こんにちは!ライターの上園田です。
昨年、家族で沖縄へ旅行した際に本島だけではなく石垣島にも行ったのですが、その時に初めて飛行機の乗り継ぎを経験しました!
予想していたよりも飛行機の乗り継ぎ方法は難しくなく、ポイントさえおさえてしまえば比較的スムーズに乗り継ぎができます!
知っておけば、石垣島以外の離島へ行く時にも役に立つと思ったので、今回はその時に経験した乗り継ぎの方法について、分かりやすくご紹介します!
沖縄などの離島へ乗り継ぎする流れはどうなるの[国内線]?
空港での手続きには大きく分けて、チェックイン(搭乗手続き)、手荷物預かり、保安検査場、そして搭乗の4つがあります。
この手続きは、乗り継ぎの有無に関係なくあるものなので、まずはしっかりおさえておいてくださいね。
☆各項目の横に記載している時間は、あくまでも最低限必要な時間の目安ですので、実際はそれぞれの時間よりも、もう少しゆとりを持って行動することをオススメします!
① チェックイン(搭乗手続き)☆出発時刻の1時間前
同じ航空会社での乗り継ぎであれば、1便目の空港でチェックインをすれば2便目以降はそのまま乗り継ぐことができるので便利ですが、他社の飛行機で乗り継ぎをする際は一度ロビーから出て、乗り継ぐ航空会社でもチェックインが必要な場合があります。
② 手荷物預かり ☆出発時刻の30分前
観光シーズンなどは混雑して長蛇の列になることが多いので、チェックインを済ませ次第窓口へ行くことをオススメします!
また、コードシェア便(共同運航便)に指定されていない航空会社の場合は、預けた手荷物を乗り継ぎの空港の到着ロビーを出る際に一度引き取り、次の航空会社に預ける手続きも必要になりますので注意してくださいね!
③ 保安検査場 ☆出発時刻の15分前
観光シーズンなど混雑する時期は、出発時刻に対して30分ほど余裕をもってから行ってくださいね!
また、同じ航空会社を利用する際は、乗り継ぎの際に一度ロビーを出てチェックインや手荷物預かりの手続きをする必要が無いので、再度、保安検査場を通らなくて済むので便利ですよ!
④ 搭乗 ☆出発時刻の10分前
搭乗口を通過する際にはチケットが必要ですが、同じ航空会社で乗り継ぐ際は1枚の同じチケットで乗り継ぎができます!
他社の便を利用する際は、チケットが複数になる場合もあるので、搭乗する際に間違えないように気を付けてくださいね!
また、乗り継ぎをする際は、乗り継ぐ飛行機の航空会社によって必要がない手続きがあるようなので、ここで表にまとめてみました!
チェックイン | 手荷物預かり &保安検査場 |
|||
1便目 | 2便目以降 | 1便目 | 2便目以降 | |
同じ航空会社 | 必要 | 必要なし | 必要 | 必要なし |
コードシェア便 | 必要 | 必要なし※ | 必要 | 必要なし |
その他の航空会社 | 必要 | 必要 | 必要 | 必要 |
ANA⇔JALグループ | 必要 | 必要 | 必要 | 必要なし |
※JALを利用する場合は、乗り継ぎの際にもチェックインが必要になります。
複数の航空会社が共同して運用している便のことです。
そのため一度チェックインをすれば、同じ航空会社を利用するときと同じように自動的に乗り継ぐ便のチェックインもできるので、乗り継ぎ先で発着ロビーを出て再度チェックインをするという手間が省けるんです!また、預けた荷物も目的地まで引き継いでくれるので便利ですよね!
【コードシェア便を運用している航空会社】
JAL:JALグループ(JAL/JAC/JTA/RAC)、フジドリームエアラインズ、ANA、天草エアライン、オリエンタルエアブリッジ、ソラシドエア
ANA:AIR DO、ソラシドエア、スターフライヤー、IBEXエアラインズ、オリエンタルエアブリッジ、JALグループ(JAL/JAC/JTA/RAC)
乗り継ぎ例:那覇空港→石垣空港
同じ航空会社での乗り継ぎの場合
同じ航空会社を利用している場合や、手荷物を預けていない場合は、ロビーを出て再度手続きをする必要が無いので、那覇空港に到着したらまずは乗り継ぐ便が出る搭乗口へ向かってください。
那覇空港では、到着した際は出発ロビーと同じフロア(2階)へ案内されます。
搭乗口の番号も見やすい位置にあるので、初めてでも迷わずに行くことができますよ。
提携していない航空会社での乗り継ぎの場合
同じ航空会社やコードシェア便とは違い、乗り継ぎ先で一度ロビーを出て再度手続きをする必要があります。
預けた手荷物も乗り継ぎの便に引き継がれないので、ロビーを出る前に受け取るのを忘れないように注意してくださいね!
