こんにちは!ライターのまゆです。

保育園では、様々な季節の行事がありますね。

園児達は楽しみにしているかと思いますが、忙しい中、出し物を考え、準備する保育士さんは本当に大変です。

特に、ひな祭りは女の子のお祝いなので、男女ともに参加するにはどんな出し物がいいのか悩んでしまいませんか?

そこで、今回は保育園のひな祭りの出し物にぴったりの、ゲームや手遊びなど、男女ともに楽しめるアイデアをまとめてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

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保育園のひな祭りの出し物で男女一緒に参加できるアイデア!

手を繋ぐ子供のイラスト

ゲームや手遊び、踊りなど、保育園のひな祭りの出し物のアイデアを10ご紹介します!

取り入れられそうなものを見つけて、保育士さんも一緒に楽しんでくださいね。

ゲーム編

子供たちのイラスト

まずはひな祭りにちなんだゲームを5つご紹介します。

①ひなあられ探しゲーム

【準備】

個包装のひなあられやお菓子を事前に園内に隠しておきます。

【遊び方】

部屋の中など、園内にひなあられを隠して、子供達に探してもらうゲームです。

ひなあられ以外にも、お菓子など個包装になったものを隠すと、子供達もお菓子欲しさや、お友達との競争心で熱中してくれますよ。

隠す際のポイントは、子供達が見つけやすいよう、低めの場所やあまり難しいところに隠さないことです。

 

② ひな祭りにちなんだクイズ

【準備】

イラスト

【遊び方】

ひな祭りに関する説明をした後などに、簡単なクイズをしてみてはいかがでしょうか。

言葉でクイズを出す方法の他、イラストを使って、2択3択から選んでもらったりすることで小さいクラスの子供も参加しやすくなりますよ。

Q.ひな祭りに食べる、ひしもちってどんな形?
A.ひし方
※イラストから選んでもらう場合は、三角形や四角形、などの絵と並べてみてください。

Q.ピンク色をしたひな祭りのお花はな~に?
A.もも
※イラストから選んでもらう場合は、さくらの花やピンク色のチューリップなどの絵と並べてみてください。

Q.ひな祭りに食べる「おすし」ってな~に?
A.ちらしずし
※イラストから選んでもらう場合は、巻き寿司やにぎり寿司などの絵と並べてみてください。

 

③ ひな人形づくりゲーム

【準備】

ひな段・ひな人形の絵を書くか、画用紙などで作ります(ゲームにするので、尺・扇子・笛などは後で貼り付けられるよう別に作ります)

【遊び方】

おだいり様の尺(しゃく)や、扇子・ごにんばやしの笛、ひしもちなど、ひな段に飾るものの一部を貼り付けることで絵を完成させるゲームです。

子供達はどのひな人形に何を持たせるといいのか、友達と相談しながら決めることで、大人数でも対応できます。

また、完成した絵は飾って楽しめます。

 

④ 箱の中身はな~に?触って当てよう!

【準備】

ダンボール箱(1つの面を子供の手が入る大きさに切り取ります。反対側の面は、みんなに見えるよう窓のように大きめに切り取る)・箱に入れるもの(ひなあられ・ひしもち・扇子など)

【遊び方】

箱の中身にひな祭りにちなんだものを入れ、子供達に手で触って当ててもらうゲームです。

1つのアイテムを複数人に触ってもらってお友達と相談して答えを出してもらったり、それぞれの子供に答えを聞いていったりすると、保育園など人数が多くても対応できます。

 

⑤ ひな人形まねっこゲーム

【準備】

特になにもなくてもOKですが、ひな人形の絵を用意するとわかりやすいです。

【遊び方】

「うれしいひな祭り」の歌に出てくる歌詞を元に、先生が言う人物のまねっこをするゲームです。

Q.おだいり様の顔は?
→すました顔をしてもらう

Q.うだいじんの顔は?
→酔っ払って赤い顔をしてもらう

Q.ごにんばやしは?
→笛や太鼓を演奏する様子をまねしてもらう

こういったひな祭りに関するものの他に、キャラクターのある保育士さんがいれば、○○先生は?なども入れるとより盛り上がりますよ。

 

踊り編

躍る子供のイラスト

ひな祭りの歌の定番「うれしいひな祭り」の踊りです。
とても簡単なので、小さな子供も一緒に参加できますよ。

① うれしいひな祭り

【準備】

何もなくてもOKですが、ピンク色の花紙でお花を作って手に持って踊ると、より雰囲気がでますよ。

【遊び方】

(両手を顔の横に上げてスタンバイ)

♪あかりをつけましょ(右手を外側から内側に1周回す)

ぼんぼりに(左手を外側から内側に回す)

おはなをあげましょ(右手を外側から内側に1周回す)

もものはな(左手を外側から内側に回す)

ごにんばやしのふえたいこ(その場で1周回る)屋

きょうは(左手を右肩に置く)

たのしい(右手を左肩に置いてクロスする)

ひなまつり(両手をクロスした状態で右→左に上半身を倒す)

 

