こんにちは、ライターのハルです!

北欧デザインの家具・小物の販売で有名なIKEAですが、オーダーカーテンも作れるってご存知でしたか?

我が家は5年ほど前に家のカーテンをすべてIKEAで注文したのですが、シンプルなデザインでありながらも、あまり他の家とかぶることもなく、とても気に入っています!

友達が遊びにきたときなどもよく褒めてもらえて嬉しいのですが、同時に「IKEAのオーダーカーテンって知らなかった。どうやって注文するの?」と聞かれることが多いんです。

先日ちょうどIKEAに行く機会があり、改めてカーテンをオーダーする方法について調べてみましたので、ご紹介したいと思います!

 

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IKEAのカーテンをオーダーする方法まとめ

布の写真

IKEAのカーテンのオーダーには既製のカーテンをお直しする方法と、布地を選んで1から作ってもらう方法の2つがあります。

それぞれの料金と、注文の流れをまとめてみました!

なお、IKEAにはオンラインストアがありますが、布類の取り扱いはありませんので、店舗でのオーダーが必要です。

できあがったカーテンは自宅まで配送されますが、一度は店頭に行く必要がありますので注意してくださいね。

既製のカーテンをお直しする場合の料金

既製のカーテンをお直しする場合の料金は、丈の長さの調整、カーテン上部の取り付け部分のお直し、配送料をすべて合わせて1,500円です。

カーテンを束ねるための布(タッセル)を作る場合や、カーテンの幅が足らずに2枚を縫い合わせる場合には、追加料金が必要となります。

追加料金は、タッセル2枚1組につき300円2枚のカーテンを縫い合わせる場合はカーテンの種類にもよりますが3,000~4,000円となっているようです。

なお、IKEAの既製カーテンの多くは、お直しを前提として丈は長めに作られていますが、中には最初から短めでお直し不要のものもありますので、お直しせずに使いたいという場合には探してみてくださいね。

布地を選んでカーテンを作る場合の料金

IKEAには好きな布地を選んで、エプロンやクッションカバーなど様々な商品を作ってもらえるサービスがあり、カーテンも作ることができます!

無地のシンプルなものから華やかな北欧柄まで、様々な布を選べるので、オンリーワンのカーテンを作ることができますよ。

製作料金はサイズによって異なり、自宅までの送料込みで表のようになっています。

幅150cm以下 幅151cm~300cm
150cm以下 3,000円 4,000円
151~200cm 4,000円 6,000円
201cm~280m 5,000円 8,000円

 

なお、布の値段は1mあたり400円程度のものから、1,300円程度のものまであり、かなり幅広い値段帯となっていました。

布の幅は商品によって異なりますが、大体150cmほどのものが多かったです。

布地から選んでカーテンを作る場合は、布地より製作費の方が高くなることが多いので、裁縫が得意なら自分で加工するのもいいかもしれません。

IKEAにはアイロン圧着式の裾上げテープ(249円/10m)やカーテンフック(399円/20ピース)も売られていますので、ぜひ利用してみてください。

布地には季節に合わせた柄や、期間限定のものなどもあるようですので、ホームページなどで事前に欲しいものが決まっている場合には在庫のチェックを忘れないようにしてくださいね。

注文方法

①IKEAでカーテンの注文用紙をもらいます。

IKEAの店舗(カーテン売り場のカウンター)でもらうか、IKEAのホームページからダウンロードできます。

カーテンの注文用紙のPDFをダウンロードする:https://www.ikea.com/ms/ja_JP/pdf/customer_service/Curtain-How_to_measure_20171026.pdf

 

②注文用紙に従って採寸し、注文用紙に記入します。

計るのはレールのサイズ幅と、カーテンの丈の2つです。

記入は、既製のカーテンをお直しする場合は「既製カーテンサイズ直し」の欄に、布地を選んでカーテンを作る場合は「イケアの布で作るカーテン」の欄に記入してくださいね。

採寸の記入を終えたら以下の項目を選んでいきます。

  • カーテン上部のスタイル(写真1参照)
  • フックの形状(カーテンレールを見せるか、見せないか)
  • カーテンの開き方(片開き、両開き)
  • タッセルの有無と欲しい本数(共布で作成、2本につき300円が必要)

 

なお、タッセルは既製のカーテンにセットとしてついているものもありますが、ごく少数です。

ほとんどはついていないので、カーテンと同じ生地のタッセルが欲しい場合、余った布で作ってもらうことになります。

ただし、カーテンの丈が180cm以上になる場合は、余りの布が足りず、作ることができません。

カーテンのプリーツの参考写真
※写真1

③カーテンを選びます。

カーテンの種類はホームページにも載っていますが、全てが店舗にあるとは限りません。

私が利用した神戸店は、正直品揃えがあまりよくなかったです。

ホームページを見て、この柄が欲しい、と思った場合には必ずご利用の店舗の在庫確認をしておくといいですよ。

在庫確認は電話でもできますが、IKEAのホームページでも確認できます。

IKEAのホームページ下部にある「カスタマーサービス」内の「商品について」というところをクリックして出てくる画面の下部に「在庫の確認」という欄があり、型番と利用する店舗を選ぶだけで簡単に在庫確認が行えます。

