こんにちは!ライターの上園田です。

「就職活動や外回りなどで歩き回っていると、革靴の紐が何度もほどけて困った!」という経験はありませんか?

私の弟がまさにそうで、先日スーツ一式と革靴を買いそろえたのですが、中でも革靴の紐がなぜかほどけやすく、結び方に苦戦している様子でした。

そこで、今回は靴紐の結び方についていろいろと調べてみたので、ご紹介したいと思います!

 

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革靴の靴紐の結び方でほどけないやり方は?

靴ひもを結ぶ手の写真

調べてみると、靴紐の結び方にはいろんな方法があることがわかりました!

その中でも特にイアン・ノット(卓球の福原愛さんが実践していることから、別称「愛ちゃん結び」とも言われるそうです)という結び方がすごく簡単で、しかも結び目をしっかりキープしてくれます!

参考動画があったのでご紹介します!

この結び方は、慣れてしまうと手元を見ることなく一瞬でできるようになります!

弟にこちらの動画を見てもらったところ、最初はどこの輪っかをつまむのか、分からないようで苦戦していましたが、何度か動画を見ながら挑戦しているうちにあっという間に習得したようでした!

ちなみに、普段履いているスニーカーも同じ結び方にしたところ、ほどけにくくなったと喜んでいました!

靴紐の通し方

黒い革靴の写真

まずは靴紐の結び方についてご紹介しましたが、実は結び方だけではなく靴紐の通し方にもいろんな種類があるようです!

靴屋さんに足を運んだ際に、靴紐が穴に対して平行になっている革靴をよく見かける方も多いと思いますが、その平行になる通し方には「シングル」と「パラレル」という2種類があり、どちらもフォーマルな場では一般的なようです。

見た目がすっきりとしていて、就活向きでもありますので、覚えておいて損はないと思いますよ!

動画でも説明がされている通り、それぞれの通し方にはメリットとデメリットがあるようなので、分かりやすく表にまとめてみました!

シングル パラレル
メリット 通し方が簡単 ほどけにくい
デメリット 多少ほどけやすい 通し方が少し複雑

 

シングルはとてもシンプルな通し方ですぐにできますし、内側の紐も見えにくくすっきりとした見た目なので就活などのフォーマルな場には最適ですが、片方の紐だけで靴を締めるので、歩くときにかかる負荷で、通した方の紐が結び目から抜けやすいようです。

なので、長時間歩く場合などは特に、結び目をしっかりと結んでおくことをおすすめします!

一方、パラレルは左右の紐が内側で交差する通し方なので、シングルよりも通し方がやや複雑で、紐が重なる部分は浮いて見えてしまうこともあります。

また、通した後で、左右の紐の長さを調節するのに手間がかかってしまうなどデメリットが多いように感じてしまいますが、その分、一度通してしまえばしっかりと足を固定してくれてほどけにくく、伸縮性もあるので長時間歩いても疲れにくいというところがポイントです!

●穴が4つしかない靴の場合

この場合、先ほど説明したシングルという通し方をしてください。

パラレルの通し方は、後ろで紐を交差するので、裏から表に紐を出す際、次に開いている穴でなく、1つ飛ばした穴(つま先から数えて奇数番目の穴)から出します。

そのため、パラレルは左右の穴の数が奇数のときにしかできません

 

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靴紐の結び方

スニーカーを履いている人と革靴を履いている人の写真

革靴の靴紐でも、しっかりと留まる結び方がいくつかあるようですので、2つご紹介します!

●ベルルッティ結び

ベルルッティといえば、革靴だけではなくバッグや財布などの革製品で有名なフランスの高級ブランドですが、そのベルルッティが採用しているという、とても機能的で見た目も洗練されている結び方です!

基本的にはちょうちょ結びと同じなので、簡単に覚えることができますよ!

●イアン・セキュア・ノット

この結び方は、最初に紹介した「イアン・ノット」という結び方をさらに強力にしたものです。

イアン・ノットと違って、簡単にはいかず少し難しい結び方ではありますが、マラソンシューズにも使われるぐらい強力な結び方で革靴の丸紐でもしっかりと留まってくれるので、「絶対にほどけさせたくない!」という方はぜひ挑戦してみてくださいね!

●丸紐の種類

新品の革靴の紐って固くて結びにくいですよね。

実際、革靴に使われている靴紐は、丸紐というタイプのものが多いようで、スニーカーなどでよく見る平紐よりも紐同士が重なる面積が小さいうえに、固くて表面がつるつるとコーティングされているため結び目に摩擦がかかりにくく、ほどけやすいんです!

丸紐には2種類あるそうなので、それぞれの特性や革靴に適した靴紐の長さも合わせてご紹介します!

●ガス紐
就活用などのフォーマルな靴から、普段使いのカジュアルな靴まで幅広く使われている紐で、ロウ引き紐よりも摩擦がかかりやすくほどけにくいのが特徴です。

比較的安価でどこの靴屋さんにも置いてあるので、毛羽立ちが目立ってきたり、万が一切れてしまったときのために予備を買っておくことをおすすめします!

●ロウ引き紐
靴紐にワックスを染み込ませてある紐で、安価なものから、ワックスに蜜蝋などを使った高級なものまであります。

表面だけをコーティングしているガス紐よりもしっかりしていて、毛羽立ちにくく長持ちするのがメリットですが、つるつるとしていて少し硬めなので、結んだ時に少しほどけやすいかもしれません。

●革靴に適した靴紐の長さ

靴紐の長さは、もちろん短すぎても長すぎてもよくありません。

いざ靴紐を買いに行くとなったときは、買ったときに通してある紐の長さを測るのが一番確実です!

わからない場合は、靴のサイズや穴の数で前後しますが、目安として70~85cmのものを選ぶといいようです。

 
 

要約

  • 靴紐がほどけない結び方で一番のおすすめは「イアン・ノット」
  • 「イアン・ノット」以外に「ベルルッティ」と「イアン・セキュア・ノット」という結び方もおすすめ
  • 就活に適している靴紐の通し方には「シングル」と「パラレル」の2種類がある
  • 革靴の靴紐には安価な「ガス紐」と、丈夫な「ロウ引き紐」の2種類がある
  • 革靴の靴紐の長さの目安は70~85cm

まとめ

うちの弟は、結び目をとにかく固く結ぶことを心がけていたようですが、結び方にもいろんな種類があるだけではなく、靴紐の通し方ひとつでもほどけやすいかどうかが決まるということを知り、まさに「目からウロコ」のようでした。

分かりやすい動画を参考に、靴紐を通すところから見直した結果、「これで靴紐に気を取られることなく安心して面接に行ける!」と感心していました!

同じように困っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

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