こんにちは!ライターのまゆです。
あなたは陶器市に行ったことはありますか?
普段は市場に並ばないアウトレット品などをお得に購入できるそうで、実は以前から気になっていたんです。
そこで、今年のゴールデンウィークに、主人と石川県に一泊旅行に行くことになったので、その時に大好きな陶器を見に、九谷茶碗祭りにも行ってみたいと思っています!
せっかくなので、より楽しむために、行く前にお祭りの内容や時間、アクセス、周辺の観光スポットについても調べてみることにしました!
九谷茶碗祭りってどんな陶器市?
石川県能美市で開かれる、九谷焼という焼き物の陶器市です。
このお祭りの一番の魅力は、普段は市場に並ばないアウトレット品、製造業者さんや卸業者さんの品、作家さんの作品などが定価の30~50%の安値で購入できるところです!
“茶碗祭り”という名前ですが、茶碗以外にもお皿や急須など日常の様々なシーンで使える陶器が販売されていますので、きっとお気に入りのものが見つかると思います!
また、陶器の販売以外にも、九谷焼の入札会や絵付け体験、窯元作家工房めぐりなどの、陶器好きにはたまならないイベントが盛りだくさんです。
会場内特設テントで地域グルメも食べることができるそうなので、長時間楽しめそうですね。
お祭りについてわかったところで、九谷焼についても気になったので詳しく調べてみることにしました!
九谷焼とは?
石川県の南部地方(金沢市・小松市・加賀市・能美市)で作られている、鮮やかな色彩と大胆な絵付けが魅力の陶磁器のことをいうそうです。
●歴史
今から約350年前の1655年、加賀藩の命により、佐賀県の有田で陶技を学んだ後藤才治郎が、江沼郡九谷村で開窯したのが始まりと言われています。
理由はわかっていませんが、その窯は約50年で廃止されたそうです。
この50年の間に作られた名品の数々を一般的に古九谷(こくたに)と言うそうです。
古九谷(こくたに)もその後廃止となりますが、長い年月をかけて数多くの名窯が開かれていき、現在の九谷焼となったそうです。
●特徴
色彩と絵柄に特徴があります。
「五彩」とよばれる、赤・黄・緑・紫・紺青の5色で色付けされており、とても色鮮やかです。
絵柄は山水、花鳥、など絵画的で大胆なところが特徴です。
九谷茶碗祭りの日程と開催時間は?
九谷茶碗祭りは、毎年ゴールデンウィークに開催されています。
3日間で約20万人が訪れる人気の陶器市だそうです。
●開催日時
(8:30~18:00 ※3日間とも)
●会場
九谷陶芸村
九谷茶碗祭りのアクセス方法や駐車場は?
会場は、駐車場がなく駅からも少し離れているので、シャトルバスかタクシーで向かうことになります。
過去の様子を調べてみると、シャトルバスはとても混雑するようで、バスを待つのに30分~1時間かかることもあるようです。
小さいお子さん連れや、お年を召した方がいる場合は、前泊して早朝から動くか、タクシーなどを利用するのがいいと思います!
シャトルバスの区間、タクシーを利用した場合の料金を調べてみたところ、
ということでした。
料金はかかってしまいますが、バスを待つ時間を考えると安いかもしれませんね。
車でのアクセス
会場周辺には駐車場がないので、粟生工業団地駐車場(無料/1200台収容可)に車を止めて、そこからシャトルバス(往復200円)で向かうことになります。
シャトルバスは10分間隔で運行されていて、所要時間は約12分です。
●粟生工業団地駐車場から会場までのマップ
電車でのアクセス
最寄り駅はJR能美根上駅(のみねあがりえき)で、ここからシャトルバス(往復200円)が出ています。
シャトルバスは30~45分間隔で運行されていて、所要時間は約16分です。
●JR能美根上駅から会場までのマップ
石川県で他におすすめのスポットは?
