こんにちは。ライターのゆぅい☆です。

カラオケって、気持ちよく歌えると、ストレス発散になりますよね!でも、自分は気持ちよく歌えたとしても、周りの反応で、もしかしたら音痴なのかもと気になったことってありませんか?

私も昔からカラオケ好きで、近所にあるカラオケのフリータイムをよく利用していました。でも先日、初めてカラオケに行った友達に「ちょっと音程ずれてたw」と、言われてしまいました!難しい曲だから誰が歌っても音痴になると、フォローされたのですが、私のなかでは得意な曲でした。。。

自覚がないだけで、もしかして自分は音痴だったりするの?!と、このことがあってから気になって、音痴の直し方についてどうすればいいか調べてみることにしました。今回は、私が調べてみた音痴に聞こえる主な原因と、その直し方トレーニング方法を紹介していきます。人前でも自信をもって気持ちよく歌えるようになりたい場合も、是非参考にしてみてください!

 

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カラオケ音痴の主な原因はどこ?

音痴に聞こえてしまう原因は、音程がわからないことや、出せる音域が狭いこと、そして音をコントロールできないことや、リズムがとれないことが主となっているようです。

自分が音痴かどうかわからない場合は、カラオケで歌った歌を録音して聞いてみるといいそうです!

さらに調べてみると、音痴の原因には感受性(感覚性)による音痴と、運動性による音痴2つのタイプがあることがわかりました。

感受性(感覚性)による音痴

「音程がわからない」というのがこれにあてはまります。

このタイプの音痴は、音の理解記憶が苦手だったり、正しい音階を聞く機会が少なかったことによる経験不足が原因のようです。確かに、初めての歌を歌う時は、音痴になりがちですよね。

また音程がわからなくなる原因には、自分のマイクの音量が大きすぎて、メロディが聞こえていない場合もあるそうです。カラオケに慣れている人の中には、片耳を塞いで歌う人もいますよね。あれは、歌っている最中に、自分の声と音程をしっかり認識するためだそうです。

試しに私もやってみたんですが、なるほどと思いました!マイクを通していない自分の声が、直接自分の中に反響して聴こえるので、どの音で自分が歌えているのかが良くわかりました!この方法でも、音痴になっていないかを確認できるし、もしズレていたら修正する助けにもなりそうです。

運動性による音痴

「出せる音域が狭い」「音をコントロールできない」「リズムがとれない」などがあてはまり、音の理解と記憶はできているのに再現ができていないということが、音痴の原因だと言われています。

音域が狭い

音域とは、高音から低音まで人が声として出せる音の幅です。

単純に、高い声がどこまで出るのかといったものではなく、歌として使える音がどこまで出せるかということなので、歌う曲の音域をコントロールできることが大切です。

音域が狭いということは、高音か低音かのどちらかに得意な音域が限られていて、コントロールもできないということです。自分の音域にあわない歌を歌うと、当然「音痴」に聞こえてしまいます。

音をコントロールできない

耳で聴いて音程も分かっているし、音域も出る範囲なのに、その音が的確に出せないことを言います。

その原因には、高音を出すために必要な「輪状甲状筋」という喉の筋肉や、発生を安定させるために必要な「閉鎖筋」という声帯の部分が弱いことがあげられます。

リズムがとれない

歌を歌う時に一定のリズムを刻むのが難しい場合は、単純に拍子を数えるのに慣れていない場合があります。

また、歌うタイミングが来たときに、反応して音を出すことができない場合は、筋肉の反射力に問題がると言われています。リズム感が悪いと、音程は合っているのに「音痴」に聞こえてしまうんですね。

 

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音痴を克服するにはどうやってトレーニングすればいいの?

音痴になる原因ごとに対策はいろいろ異なりますが、トレーニングによって改善することが可能なようです!

まずは、録音した自分の歌をよく聞いてみるのが1番オススメです!

今まで自分の歌を録音したことがなかったので、私もスマホを使って早速やってみました!すると、自分の思っていたイメージと、実際の聞こえが違っていたので本当に驚きでした!恥ずかしながら、確かに「音痴」かもと思われる個所がいくつかありました!

