こんにちは!ライターの のだです!

内定先から年賀状を貰った時って、返事を出すべきなのかどうか迷いますよね。

返事を書くとしてもどんな内容が良いのか
いつまでに出すべきなのか
そもそも誰宛に出せばいいのか

といったさまざまな疑問がわいてくると思います。

そこで今回は、内定先から年賀状が届いた場合の対応をまとめてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

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内定先からの年賀状が届いたら返信は必ず出すべき?

年賀はがき

結果的には内定先からの年賀状が届いたら、基本的に返信をした方がいいです。

こういったマナーを重視するかどうかは企業にもよりますが、返信を出すことで悪い印象になることはまずありませんし、むしろあなたの誠意や企業に対する熱意を伝えるのにとても良い機会です。

内定先からの年賀状の返信に迷ったらぜひ返事を書くことをおすすめします!

内定先からの年賀状の返信はいつまでに出す?

内定先からの年賀状の場合も、一般の年賀状と同じく1月7日(松の内)までに届くように出してください。

寒中見舞いの場合は立春までに届くように出さないといけないのですが、これについては後で詳しく説明します。

年賀状を含むハガキは出してから遅くても3日以内には届きますので、4日までには出してください

もしギリギリになってしまった場合はポストに投函するよりも窓口に直接持って行った方が早く届く可能性が高くなるのでおすすめです。

ちなみに17時以降は翌日に出した扱いになるので注意してくださいね。

 

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内定先に出す年賀状の例文は?

ハガキ

これからお世話になる内定先へ出す年賀状なので、まずは年賀状を送ってもらったお礼、そしてせっかく送るのですから内定先に対する熱意を伝えることも重要です。

ここでは文例を2つご紹介しますが、もちろん組み合わせて使うのもアリですよ!

例文のあとに注意点もご紹介しますので、例文と合わせて参考にしてみてくださいね。

例文1

新年のご挨拶が遅れてしまい申し訳ありません。

ご丁寧な年賀状を頂きましてありがとうございます。

昨年は面接時に大変お世話になりましてありがとうございました。

本年が貴社にとって良い1年でありますことをお祈り申し上げます。

 

■ポイント

まずは年賀状を出しそびれていたことを素直に謝罪するのがおすすめです。

また、面接の機会を設けてくれたことへのお礼と内定先の幸先を祈る一言を添えることでより良い印象を与えることができます。

 

例文2

この度内定を頂きました○○大学○○学部4年の〇〇です。

ご丁寧な年賀状を頂きましてありがとうございます。

貴社のお役に立てるよう頑張りますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 

■ポイント

規模にもよりますが、企業は取引先や顧客など毎年沢山の年賀状をやりとりしていますので、その中で印象付けるために一言目に自分が何者なのかを名乗っておくのも有効です。

 

あなたの熱意を伝える一言で締めくくることでより印象的な文面になりますよ!

年賀状を内定先に送るときのNGワードがある?

年賀状によく使われる「賀正」や「迎春」という言葉は賀詞といって目上の人に使うのは失礼にあたるので、「謹賀新年」や「謹んで」が入った言葉が使われているデザインを選んでください!

文面は手書きにするべき?

履歴書と同じで印字よりも手書きの方が気持ちが伝わりやすく、好印象なのでなるべく手書きでコメントを添えてください。
(書き損じが心配な方は余分に年賀状を買っておいてもいいかもしれませんね!)

内定先に出す年賀状の宛名は社長か人事部どちらがいいの?

はがき

内定先に出す年賀状の宛先は、基本的には届いた年賀状の差出人にそのまま送ってOKです。

ただし、社長の場合は大きな企業になってくると内定の身で送るのは失礼にあたるので、面接でお世話になった人事部の方に送るのが無難です。

また、送り先によって敬称の書き方が異なりますので注意してくださいね!

具体的には下記の通りです。

個人に送る場合

「≪役職名≫○○様」という形が基本です。

「○○社長」のように名前の下に役職名をつけるのはNGなので注意してくださいね。

■社長宛

≪企業名≫
代表取締役 〇〇様

 

■人事部宛

≪企業名≫
人事部 ご採用担当 〇〇様

 

個人名が不明な場合や企業に送る場合

個人ではなく企業や部署に送る場合は組織名の下に「御中」を付けます

■企業宛

≪企業名≫御中

 

■人事部宛

≪企業名≫
人事部 御中

 

どうしても名前がわからない場合などは企業名や人事部といった部署名で送っても大丈夫です。

ただし、「特定の組織の中の誰か」を指す「御中」で出すよりも、できるだけ「様」で締めくくる個人宛に出した方がマナー的には良しとされています。

内定先から年賀状が届いたけど喪中だったら?

喪中

もしあなたが喪中で、内定先からの年賀状に返信できないときは、寒中見舞いを出します

ただし、まだ入社を控えている身なので、敢えて喪中であることを伝える必要はありません。

寒中見舞いの時期は?

寒中見舞いは年賀状とは違い寒の入り(1月5日)~立春(2月4日)に出すのが一般的とされています。

年賀状をもらってから期間がありますが、万が一配達が遅れてしまう可能性を考えると早めに出すに越したことはないですよ!

寒中見舞いの例文

書き足すコメントは先ほどご紹介した年賀状の例文とほぼ同じで問題ありませんが、寒中見舞いは本来寒い時期に相手を気遣って出すものなので、下記のような一言を添えておくと良いですよ。

例文1

世間では新型コロナウイルスの話題で持ちきりですが、どうぞご自愛ください。

 

例文2

まだまだ寒い時期が続く折柄、皆様の健康をお祈り申し上げます。

 

書き出しの注意点

書き出しに一般的に使われる「寒中お見舞い申し上げます」という言葉ですが、「見舞う」は上から目線になってしまうので「お伺い」を使った方がいいという意見もあります。

いずれも「寒い時期ですが体調を崩していませんか?」という相手への気遣いの気持ちを伝えるものとして意味合いは特に変わりませんので、気になる方は「寒中お見舞い申し上げます」ではなく「寒中お伺い申し上げます」を使ってもいいですね!

 

こちらの記事では内々定の承諾書についてご紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね!

 

まとめ

今回は、内定先からの年賀状への返信についてご紹介しました。

義務的に返信しなければならない、というわけではありませんが送って損はありませんし、むしろ入社前に良い印象を与える良い機会なのでぜひ書いてみてください!

返信する際は1月7日までに届くようにするのが良いですが、それを過ぎてしまったり、あなたが喪中の場合は、寒中見舞いにしてください。

なにより新年の挨拶はお互いに気持ちの良いものです。

年賀状のやりとりを通して、社会人としてのより良いスタートを切ってくださいね!

 

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