こんにちは!ライターのハルです!
「日本さくら名所100選」に選ばれていている姫路城の桜は、ソメイヨシノ・マザクラ・シダレザクラなどの様々な品種約1000本が植えられている人気のお花見スポットなんです!
2009年秋から5年半もの間行われた大改修によって、より美しくなった白壁に桜の花が良く映え、見事な景観を楽しむことができます。
そんな姫路城に、この春、高齢の両親を連れてお花見に出かけてみようと思っています。
そこで、今年の桜の開花状況やライトアップ情報、混雑時にも停められそうな駐車場など、事前に姫路城のお花見情報を調べてみました!
姫路城の桜2019の開花情報!
姫路城の桜は、毎年4月上旬にかけて満開になっています。
2019年は開花が3月26日(火)、満開が4月3日(水)と予想されているので、ほぼ例年通りとなりそうです。
4月6、7日あたりの週末が最も人出が多くなるかもしれませんね。
姫路城は様々な品種の桜が植えられていますので、桜の品種によってお花見の時期をずらすのもおすすめです。
シダレザクラはソメイヨシノよりも一週間ほど早く満開を迎えますので、人が多いのが苦手な方は少し時期を早めて、満開のシダレザクラと咲き始めた他の桜を両方楽しむのはいかがでしょうか。
桜が満開の姫路城の動画がありましたので、ぜひ参考にしてみてください。
動画 姫路城満開の桜〜日本の花旅 HIMEJI CASTLE〜
姫路城の桜の見どころは?
姫路城ではお城と桜という和を象徴する風景が楽しめますが、その美しい光景を和船に乗って眺められることが一番の見どころです!
普段は土日祝日のみの運行ですが、3月23日(土)から5月6日(月、祝日)の期間は、9時30分から16時50分まで、40分間隔で毎日運航されます。
内堀を30分間かけてゆっくりと遊覧していくので、下から見上げるような角度から姫路城と咲き誇る桜を楽しめ、普段は見られないダイナミックな景色を体感できます。
なお乗船は、当日朝9時から現地での時間予約のみ受け付けなので注意してください。
興味がある方は姫路城に到着したらまず内堀南の乗船場で予約してくださいね。
料金は大人1000円、小人(3歳から小学生)500円、3歳未満のお子様は無料ですが条件があるとのことですので事前に姫路藩和船協議会へ確認しておくと安心です。
そして、もう1つの見どころがライトアップです!
姫路城は年間通じて日没から24時までライトアップされていますが、毎年、桜の満開の時期には「姫路城夜桜会」として普段は入ることのできない夜の姫路城西の丸公園が無料解放されます。
2019年は4月3日(水)から4月7日(日)の18時から21時(西の丸広場への入場は20時30分)の開催です。
夜の桜はまた趣が異なりますし、お昼から花見を楽しんで、夕方和船でゆったりと過ごし、1日を通じて桜を楽しむのも素敵ですね。
姫路城の桜まつりはいつからいつまで?
姫路城では、毎年姫路城観桜会という桜まつりが行われていて、2019年は、4月6日(土)10時~16時に開催予定です。
なお、雨天の場合は翌日に順延となります。
この観桜会でのイベントや屋台の情報を調べたのでご紹介します。
イベント
例年通り、三の丸広場にステージが開設されて様々な催しが行われます(入場無料)。
今年は100面琴によるオープニング演奏から始まり、中学生三味線奏者と和太鼓奏者のコラボ演奏、コンクールで受賞した複数団体による合唱などが行われます。
屋台情報
観桜会の開催中、姫路口の入口から多数の屋台が並びます。
またイベントが行われる三の丸広場では、当日限定の和菓子のセットやお弁当、揚げかまぼこなども販売されます。
さらに、姫路城に向かう道中には、県民ショーで話題のチーカマドッグや、あつあつの生姜醤油で頂く姫路おでんなどテイクアウトできるグルメがたくさんありますので、手ぶらでも十分楽しめそうですね。
姫路城へのアクセス方法や駐車場は?