そこで、まず効果のあるトレーニング方法として、基本の呼吸法があるということがわかりました。それが「腹式呼吸」です!

腹式呼吸とは

私たちが普段、無意識的に行っている呼吸は、「胸式呼吸」といって、胸に空気を入れ膨らませて呼吸する、浅い呼吸方法です。胸式呼吸では、吸うときに胸や肩、首の筋肉を使うので、その部分が緊張して硬くなってしまいます。そのため、喉にも力が入ってしまい発声がしにくくなるようです。

一方、「腹式呼吸」とは、お腹に空気を入れて、肺の下にある横隔膜を上げ下げして、深く呼吸するやり方です。胸式呼吸のように胸や肩の筋肉を使わないので、喉をリラックスした状態に保つことができます!

腹式呼吸の感覚がいまいちつかめない方は、仰向けで横になってみてください。横になっている時は、腹式呼吸が自然とできるため、感覚がつかめると思います。

腹式呼吸のやり方

①足を開いて姿勢を正した状態で鼻からゆっくり息を吸う

足を肩幅ぐらいに開いて立ち、猫背にならないようにしてください。地面から頭の先まで、まっすぐと筋が通っているような姿勢が理想です。正しい姿勢を作るときは、できるだけヒールのない靴を履くことがポイントです。(カラオケ店ではスリッパのレンタルをおこなっているところもあります。)息は吸いすぎないように注意してください。

②吸った息を口からゆっくりと長く吐き続けて吐ききる

お腹をへこましながら、息を吸ったときの倍の時間をかけて吐くことがコツです。正しい腹式呼吸のやり方をマスターしたら、さっそく問題の個所のトレーニングにとりかかりましょう!

音域を広げるためのトレーニング法

音域を広げるためには、はじめに自分の限界の音を確認して下さい。

30秒続けて同じ音をキープできるか、自分が出せる限界の高音と低音でやってみるとわかります。

私の場合は、高音はわりと出せるのですが、低音が苦手で、低い音になるとすぐ息切れしてしまうことがわかりました。音域を広げるためには、高音と低音のどちらも出せるようまんべんなくトレーニングしたほうが良いのですが、自分の苦手分野からまず初めてみるといいと思います!

高音を出すコツとトレーニング法

高音を出すコツ
高音を出すときは、おへその下のほうの部分にある、丹田(たんでん)という箇所にグッと力を入れます。

丹田とは、東洋医学で全身の精気が集まるところと言われていて、気功や武道、ヨガなどでも注目されています。単純に、「お腹に力を入れる」のではなく、声を出すときに丹田の場所を意識して力を入れると、上に抜けるような高音でも出しやすくなります。

高音を出すトレーニング
丹田を意識して、喉からではなく、お腹から声を出すイメージで、自分の限界の音をできる限り長く発声してみます。

これを毎日繰り返してトレーニングすると、声帯の筋肉が鍛えられます。

また、童謡などを裏声で歌ってみるのも効果的です。例えば、「カエルのうた」などを、「あ」の音で裏声で歌ってみて下さい。裏声をコントロールできるようになると、高音の音域も広がります。

低音を出すコツとトレーニング法

低音を出すコツ
低音を出す姿勢としては、少し顎を引いて喉をリラックスさせた状態で発声すると、低音が出やすくなります!

この時、あくびをする時のように、喉を開いてください。低音を出すときは、吐く息が多く必要となり、肺活量が足りない人は続かなくなるので、腹式呼吸をしっかりと意識して歌うことが大切です。

低音を出すトレーニング
「ボ」や「マ」の音で、ドミソミドの音階に合わせて発声していきます。

1オクターブずつ落としていって、低い音になるにつれて、テンポを下げてください。しっかりと最後の音をのばす発声を続けていると、声帯を開く訓練になるため、だんだん低音の域も苦しくなくなります!

音をコントロールするためのトレーニング

的確な音を出せるようにコントロールするには、高音を出すための「輪状甲状筋」と、発声を安定させるための「閉鎖筋」の二つの筋肉を鍛えることが必要です。

例えば、曲調で突然に高音へ飛ぶときなどに、次の音がうまく出せず、自分で「いま音痴だった!」と、自覚した経験があると思います。

輪状甲状筋のトレーニング

輪状甲状筋は、喉を開くときに使う筋肉です。

高音の音域を広げるトレーニングと同じで、童謡などをあえて裏声だけで歌ってみると、鍛えることができます!

