こんにちは!ライターの河端です。

最近は通勤にクロスバイクを使う方女性が増えていますね!

私も始めて買ったスポーツバイクがクロスバイクでした。ところが、女性向きの服装の情報があんまりない!と困った経験があります。

「専門服は周りの目も気になるし、カジュアルだけど通勤にもふさわしい服装ってないのかな?」と気になりますよね。

そこで、今回はクロスバイクで通勤を考えている女性の方向けに、通勤にふさわしいクロスバイクの服装を季節ごとにご紹介していきます。

安全・快適な服装で、クロスバイクで楽しい通勤をするサポートをさせていただきますね!

 

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通勤する前に本来のクロスバイクに乗るのにふさわしい服装を知ろう!

紙とペン

最初に、クロスバイクに乗る際のふさわしい服装についてご紹介します。

クロスバイクと言えば「速くて快適な自転車」というイメージですが、気をつけなければいけない点が多々あります

安全に、そして快適に乗るためにも、クロスバイクの危険性を知った上でふさわしい服装をおさえておきたいですね。

クロスバイクの危険性

自転車事故のイラスト

まずはクロスバイクが持つ危険性について確認しておきたいと思います。

クロスバイクが持つ危険性

・サドルが薄くお尻を痛めやすい

・わずかな段差でも衝撃を拾いやすい

・細い溝や地面の割れ目にタイヤがはまりやすい

・タイヤが砂利などでパンクしやすい

・前傾姿勢での自転車操作に少し慣れが必要

 

お尻へのダメージや段差での衝撃は、私も最初はかなりびっくりでした。

実際、初めてクロスバイクに乗った翌日はお尻が痛くて、2日続けては乗れなかった経験があります・・・。

また、普段はママチャリしか乗ったことがなかったため、初めのうちは前傾姿勢で自転車ハンドルを握るのが怖く、走行が不安定でした。

このように、クロスバイクは快適な一方で体を痛めやすく、ちょっとしたことが事故につながる可能性を持った自転車でもあります。

もちろんスピードも出やすいので、ちょっとのケガで済むはずだったことが、大怪我になってしまうことも考えられます。

だからこそ、服装に気をつけることで体への負担を減らしたり、万が一転倒などをしてしまった際のリスクも軽減することが重要です。

このようなことから、安心・安全なライドのために、クロスバイクに乗る際のふさわしい服装選びのポイントを確認していきます。

※クロスバイクで通勤する服装はこの後で紹介します。

クロスバイクに乗る際のふさわしい服装選びのポイント

ポイント①:体にフィットして伸縮性がある服

服のフィット感と伸縮性は、安全性と快適性の面から重要なポイントとなっています。

安全性→服のクロスバイクへの巻き込みを防ぐ

快適性→前傾姿勢でも窮屈に感じない/無理なく安定した姿勢をキープできる/風の抵抗を少なくできる

 

この2点が揃った服装と言えば、最初に思い浮かべるのがサイクルウェアではないでしょうか。

サイクルウェアは上下でセットのものと、別売りのものがあります。

AIPEILEI サイクルジャージ 長袖 レディース サイクルウェア 上下

人によっては、本格的過ぎると感じるかもしれませんね。

ただ、体へのフィット具合と伸縮性は非常に優れています。

 

Santic レディース サイクルジャージ

こちらのように、サイクルジャージ単体で販売されているものも多くありますよ。

 

ポイント②:パッド付きで衝撃を緩和するボトム

クロスバイクはサドルが薄く衝撃を拾いやすいため、対策をしないとお尻が痛くなってしまいます。

そこでよく使用されるのが、サドルに当たる部分にパッドがついたサイクルパンツです。

インナータイプのものもあり、その場合はその上からスポーツタイプのパンツなどを履いて乗ります。

ウェルクルズ(Wellcls) レディース サイクルパンツ レーサーパンツ 春夏用 ロングタイツ

不慣れなうちはお尻がモサモサしている感じがありますが、快適にクロスバイクに乗るためには着用をおすすめします。

長さはハーフタイプのものもあり、メーカーによっては夏用と冬用があります。

 

Souke Sports レディース サイクル インナーパンツ

 

ポイント③:ヘルメットや反射板タスキの装着

最後に、服以外でおさえたいポイントのご紹介です。

安全走行のため、以下の2つは揃えておくことをおすすめします。

1) ヘルメット

2) 反射タスキ

 

KINGBIKE自転車ヘルメット

安全な走行のために、着用が推奨されています。

ノーヘルメットで車道を走るクロスバイクのライダーを見かけることもありますが、周囲のためにも装着をおすすめします。

見た目も様々なヘルメットが販売されているので、あまりスポーツ感が強いのはちょっと・・・という方でも、たくさんの選択肢がありますよ!

