こんにちは!ライターのまゆです。
あなたは、紫外線対策しっかりできていますか?
私は小さい子供と一緒に、普段から散歩や公園遊びなどよくするので、紫外線対策にUVカット加工のしてある帽子を使っています。
でも先日、主人に「UVカット加工はあまり意味がないらしいよ」と言われたことがきっかけで、真実はどうなのか気になってしまいました。
そこで今回は、UVカット加工のない帽子でも紫外線は抑えられるのか、また、本当に紫外線を防げる帽子ってどんなものなのか、お手入れ方法と合わせて詳しく調べてみることにしました!
UVカットのない帽子でも紫外線はしっかりと抑えられるの?
UV加工がなくても、「色」と「帽子のつば」のポイントを抑えて選べば紫外線をしっかり防ぐことができます!
- 色は黄色、もしくは黒や紺などの濃い色を選ぶ
- つばの大きさが7cm以上で、1周ぐるっとつばがあるものを選ぶ
この2つのポイントについて詳しくご紹介します。
色
ちょっと驚いたんですが、実は、黄色が1番紫外線をカットする色なんです!
1番紫外線を通してしまう白と比べてなんと8倍も効果があると言われています。
次におすすめなのは黒で、白の6倍のUVカット効果があるそうです!
「絶対に日焼けしたくない!」という方は黄色、「日焼けしたくはないけど、黄色はちょっと派手だから使いづらい。」という方は、黒や紺などの暗めの色を選ぶといいと思います。
つば
紫外線を防ぐなら、最低でも7cm以上、絶対に日焼けしたくないなら、13cm程度のものを選ぶのがおすすめです!
何もかぶらない場合と比べると、顔への紫外線カット効果が、7cmのつばで60%、13cmで90%もあるそうですよ!
また、紫外線は前からだけでなく全方向から届くので、前だけつばのあるタイプよりも、ぐるっと1周あるハットタイプと言われるものがより効果的です!
UV加工とは?
ちなみに、UV加工とは、「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」などの化学物質を製品に加工したもので、紫外線を熱エネルギーに変えたり、反射させることで肌への影響を抑えてくれます。
- 製品の素材に直接しみ込ませる方法
- 製品を作った後に、上から吹き付ける方法
上記の2つあるのですが、製品の上にUV加工したものは、使っていくと効果が薄れてしまいますので、毎年買い替える必要があると言われているそうです。
より紫外線を抑えたいなら、素材にUV加工をしてあるものの方が効果が長持ちするのでおすすめです!
そして、UV加工の1番のメリットは、先ほどご紹介したように色を気にすることなく選べるところなので、白やベージュなどの明るい色の帽子がお好きな方は、UV加工のものを選ぶといいと思います。
しっかりと紫外線対策になるおすすめの帽子は?
では、先ほどご紹介した色やつばの大きさといったポイントを抑えた、おすすめの帽子をご紹介したいと思います。
紫外線カット率No1!黄色の帽子
黄色と聞くと、派手な気がしますが、実際にかぶった写真を見ると、顔がパッと明るくなっていい色だなと思いました!
つばの大きさも14cmあるので紫外線をしっかり防げますし、あご紐も付いているので、風が強い日や自転車に乗る時も安心して使えます。
折りたたんでカバンに入れられるので、旅行にもぴったりです!
手洗いできて清潔!洗える帽子
暑い時期は、やっぱり洗える帽子が嬉しいですよね。
折りたたみができるのでお出掛けに便利ですし、取り外しできるあご紐もついているので、自転車に乗るときやレジャーにも安心です。
7色展開で、サイズはMとLの2種類あって帽子の中にサイズ調整の紐がついているので、きっとあなたにぴったりのものが見つかりますよ!
絶対に日焼けしたくない人に!100%遮光の帽子
また、つばの裏側に特殊な生地を使っていて、壁や地面からの照り返しの紫外線も吸収してくれるので、絶対に日焼けしたくない!という人に特におすすめです。
お値段は少し高めですが、生地選びから日本製にこだわった安心の品質です。
帽子のお手入れ方法は?
紫外線から守ってくれる帽子ですが、使っていると汚れや臭いが気になりますよね。
帽子の臭いは、汗や皮脂などによって雑菌が繁殖してしまうことが原因だと言われているので、日ごろから手入れして、長く快適に使えるようにしたいですね。
まず、日常のお手入れ方法ですが、
- 使用後は、固く絞った布で「すべり」と呼ばれる汗をかく部分を拭いて、陰干しでよく乾かす
- しっかり乾かすために、できれば毎日同じ帽子をかぶらない
- 臭いが気になるときは、消臭スプレーをして陰干しでよく乾かす
こういったことが有効です。
消臭スプレーにも色々とありますが、天然成分で臭いやカビなども防いでくれるこちらのスプレーがおすすめです!