閉鎖筋のトレーニング

閉鎖筋とは、喉の奥の声帯を開け閉めする筋肉のことです。

この筋肉が鍛えられると、高音も低音も安定してコントロールしやすくなります。

鍛え方は、「あ“」というような「かすれ声」で、エッジボイスと呼ばれる、低い声を出す練習をするといいようです。

リズム感をコントロールするトレーニング法

体全体でリズムを刻む練習をすることが大切のようです!

正確なリズムを刻むメトロノームのようなものを使うのもひとつですが、日常的に体全体を使ってリズムをとることを習慣にすると、もっと効果的なようです。

例えば、手拍子だけでなく、音に合わせて手も足も使ってリズムをとる方法や、普段歩いている時も、常に「1,2,3,4」とリズムを刻みながらひたすら一定のテンポで歩き続けるなど、意識して取り組んでみてください。

そうすると、次第に自然と体全体でリズムをとる習慣がついてくるため、音に合わせて歌えるようになるようです!

歌う前に特に気を付けることは?

歌う前は、忘れずに体のストレッチと、体の部分的なウォーミングアップをやってみてください!

「歌う」ということは、体全体の筋力を使うので、スポーツと同じような感覚で取り組むといいようです!

確かに、身体のストレッチをすると、血行がよくなって体が温まるので、声が出しやすくなる気がします。

また、ウォーミングアップでは、首や肩の緊張をストレッチしてほぐし、口を開けて喉を開いたり、腹式呼吸の練習をして、呼吸を整えておくことが大切だと言われています。実際にちゃんと準備をしないで歌うと、喉を傷めてしまうこともあるようですから気を付けてくださいね。

ウォーミングアップのやり方

首のストレッチ
1.首全体を、前から後ろへとゆっくり回してストレッチしてください。急に動かすと、首を傷めることがあるので、ゆっくり行ってください。

2.首を左右に倒してください。5回~10回を目安にやってみてください。

3.首を上げて、天井を見る姿勢になり、顎の下の筋肉を伸ばします。こちらもゆっくり10秒程度行います。

顔のストレッチ(降格のリフトアップ)
1.「ウ」と発音するときの口を作って、5秒間キープしてください。

2.「イ」と発音するときの口を作って、5秒間キープしてください。

3.「ウ」→「イ」の流れを5~10往復繰り返してください。

舌根のストレッチ
1.舌を出して、舌の付け根を痛めない程度にゆっくり伸ばしてください。

2.舌の付け根を伸ばした状態で、口を大きく開けて、さらに伸ばすよう意識してみてください。

3.舌をもとに戻してください。

4.舌を出して、伸ばして戻す流れを5~10往復繰り返してください。

 

◎音痴に聞こえる原因には、音程がわからない、音域が狭い、音をコントロールできない、リズムをとれないという4つが挙げられる。

感受性(感覚性)による音痴と、運動性による音痴がある。

◎音痴を克服するには腹式呼吸をマスターすること。

◎音域を広げるためのトレーニングでは、高音は丹田を意識して発声、低音は腹式呼吸で喉を開くことを意識する。

◎音をコントロールするトレーニングでは、「輪状甲状筋」「閉鎖筋」の二つの筋肉を鍛えてみる。

◎リズム感をコントロールするトレーニングでは、体全体でリズムを刻む練習をする。

◎歌う前に気を付けることは、身体のストレッチ首・顔・舌根のウォーミングアップを行うこと。

 

まとめ

今回調べてみて、歌うことって、スポーツと似てると分かったので、練習すればもっと歌が上手になると実感しました!自分のカラオケを録音して聞いてみることによって、「音痴」に聞こえてしまった理由は、私の場合、自分の音域の狭さあったことがわかったので、今は、音域を広げる練習もしながら、自分の音域で無理なく歌える曲も探していきたいと思っています。原因が見つかると、トレーニングもやりやすいので、是非これを参考にして取り組んでみて下さいね!

 

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