ヘルメットの選び方に関しては、下記の動画を参考にしてみてください。

ロードバイクのヘルメットとありますが、クロスバイクでも同じです。

 

反射タスキ

暗い中、クロスバイクのスピードはとても危険になることもあります。

反射板たすきがあれば、周囲から認識してもらいやすくなりますよね。

特にクロスバイクに乗って車道を走る時は危険を伴いますので、装着をおすすめします。

 

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クロスバイクで女性が通勤するのにふさわしい服装

クロスバイク

ここからは、女性向けの通勤にふさわしいクロスバイクの服装をご紹介します。

ポイントは、以下の3つです。

女性ならではの注意点もありますので、購入前に確認しておきたいですね。

1)トップスは胸元の開きが広すぎないこと→クロスバイクは前傾姿勢のため、特に夏は胸元が大きく開くブラウスだと前から見えやすくなってしまいます。夏は特に注意です!

2)丈がぴったりよりも、少しゆとりがあること→クロスバイクで前傾姿勢になると背中・腰の下辺りから服が上に引っ張られてしまい、背中の一部や最悪の場合下着が見えてしまう恐れがあります。

ただし、本来クロスバイクに乗る際のふさわしい服装でも紹介した通り、あまりにもダボっとした大き目のサイズの服装だとクロスバイクへの巻き込みの危険性があるので、十分に注意が必要です。

3)ボトム股上深め、ライド時間に応じてサイクルパンツ着用→お尻や背中が見えないように、股上は余裕を持たせ方が良いです。できれば一般的なカジュアルなボトムより、スポーツに適したストレッチ性の高いパンツなどが望ましいですね。また、30分以上乗る場合、お尻を保護するためにサイクルパンツの着用がおすすめです。

 

これらを踏まえた上で、季節に応じた服装をご紹介していきます。

春~夏の服装はできるだけ身軽がおすすめ

春~夏は汗をかいてもなるべく快適に過ごせるよう、速乾性のある服が良いですね。

■落ち着いた色のポロシャツは女性の通勤にぴったり

夏用のブラウスは胸元の開きが大きくなるデザインが多いですが、ポロシャツであればその心配はなくクロスバイクに乗ることができます。

とは言え、通勤にポロシャツを着るとカジュアル感が強すぎないかな?と心配される方もいらっしゃると思います。

そんな方におすすめのポロシャツがありますので、ご紹介しますね!

通勤中も浮かない! 【L.L.Bean(エルエルビーン) ウィメンズ プレミアム・ダブル・エル・ポロシャツ】

 

■ポイント

・ベーシックなデザインで、金融など硬さが求められる職種の方でも安心

・ポロシャツなので胸元が開き過ぎない

・速乾性がある

・丈にもゆとりがある

 

通勤中の服装は自分で選べると言えど、あまり派手なものは周りの目も気になります。

また、先に紹介したようにカジュアルさやおしゃれを先行させると、思わぬ露出につながる可能性もあります。

その点、このポロシャツは真面目な感じがあり、尚且つクロスバイクに乗る女性の通勤用の服装としても使えそうですよね。

 

■スポーツ用パンツはクロスバイクでの通勤にぴったりの伸縮性あり

クロスバイクを漕ぐには、ストレッチの効くパンツがおすすめです。

ストレッチ性が低いと漕いでいる途中に違和感が出てしまいますし、その影響で姿勢が崩れると体を痛めるかもしれません。

その点、スポーツ用のパンツは大きく足を動かしても安心な設計です。

通勤中だし、ジャージのようなものはちょっと抵抗があるな…とお考えの女性にもおすすめ出来るスポーツパンツがありますので、ご紹介します!

スッキリとした見た目で足元をきれいに見せる! 【バリーフ(Baleaf) ジョガーパンツ】

こちらはサイクルウェアではない、一般的なスポーツウェアのパンツです。

楽にクロスバイクを漕いで通勤するためには、やはり伸縮性の高いものがおすすめだと思います。

このパンツであれば、過度なカジュアル感を避けて女性の通勤でも大丈夫そうです。

ただし、パッドはついていませんので、お尻が痛くなるのが嫌だなという方は、先に紹介したインナータイプのサイクルパンツ着用をおすすめします。

 

