みなさんこんにちは。アメリカ留学中のKatieです!
最近は学校や職場などで外国の方と交流することは普通になりつつありますし、旅先で仲良くなった仲間ともSNSの発達により簡単に繋がれるようになりましたね。
せっかくなら、彼らにも英語で新年の挨拶をしてみませんか?
しかし実際に英語で挨拶をしようとしても、なんて言ったらいいのかわからなくて、迷ってしまう方も多いと思います。
なるべくなら、「Happy New Year!」だけではなく、気の利いた言い回しをしたいですよね。
そこで今回は、留学中に友人から聞いたネイティブが使うフレーズや、インターン先で聞いたビジネスシーンで使える新年の挨拶をまとめました。ぜひ参考にしてください!
ビジネスシーンで新年の挨拶を英語で伝えるにはどうすればいいの?
新年の挨拶を伝えるには、主に直接会う場合とメールで送る場合があると思います。
今回はそれぞれのパターンに分けて細かくご紹介します。
直接新年の挨拶を英語で伝える場合は?
直接挨拶を伝える場合、相手の立場によって挨拶の仕方や使う表現も変わります。
まずは共通で使えるフレーズ、そして立場によって変わる言い回しをご紹介します。
定番のフレーズ
●会話の初め
会話はまず、以下のフレーズを使って新年の挨拶をします。
“I wish you a Happy New Year!”
“With best New Year’s wishes!”
(あけましておめでとう!)
「Happy New Year 」のあとは「2019」のように、年号を入れるのが一般的です。
必要に応じて年号を変えてくださいね。
新年が明けて初めて会った人に、Hi! などの挨拶のように使うといいと思います。
挨拶をしたら続けて感謝を伝えます。
(昨年はお世話になりました! )
●会話の終わり
“I hope you will have a great year!”
(いい一年を!)
英語には「今年もよろしくお願いします」のような言い回しがないので、このように「いい一年を過ごしてね!」と会話の最後につけて、「今年もよろしく」のニュアンスを出すのが一般的です。
また、以下のフレーズのように、最後に一言加えるとさらに良くなりますよ。
(幸せと健康に恵まれた年になりますように!)
親しい友人に対するフレーズ
●会話の初め
(2019年おめでとう!)
●会話の終わり
(2019年に幸あれ!)
“May this year be happy!”
(幸せな年になりますように!)
なお、久しぶりに会う友人の場合は、下記も使ってみてください。
(今年はもっと会えるといいね!)
このようなフレーズをそれぞれ会話の中で組み合わせていくといいと思います。
例:
B: Hey, cheers! (やあ、おめでとう!)
A: How’s your holidays? (休暇はどうだった?)
B: Very good, thanks! How’s yours? (すごくよかったよ、ありがとう!君はどうだった?)
A: Super good! May this year be happy for you! (めっちゃよかったよ!今年も幸せな年になるといいね!)
B: Thanks, you too! (ありがとう、君もね!)
お世話になった知人に対するフレーズ
●会話の初め
(あけましておめでとうございます!)
●会話の中盤
(家族揃ってお祝い申し上げます!)
“Thank you for your help last year.”
(昨年は色々とお世話になりました。)
“How was your New Year’s?”
(お正月はいかがでしたか?)
●会話の終わり
(素晴らしい年になりますように!)
職場の同僚に対するフレーズ
●会話の初め
(あけましておめでとう!)
●会話の中盤
(昨年は色々と助けていただきありがとうございます。)
●会話の終わり
(素晴らしい年を!)
“Best wishes for a successful and rewarding year!”
(成功に満ちた年になりますように!)
職場の上司に対するフレーズ
●会話の初め
(あけましておめでとうございます。)
Sirは男性上司、Madamは女性上司の場合に使う丁寧な敬称です。
かなり硬い表現ですが、職場の上司など立場が上の方に使います。
●会話の中盤
(新年のご挨拶を申し上げます。)
“I appreciate your guidance last year.”
