こんにちは、ライターのさゆです！
あなたは今年の夏、どのように過ごしましたか？外に出るのが楽しい季節だから、素敵な出会いもあったのではないでしょうか。“夏の恋は長続きしない”なんて言われますが、出会った彼との距離をもっと縮めたいですよね。そんなときのデートにぴったりなのが、秋に行われる花火大会です！
実は私も、この夏に出会った彼と、10月に開催される「藤沢江ノ島花火大会」に一緒に行くことができそうで、わくわくしています。その時にはせっかくだから浴衣を着てみたいなと思っているんですが、この季節でも大丈夫なのかが気になっています。浴衣を着て可愛いと思われたいという気持ちが強いんですが、一緒に歩く彼に恥ずかしい思いをさせてしまわないか、それが心配なんですよね。
そこで今回は、10月の花火大会で浴衣を着ることについてよく調べてみることにしました！ここでは「藤沢江ノ島花火大会」の詳細と合わせて、まとめていきたいと思います！
藤沢江ノ島花火大会に浴衣で行くってアリ？
浴衣は本来、７月から８月の立秋まで、遅くとも９月中旬頃までに着るものだと言われているそうです。だから一般的には、10月に浴衣を着るのは季節外れだと思う人がいるんですね。でも夏の浴衣そのままではなく、「秋のコーディネート」で着てみるというのはアリなようですよ！
例えば浴衣の色柄でも、温かみのある暖色系や濃い目の色を選ぶとか、羽織やショールなど浴衣の上に着られるものを取り入れるとか、季節に合わせた工夫があれば良いとおもいます。
最近は秋に行われる花火大会も多く、調べてみると、浴衣で参加している人たちもいるようです。花火大会ということで、やっぱり浴衣を着たいという気持ちがあるんですね。もちろん浴衣の季節ではないということをわかったうえで、ファッションとして浴衣を楽しんでいるみたいですよ。実際に、この藤沢江ノ島花火大会へ浴衣で行った方達の写真もありましたよ！
では、秋に浴衣を着るときのポイントをまとめてみたいと思います。
浴衣を着ていく際のポイントは？
秋に浴衣を着る際のポイントで大切なのは、「寒さ対策」と「季節感のあるコーディネート」です。
寒さはその時々だと思いますが、参考までに花火大会の行われる藤沢市の10月の平均気温を調べてみると、最高が22℃前後、最低が16℃ほどでした。夜になるともしかしたらもっと冷えるだろうし、海風も冷たく感じるかもしれませんね。
長い時間、外にいることを考えて、できるだけ暖かくしていった方がよさそうです。どんな準備をしていったらいいのかを、以下に書き出してみたので参考にしてくださいね！
秋の夜は寒さ対策が大切
日中は暖かくても、江ノ島付近では海風もあり寒いと感じるかもしれません。そんなときの対策には、着物用の「半襟」や「足袋」を取り入れてみるのがおすすめですよ。最近では、ひざ下丈の「和装ストッキング」というものがあり、つま先まで一体型になっているものから、足袋と組み合わせて履くひざ下ストッキングなど、便利なグッズが市販されているのでご紹介しますね。
●足袋用のタイツ
ひざ下ストッキング
また、防寒対策もしたいけど、オシャレも楽しみたいというあなたには、ここで紹介した防寒グッズに加えて、「ストール」や「スカーフ」を肩掛けしてみると、ワンランクアップの浴衣コーデになってかわいさも増すのでおすすめです！
慣れない下駄や草履には注意
下駄や草履は、普段履きなれない履物ですよね。歩いているうちに鼻緒がすれて痛くなる場合もあります。そんな時は、バンドエイドが数枚あると安心ですよ！目立たないように透明なものを選ぶのがおすすめです。
また、下駄や草履の代わりに、厚底のサンダルを履いてみるのもいいかもしれません。編み上げのサンダルやブーツを履くと、お洒落上級者に見えそうです！足元で個性を出せるのが、秋の浴衣の着方でもあるようなので、色々な組み合わせを試してみて下さい。ただし、歩きやすさを考えて選ぶのがポイントです！
当日彼に気を使わせない気配り
浴衣で行くことは当日のサプライズにしたいかもしれませんが、「事前に彼に伝える」方が無難かもしれませんね。浴衣での外出は、長時間歩くことには向いていなかったり、歩くスピード遅くなったりするので、最初から分かっていると、彼も対処がしやすいですよね。もしかすると、彼も合わせて浴衣を着てくれるかもしれませんよ。
秋の浴衣の着こなしは、季節感を取り入れた色合いと柄選びを
夏は涼しげな「水色」や「白」を基調とした色合いと、「金魚」や「朝顔」の柄をよく見かけますが、秋では避けたほうがよさそうです。色では秋をイメージさせる「赤」や「山吹色」、落ち着いた「紺色」を取り入れ、柄は「紅葉」や「トンボ」の柄を選ぶと秋らしく季節に合った印象になりますよ。
2018年度の「藤沢江ノ島花火大会」の日程や開催場所は？
湘南の秋といえば、夜空を彩る「藤沢江ノ島花火大会」が有名です！
