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暖房器具を比較!コストを考えたら、一人暮らしだと何がおすすめ?灯油・電気・エアコンの中で最も節約できるのは?

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こんにちは!ライターのまゆです。

一人暮らしって、家賃や光熱費など結構お金がかかりますよね。

私は大学~社会人の10年程、一人暮らしをしていたのですが、飲み代や洋服代などにお金を使いたいために、生活費はなるべく節約していました。

中でも気になるのが冬の暖房代で、電気代の請求を見て焦ったこともあります。

実は、冬の暖房は、夏の冷房に比べて消費電力が大きいので、電気代も高くなるんだそうです。

そんな気になる冬の暖房、一人暮らしで使うとしたらどれが一番いいのでしょうか?

今回は、石油ファンヒーター・電気ストーブ・エアコンの3つを比較し、どの暖房器具がコストを抑えられるのか比較してみました!

 

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暖房器具を比較!コストは一人暮らしだとどれがおすすめ?

電卓とノート

ずばり、コスト面で一人暮らしにおすすめの暖房器具は、エアコンです。

石油ファンヒーター・電気ストーブ・エアコンの1時間あたりのコストを表にまとめてみましたので、どのくらい違うのか、まずは表をご覧ください。

1時間あたりのコスト

表

前提

・広さ8畳

・電気代は、1時間あたり=消費電力(kW)×1kWhあたりの電力量料金(全国家庭電気製品公正取引協議会が定める27円)で計算

・暖房器具の消費電力は8畳用でのそれぞれの平均値を使用し、石油ファンヒーター100W、電気ストーブ800W、エアコン(暖房時)630Wとして計算

・灯油価格は、1ℓ=94.9円(2020年1月の全国平均)を使用し、石油ファンヒーターの一般的な灯油消費量1時間=0.3ℓ(=1時間あたり28円)と想定

 

電気代だけに着目すると、石油ファンヒーターが2.7円と1番い安いですが、燃料である灯油のコストもかかってくるので、トータルコストで考えるとエアコンが1番安いことがわかります。

ちなみに、灯油代は、原料である原油を輸入しているため、原油価格の影響を受けて変わりますよね。

そのため、灯油代がどのくらい安ければエアコンよりもコストが安くなるのか気になるところではないでしょうか。

実際に上記の前提で計算してみたところ、灯油代が1ℓ=47.6円よりも安い場合、石油ファンヒーターのコストが1番安くなることがわかりました。

過去10年間の灯油代の価格を見ても、安いときで1ℓ=52円、平均的には1ℓ=72円なので、原油価格が変わるということを考慮しても、エアコンが1番安いと言えます。

ただし、1点気をつけなければならいのが、古いエアコンはNGということです。

一人暮らしの部屋によっては、エアコンが最初からついている場合もあるかと思いますが、15年以上前のエアコンの場合は、消費電力が約1080Wと大きいので、1時間あたりの電気代も29円と高くなります。

あまりに古いエアコンの場合は、消費電力を確認して買い替えや付け替えなどができないか大家さんに相談するか、他の暖房器具をうまく組み合わせて、エアコンの使用を最小限に抑えるのが賢い使い方です。

暖まるスピード・手間・収納場所

次に、暖まるスピードや手間・収納場所の確保などを含めて考えてみるとどうなのか、表にまとめてみました。

表2

部屋全体をすばやく暖める、という面では、石油ファンヒーターが1番ですが、一人暮らしでは車を持っていないことも多いので、灯油を購入しなければならないことを考えると使いづらいですよね。

また、電気ストーブは手軽に使えますが、ピンポイントでしか暖められないうえに電気代も決して安くはないので、おすすめとは言えません。

さらに、石油ファンヒーターも電気ストーブも、シーズンオフには片付けなければなりませんが、収納場所が限られる一人暮らしには向かないこと、などトータルで考えてみても、エアコンが1番おすすめです!

それでは、石油ファンヒーター・電気ストーブ・エアコンそれぞれについて、メリット・デメリットなど詳しくご紹介します。

石油ファンヒーターのメリット・デメリット

石油ファンヒーター

石油ファンヒーターは、灯油を燃料として燃やし、その熱をファンを回して温風にします。

部屋全体を暖めるのに向いており、価格は1万円弱~2万円程度です。

石油ファンヒーターのメリット

・部屋全体をすばやく暖めてくれる

・灯油を燃やすと水蒸気ができるので、空気が乾燥しにくい

 

石油ファンヒーターのデメリット

・石油価格の変動によって、灯油の値段が跳ね上がることがある

・灯油を購入したり、給油したり、シーズンオフには灯油を抜き取るなど、手間がかかる

・灯油のニオイが気になることがある

・シーズンオフには使えないので、収納場所を確保する必要がある

・一酸化炭素が発生するので、換気が必要

・賃貸の場合、灯油は火災の原因となりかねないので、禁止されている場合もある

 

このように、そもそも賃貸だと使えなかったり、灯油の購入や給油など手間がかかります。

また、一人暮らしの部屋は一般的に8畳程度と、そう広くはないので、石油ファンヒーターほどの暖房能力がなくても、エアコンで十分です。

 

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電気ストーブのメリット・デメリット

電気ストーブ

電気ストーブは、電気のエネルギーを熱に変えて暖める仕組みで、キッチンや脱衣所など、狭い範囲を暖めるのに向いています。

電熱線の種類によって、ハロゲンヒーター、カーボンヒーターなど様々な種類がありますが、価格は2千円強~1万円程度です。

電気ストーブのメリット

・すぐに暖まる

・コンセントがあればどんな場所でも使える

・軽くて持ち運びがしやすい

・本体価格が安い

 

電気ストーブのデメリット

・ストーブの前だけしか暖かくならないので、部屋全体は暖まらない

・電気代が高いので、長時間の使用には向かない

 

エアコンのメリット・デメリット

エアコン

エアコンは、熱を発生させる仕組みが他の暖房器具とは違っていて、室内機と室外機2つをパイプでつないで、パイプ内の冷媒というガスが熱を交換することで冷気や暖気を作り出しています。

1つの器具で冷気や暖気が出せるのは、「熱を交換する」仕組みを利用しているからなんですね。

本体価格は、4万円弱~12万円弱と、他の暖房器具より高額です。

エアコンのメリット

・部屋全体を暖められる

・オールシーズン使える

・収納場所に困らない

・他の暖房器具に比べ、コストが低い

 

エアコンのデメリット

・空気が乾燥する

・屋外に室外機を設置するスペースが必要

・外気温が極端に低い場合、消費電力が大きくなるので電気代が高くなることもある

 

まとめ

暖房器具を比較すると、一人暮らしでは、エアコンが1番低コストでおすすめです。

場所をとらず、リモコンのスイッチだけで年中使えるエアコンは、まさに一人暮らしにぴったりの暖房器具と言えます。

ただ、空気が乾燥しがちなので、加湿を忘れずに行うことや、元々エアコンがついている部屋の場合、年式が古いものでないか、消費電力がどのくらいかを確認するなど、注意が必要です。

あなたも暖房費を賢く節約して、一人暮らしを充実させてくださいね。

 

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