こんにちは!ライターの吉田です!

生のにんにくより食べやすくて、健康への効果が高いとして近年話題の黒にんにく
ドライフルーツのような甘さがあり、生のにんにくのような強い臭いがないので食べやすいと愛用者も増えているそうです。

でも、「毎日食べ続けるにはコストがかかりすぎてしまう」と悩んでいませんか?

実は、最近疲れがとれないと言っていた主人のために黒にんにくを購入しようと思ったのですが、結構お金がかかると知ってびっくりしました。

なんとか自分で手作りできないかと思って調べてみると、自宅で簡単に作れる方法を見つけたので、今回は黒にんにくの効果、効能、おすすめの食べる時間帯と合わせてご紹介したいと思います!

 

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黒にんにくの簡単な作り方!

ニンニクの写真

黒にんにくの作り方を調べてみると、炊飯器を使用する作り方が1番簡単で失敗が少ないとわかったので、その方法をご紹介したいと思います。

●用意するもの

  • にんにく1~2kg
  • 炊飯器
  • キッチンペーパー(またはガーゼ、新聞紙)
  • 竹ザル

 

●作り方

1.にんにくの汚れた外皮を取り除きます。
(新にんにくの場合は、水分が多いのでザルやネットに入れて表面の皮がパリッとするまで干してから使うとべたっとしません)

2.炊飯釜に竹ザルをセットし、にんにくを並べます。

3.にんにくが乾燥しないように、上にキッチンペーパーを覆いかぶせます。
(キッチンペーパーの上にスプレー容器に入れた料理酒をスプレーするとかなり臭いが防げますよ)

4.炊飯器を保温状態にします。

5.10日から2週間ほど、保温状態で放置します。
(炊飯器の性能やにんにくの大きさ等にもよりますが、数日に1回にんにくを上下ひっくり返すとムラが防げます)

6.中を確認して、黒くねっとりしていたらそこで保温を止め、にんにくを取り出します。

7.にんにくをネットやザルなど通気性の良いものに移し広げ、風通しの良い場所で1~2日干します。(私はCAPTAIN STAGの燻製干しかごを使用していますが、吊るすだけでいいので簡単でおすすめです!)

8.その後は常温で新聞紙などにくるんで保存します。

 
●保存方法

●常温の場合
新聞紙などに包んで、風通しがよく直射日光の当たらない場所に保管してください。
バラしていなければ半年程、バラしているものは1ヶ月程は安全に食べることができます。
 
●冷蔵庫の場合
バラしていないものは、新聞紙などに包んで半年程、バラしているものは密閉容器などに入れて2ヶ月程持つそうです。
 
●冷凍庫の場合
バラしている、いないに関わらず、密閉容器に入れて冷凍庫に保存してくださいね。
バラしていないものは1年程、バラしているものでも半年程持つそうです。
冷凍しても成分が変化しないので効果は変わらないそうですよ。

※炊飯器で黒にんにくを作るときの注意点※

  • 炊飯釜ににんにくの臭いがついてしまうので、炊飯器は黒にんにく専用を用意するのがおすすめです。
  • 最初の1週間ほどはにんにくの臭いがするので、換気に気を付けて下さい。
    (可能なら屋外に設置して、ご近所の迷惑にならないように扇風機などで風を送るといいですよ)
  • 臭いが気になる場合は、生のにんにくを一度お酢に漬けて1日置き、その後1日乾燥させてから作ると臭いが抑えられるそうです。
  • 炊飯釜の底に水分が溜まってしまうことがあるので、5の工程で水分が溜まっていたらこまめに捨ててください。
  • 炊飯器の種類によっては、長時間の保温が出来ず、電源が落ちてしまう場合もあるので、こまめに炊飯器の確認をするようにしてくださいね。

 

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効果や効能は?

黒ニンニクの写真

調べてみると、疲労回復、がんや生活習慣病の予防、抗酸化作用による老化防止などの効果があることがわかりました。

詳細を下記にまとめたので、是非参考にしてくださいね。

●がん予防
生のにんにくにも抗がん作用があるそうなんですが、にんにくを熟成、発酵させると、S-アリルシステインという成分が増えるので、がん細胞を攻撃するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)がより活性化するそうです。

●抗酸化作用、老化防止
黒にんにくには生のにんにくの10倍~20倍近いポリフェノールが含まれているそうです。

そのポリフェノールが身体の酸化の原因となる活性酸素の働きを抑え、老化防止に繋がると言われています。

●疲労回復
疲れた身体を元気にし、風邪を予防したり、血の流れをよくする効果がある「アリシン」という成分が生のにんにくの約2倍も含まれているそうです。

アリシンは玉ねぎなどにも含まれている臭いの成分で、血液中の脂肪を減らし、血液をサラサラにする効果もあるので、疲労回復以外にも、動脈硬化や、高血圧の予防にも効果があるそうですよ。

また、アリシンの香味成分には睡眠効果もあるとされているので、不眠症の改善にも役立つそうです。

●アレルギーの改善
黒にんにくを実際に食べている人たちの中にはアレルギー性鼻炎・花粉症・アトピー性皮膚炎・喘息などが改善されたという報告があるそうです。

黒にんにくに含まれているレクチンという成分が腸の中にある免疫システムの働きを活性化する効果があり、その結果アレルギーが改善されたと考えられているようです。

食べる時間帯も関係するの?

寝ている外人女性の写真

黒にんにくは食品なので、基本的にいつ食べても問題はないようです。

ただ、目的に合わせて食べる時間帯を調整すると、より効果が得られるそうです。

●疲れをとって元気になりたい場合
眠る前に食べるのがおすすめです。

眠る前に黒にんにくを食べると、眠っている間にエネルギーがうまく作られるので、一日の疲れがすっきり取れるそうです。

●美肌になりたい場合
こちらも眠る前に食べるのがおすすめです。

黒にんにくには、抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれています。

このポリフェノールは紫外線による活性酸素を取り除いてくれるので、しみやそばかすの予防に効果があるそうです。

ただ、ポリフェノールは水に溶けやすく、長時間効果を持たせることが出来ないので、美肌効果を狙うなら、成長ホルモンが分泌されやすく、お肌の修繕が進む眠る前に食べてくださいね。

●夏バテや食欲不振を解消したい場合
生のにんにくと同様に疲労回復、滋養強壮に効果があるそうです。

黒にんにくは、生とは違って刺激はないそうですが、食欲不振のときは食後に食べる方が胃に優しくおすすめです。

●食べる量は?
一日1~2片を目安に、毎日続けて食べるのが効果的だそうです。

黒にんにくは、発酵することで腸内のビフィズス菌を殺してしまうアリシン酸がほとんどなくなるので、食べすぎても心配はないそうですが、適量を続けることで効果が高まるようですよ。

まとめ

今回は健康に良いと注目されている黒にんにくの簡単な作り方と効果、効能を調べてみました。

炊飯器で簡単に作れますし、美肌にも効果があることがわかったので、私も主人と一緒に食べ続けていこうと思います!

生のにんにくよりもはるかに栄養価が高く、家庭で手作り出来るので、みなさんも是非手作りして、ご家族みんなで健康習慣を始めてみてください!

 

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