。
※ゆうちょダイレクトとは、パソコンやスマートフォンなどからゆうちょ銀行の口座にアクセスでき、窓口やATMに行かなくても取引ができる無料のサービスです。
(https://www.jp-bank.japanpost.jp/direct/pc/dr_pc_index.html)
ゆうちょ銀行の振込限度額を変更する場合は?
ゆうちょ銀行の送金限度額引き上げ面倒くさすぎて萎えた pic.twitter.com/sH50QWso8V
— だっち (@dutch229) March 25, 2020
窓口に行って振込をする場合は、上限金額はありませんが、ATMやゆうちょダイレクトによる振込の場合、上限金額は50万円となっています。
上限金額は下記の振込手数料を含んだ金額なので、50万円以上振り込みたい場合は限度額変更が必要です。
振込手数料
振込5万円未満 | 振込5万円以上 | |
窓口 | 660円 | 880円 |
ATM/ゆうちょダイレクト | 220円 | 440円 |
振込限度額の変更方法は、「ゆうちょダイレクト」か「書面」にて行います。
ゆうちょダイレクトの場合は上限30万円まで、書面の場合は上限1000万円まで引き上げが可能です。
変更方法について、それぞれ詳しく説明していきます。
ゆうちょダイレクトでの変更
今更話。
ヤフオクやTwitterで取引していると、
「今からコンビニ行ってきます」って
報告してくれる人が時々居るんですけど、ネットバンクオススメですよ。ゆうちょダイレクトはゆうちょ間送金手数料も5回まで無料ですし、
今時ショップさんでゆうちょ口座が無いところはほぼ無いですし。 pic.twitter.com/bnAoy8cT7t— SIN (@ookabuto_room) January 19, 2019
ゆうちょダイレクトで振込限度額の変更をする場合は、「ゆうちょ認証アプリ」か「トークン」を利用するので、事前に準備しておく必要があります。
2日間程度の審査期間を経て手続きが完了します。
審査結果についてはゆうちょダイレクトのトップページか、「利用限度額」の項目にて確認できます。
書面での変更
書面での手続きは、窓口か郵送で行うことができます。
窓口の場合は通帳・身分証明書・お届け印を持って窓口に行けば対応してもらえます。
郵送の場合は、以下の手順で行います。
約1週間で結果通知が送られてきます。
プリンターがない場合は、窓口で「ゆうちょダイレクト利用申込書」のついたリーフレットをもらって手続きをすることも可能です。
窓口での手続き
窓口で振込をする場合や、変更の手続きをする際は、必ず通帳・身分証明書・お届け印が必要です。
大口の取引の場合や変更金額が大きい場合は、時間がかかってしまう可能性や目的などを詳しく聞かれることもあります。
もし、振込に関して不安なことがある場合は窓口の担当の方に確認しておいた方が安心です。
いずれの方法で振り込む場合も、50万円を超える振込は慎重に行わなければいけません。
最近ではオレオレ詐欺の手口もかなり複雑になってきているので、少しでもおかしいなと思う点や、気になることがある場合は、振込や限度額を変更する前に、銀行の担当の方に相談するようにしてください。
まとめ
ゆうちょ銀行の引き出し限度額は、ATMの場合は1日50万円、コンビニの小型ATMでは1日20万円までとなっています。
この金額を超える現金を引き出す場合は、事前に限度額の引き上げをしておかなければいけません。
限度額の変更は窓口での手続きが必要で、「通帳・身分証明書・お届け印」があれば変更手続きが可能です。
同様に振込に関しても、ATMやゆうちょダイレクトでの上限は50万円となっていて、これを超える金額を振り込む場合は窓口で手続きをするか、事前に引き上げの手続きをしておかなければいけません。
振込限度額の引き上げは、ゆうちょダイレクトまたは書面にてできますが、審査に2日程度かかるので、急に50万円以上の振込をしなければならない場合は窓口に行くのが最もスムーズです。
その際も、「通帳・身分証明書・お届け印」が必要になります。
引き出しも振込も上限50万円を超える場合は、限度額の変更や振込をする前に、オレオレ詐欺の可能性がないかどうかしっかり判断して、慎重に行ってくださいね。