また、長距離をクロスバイクで通勤するという女性には、下記のサイクルパンツがおすすめです。

■30分以上クロスバイクに乗るならサイクルパンツが一番安心

比較的長い時間通勤でクロスバイクに乗る女性にはサイクルパンツをおすすめします。

最近はカジュアルな見た目のものもありますよ。

クロスバイクをはじめ、スポーツバイクを乗る用に開発されているので、お尻の保護も伸縮具合もきちんと考えられた設計になっています

ここでは通勤中に履いても浮くことなく、しっかりクロスバイクでの通勤に適した女性向けのカジュアルサイクルパンツをご紹介しますね。

スポーツ感控えめのサイクルパンツ【カペルミュールハイテンションストレッチデニム】

カペルミュールは日本のサイクルウェアブランドです。

女性が通勤でも使えるカジュアルなサイクルパンツって、実はなかなかないんですよね。

その点で、カペルミュールは貴重なブランドです。

女性向けにもカジュアルかサイクルウェアを販売しており、こちらのパンツは通勤で使用しても浮かないデザインです。

サドルが当たる部分は生地が二重になっており、ストレッチ性も抜群です。

スポーツ感を抑えたい方におすすめのデザインですね。

 

秋~冬の服装は何枚か重ね着がおすすめ

秋〜冬は冷えるので、重ね着することで温かくするのがおすすめです。

冬はコートを着用したり、ニットも厚手のものを着用すると良さそうですね。

カーディガンやコートなどの前面は、ボタンなどをきちんと留めておくことを忘れないようにご注意ください。

また、クロスバイクに乗っていれば暑くなる可能性がありますので、重ね着は2、3枚までにしておくのがおすすめです。

■温度調整が楽なカーディガン

クロスバイクに乗っていると、秋や冬でも汗をかく可能性が高いです。

セーターを着るという選択肢もありますが、アウターを着ることも考えるとブラウスなどの上にカーディガンでも十分かなと思います。

温度調整にはぴったりのアイテムですし、着ない時はたたんでコンパクトになります。

今回は女性の通勤に合うベーシックなカーディガンをご紹介します。

通勤でもオフィスでも大活躍! 【Blostirno Vネックカーディガン】

オーソドックスなタイプのカーディガンです。

ブラックであれば、通勤中も浮くことなく着ることができます。

ブラウスなどの上に着ると良いですね。

クロスバイクに乗る際は、前面のボタンは留めておくようにしましょう。

 

■冬の寒さを乗り越える!裏起毛のパンツ

冬の自転車通勤は、風がダイレクトに当たるので辛さもあります。

特にクロスバイクだとスピードもある程度出ますので、余計に寒く感じるかもしれません。

女性の中には冷え性で、通勤中の体の冷えを心配されている方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめしたいのが、裏起毛タイプのパンツです。

ストレッチがよく効いて、快適にクロスバイクを漕げる裏起毛のパンツをご紹介します!

裏起毛で冬のクロスバイク通勤を快適に!【セシール裏起毛ハイテンションパンツ】

裏起毛でストレッチ性も良い冬用パンツです。

女性は足が冷えやすいので、やっぱり暖かくして通勤したいですよね。

クロスバイクで風を切ると最初は寒いかもしれませんが、こちらのパンツであれば暖かさを確保できると思います。

春~夏のときと同じく、パッドが必要な方はインナータイプのサイクルパンツを履くと良いですね。

 

■重ねて履ける!冬用サイクルパンツ

本当に一枚で大丈夫かな…と冬のクロスバイク通勤の寒さを警戒されている方へは、パンツの2枚重ねがおすすめです。

サイクルパンツは薄いですし、例え足首辺りまで長さがあっても不安ですよね。

ここでは秋~冬にも履けるサイクルパンツをご紹介します。

寒さが気になる方は上で紹介したストレッチの効くスポーツタイプのパンツを重ねて履くとより暖かくなりますよ!

足首までカバー!重ね履きも楽々!【Souke Sports サイクルパンツ】

春~夏の服装でご紹介したカペルミュールの女性向けサイクルパンツですが、秋や冬はちょっと寒いかもしれません。

その場合、冬用のサイクルパンツをおすすめします。

見た目はザ・サイクルウェアといった感じになってしまいますが、この上から通常のパンツを履くとスポーツ感丸だしにならず、通勤でも違和感なく使えます。

ちなみに、私もこのタイプのサイクルウェア一丁はなんとなく勇気がいるので、サイクルパンツの上から伸縮性のあるジャージを履くことが多いです。

冬の早朝ライドもそれで余裕でしたよ。

寒さが気になる方は、ぜひパンツを2枚重ねて防寒してみてくださいね!

