こんにちは!ライターの吉田です。
生活に欠かせない冷蔵庫ですが、使っていると臭いが気になることってありませんか?
実は、冷蔵庫の中は合成樹脂で出来ているので、とても臭いがつきやすいんです。
なので、臭いの強い食材を入れたり、きちんと密閉されていない食品を冷蔵庫に入れてしまうと、すぐに冷蔵庫の臭いがついてしまいます。
先日、我が家の冷蔵庫も特有の臭いが食品についてしまったことがあって、何か良い方法はないかと思っていました!臭いがついてしまった食品ってなんだか衛生的にも良くない気がして、食べるのも悩んでしまう程ですよね。
そこで今回は、冷蔵庫の臭いの取り方と原因を調べてみたので、合わせてご紹介します!
冷蔵庫の臭いの取り方はどうやればいいの?
冷蔵庫の臭いを取るには、こまめに掃除をしたり、消臭剤を活用することが大切です。
そこで、掃除のやり方、おすすめの消臭剤について詳しくご紹介したいと思います。
1. 冷蔵庫内を自分で掃除する
まずは、冷蔵庫内を自分で掃除する方法をご紹介します。
消費期限や賞味期限切れのものがいつまでも冷蔵庫に入っていると、腐ってしまったりして臭いの原因になってしまうので処分してください。
特に、調味料など頻繁に使わないものなどはこまめにチェックしておきたいですね。
また、傷んでいる食材や腐った食材も臭いの原因になるので、処分します。
②冷蔵庫内のトレーや卵ケースなど外せるものはすべて外して食器用の洗剤で洗います。
気がつかないうちに、トレーの角などに汚れが溜まって臭いの原因となってしまう可能性もあるので、隅までしっかり洗ってください。
③冷蔵庫内を重曹水で拭きます。
重曹は油汚れに強く、消臭効果もあるので、冷蔵庫の掃除にはぴったりです。
重曹は100円ショップやドラックストアなどで簡単に手に入れることができますし、電子レンジやガスコンロの油汚れを落とすのにも使えるので家中使えて便利ですよ。
④掃除が終わったら、中身を戻します。
冷蔵庫の中の空気が循環しやすいように、中身をあまり詰め込みすぎず、整理整頓しておくことも大切です。
整理整頓することで、食材の腐敗を防ぐことが出来ます。
そして、冷気を通りやすくしておくことで、臭いの原因となる菌などを防ぐことが出来ますよ。
2.脱臭剤を使う
冷蔵庫用の脱臭剤を入れておくと、臭いの予防になるのでおすすめです。
市販の消臭剤の他、家にあるものを消臭剤として活用する方法があるのでご紹介します。
●市販の脱臭剤を使う
CMなどでもよく見かけるこちらの商品は、値段も手ごろで効果が高いと人気があります。
中に消臭効果のあるゼリー状の炭が入っていて、キムチやにんにく、生ものの臭いに効果があります。
中のゼリーが小さくなったら取り換えのタイミングというのもわかりやすく、使いやすいのが嬉しいですね。
使用期間は、大型サイズで約5~6ヶ月(急冷タイプの冷蔵庫は2~3ヶ月)と比較的長期間使えます。
こちらの商品はインテリアにもなじむオシャレなデザインなので、冷蔵庫だけでなく玄関やお部屋、トイレ、車内など様々な場所の消臭に使うことができます。
さらに、野菜や果物の腐敗の原因と言われるエチレンガスを取り除いてくれるので、鮮度が長持ちするという嬉しい効果もあります。
口コミを読んでみても、冷蔵庫の臭いがなくなった、野菜の鮮度が長持ちした、という声が多かったです。
週に1回程度、太陽の光に当てるだけで半永久的に使うことが出来るのでコスパも良いですよね!
●家にあるものを消臭剤として活用する
重曹やコーヒーのカス、焦げたパンなど、家にあるものを使って消臭剤にする方法もあります。
重曹には、消臭効果や臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑える効果があります。
ジャムなどの空き瓶に重曹を入れ、ガーゼなどをかぶせてふたをして、冷蔵庫内に入れておくだけで消臭剤になります。
重曹の効果はだいたい2~3ヶ月ほど続くそうですが、なんだか臭うな、と思ったら取り換えるようにしてください。
焙煎したコーヒー豆の表面には無数の穴がたくさんあり、この構造が脱臭効果を高めてくれます。
市販されている脱臭炭と同じ仕組みなので、高い効果が期待できます。
使い方は、ドリップコーヒーを淹れた後のカスを空き瓶などに入れて、中身がこぼれないようガーゼなどでふたをして置いておくだけです。
もしくは、1杯ずつ入れられるドリップコーヒーを淹れた後、中身がこぼれないように口をホッチキスで留めて水分をとってから冷蔵庫内に入れておくという方法もあります。
乾燥させて使う場合は、1~3週間、湿ったまま使う場合は、カビが生えてしまうことがあるので、2~3日で交換してくださいね。
焦げたパンには、炭同様に脱臭効果があります。
トーストする際に焦がしてしまったパンや賞味期限が過ぎてしまったパンは、カビが生えないよう真っ黒に焦がして冷蔵庫に入れておくと、消臭剤になります。
しっかりと焦がして乾燥させれば、数か月使うことが出来るようですが、こまめに状態を確認してカビが生えていたら交換するようにするか、1ヶ月くらいで早めに交換するようにすると安心です。
なお、冷蔵庫内の臭いは、冷気とともに下にたまりやすくなるため、脱臭剤は下段に置くのがおすすめです!