那覇空港の場合は、1階が到着ロビー(手荷物受取)、2階が保安検査場・出発ロビー、3階がチェックカウンターとなっていますので、行く順番としては1階→3階→2階となります。
乗り継ぎする際の注意点は?
飛行機の乗り継ぎをする際に最も注意しなければならないのは、乗り継ぎ時間です。
基本的には、1便目と2便目の間に最低でも20~30分の余裕があれば大丈夫なようです。
同じ会社での乗り継ぎであれば、チケットを取るときにこの最低時間を加味した便を案内してくれますし、万が一1便目が遅れても、それに合わせて2便目の出発時刻をずらしてくれたりとスタッフが次の搭乗口まで案内してくれるので、失敗することはまずなさそうです。
ただし、他社の提携していない便に乗り継ぐ際は、それぞれ別にチケットを取らなければならないので時間調整には注意が必要です。
また、預けた荷物を乗り継ぎの際に一度引き取って再度チェックインしなければならない場合もありますので、乗り継ぎの時間には特に余裕を持たせる必要があります。
その際は、最低でも50分は乗り継ぎ時間を確保してくださいね!
特にLCC(格安航空)の場合は、チェックカウンターが限られた時間しか開いておらず、時間が過ぎたら窓口を閉めてしまうことも多いので、事前によく調べておいた方が安心です。
現在の那覇空港のチェックカウンターの並びは北側から、国内線(JAL、JALグループ、ANA)、LCC、国際線と一列に並んでいます。
那覇空港のホームページにも載っていますので、ぜひ参考にしてみてください!
ちなみに、那覇空港では以前は一部の航空会社(バニラエア・Peach)は手続きから発着まですべてを別ターミナルでおこなっていたため、空港と別ターミナルをシャトルバスで移動する必要があったのですが、今年の3月18日からはメインのターミナルに窓口が移動し、発着も同じところになったので移動の手間がなくなり乗り継ぎがしやすくなったそうですよ。
離島までのチケットの購入方法は?
沖縄本島までの便であれば、全国で様々な航空会社から直行便が出ているのですが、本島以外の島へ行く便となるとだいぶ限られてきます。
航空会社 | 就航している島 | |
ANA | 石垣島、宮古島 | |
ソラシドエア | 石垣島 | |
JALグループ | RAC | 石垣島、宮古島、久米島、南大東島、北大東島、多良間島、与那国島 |
JTA | 石垣島、宮古島、久米島 |
表にしてみると、石垣島や宮古島以外はJALグループの航空会社が就航している島が多いようです!
さきほどご紹介したように、同じ航空会社やコードシェア便以外での乗り継ぎは手間がかかるほか、遅延の際などの融通も利かないことが多いので飛行機を乗り継ぐ際はなるべく提携されている便を利用することをオススメします!
例えば、JALグループの航空会社しか就航していない島へ本島から乗り継いでいく場合は、JALやJALグループの航空会社を利用すればチケットの購入やチェックインが一度で済むので便利ですよ!
こちらの記事では、スーツケースの整理術について詳しく紹介しています。おすすめの便利グッズも紹介しているので、よろしければ、参考にしてみてください。
まとめ
今回ご紹介したことを簡潔にまとめると下記のようになります。
・飛行機の乗り継ぎの際は、同じ航空会社か、コードシェア便のチケットを購入するとチェックインが1回で済んだり時間調整をしてくれたりするので便利で失敗しにくい。
・別の航空会社やコードシェア便によっては再度チェックインが必要だったり、預けた荷物を一度引き取って次の航空会社へ預けなおす必要があるので時間に余裕を持つことが重要。
我が家は飛行機の乗り継ぎが初めてだったので、離島への乗り継ぎには大手の航空会社と提携している便を利用しましたよ!
みなさんも離島へ旅行に行かれる際は、今回ご紹介した乗り継ぎの方法を参考にしてみてくださいね!