 

■邪魔にならない!軽量ダウンコート

ダウンコートといっても、かなり厚みのあるものから薄いものまで様々ですよね。

あまりに厚みが出るアウターだと、クロスバイクを漕ぐのに邪魔になるかもしれません。

軽量型でモサモサ感のないものがおすすめですよ。

もちろん他のコートでもOKですが、今回は体にフィットしやすい軽量ダウンをご紹介しますね。

軽いのに暖かい!定番デザイン【Pampera(パムペラ) ダウンジャケット】

ベーシックなデザインなので、通勤に使用しても違和感がないと思います。

クロスバイクを漕ぐにも適した軽量モデルなので、身軽さをキープしたまま寒い通勤も乗り切れそうです。

 

クロスバイクで女性が通勤する服装で汚れや汗が気になるという方は?

通勤中の女性にとって、汗や汚れはとても気になりますよね。

下記に対策を挙げてみました。

■汗が気になる方におすすめの対策

1) 汗取りインナーを着る

2) 脇汗パッドを使用する

 

クロスバイクを漕ぐと、どうしても汗が出てしまいますよね。

職場に着いて汗だくだと仕事のやる気がなくなりますし、周囲の目も気になります。

ここでは汗対策として2つのアイテムをご紹介します。

背中が汗で濡れるのを防ぐ!【汗取りインナー 2枚入セット 脇パッド付き】

汗で体が濡れると気持ちが悪いですよね。

特に背中は拭きにくく、職場であれば堂々と服を脱いで拭くわけにもいきません。

こちらの汗取りインナーを使うことで、背中が汗で濡れる不快感を和らげることが可能です。

この汗取りインナーは女性向けに開発され、脇パッドもついています。

背中の汗も脇の汗も女性にとっては非常に気になるところなので、嬉しいですね!

 

貼るだけ簡単!【リフ あせワキパット あせジミ防止・防臭シート】

【3個セット+おまけ】 リフ あせワキパット あせジミ防止・防臭シート 脇汗に ホワイト 20枚(10組) ×3個
ノーブランド品

汗をかく部位の中でも特に恥ずかしいなと感じてしまうことが多い、脇の汗ジミを防ぐグッズです。

ドラッグストアなどでも購入できるこちらの脇汗パットも、クロスバイクを乗る女性の強い味方ですね。

 

通勤ともなれば職場の人のことも考えなければならないですし、これらのグッズを使って少しでも快適にクロスバイクに乗りたいですね。

汚れが気になる方へおすすめの対策

1) クロスバイクのフレームをこまめに拭く

2) ズボンの裾にバンドを巻く

3) クロスバイクに泥除け(フェンダー)を取り付ける

 

クロスバイクに乗り降りする際、どうしても靴がこすれて泥や水が付着してしまうことがあります。

そのままにしておくと、次に乗る時服についてしまうかもしれません。

なるべくこまめに拭いてあげることをおすすめします。

また、ズボンの裾がヒラヒラしている状態だと、クロスバイクと接触して汚れる可能性があります。安全上も良くないですよね。

そこで、裾バンドを巻くことでクロスバイクに触れず体にフィットさせることができます。

isdompro ズボン裾止めバンド

こちらですと、見た目もコンパクトで邪魔になりません。

また、一番汚れやすい裾を汚れからもカバーしてくれますね。

 

もう一つの手段として、泥除け(フェンダー)をつけるという方法もあります。

クロスバイクにはついていない場合が多いのですが、別売りされているものを取り付けることで、汚れから守ることが期待できます。

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サイズがお持ちのクロスバイクと合っているかどうか、ご確認ください。

 

まとめ:クロスバイクで通勤する女性も安全第一で快適に!

女性

快適にロードバイクに乗るには、怪我の可能性や体の痛み対策も踏まえて服装を選ぶ必要があります。

クロスバイクで通勤する女性向けの服装は、まだ情報が少なく迷うことも多いと思いますが、まずは安全に走れることが第一です。

専用のウェアを着用するのが一番ですが、難しい場合は伸縮性があり、体にフィットした服を選ぶようにしてくださいね。

また、安全面でも防犯上の面でも、露出度低めな服装がおすすめです。

女性はうっかり胸元や背中が見えていた・・・とならないよう、出勤前にクロスバイクにまたがり、自分でも確認した方が良さそうです。

気になる汗対策や汚れ防止のアイテムもたくさん販売されていますので、ぜひチェックしてみてください。

街でクロスバイクに乗って通勤している、他の女性の服装を参考にしてみるのもおすすめですよ!

 

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