こんにちは!ライターのまゆです。
奈良公園一帯を約2万本のろうそくの灯りが幻想的に照らす「なら燈花会(とうかえ)」は、訪れる人の幸せを願って1999年に誕生した夏のイベントです。
「燈花(とうか)」とは、ろうそくの芯の先が花の形になっていることを指していて、仏教ではとても縁起が良いと考えられているそうですよ。
家族の幸せを願って、私も、今年県外からこのイベントに出かけてみようかなと思っています。
そこで、事前にイベントの見どころやアクセス方法、周辺のホテル情報などを調べてみることにしました!
奈良燈花会2019の日程は見どころは?
まずはイベントの情報を詳しくご紹介します。
開催日程詳細
時間:19:00~21:45
会場:奈良公園一帯の10エリア
来場者数:97万人(2018年)
屋台:春日野園地・東大寺エリアにあり
入園料:無料
※天候によっては開催が中止となることがあります。
開催可否は、こちらの番号で案内されるそうです。
テレドーム:0180-997-515
会場地図
奈良公園一帯は、東西約4Km南北約2Kmと広大なので、一晩で全てを回るのは難しいですし、様々な会場があるので、どこを見ようか迷うかもしれません。
そこで、各会場の特徴や見どころをご紹介したいと思います!
参加して楽しむなら、一客一燈(いっきゃくいっとう)
なら燈花会(とうかえ)では、自分だけのろうそくを灯して参加することもできます。
ハート型など色々な形のろうそくが選べ、好きな形に置くことができます。
あなたも、幸せを願ってろうそくに灯りを灯してみませんか?
参加費:500円
受付場所:浮雲園地会場、甍(いらか)~I・RA・KA~会場
絶対にはずせない人気スポット!浮御堂(うきみどう)
たくさんあるエリアの中で一番のおすすめは「浮御堂(うきみどう)」です!
奈良公園の南に位置する鷺池(さぎいけ)に浮かぶお堂で、普段から人気の観光スポットなんです。
なら燈花会(とうかえ)では、ろうそくの優しい光と、ライトアップされた浮御堂(うきみどう)を貸しボートに乗って鑑賞することもできるので、普段とはまた違った景色をぜひ見に行ってみてくださいね。
入場は無料ですが、貸しボートは30分900円で利用できます。
写真スポット!池に写る逆さ五重塔が見られる猿沢池
ガイドブックなどでもよく目にする、池に移る逆さ五重塔は、猿沢池で見ることができます。
イベント中は五重塔もライトアップされて、より神秘的な景色が見られるので、写真を撮りたい方に特におすすめします!
光の道を歩くなら、浮雲園地!
奈良公園の中心付近の広大な芝生広場にたくさんのろうそくが並べられ、天の川が再現されている人気のスポットです。
春日野園地と並んでメイン会場と言われる場所です。
屋台での飲食を楽しむなら、春日野園地・東大寺・甍(いらか)~I・RA・KA~会場
どこのエリアでも屋台が出ているわけではないので、屋台を楽しみたい方は、春日野園地・東大寺・甍(いらか)~I・RA・KA~会場へ行ってみてください。
甍(いらか)~I・RA・KA~会場ではご当地グルメのブースが出るそうですよ。
カップルにおすすめ!甍(いらか)~I・RA・KA~会場
このエリアには、ハート型のオブジェがたくさん見られるそうなので、カップルでぜひ行ってみてください。
一客一燈ができる会場でもあるので、2人で参加してハートのオブジェと写真を撮ると素敵な夏の思い出になりそうですね!
日本ならではの風景を楽しむなら、興福寺!
世界遺産でもある興福寺の五重塔とろうそくのコラボレーションは見ごたえ抜群です!
また、このイベント中は興福寺の隣にある東金堂(とうこんどう)や、その奥の国宝館で夜間拝観ができるので、この機会に日本の歴史について触れてみるのもいいと思います。
【東金堂(とうこんどう)】
拝観料:大人300円・中高生200円・小学生100円
【国宝館】
拝観料:大人700円・中高生600円・小学生300円
ちょっと変わった雰囲気を楽しみたい方におすすめ!浅茅ケ原(あさぢがはら)
浅茅ケ原(あさぢがはら)エリアでは「竹」を使った灯りが見られます。大きな竹のオブジェもあり、そのなかに散りばめられたろうそくの灯りはまた違った魅力があります。
奈良燈花会までのアクセス方法は?