もしくは、ホームページ内の個別の商品の画面の「お近くのイケアストアの在庫を確認」からもできますので、ぜひ利用してみてください。

在庫がない場合でも、他店から取り寄せてもらえることもあるので、一応在庫のあるものを選んでおいた上で、注文の際、取り寄せ可能か聞いてみるのもおすすめです。

④注文用紙と選んだカーテンをカーテン売り場の店員に渡します。

選んだカーテンや布地で、注文用紙に記入したオーダーができるかどうか確認をしてもらいます。

レール幅に対してカーテンが足りない場合や、足りていてもカーテンを閉じたときのひだがなくなる場合などには2枚のカーテンを縫い合わせるようにすすめられます。

確認が終わると注文用紙のスタッフ記入欄に記入が行われ、注文用紙が完成します。

⑤会計を済ませ、選んだカーテンと注文用紙を配送カウンターに預けます。

既製のカーテンをお直しする場合は1週間ほど、布地を選んでカーテンを作る場合は10~14日ほどでお直しを終えたカーテンが自宅に届きます。

繁忙期の場合はもっと時間がかかるので、④で店員さんに注文票を渡した際にどれくらいかかるか確認しておくと安心です。

 

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IKEAとニトリのカーテンはどっちがお得なの?

悩んでいる女性の写真

カーテンの大きさだけでなく、カーテン上部の取り付け部分も指定したい場合には、IKEAの既製カーテンのお直しが最もお得です!

ニトリには様々なカーテンの種類があり、カーテンの取り付け部とカーテンの大きさが指定できるものがオーダーカーテン、取り付け部が指定され大きさのみ変更できるものがイージーオーダーカーテンと呼ばれています。

また、それらとは別に、取り付け部も大きさも指定された既製カーテンもあります。

IKEAの既製カーテンのお直しと同じ条件となるのは、ニトリのオーダーカーテンですが、IKEAがどのサイズにお直ししても値段が一律なのに対し、ニトリはサイズが大きいほど料金も上がります。

このため、小さい窓の場合はそれほど値段に違いはないのですが、窓のサイズが大きくなるにつれIKEAの方がお得になり、一般的な掃き出し窓(人が出入りできる大型の窓)の場合にはニトリの半分程度の値段で購入できてしまうんです!

とはいえ、ニトリのイージーカーテンや既製カーテンまで含めて比較すると、ニトリの方が安いものが多いです。

カーテンの取り付け部や、大きさに特に指定がなければ、ニトリを選ぶのもいいかもしれませんね。

ここで、一般的な掃き出し窓(高さ180cm~200cm幅180cm)に使うカーテンについてIKEAとニトリの料金をまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてください。

一般的な掃き出し窓に使うカーテンについてIKEAとニトリの料金表の画像
※他と同様、カーテンを丈200×幅145cmのもの2枚として製作した場合の概算
※2019年5月調べ

こうしてまとめてみると、本当にどのカーテンも値段帯が様々ですので、単純に料金だけで比較するのは難しいかもしれません。

ただ、IKEAは既製カーテンもオリジナルの布地も、日本ではあまり見ないような質感、デザインのものが多いのがポイントです!

また、店舗も少なく、カーテンの注文販売としての知名度も高くはないので、IKEAでカーテンを買って他の家と同じカーテンになってしまうことはほとんどありません。

オリジナリティを重視する方にはIKEAがおすすめです!

一方でニトリは遮光だけでなく、防炎や形状記憶、遮音、遮熱など様々な機能がついたものが多くありますので、機能性を重視するならニトリを選ぶといいと思います。

実際にIKEAのカーテンを購入した感想は?

カーテンの写真

我が家ではリビング、寝室、子供部屋2部屋でイケアのカーテンを使っていますが、それぞれが部屋の印象にも合っていてとても満足しています。

5年前当時は遮光カーテンとして売り出されているものはなく、厚手の紺色のカーテンを寝室用に購入したのですが、実際ほとんど光が漏れることはありません。

現在は、これと似た生地の質感のカーテンが遮光カーテンとして売られていますので、遮光性は十分だと思います。

また、我が家のカーテンは全て何度か洗濯機で丸洗いしているのですが、それほどシワがつくこともなく、そのままカーテンレールにセットしたら重さでまっすぐになってくれるのも嬉しいです。

カーテンのタッセルの写真

唯一不満な点があるとすれば、タッセルです。

子供部屋の2つの窓は小さめで、丈を短くした分、生地が余ったのでタッセルを作ってもらったのですが、写真のような面ファスナータイプのものでタッセル本体に紐がないので置き場に困ります。

タッセルとしてはもちろん使えるのですが、最近100均でも安くて可愛いタッセルが売られていますし、わざわざ300円出して作らなくてもよかったかなというのが正直なところです。

 
こちらの記事では、カーテンが風でめくれるのを防止する方法を紹介しているので、よろしければ参考にしてみてくださいね。


 

まとめ

IKEAのオーダーカーテンは注文用紙をダウンロードし、採寸や記入を済ませておけば、一度店頭に行くだけでお得に購入できます!

デザインもシンプルなものから、北欧風の素敵なデザインまで本当に幅広く、お部屋の印象に合わせて選ぶことができます!

ただし、ホームページ上で見つけた柄が必ず店舗にあるとは限らないので、在庫確認はしっかり行ってくださいね。

また、IKEAのオーダーカーテンで注文できるタッセルは使いにくいので、別の場所で買う方がいいかもしれません。

料金も調べてみて、ニトリのオーダーカーテンよりも安く済むと改めて知ることができたので、友達にもすすめてみようと思います!

 

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