例年8万人以上が訪れる一大イベントで、3,000発の花火が澄み渡った秋の夜空をロマンチックに照らします。そしてなんといっても見どころは、空中で直径約480mまで開く2尺玉です！
この花火大会がどれだけ人気なのかを調べてみたところ、乗換案内の「ジョルダン」による2017年6月～11月までのアクセス数をもとにした「全国花火大会人気ランキング」で、藤沢江ノ島花火大会は第3位（神奈川県内では第2位）となっていました。本当に人気があるんですね！
花火大会の様子がわかる動画があったので紹介しますね。
【動画】
開催日時：2018年10月20日(土) 18:00～18:45 (予定)
※荒天時は2018年10月21日(日)に延期
開場：神奈川県藤沢市 片瀬海岸西浜
アクセス：小田急江ノ島線 「片瀬江ノ島駅」下車 徒歩２分
江ノ島電鉄 「江ノ島駅」から徒歩５分
湘南モノレール 「湘南江の島駅」から徒歩６分
アクセス情報や混雑状況は？
藤沢江ノ島花火大会へは、公共の交通機関を使って出かけることをおすすめします。駐車場探しや、花火の後の交通渋滞を考えると、電車で向かう方がおすすめです！
ただ、花火大会の会場に電車でアクセスするときは、出発時間を早めに計画して下さいね。会場よりも、行き帰りの最寄り駅の方が混雑すると言われていて、花火会場にたどり着くまでに思った以上に時間がかかることがあるそうです。
それに、なんと言っても浴衣で歩くわけなので、歩幅もいつもより小さくて、ゆっくりな歩きになると思います。余裕をもった時間に出発して、帰りの切符を先に購入しておいたり、ICカードの残高をチェックしておいたりして、スムーズに混雑をかわせるような工夫をするといいですよ。
浴衣で電車に乗るときに気を付けるポイントは？
浴衣はかわいいけれど、着てから、長い距離を移動するのはちょっと大変だと感じるかもしれませんね。せっかくきれいに身支度したのに着崩れなんてことを防ぐにも、移動の際には気を付けたほうがいいことがあります。
●座るときは帯に注意
背もたれに寄りかかると、帯が潰れてしまいます。最近は簡単につけ外しできる「作り帯」もありますが、浅く座るよう心がけましょう。
●つり革につかまるときも注意
つり革につかまると、袖が下がってきてはだけてしまいます。座れないときは、つり革ではなくポールにつかまるようにしましょう。
浴衣での花火観覧におすすめのスポット
浴衣で花火鑑賞をする際には、席選びも重要です！私も経験があるんですが、地面にシートを敷いて座るのは、足が広げられないので実はけっこう大変なんですよね。そこでおすすめなのが、イス席です！
この花火大会では「有料観覧席」が会場内にあって、パイプイスの席が設けられているようです。できればこの観覧席のチケットを、あらかじめ購入しておくと安心だと思います。
有料観覧席（花火大会会場）
例年料金は1人2,500円で、全部で2,500人分のパイプイス席が設けられます。有料席のメリットは、場所取りで困ることなく、席から500m先の海上で花火が打ち上げられる迫力満点の花火が落ち着いて見られることです。近隣に7カ所以上のトイレが設置されているのも安心です。とても人気で、すぐに完売してしまうようなので、お早目の購入をおすすめします。
混雑しないおすすめ穴場スポット
先に紹介したパイプ椅子の有料席が1番おすすめですが、周囲には無料の穴場スポットがいくつかあるようですよ！キャンプ用などの簡易イスを持参するなら、こういった場所でもいいですね。周辺のトイレ事情などもあわせて紹介していきます！
打ち上げ場所からかなり近いにもかかわらず、スペースも広く場所を確保しやすい穴場スポットです。公園内にはトイレと自動販売機もあります。レジャーシートや簡易イスを持参すると便利です。
住 所：神奈川県藤沢市江の島1丁目1
アクセス：小田急江ノ島線 「片瀬江ノ島駅」から徒歩10分
例年、屋上の駐車場が無料開放されています。少々会場から離れてしまいますが、遮るものがないため、花火がきれいに見られます。施設内へ出入りすれば、清潔なトイレを利用することができ、もしも雨が降っても安心ですよ。江ノ島周辺の観覧客の帰宅ラッシュに巻き込まれることもなくおすすめです！
住 所：神奈川県藤沢市辻堂新町4丁目1-1
アクセス：小田急江ノ島線 「藤沢駅」でバスへ乗車 「ソニー前」から徒歩1分
まとめ
今回調べてみて、彼と行く花火大会は10月だけど、やっぱり私も浴衣を着てみようと思いました！堅苦しく考えず、ファッションだと割り切って自分らしくコーディネートを楽しむようにするといいですね！でも、どれだけ寒くなるか不安なので、ストッキングや羽織ものなどの寒さ対策はしっかりして出かけたいと思っています！彼との花火デートだからこそ、ぜひ浴衣にチャレンジしてみてください！この秋の藤沢江ノ島花火大会が、ふたりの距離を縮めるきっかけとなるといいですね！