その他、UV加工の有無によってもお手入れ方法が違うので、それぞれの方法をご紹介します。
UV加工なしの(洗える)場合
UV加工がされているものは洗濯することで加工が落ちてしまうので、基本的には洗濯NGです。
なお、洗えるものでも、洗濯機で洗うと型崩れしてしまうので手洗いしてくださいね。
ポイントは型崩れしないよう、とにかくやさしく扱うことです!
- まずは、色落ちしないかどうか確認します。中性洗剤を布にしみ込ませて、帽子の裏などの目立たない部分を拭いて布に色がついてこなければ洗っても大丈夫です。
- 装飾品がついているものははずします。
- 洗濯表示に書かれた温度の水に中性洗剤を溶かします。
- 帽子を入れてやさしく全体を押し洗いします。部分汚れが気になるところは、固形石鹸を直接つけて、歯ブラシなどでやさしく擦って落とします。
- すすいで汚れと洗剤を落としたら、型崩れしないよう、タオルでやさしく挟んで脱水します。
- 帽子にタオルなどを詰めるか、ザルにかぶせて形を保ったまま、風通しのいい所で陰干しして乾かします。
※早く乾かしたいからと熱風を当てると、熱で傷んだり変形したりするので避けてくださいね。
UV加工ありの(洗えない)場合
UV加工の帽子や麦わら帽子などの洗えないものは、こちらの方法でお手入れしてください。
- 帽子用ブラシで上から下に向かってやさしくホコリや砂を落とします。
- 帽子のおでこに当たる部分に、「すべり」と言われるテープや布の部分があるので、そこを固くしぼった布でトントンとやさしく叩くようにして汚れを落とします。汚れや臭いが気になるときは、中性洗剤を溶かしたお湯を布につけてトントンとやさしく叩いてください。
- 陰干しでしっかり乾かします。
しっかりお手入れしても、特に洗えないものは臭いが気になることがあると思います。
そんなときは、汗をかく部分に、こちらのアセパットフレッシュという商品をあらかじめ貼っておくのもおすすめです!
キシリトール配合でひんやりするので暑い時期にぴったりです。
また、自分ではどうしても臭いや汚れが取れないときは、クリーニングに出してプロに任せてみるのもいいと思いますよ。
シーズンオフで長期保管する場合
まずは、陰干ししてよく乾かします。
そして、型崩れしないよう、つばの部分を上にして、防虫剤と一緒に箱などに入れます。
高温多湿を避け、風通しのいい場所に保管してください。
何月から紫外線対策を始めればいいの?
地域にもよりますが、紫外線は、暖かくなり始める3月頃から強くなり、10月頃までは強いので、その間は帽子や日焼け止めなどでしっかりと対策をするのがいいようです!
夏になると、天気予報と合わせて「紫外線の強さ」が発表されているのを見たことがある方も多いと思いますが、そのデータの元になっているのが、気象庁から発表される、UVインデックスという指標です。
これは、紫外線が体に影響する量を数値化したもので、下記のような対策の目安があります。
数値 | 強さ | 対策の目安 |
1~2 | 弱い | 特に対策不要。 |
3~5 | 中程度 | できるだけ日陰に入る。日焼け止め、帽子や長袖の着用推奨。 |
6~7 | 強い | |
8~10 | 非常に強い | 日中の外出は控える。日焼け止め、帽子や長袖の着用必須。 |
11~ | 極端に強い |
地域によってももちろん差があるので、地域ごとに紫外線対策を始めるおすすめの時期をご紹介します。
お住まいの地域を確認して、しっかり対策をとってくださいね。
地域 | 中程度(指数3~5) | 強い(指数6~7) | 非常に強い(指数8~10) |
札幌 | 4~9月 | - | - |
東京 | 3~6月、9~10月 | 7~8月 | - |
大阪 | 3~4月、9~10月 | 5~8月 | - |
福岡 | 3~4月、6月、9~10月 | 5月、7~8月 | - |
那覇 | 1~2月、11~12月 | 3~5月、9~10月 | 6~8月 |
※気象庁1997年~2008年の月別平均値より作成
こちらの記事でも紫外線対策が出来る帽子や、お子さんにもおすすめの紫外線対策帽子を紹介しているので、是非参考にしてみてくださいね。
まとめ
調べてみると、UV加工でなくても、色やつばの大きさをきちんと選べば紫外線をしっかりと抑えてくれることがわかりました!
色に関しては、想像とかなり違ってとても衝撃的だったので、さっそく主人にも教えてあげようと思います!
今まできちんと帽子のお手入れをしていなかったので、これからはしっかりお手入れして快適に使いたいと思います。
あなたも、紫外線を避けるポイントを抑えた、あなたに合う帽子を選んでみてくださいね。