【交通機関】
JR奈良駅からは歩くと少し距離があるので、バス(約8分)を利用してもいいですね。
路線バス:JR奈良駅の東口を出て、2番のりばから乗車してください。(210円)
ぐるっとバス:JR奈良駅西口より乗車(100円)
ちなみに、イベント中は、駅周辺が特に混雑します。
交通機関を利用される場合、小さいお子さん連れの方はベビーカーよりも抱っこ紐の方が便利だと思います。
【車】
そして、一般道から国道169号線や369号線を進んで奈良公園へ向かいます。
おすすめの駐車場
近くて料金が安いところを3つご紹介します。
●興福寺へ行くなら、県営登大路駐車場北!(けんえいのぼりおおじちゅうしゃじょうきた)(徒歩5分)
県庁の駐車場ということで、平日は来庁者専用ですが、土日祝は誰でも利用できます。
周辺の駐車場が満車の際も空いていたという口コミが数多くあったので、イベント時も駐車できる可能性が高いです。
住所 | 〒630-8213 奈良県奈良市登大路町80 |
料金 | 1,000円/1日1回 |
営業時間 | 6:00~22:00(出庫は24時間可能) |
収容台数 | 284台 |
●施設での買物&飲食で2時間無料!夢風ひろば駐車場(徒歩4分)
奈良国立博物館東新館の向かいにある、「夢風ひろば」という商業施設の駐車場は、店舗で2,000円以上買物や飲食をすれば、2時間無料となります。
なら燈花会では屋台の場所が限られているので、こちらで飲食をしたり、お土産を購入してから会場を回るのもおすすめです。
「奈良国立博物館会場」「春日野園地」「浮雲園地」の会場から徒歩5分程度と近いので、これらの会場をメインで訪れたい人はぜひご利用ください。
住所 | 〒630-8212 奈良県奈良市春日野町16 |
料金 | 500円/30分 ※施設での買物&飲食で2時間無料 |
営業時間 | 9:00~21:00 |
収容台数 | 40台以上 |
●東大寺に近くて安い!リパークワイド今小路(徒歩8分)
奈良公園に近い駐車場の中で、最大料金が一番安い駐車場です。
東大寺会場をメインに訪れたい人に特におすすめです!
住所 | 〒630-8207 奈良県奈良市今小路町61-1 |
料金 | 【平日】 8:00~21:00 200円/60分 21:00~8:00 100円/60分 最大料金500円(入庫日の24時まで) 【土日祝】 |
営業時間 | 24時間 |
収容台数 | 38台 |
奈良燈花会に持っていった方が良い物は?
なら燈花会では、会場内や複数の会場を歩き回ることになるので、サンダルではなく履き慣れた靴で行くことをおすすめします!
また、夜のイベントとは言えまだまだ暑いので、しっかり水分補給をして体調に気をつけてくださいね。
小さいお子さん連れの方は、途中階段があるところは抱っこ紐、会場の移動や広い会場内の移動にはベビーカーが便利です。
両方準備しておくと快適に回れると思います。
●持って行った方がいいもの
・飲み物(屋台の場所が限られているため)
・タオル
・うちわ・ミニ扇風機
・虫除けスプレー
・(小さいお子さん連れ)ベビーカー&抱っこ紐
奈良燈花会周辺のおすすめのホテルはどこ?
遠方から訪れる際は、ホテルに宿泊してゆっくりと楽しむのもいいですね。
そこで、会場周辺のおすすめホテルを調べてみました!
なら燈花会観賞宿泊プランあり!ホテル リガーレ春日野
また、奈良観光ボランティアガイドの会の方が、約1時間半、会場内を案内してくれるので、自分たちで回るよりもより深く、イベントを楽しめます。
料金は、夕食&朝食の1泊2食付で11,000円/1人です。
住所:〒630-8113 奈良県奈良市法蓮町757-2
公式ホームページ:https://ligare-kasugano.jp/
なら燈花会「一客一燈券付」宿泊プランあり!奈良万葉若草の宿三笠
なら燈花会「一客一燈券」が1組につき1枚付いている宿泊プランがあり、会場付近まで無料送迎してくれます。
料金は、夕食&朝食の1泊2食付で15,660円~/1人です。
住所:〒630-8202奈良市川上町728番地の10
公式ホームページ:http://www.naramikasa.com/
五重塔を眺められる露天風呂あり!古都奈良の宿 飛鳥荘
猿沢池・興福寺に近いので、ゆっくりとなら燈花会を楽しむことができますし、歩きつかれた後、露天風呂に入れば、奈良の名所を存分に味わえます。
住所:〒630-8301 奈良市高畑町1113-3
公式ホームページ:https://www.asukasou.com/
まとめ
なら燈花会は、古都奈良の街をろうそくの灯りでやさしく彩るイベントで、会場ごとに違った魅力があることがわかりました。
我が家は県外から車で行くので、駐車場や時間の心配をしなくて済むよう、ホテルに宿泊してゆっくりと過ごしたいと思います!
みなさんも、奈良の夏の夜を満喫してくださいね。