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ファンヒーターと電気ストーブはどちらが経済的?気になる電気代は?

投稿日:2020年2月20日 更新日:

こんにちは、ライターの吉田です!

寒い季節には欠かせない暖房器具ですが、電気代が気になりませんか?

暖房器具には、エアコンの他に、ファンヒーターや電気ストーブなど色々ありますが、それぞれ暖める仕組みが違うので、同じ時間使っても電気代に違いがあります。

できれば、電気代を抑えつつ暖かく過ごしたいですよね。

そこで今回はファンヒーターと電気ストーブではどちらが経済的なのか、さらに、気になるセラミックヒーターとオイルヒーターの電気代についてもまとめてご紹介します!

 

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ファンヒーターと電気ストーブはどちらが経済的?

ヒーターの写真

ファンヒーターと電気ストーブにかかる光熱費を計算してみると、ガスファンヒーターが経済的という結果になりました。

ファンヒーターと電気ストーブそれぞれの1時間あたりの光熱費を下の表にまとめました。

1時間あたりの光熱費

1時間あたりの光熱費

このように、石油ファンヒーターやガスファンヒーターは燃料を燃やすことで暖かくしているので、その分、電気代が抑えられるということなんですね。

特に、ガスは燃料代も安いので、すべて含めても経済的ということになります。

電気代の算出

・1時間あたりの電気代=各暖房器具の消費電力(kW)×1kWhあたりの電力量料金(※)で算出しています。

※1kWhあたりの電力量料金は、各家庭の契約プランによって決まっていますが、ここでは、全国家庭電気製品公正取引協議会が定める1kWh=27円で算出しています。

・各暖房器具の消費電力は、それぞれ、石油ファンヒーター100W/ガスファンヒーター30W/セラミックファンヒーター900W/ハロゲンヒーター800W/カーボンヒーター800W/グラファイトヒーター900W/シーズヒーター900W/オイルヒーター1200Wで算出しています。

・灯油代は、94.9円/ℓ (2020年1月の全国平均)、一般的な6畳用ファンヒーター1時間あたりの消費量0.3ℓで算出しています。

・ガス代は、都市ガスの平均値16.8円で算出しています。
なお、プロパンガスの場合はこれよりも約1.5~2倍ほど高くなります。

 

ファンヒーターのメリット・デメリット

ファンヒーター

ファンヒーターとは、ガスや灯油などを燃やしてできる熱を、ファンを回すことで温風として送り出す暖房器具です。

熱を作り出すものがガスなのか、灯油なのか、電気なのかによって「ガスファンヒーター(ガス)」、「石油ファンヒーター(灯油)」「電気ファンヒーター(電気)」と呼ばれます。

メリット

部屋全体をすばやく暖められるのが最大のメリットです。

また、石油ファンヒーターやガスファンヒーターは、燃料を燃やすときに水蒸気ができるので、空気が乾燥しない、というメリットがあります。

 

デメリット

ファンヒーターの種類によってデメリットが違うので、分けてご紹介します。

・石油ファンヒーター

灯油を購入してきて給油しなければいけないので、手間がかかります。

また、シーズンオフには灯油を抜き取らなければいけません。

一酸化炭素中毒の危険があるので、1時間に2~3回ほど換気が必要です。

 

・ガスファンヒーター

ガス栓が必要なので、置く場所が限定される可能性があります。

また、一酸化炭素中毒の危険があるので、石油ファンヒーター同様、1時間に2~3回の換気が必要です。

 

・セラミックファンヒーター

すぐに温風が出るのが特徴ですが、石油ファンヒーターやガスファンヒーターと違い、部屋全体を暖めるのには向きません。

また、水蒸気が発生しないので、空気が乾燥しやすくなります。

電気ストーブのメリット・デメリット

電気ストーブ

電気ストーブは、電気を熱に変えることで暖めてくれる器具で、温風は出ないので、部屋全体を暖めるというより、ヒーターの当たる場所(人)をピンポイントで暖めるのが特徴です。

電気を熱に変えるものの種類によって、ハロゲンヒーター(ハロゲンランプ)、カーボンヒーター(炭素繊維)、グラファイトヒーター(黒鉛)、シーズヒーター(ニクロム線)、オイルヒーター(オイル)などさまざまな種類があります。

この熱に変えるものの種類の違いによって、消費電力や暖かさに違いがあります。

メリット

電気ストーブのメリットは、ピンポイントですばやく暖めてくれることです。

コンセントがある場所ならどこでも使用可能で、容易に持ち運びが出来るのも魅力で、帰宅後や起床後すぐに暖まりたいときや、トイレや脱衣所など狭い範囲で使うのに力を発揮します。

価格もリーズナブルなものが多く、小さいものだと2000円程度で購入出来ます。

 

デメリット

部屋全体を暖めるには適していないので、ストーブの前で暖まるか、ストーブを自分の近くに移動させる必要があります。

また、赤くなる部分は温度がかなり高くなるため、間違って触れてしまうとやけどをしてしまう恐れがあるので小さいお子さんや動物を飼っているご家庭では特に注意が必要です。

 

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セラミックファンヒーターやオイルヒーターの電気代は?

オイルヒーター

セラミックファンヒーターとオイルヒーターは、どちらも電気を使って暖める暖房器具です。

気になる電気代は、セラミックファンヒーターが1時間当たり24.3円で、オイルヒーターが32.4円なので、他のファンヒーターや電気ストーブと比べると、オイルヒーターは電気代が高めです。

また、オイルヒーターは他の暖房器具と比べても暖まるまでに時間がかかりますが、部屋全体を暖めてくれますし、直接触ってもやけどすることがないので、小さいお子さんやペットのいるご家庭には安心ですね。

こちらの記事でも暖房器具のコストの比較をご紹介しています。

合わせてチェックしてみてくださいね!

まとめ

ファンヒーターと電気ストーブだと、燃料代を考慮しても、ガスファンヒーターが経済的です。

ですが、ガスファンヒーターは置ける場所が限定されるなど、デメリットもあります。

逆に、電気ストーブはコンセントがあればどこでも好きな場所に置くことが出来ますし、難しいお手入れの必要もありません。

このように、暖房器具によって得意・不得意があるので、部屋全体を暖めたいならファンヒーターやオイルヒーター、狭い場所や足元などピンポイントで暖めたい場合は電気ストーブ、というようにそれぞれの用途に合わせて使うのが1番効率よく、経済的に使うことができますよ。

これらの点を踏まえて、これから暖房器具を購入しようと考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね!

 

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