こんにちは!ライターのKaoriです。
電気ケトルって、水を入れてスイッチ1つで簡単にお湯がつくれるので、本当に重宝しますよね。でも、そんな電気ケトルを使おうと、フタを開けてみたら、底にサビのような斑点が付いていて驚いた経験、あなたもありませんか?
私も久しぶりにカップラーメンを食べようと、電気ケトルを使おうとしたら、ケトルの底に不気味な斑点が付いていて、「サビやカビだったらどうしよう・・・」って思って、その時は使うのを諦めた経験があります。電気ケトルって、普段からお湯を沸かした後、そのまま放置することがほとんどだったので、お手入れしなかった事が原因なのかなって思っていました。
そこで、新しい電気ケトルを買い替える前に、自分でも斑点を掃除して落とせるのかをしっかり調べてみることにしました。そして、ケトルの底の斑点って何なのかや、体に害がないのかを気になったので一緒に調べてみました。今回は、電気ケトルの底についている斑点の落とし方と、斑点の正体についてご紹介しますね。
電気ケトルの底に付いている斑点はクエン酸で解消できる!
調べる前に、電気ケトルの底についた斑点を落とそうと、普通の食器用の中性洗剤を使って洗ってみましたが、全く落ちませんでした。実際に調べてみると、「クエン酸やお酢」などの酸性のものを使えば簡単に落とせる事が分かったので、早速やってみました!
必要な物
・クエン酸 大さじ1杯
・水
・柔らかいスポンジ
やり方
1. 水を電気ケトルの満水のラインまで入れます。
2. 沸騰後に、大さじ1杯のクエン酸を入れてかき混ぜます。割り箸などを使ってかき混ぜて、よく溶かす事がポイントです。
※肌の弱い方はクエン酸で肌が荒れてしまうことがあるため、ゴム手袋の装着をおすすめします。
3. フタをしてそのまま1〜2時間ほど放置します。 私の場合は1時間程度で済みました。
4. お湯を捨てて電気ケトルの底を、柔らかいスポンジで軽くこすり洗いをします。
※この時に金属製のたわしなどで強くこするのはやめましょう。サビ防止のコーティングがはがれ、錆びやすくなってしまいます。使うなら食器用の柔らかいスポンジがおすすめです。
5.最後によくすすいで乾かしましょう。すると斑点はスッキリ解消されていて、綺麗になっていることが分かります!
お水をいつも通り沸かして、クエン酸を入れて放置するだけなので、とっても簡単ですよね!私の場合はこれでスッキリ解消できました!買い替え前に調べておいて本当によかったです!もし、この方法でも電気ケトルの底の斑点が取り除けなかった場合は、放置する時間を長くしたり、同じ作業を何度か繰り返したりすれば、徐々にキレイになっていきますよ。クエン酸は100均でも購入できるので、とってもリーズナブルにお掃除できちゃうところも嬉しいですね!
私も使用している電気ケトルで有名なティファールの公式チャンネルで、斑点の汚れを落とす方法をYouTubeで紹介しているので、参考にしてみてください。
電気ケトル<アプレシア プラス> 本体内部の汚れが落ちにくい場合/T-fal
クエン酸の代わりに酸性であるお酢やレモン汁などを使っても、同じように電気ケトルの底の斑点を落とすことができるようです。ただし、お酢やレモン汁を使った場合は、電気ケトルの中に匂いが残ってしまうという話もありますので、使用の際は注意してください。
この斑点の正体は何?
そもそも、気付いたら現れていたこの斑点の正体は何なのでしょうか?人体に影響がないか気になったので詳しく調べてみました!
その正体は水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルなんだそうです。
電気ケトルを長く使っていると、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル成分が石灰化してしまい、底にこびり付いてくようです。結果的に体には害はないということです。
でも体に害がないなら、「電気ケトルの底に斑点が付いても放置しとけばいいや」って、思いますよね?調べてみると、体には害がなくても、電気ケトルにとっては良くないらしいんです!電気ケトルの底にミネラル成分が蓄積して石灰化がひどくなっていくと、お湯を沸かす時の熱伝導率が悪くなってしまい、電気代が余計にかかってしまうんだそうです。最悪の場合、電気ケトルの故障にも繋がることがあるそうです。
電気ケトルの底の斑点、バカにしちゃいけませんね。定期的にお手入れすることをオススメします。
お手入れの頻度としては、月に1回のクエン酸で洗浄を行えば十分のようです。ちょっと時間がある週末などに、ぱぱっとやっちゃいましょう!
ティファールの公式チャンネルで定期的なお手入れの方法を紹介しているので、ご紹介しておきます。
電気ケトル<アプレシア プラス> 通常のお手入れ方法/T-fal
もしも底がサビついている場合は何か対策方法はあるの?
基本的に電気ケトルの底には、サビを防止するコーティングがされており、サビが発生することはほとんどないそうです。
それでも長年使用していると、水に含まれている鉄成分が蓄積したり、タワシなどのこすり洗いから傷がつくと、サビが発生してしまうこともあるようです。もし、電気ケトルの底にサビができてしまった場合も、斑点ができた時と同じようにクエン酸を使用してみて下さい!キレイな状態に戻すことができるようです。
また、ケトルにできるサビは、水を沸かしても水中に溶け出すことがないようなので、体に害はないようです。ですので、もし誤って、サビついてしまった電気ケトルのお湯を口にしてしまっても、慌てないでくださいね。
電気ケトルはクエン酸などの酸性のもので簡単に除去できる
2.この斑点の正体は何?
電気ケトルの底にできてしまう斑点の正体はミネラル成分で、体に害はないが電気ケトルのためには日常的に洗浄が必要
3.もしも底がサビついている場合は何か対策方法はあるの?
もしカビが生えてしまってもクエン酸洗浄で解消できる
まとめ
久しぶりに電気ケトルを使おうとした時、ふと底を見て「うわ!なにこれ!」って、慌てちゃいますよね。でも、もう大丈夫です!100均でクエン酸を買ってきて、電気ケトルの底についた斑点の汚れを解消してみてください。凄く簡単にできるので、本当にオススメです。私もこれからは定期的に電気ケトルをお手入れして、気をつけようと思います。寒さが厳しくなってくる秋や冬には、温かいスープが飲みたくなって、電気ケトルの出番も増えてきます。ぜひこの機会に、電気ケトルの掃除をしてみてください。