こんにちは!ライターのLaylaです。
暑中見舞いを送る時期になりましたが、今年はコロナがまだまだ収束せず異例の年になりましたよね。
親戚や友人、家族などに例年通り暑中見舞いを送りたいけれど、コロナ禍では文面をどう変えるべきか悩むという方は多いと思います。
暑中見舞いは相手の体や心を気遣う意味が込められていますので、状況に合わせつつもコロナ禍で疲れた心を癒せる文面にすると相手も元気づけられますよね。
そこで、親戚や友人へ送る暑中見舞いの文例を、通常の場合とコロナ禍での場合の両方でご紹介していきたいと思います。
暑中見舞い文例
暑中見舞いの文例は、コロナ禍でも通常時でも、基本的に下記の構成で書いていきます。
まずは、コロナ禍の暑中見舞いの基本的な文例を1つご紹介します。
文例
○○さん、お元気にしていますか?
私は家にいる時間が増え、家族とゆったりとした時間を過ごしています。
(最初に相手の現在の体を気遣う言葉と、自分の状況について簡単に書きます)
こんな状況なのでなかなかお会いできず寂しいですが、落ち着いたら家族で伺いますね。
(コロナの状況を踏まえながら、次に会う約束や会いに伺う旨などを入れます)
大変な状況ではありますが、気疲れを溜め込まないようどうぞご自愛ください。
(最後に、厳しい暑さやコロナの状況を踏まえて、必ず相手を気遣う言葉を入れます)
令和○年 盛夏
他にも、送る相手に合わせた文例を、通常の場合とコロナ禍の場合でそれぞれご紹介します。
親戚に宛てての文例
親戚は、普段から連絡を取り合う人もいると思いますが、あまり頻繁には会ったり連絡を取らない人も結構いますよね。
そういった親戚へ送る場合は、あまりくだけすぎず自分の状況はシンプルに伝え、相手への気遣いの言葉や「また落ち着いたら顔を見せに行きます」と、いうような言葉を中心にするといいですよ。
通常の場合
○○さん、とても暑くなりましたがお元気にしていますか?
ご無沙汰してしまい申し訳ありません。
私どもは相変わらず元気に過ごしております。
近いうちに、家族でご挨拶に伺わせて頂き、皆様の元気な笑顔にお会いしたいです。
連日の猛暑で体力も奪われますが、お体に気を付けてお過ごしください。
令和○年 盛夏
コロナ禍の場合
○○さん、とても暑くなりましたがお元気にしていますか?
私どもは、コロナで家にいる時間が増えましたが元気に過ごしています。
状況が落ち着きましたら皆様に会いに行きたいと思っていますので、くれぐれもご自愛ください。
令和○年 盛夏
友人に宛てての文例
友人は、定期的に会う人もいると思いますが、住んでいるところが遠くてなかなか会えない人もいますよね。
その場合、近況も伝えつつ、また状況が落ち着いたら会いましょうと、約束を交わすような文面を入れるといいと思います。
友人宛てなのであまり固すぎず、くだけた表現にするのもポイントです。
通常の場合
○○さん、私たちの苦手な猛暑が続いていますが、元気に過ごしていますか?
私は相変わらず子供たちとワイワイ過ごしています。
今年もみんなで集まり、暑気払いしましょうね。近いうちに連絡します。
まだまだ暑い日が続くので、お互い無理せず過ごしましょうね。
令和○年 盛夏
コロナ禍の場合
○○さん、元気に過ごしていますか?
今年の始めに会った時には、こんなことになろうとは思いもしなかったので驚いています。
なかなか会えず寂しいですが、状況が落ち着いていればお盆休みに会いたいですね。
また連絡します。
まだまだ暑い日が続くので、お互い無理せず過ごしましょうね。
令和○年 盛夏
遠方に住む家族や祖父母に宛てての文例
家族に関しては、定期的に状況を連絡しあう人も多いと思いますので、自分たちのことをありのままに伝えたり、写真を添えるのもアリです。
相手を気遣う言葉も、あまり形式ばった言い方ではなく「お父さんお母さん、あまり無理しないでね」など、くだけた表現がいいですね。
通常の場合
暑い日が続いていますがみんな元気に過ごしていますか?
こちらは相変わらずみんなでワイワイやっています。
今度はお盆に帰省するので、みんなに会えるのを楽しみにしています。
これからますます暑くなるので、体には気を付けてね。
令和○年 盛夏
コロナ禍の場合
暑い日が続いていますがみんな元気ですか?
こちらは、家で子供たちの遊びに付き合ってへとへとです。
しばらく帰省していないので、子供たちも寂しがっているよ。
お盆にコロナの状況を見つつ帰省できればと思います。
これからますます暑くなるので、体には気を付けてね。
令和○年 盛夏
コロナ時代に送る暑中見舞いの注意点
コロナ禍での暑中見舞いの注意点は、下記3点です。
コロナ禍で疲れた心身を気遣う言葉を必ず入れる
また、中には自分や身近な人が新型コロナウイルスに感染してしまったという人や、経済的な打撃を受け意気消沈している人もいますので、「ご自愛ください」などの相手を気遣う言葉を入れるようにします。
「暑いけど頑張りましょう!」「夏を楽しみましょう!」などの前向きな文面は避ける
前向きな姿勢はいいですが、相手に前向きさを押し付けないよう注意します。
夏を満喫する表現や写真はできるだけ控え、シンプルな内容やデザインにする
「こちらは元気にやっています」くらいの表現にとどめ、相手を気遣う文面を中心にするといいですよ。
はがきのデザインも、相手の心が晴れるような、夏らしい植物のイラストや、明るくも柔らかい配色のものがおすすめです。
最後に、コロナ禍でもそうでなくても、印刷された暑中見舞いはがきを使う際は、一言手書きメッセージを書き加えるようにすることも大事です。
形式的に送っているんだろうという印象を受ける人もいますので「コロナで大変ですが、体調いかがですか?」など、一言でもよいので手書きで一人一人にメッセージを書くと、より気持ちが伝わりますよ。
もし、なかなか夏の暑さが終わらない場合は、残暑見舞いを出すようにしてくださいね。例文も紹介していますので、参考にしてみてください。
まとめ
コロナ禍で暑中見舞いを送る場合の文例や注意点についてご紹介しました。
通常の場合は夏らしい、元気にはしゃいでいるようなイメージの暑中見舞いを送る人が多いと思いますが、コロナ禍では相手の状況を気遣いながらシンプルで落ち着いた文面がおすすめです。
今年の夏はこの状況の中、日々の不安やストレスで疲れた相手の心を癒せるような、温かみのある暑中見舞いをぜひ送ってみてくださいね。