こんにちは、ライターの吉田です!
寒い季節、足元を温めてくれるムートンブーツは、モコモコとした見た目がかわいくて履きやすいので人気がありますよね!
中でも、uggのムートンブーツは海外セレブにも愛用者がいるほど人気なので、今年こそはわたしもuggのムートンブーツを買ってみようと思っていました。
でも最近、ブランドのサイトを見ているとemuやミネトンカのムートンブーツも人気があって良さそうなので、どれにしようか悩みだしてしまいました。。
素材や履き心地、暖かさなどブランドによっても違うようなので、今回は、ムートンブーツのugg、emu、ミネトンカの3つの特徴とメリット・デメリットを比較してみることにしました。
また、合わせてムートンブーツの正しい洗い方についても調べてみたので、ご紹介します!
ムートンブーツのuggとemuとミネトンカを比較したらどれがいいの?
ugg、emu、ミネトンカ、それぞれのブランドごとに特徴があるので、まずは比較しやすいよう表にまとめてみました。
ここからは、各ブランドのメリット・デメリットなど詳しくご紹介していきますね。
ugg
どんなブランド?
本物のシープスキンを使い、職人さんが一つ一つ手作りしているのが特徴で、通気性・保温性に優れています。
日本ではuggといえばムートンブーツのブランドとして認識されていますが、正式には本物のシープスキンで作られたブーツの総称でもあります。
メリット
uggのムートンブーツはグレードAといわれる最高品質のツインフェイスシープスキンが使われています。
ツインフェイススキンというのは、片面がフリース、もう片面が皮の生地のことで、温度調節や通気性に優れています。
外の気温に関係なく靴の中を体温に近い温度に保ってくれるので非常に暖かいですし、湿気がこもりにくいので汗をかいてもムレにくくなっています。
デメリット
また、長く履くほどソール部分が傷み、補修が難しいところがデメリットです。
ヒールや革靴などは通常、ソール部分を後からくっつけていますが、ムートンブーツはソール部分を接着剤でくっつけているのでヒールや革靴のように、ソール部分のみの補修というのができません。
ですが、カバーソールというものが販売されているので、そちらを付けるのも良いかもしれません。
ソール部分に取り付けるだけで、手軽にソールを守ることが出来る出来るもので、emuのムートンブーツにも使うことが出来ます。
*着せ替えカバーソール
emu
どんなブランド?
もともとuggを作っていたブランドが独立したのがemuで、高品質なのにuggに比べてリーズナブルというのも魅力です。
また、ugg同様、職人さんが一つ一つ丁寧に手作りされています。
メリット
耐久性とクッション性に優れた二重構造になっており、型崩れやソールがすり減りにくくなっています。
また、特殊な撥水剤が使われているので水に強く、雨の日や雪解けのあとでも履くことが出来ます。
シリーズによっても特徴があり、Stinger(スティンガー)と呼ばれるシリーズは、外側も内側も天然素材のシープスキンで作られているので柔らかく履き心地が良いです。
Bronte(ブロンテ)と呼ばれるシリーズは外側に牛のスウェード、内側にはシープスキンとemu社が特許を持つ極細ウールのMicron20という素材を使用し、保温性、通気性に優れているという特徴があります。
こういった特徴の違いから選んでみるのも良さそうですね。
デメリット
長時間歩くという人は少し気になるかもしれませんが、2014年から30%軽量化したモデルも出ているようなので、重さが気になる人は、そちらを選ぶのも良いと思います。
ミネトンカ
どんなブランド?
こちらも、熟練の職人さんによって一つ一つ丁寧に作られています。
メリット
特に、ロング丈のムートンブーツは長く履いているとくたっとして型崩れしやすいですが、ミネトンカならスウェード生地なので型崩れがしにくいです。
また、スウェード生地はシープスキンに比べて水に強いので、雨によるシミなども出来にくいという特徴があります。
デメリット
また、ハンドメイドなので、モデルによってサイズ感が異なることがあるようです。
店舗で購入する際は試着が出来るので問題ないと思いますが、ネットで購入する際は返品交換が可能なショップで購入するなど注意が必要です。
また、サイズが合わなかったときにも使える中敷きも販売されているようなので、そちらを入れてみるのもよいかもしれませんね!