ここからは、電車と車でのアクセス方法と駐車場をご紹介します。
電車でのアクセス
最寄り駅は「JR姫路駅」または「山陽電鉄 姫路駅」です。
そこから姫路城までは、徒歩で行くか、バスを利用するかのいずれかの方法があります。
徒歩で行く場合
JR姫路駅なら北口(入城口)、山陽電鉄姫路駅なら山陽口から出てください。
外に出ると、姫路城が見えるので、そのまま一本道を歩いていけば到着します。
20分もあれば姫路城に到着しますし、平地なのでお天気が良ければぜひ歩いて街並みを楽しんでみてくださいね。
バスを利用する場合
高齢の方や小さいお子さんをお連れの場合や、お天気が悪い場合はバスを利用するのがおすすめです。
山陽電鉄をご利用の方は、山陽口から出てJR姫路駅まで歩いて、JR姫路駅のバス乗り場から乗車してくださいね。
バスは、観光地を回る「ループバス」と「路線バス」があり、どちらを利用しても姫路城まで行くことができます。
●ループバスを利用する場合
9時から17時まで15分から30分毎に運行おり、料金は大人(中学生以上)100円、小人(小学生)50円です。
※ループバスには「姫路駅北口」と「姫路駅北口(姫路OSビル前)」という似ている2つのバス停があります。
「姫路駅北口(姫路OSビル前)」は降車専用バス停なので、姫路城に向かう場合は、「姫路駅北口」のバス停で待つよう注意してくださいね。
●路線バスを利用する場合
料金は大人(中学生以上)100円、小人(小学生)50円です。
ループバスは16時30分発(土日祝は17時発)が最終なのですが、路線バスは往路復路とも、22時過ぎのバスが最終となりますので、夜桜見物には路線バスがおすすめです。
車でのアクセス
姫路城は山陽自動車道、山陽姫路東ICを降りて、南西に向かって20分ほどです。
大阪、京都などからは有料道路を用いて2時間ほど、すべて下道だと3時間ほどで到着できます。
ただし、桜のシーズンは周辺道路が混雑するので、時間に余裕をもって出発してくださいね。
駐車場情報
姫路城自体には駐車場はないので、周辺の駐車場へ停めてから向かってくださいね。
周辺の駐車場を調べてみたので、ご紹介します。
●姫路城に近い駐車場
姫路城まで徒歩で10分程度の駐車場を3つご紹介します。
見ごろを迎えた時期の週末は特に混雑するので、できるだけ早い時間に行くか、夜桜を見に夕方に行くなど時間をずらすのがポイントです。
①大手門駐車場
住所:姫路市本町68番地
料金:最初の3時間600円、最大900円
②大手前公園地下駐車場
住所:姫路市本町68番地
料金:最初の30分200円、30分以上~1時間以内400円、その後150円/30分、最大1500円
③ 姫山駐車場
住所:姫路本町68番地56
料金:最初の3時間600円、最大900円
●臨時駐車場
繁忙期のみ開場される臨時駐車場を2つご紹介します。
④ 城見台臨時駐車場
住所:姫路市本町68番地100及び224
料金:800円/日
⑤ 本町臨時駐車場
住所:姫路市本町68番地53、55、63、64
料金:500円/日)
ただし、これらの臨時駐車場は18時までしか出庫できないので、夜桜見物の方は注意してくださいね。
●姫路駅周辺の駐車場
姫路城周辺は駐車場の数も限られており、お花見シーズンはどうしても空きを見つけることが難しくなります。
姫路駅周辺なら駐車場も多くあり、紹介した観光ループバスや路線バスを利用すれば、あまり歩かずに姫路城へ向かうこともできるのでおすすめです。
中でも、バス乗り場に近く、収容台数が多い駐車場を2つご紹介します。
⑥ タイムズマルイト姫路ビル
住所:兵庫県姫路市駅前町60
料金:最初の1時間400円、その後200円/30分、平日最大1000円、土日祝日最大1500円
⑦ タイムズキャスパ地下駐車場
住所:兵庫県姫路市西駅前町88
料金:最初の1時間400円、その後200円/30分、1500円/12時間
この2つの駐車場の入出庫可能時間は、タイムズマルイト姫路ビルが24時間、タイムズキャスパ地下駐車場が7時から23時までとなっています。
両方とも最終のバス時刻より遅くまで大丈夫ですので夜桜見物にも十分対応できますよ。
まとめ
調べてみると、和船から桜を眺めたり、姫路のご当地グルメを堪能したりと、春を存分に楽しめるスポットだと分かりました!
満開の時期はとても混雑するようなので、満開の前に行って、シダレザクラと咲き始めた他の桜の両方を楽しもうと思っています。空いている日を狙ってバスをうまく使えば、道中余計な体力を割かずに済むので、高齢の両親を連れて行ってもしっかり楽しむことができそうです。
みなさんも、家族みんなで姫路城の桜を楽しんでくださいね!