手遊び編

保育士と子供のイラスト

保育園の遊びの定番、手遊びです。

ひな祭りにちなんだものや、定番の手遊びのひな祭りアレンジなどを4つご紹介します。

① むすんでひらいて~ひな祭りアレンジ~

手遊びで有名な「むすんでひらいて」をひな人形に置き換えて遊ぶ手遊びです。

♪むすんで ひらいて てをうって むすんで

またひらいて てをうって そのてを~~~

~~~のところをアレンジします。

・おひざに…ひざに手をおいて、おだいり様になります

・よこに…顔の横で笛を吹いて、5人ばやしのおはやしになります

・よこに…顔の横で鼓をたたいて、5人ばやしの太鼓になります

 

② おひなさまどうぞ

♪おひなさま、どうぞ~のあとに、「桃の花です」「あられです」「ひしもちです~パクッ」と簡単なメロディと手遊びなので、小さい年齢の子供たちも一緒に楽しめますよ。

 

③ おひなさま

こちらは、2人1組で楽しめる手遊びです。

先ほどよりも少し難しいので、年齢が大きめの子におすすめです。ひな人形達の名前を楽しみながら覚えられます。

 

④ 3月3日のもちつきは

こちらも2人1組で行う手遊びです。「3月3日」のところを「お正月」に代えればお正月の手遊びとしても楽しめます。

【歌詞】

3月3日のもちつきは ぺったんこ  ぺったんこ

ぺったん ぺったん ぺったんこ

さあひっこねて さあひっこねて

さあこね さあこね さあこねて

とーん とーん とってっとん

とってん とってん とってん とん

 

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ひな祭りの説明はどういった流れがおすすめ?

紙芝居を読む保育士と子供

園児達にひな祭りの説明をする際は、紙芝居や人形を使ってわかりやすく伝えるのがおすすめです。

3つのポイントと、園児に説明する例文を考えてみましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

ポイント!

1. 紙芝居や人形を使う

2. 5分程度にまとめて話す

3. 話し方を工夫する

 

1. 紙芝居や人形を使う

幼児はまだ長い間集中して人の話を聞くということが難しいので、紙芝居を用意したり、実際にひな人形がある場合はそれを使って説明することで、興味を引きつけ、聞いてもらいやすくなります。

 

2. 5分程度にまとめて話す

幼児が集中力できる時間は、「年齢+1」分とも言われます。

ひな祭りなどの行事は、異年齢も含めて保育園全体で行われることも多いと思いますので、目安として5分以内に説明をまとめるのが最後まで聞いてもらうポイントです。

 

3. 話し方を工夫する

「ひな祭りは女の子のお祝いのこと」と、ただお祭りについての説明をするよりも、「どうしてひな祭りにはひな人形を飾るんだろう?」などと、子供たちに投げかけ、会話をしながら話した方が興味を持って聞くことができますし、印象にも残ります。

 

以上のポイントを踏まえ、実際に話す場合の例文を考えてみました!

600文字程度なので、そのまましゃべると約2分、園児とのやり取りを含めても、5分程度となる想定です。

今日はひな祭りですね。ひな祭りは女の子が元気に大きくなれるようお祝いする日です。

でも、どうしてひな人形を飾るのか知ってる?(実際に園児に発言してもらう)ひな人形は、子供の代わりになって、病気やケガから守ってくれるからなんだよ。

昔は、人形を川に流して、悪いことも一緒に川に流してもらっていたんだけど、だんだんきれいなお人形になっていって、今ではお部屋に飾るようになったんだ。

じゃあどうして、こんなにたくさんの人形があるんだろう?(園児に考えてもらう時間を少し持たせる)

それぞれの人がどんな人なのかお話するね。

1番上にいる、男の人と女の人は、「おだいり様」といって、みんなを幸せにしてくれる天皇という人が結婚しているところなんだよ。

2段にいる3人の女の人は、「さんにんかんじょ」と言って、おだいり様のお世話をする人だよ。

3段目にいる5人の男の人は、「ごにんばやし」と言って、楽器で演奏をしてくれるんだ。

4段目の2人は「ずいじん」と言って、悪ものからみんなを守ってくれているよ。

5段目の3人は「じちょう」と言って、お掃除などをしてくれるよ。

ひな人形にはこんな人達がいるんだね!

それじゃあ、ひな人形の他に、ひな祭りに食べるものって何か知ってる?(園児に発言してもらう)

・ひなあられ

・ひしもち

・はまぐりのお吸い物

・ちらし寿司

などが食べられているよ。(写真や絵を見せながら話してください)

どれも、みんなが健康で大きくなりますように、いいことがありますように、という願いがこめられているよ。

みんなでひな祭りを知って、お祝いしようね。

 

この他、先生たちが実際に劇のように演じながら由来を説明するのも、子供達の記憶に残るのでおすすめです。

まとめ

今回は、保育園のひな祭りの出し物のアイデアを10ご紹介しました。

手遊びや簡単なゲームなど、なるべく準備が少なく、でもしっかりみんなで楽しめるものばかりなので、ぜひ保育士さんも一緒に楽しんでください。

もちろん、ゲームや踊りはアレンジして楽しむのもアリなので、オリジナルのゲームを考えたりして、楽しいひな祭りにしてくださいね!

 

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