*ミネトンカ ボアインソール
ご紹介したように、特徴がそれぞれあるのですね。
わたしは当初、uggのムートンブーツを購入しようと思っていましたが、調べてみるとuggはソールが傷みやすい、ミネトンカは内側のボアが少な目である、ということなので、よりソールが丈夫で、突然の雨や雪にも安心なemuが一番気になりました。
ムートンブーツの正しい洗い方は?
少しでも長く履くために、ムートンブーツの正しい洗い方を知っておきたいですよね。
ムートンブーツは、自分で洗うことが出来ますが、シープスキンやスウェード素材などの天然素材が使われているので、洗い方を間違えてしまうと、せっかくの柔らかい素材がごわごわになってしまいます。
ムートンブーツの正しい洗い方や洗う際のポイントをまとめてご紹介します。
準備するもの
・柔軟剤
・スポンジ
手順
使う洗剤は、おしゃれ着用の洗剤がおすすめです。
また、漂白剤や蛍光剤が入っているとムートンブーツの色が変わってしまうので、成分を確認して入っていないものを選んでくださいね。
さらに、ムートンブーツは熱に弱いので熱湯は使わないでください。
②洗浄液にムートンブーツを入れて、スポンジで汚れている部分をこすり洗いします。
硬いブラシなどを使うと生地が傷んでしまうので、スポンジがおすすめです。
③汚れが落ちたらしっかりとすすぎます。
洗浄液が残っていると色むらの原因になるので、洗浄液の泡がなくなるまでしっかりとすすぐのがポイントです。
仕上げに洗い桶に薄めた柔軟剤を入れ、ムートンブーツを浸します。
④水気をしっかりと取り除きます。
大きめのバスタオルなどでムートンブーツを包み、しっかりと水気を取ります。
色移りの可能性もあるので、捨てても良いバスタオルなどを使うようにしてください。
洗濯機の脱水を使うことも出来ますが、型崩れなどの可能性もあるので、洗濯機を使う場合は、バスタオルなどに包み、10秒ほどでストップし様子を見ながら行ってください。
⑤風通しの良い場所で陰干しします。
型崩れを防ぐために、ブーツの中にタオルや新聞紙を詰めて形を整えます。
ドライヤーや乾燥機などの高温乾燥は、ムートンブーツの柔らかい生地を硬くしてしまう原因になるので絶対に使わないようにしてくださいね。
日光に当てるのも、同じく生地を硬くしてしまう恐れがあるのでやめるようにしてください。
また、完全に乾くまでに、2~3日ほどかかるので洗う際は予定などを確認してから行うようにすることをおすすめします。
完全に乾いたらブラッシングをして毛並みを整え、完成です。
ポイント
・洗うときに、ブラシなどで強くこすりすぎてしまうと、生地が薄くなってしまうので出来るだけスポンジなどを使って優しくこするようにしてください。
・洗濯機の脱水機能を使用するときは、型崩れの恐れがあるので出来るだけ短時間で済ませてください。
・乾かすときは、乾燥機やドライヤーは使わずに、必ず日陰で干すようにしてください。
uggのムートンブーツの洗い方動画があったので、合わせて参考にしてみてくださいね。
最後に、やっぱり自分で洗うのには不安がある!という方は、こういったムートン専用のお手入れセットなどを使ってみるのも良いですね。
*uggシープスキンケアセット
まとめ
今回はuggとemu、ミネトンカのムートンブーツを比較しました。
暖かくて長時間履いても疲れないブーツならugg、ソール部分の丈夫さや、雨の日にも履きたいならemu、人とは違うデザインなら、ミネトンカがおすすめかなと思います。
今回調べてみて、わたしはソールが丈夫で防水性の高いemuのムートンブーツを購入したいと思いました。
また、今までムートンブーツは自分では洗えないイメージがありましたが、温度や乾かし方に気を付ければ、自宅で洗えることがわかりました。
天然素材のムートンブーツはお値段もそこそこするので、きちんとお手入れして出来るだけ長持ちさせたいですね。
ムートンブーツの購入を検討されている方はぜひ参考にしてください!