(昨年はご指導ありがとうございました。)
●会話の終わり
(今年もご指導のほどよろしくお願いいたします。)
今年もよろしくお願いします、という意味も込めてこのような挨拶を会話の終わりにつけるといいと思います。
取引先に対するフレーズ
●会話の初め
こちらも、定番のフレーズを使用して会話を始めるといいと思います。
●会話の中盤
(昨年は大変お世話になりました。)
“I enjoyed working with you last year.”
(昨年は一緒にお仕事できて楽しかったです。)
●会話の終わり
(御社のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。)
“I’m looking forward to your continued good will in the coming year.”
(今年もいい関係で仕事を続けられることを楽しみにしています。)
初対面やあまり話したことがない人
●会話の初め
こちらも、最初にご紹介した定番のフレーズを使うと会話を始めやすいと思います。
●会話の終わり
(2019年にさらなる安らぎ、愛と喜びがありますように。)
“May 2019 be a happy and wonderful year for you.”
(2019年が幸せで素敵な年になりますように。)
あまり話したことのない人との会話なので、表現も少し硬い感じになります。
内容としては他と変わらず、相手の1年が素晴らしいものになるように祈るものになります。
このように会話を終わらせることができると、次に会った時もいい印象で会話を始められると思います。
メールで新年の挨拶を英語で伝える場合は?
メールの場合は基本的にフォーマルな言い回しになります。
また、英語圏ではクリスマスから元日にかけてをホリデーシーズンと呼び、これらをまとめてお祝いをすることが一般的です。
しかし、宗教によってクリスマスを祝わないこともあるようなので、相手の信仰がわからない場合は新年の挨拶のみで、クリスマスのお祈りは伝えない方が無難です。
その際は “Merry Christmas” の代わりに “Happy Holidays”(休暇)という単語を使うか、 “Merry Christmas” という単語が入っていない文を使って挨拶を送ってみてくださいね。
クリスマス頃に送る挨拶
(メリークリスマス、そして素晴らしい新年をお迎えください!)
“Warmest wishes to all for a wonderful holiday season and for much happiness in the coming year!”
(素晴らしいホリデーシーズンと、幸せに満ちた新年をお迎えになりますようお祈り申し上げます!)
“Happy holidays and warm wishes for 2019!”
(楽しいホリデーと2019年を過ごせますように!)
新年にまとめて送る挨拶
(メリークリスマス、そしてあけましておめでとうございます! 良い一年をお過ごしください!)
“Season’s greetings and best wishes for the New Year!”
(季節のご挨拶と新年の祈願を申し上げます!)
ネイティブがよく使用する新年の挨拶は?
ネイティブが使う新年の挨拶をいくつかご紹介します。
比較的カジュアルな言い回しなので、ビジネスというよりは、親しい友人や仲のいい同僚に使ってみてくださいね!
(365日早かったね。次の365日も素晴らしいといいね!)
“Wishing you a happy and magical New Year!”
(楽しい1年になりますように!)
ディズニーでよく使われている “magical” を盛り込んだフレーズです。
ディズニーでは「素敵な」「魅力的な」という単語を“magical” という単語を使って表していることが多いので、ディズニー好きな方に送ってみてほしい遊び心を取り入れた言い回しです!
(楽しい1年になりますように!)
“Here’s to hoping the New Year is going to be a big one!”
(でっかい1年になるといいね!)
“Wishing you a chill New Year!”
(いい年になるといいね!)
chillという単語は直訳すると「冷たい」という意味がありますが、ネイティブの間では「イカした」「良い」という意味で使われます。
実際に使えるととてもネイティブっぽくなりますよ!
(あなたらしい1年を送ってね!)
Keep it real は、「自分を見失わない」「自分に正直に」など、自分を信じて自分らしく、という意味があります。
まとめ
今回は、新年の挨拶を英語で伝える際に使える様々なフレーズをご紹介しました。
私もネイティブに聞いたときに、こんなフレーズも使えるんだと新しい発見をたくさんできたので、来年の新年の挨拶に使ってみようと思います!
色々な言い回しをご紹介しましたが、相手の立場や信仰によって適切なフレーズがあるので、相手によってぜひ色々と使い分けてくださいね!