3.プロの業者に依頼する
以上の方法を試しても臭いが取れない場合は、プロの業者に清掃を依頼するのもおすすめです。
家庭では出来ないような細かいところまで綺麗にしてくれるので、臭いにも効果的です。
調べたところ、金額はだいたい1万円前後が相場のようでした。
家庭用冷蔵庫の清掃を行っている業者を2つご紹介しますので、自分では取れない臭いにお悩みの場合はぜひ検討してみてください。
全国47か所にある業者なので、どこの地域にお住まいでも依頼することが出来ます。
人や環境にやさしいエコな洗剤で、プロならではの徹底クリーニングを行ってくれます。
カビや抗菌消臭効果を長時間キープする「防カビチタンコート」で仕上げてくれるそうです。
ネットから無料訪問見積もりの予約をすることも出来ます。
電話番号:0120-24-1000
受付(年中無休):9:00~20:00
所要時間:約2時間
価格:冷蔵庫の大きさにもよりますが、10,000円~15,000円(税抜)
HP:https://www.osoujihonpo.com/
クロネコヤマトが行っているクリーニングサービスです。
専用クリーナーで洗浄、高温スチーマーで殺菌した後、仕上げにアルコール除菌を行ってくれるそうです。
クロネコヤマトの引越しスタッフが行ってくれるので、迅速、安心です。
引越し作業中にクリーニングが可能なので、引越しする際、一緒に申し込むのも便利だと思います。
ネットからの申し込みも可能です。
電話番号:0120-008008
受付(年中無休):8:00~21:00
所要時間:約50分
価格:9000円(税抜)
HP:http://www.008008.jp/
冷蔵庫の臭いの原因は?
冷蔵庫の臭いの主な原因は大きく分けて3つあります。
1つ目は、冷蔵庫自体が故障してしまったことによる臭いです。
冷蔵庫内の水を通すパイプが故障して詰まったり、コンプレッサーという内部の機械が故障して水が溜まることによって悪臭が発生することがあります。
こういった場合は、食べ物の臭いとは違って機械的な臭いがするのが特徴です。
2つ目は、冷蔵庫内にこぼれた汁や食べ物のカスなどから発せられた臭いです。
しっかり掃除をしたつもりでも隅っこなどに取りきれていない汁や食べもののカスが残っていると臭いの原因となってしまいます。
冷蔵庫内に汁や食べものをこぼしてしまったらすぐに拭き取るのはもちろんですが、定期的に中身を出して隅々まで掃除することも大切です。
3つ目は冷蔵庫に入れた食品そのものから発せられる臭いや、腐敗した臭いです。
キムチやにんにく、魚など臭いの強い食品をきちんと密閉せずに冷蔵庫に入れてしまうと、臭いの原因となってしまいます。
また、食べきれなかったおかずや、使いきれなかった食品などが腐ってしまうと、カビ臭くなったり、腐敗臭がしてしまいます。
腐敗臭がするものは衛生的にも良くないので、このような臭いがついてしまった食材は食べないようにしてくださいね。
では、冷蔵庫に入れた食材はどれくらいで腐敗が始まるのでしょうか。
ここからは、冷蔵庫での保存日数の目安と、臭いのついた食べ物を食べるとどんな影響があるのかについてご紹介します。
冷蔵庫に入れた食材はどのくらいで腐敗が始まるの?
食材や調理したものかどうかにもよりますが、だいたい2~3日で腐敗して臭いだすので、数日以内に食べるようにしてください。
●冷蔵庫保存の目安
臭いのついた食材は人体に影響があるの?
腐敗臭やカビの臭いがついてしまった食材は、食中毒などを引き起こしてしまう危険があるので絶対に食べないようにしてください!
特に、食べかけの食材はカビが生えやすいので早めに食べきるようにしてくださいね。
食材やタッパー内にだけカビが生えている場合でも、実は目に見えない菌が冷蔵庫内にはりついていたり、空気中に漂っている可能性があるのでエタノールの入ったキッチンアルコールなどで冷蔵庫内を掃除すると安心です。
臭いの原因となりやすい食材は?
生魚やにんにく、キムチ、納豆、カレーなど臭いの強い食材は、やはり冷蔵庫内に臭いがつきやすいです。
また、残ったおかずや作り置きのおかずなどを鍋ごと、もしくはお皿にラップをかけただけの状態で冷蔵庫に入れてしまうと、隙間から臭いが漏れやすくなってしまいます。
おかずなどを冷蔵庫に入れる場合は、タッパー容器やジップロックなどできちんと密閉して保管するようにすると良いと思います。
コーヒーやジュースなどの飲み物は、ペットボトル・紙パックなど容器に関わらず、しっかり密閉していれば特に臭いが発せられる心配はありません。
ただし、冷蔵庫の中でこぼしてしまったものをそのまま放置してしまうとそこから臭いが出てしまうので、こぼしたらすぐに拭き取るようにしてください。
ちなみに、紙パックの飲料は容器自体に空気が通るようになっているので、冷蔵庫内の臭いが飲み物についてしまうことがあります。
臭いの強いものの側に置かないようにして早めに飲むようにすると安心です。
まとめ
冷蔵庫の臭いには、こまめに掃除して食べカスや汁などをそのままにしないことが大切だとわかりました。
また、冷蔵庫内なら1週間くらいは腐らないと思っていたのに、2~3日で腐敗が始まって臭いだすというのは驚きでした。
さっそく冷蔵庫の中を掃除し、脱臭剤として重曹を置いてみましたが、だいぶ臭いが取れてきた気がします。
しばらく様子を見てみて、臭いが気になったら脱臭剤を買ってみようと思います。
冷蔵庫の臭いが気になる方はぜひ試してみてくださいね!
なお、冷蔵庫で作る氷の臭いが気になる場合はこちらの記事がおすすめです!