石川県は、古都金沢といわれ、情緒あふれる日本の景色を楽しむことができるスポットがたくさんあるようです。
今回は、私のおすすめスポットをご紹介したいと思います。
金沢城・兼六園
石川県を代表する観光名所で、金沢城は「日本100名城」に、兼六園は「国指定特別名勝」に選ばれています。
この2つは隣接しているので、是非一緒に観光してくださいね。
ゴールデンウィークには、端午の節句を祝うもてなしイベントや金沢城と兼六園のライトアップもあるようなので、宿泊するのであれば是非夜に行ってみたいですね。
※2019年のイベント予定はまだ発表されていませんので、時期が近づいたら下表の公式サイトより確認してください。
住所 | 〒920-0937 石川県金沢市丸の内1-1 |
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電話番号 | 076-234-3800 |
営業時間 | 7:00~18:00(3月1日~10月15日) 8:00~17:00(10月16日~2月末日) ※年中無休 ・菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門 ・河北門 (無料) ・玉泉庵 ※ 12月29日~1月3日はお休みです。 |
料金 | 【金沢城】 入園料無料 ※菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓・橋爪門は下記入館料が必要です 【兼六園】 |
アクセス | 【電車】 JR金沢駅から約10分 (路線バス、兼六シャトルバスレトロバス、「城下まち金沢周遊」号など) 【車】 |
駐車場 | 兼六駐車場(482台)・石川県石引駐車場(370台) |
公式HP | http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/ |
金沢21世紀美術館
2004年10月に会館した、現代美術を収蔵した美術館です。
地下1階、地上1階の丸い形をしたガラス張りの建物で、どこからでも入れるそうです。
レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」など面白い作品が多数あり、無料ゾーンもたくさん楽しめるそうですよ。
住所 | 〒920-8509 石川県金沢市広坂1丁目2-1 |
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電話番号 | 076-220-2800 |
営業時間 | 展覧会ゾーン:10:00〜18:00(金・土曜は20:00まで)
交流ゾーン:9:00〜22:00 |
休館日 | 展覧会ゾーン:月曜日(休日の場合は直後の平日)、年末年始
交流ゾーン:年末年始 |
料金 | 美術館の建物への入館(交流ゾーン)は無料です。 展覧会ゾーン:展覧会ごとに料金設定されているため、都度公式サイトより確認ください。 |
アクセス | 【電車】 ・JR金沢駅東口タクシー乗り場から約10分 ・JR金沢駅バスターミナル 兼六園口(東口)3番、6番乗り場よりバスにて約10分「広坂・21世紀美術館」にて下車すぐ 【車】 |
駐車場 | 金沢市役所・美術館駐車場(322台)※地下駐車場 |
公式HP | https://www.kanazawa21.jp/ |
ひがし茶屋街
金沢には、ひがし・主計・にしの三大茶屋街があるそうですが、その中でも特におすすめなのが「ひがし茶屋街」です。
国の重要伝統的建築群保存地区に指定されていて、茶屋町創設時から明治初期に建築された茶屋様式の町家が多く残っています。
京都の祇園とともに「日本二大茶屋街」と呼ばれ、風情ある街並みが楽しめます。
国の重要文化財に指定されているお茶屋「志摩」や、カフェなどがあるので、街歩きに最高です。
住所 | 〒920-0831 石川県金沢市東山1丁目13 |
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電話番号 | 076-232-5555(金沢市観光協会) |
アクセス | 【電車】 JR金沢駅から北鉄バス・西日本JRバス橋場町下車、徒歩10分 【車】 |
駐車場 | 周辺に駐車場が少ないので、金沢駅周辺に駐車してバスやタクシーでアクセスするのがおすすめです。 |
公式HP | http://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot_search/spot.php?sp_no=85 |
千里浜なぎさドライブウェイ
日本で唯一、車を走らせることができる砂浜です!
普通、砂浜はタイヤがはまってしまいますが、こちらの砂浜は砂の粒子が細かく、海水を含んで固く締まる性質なので、車が走行できると言われています。
石川県羽咋郡宝達志水町今浜から同県羽咋市千里浜町に至る砂浜の延長約8キロメートル の観光道路で、夏は海水浴場にもなっています。
当日の状況によって走行できない日もあるそうなので、事前に通行情報を確認してから行くようにしてくださいね。
住所 | 〒929-1344 石川県羽咋郡宝達志水町今浜 |
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電話番号 | 0767-22-1225(石川県中能登土木総合事務所 羽咋土木事務所) |
アクセス | 北陸自動車道金沢森本IC下車→津幡バイパス→のと里山海道 千里浜IC下車すぐ |
駐車場 | 有 |
公式HP | https://www.city.hakui.lg.jp/kankou/5182.html (石川県羽咋市のサイト) http://douro-k.pref.ishikawa.jp/p/wd012060.html?date=1519352511100 |
有田陶器市も有名なので、ご一緒に参考にしてみてくださいね。
まとめ
九谷茶碗祭りは、陶器の販売はもちろん、窯元作家工房めぐりや絵付け体験などの様々な体験イベントがあって、すごく魅力的な陶器市だなと思いました。
私も記念に絵付け体験をしてこようと思います!
また、他にも素敵な観光スポットがたくさんあることがわかったので、金沢旅行がますます楽しみになりました。
あなたも是非、九谷茶碗祭りを楽しんでくださいね!