こんにちは~ライターのあこです。
住民税を普通徴収で支払っている方の多くは、金融機関の窓口やコンビニ払いもしくは、口座振替ではないでしょうか?
もし、住民税をクレジットカードで支払うことができれば、コンビニや銀行に足を運ばなくて済むようになるので非常に便利ですよね。
そしてなにより、クレジットカードのポイントも貯まるのでいいことづくしです!
今回は「住民税はクレジットカードで支払うことができるのか?」「もし住民税をクレジットカードで支払うことができるなら、一体どのようにして納付すればいいのか?」について見ていきます!
住民税はクレジットカードで支払いできる?
住民税は、「納税額が100万円未満」であれば、クレジットカードで支払うことができます。
ただし、自治体によってクレジットカード支払いに対応しているところとしていないところがあるので、まずはお住まいの自治体がクレジットカード支払いに対応しているかどうかを確認してください。
確認方法としては、
の3つありますので、自分が調べやすい方法で調べてみてくださいね。
なお、使用できるクレジットカードは、基本的には下記5つですが、これも自治体によって異なるので事前に確認してみてください。
クレジットカードで支払うには、住民税の支払いができるサイトから、オンライン上で納税額やカード情報を入力して支払います。
詳しい支払い方法については次でご紹介させていただきます。
住民税をクレジットカードで支払うのはどこからできるの?
住民税をクレジットカードで支払うには、オンラインサイトからと、コンビニ(セブンイレブン)からの方法があるので、1つずつ詳しくご紹介します。
①自治体のホームページ
専用支払いシステムでの支払い方法・注意事項がホームページに記載されていますので、それに従って処理を進めます。
(例)都税の場合(https://zei.metro.tokyo.lg.jp/)
*注意事項・説明画面
納付情報→支払情報→内容の確認→支払完了となります。
②Yahoo!公金支払い
先ほどクレジットカードで住民税を支払うことができる自治体か調べる時にもご紹介したこちらのサイトですが、実はこのサイトから住民税をクレジットカードで支払うことができます。
簡単にですが手順を見ていきます!
1.住民税を選択します
2.都道府県を選択します。
3.自治体を選択します。
4.下記のような画面が出てきますので、納付通知書を手元に用意し手順に従って処理を進めます。
※なお、クレジットカード決済の場合、別途決済手数料がかかります。
手数料は、この画面のSTEP.2のところに納税金額を入れると、金額のシュミレーションができます。
このようにいずれの場合も、画面上に手順が説明されていますので、その通りに進めていけば問題なくクレジットカード支払いを完了できます。
③コンビニ(セブンイレブン)
ただし、クレジットカードを使う方法が1つだけあります。
その方法は、電子マネー「nanaco」にクレジットカードからチャージして支払うことです。
こうすることで、nanacoポイントがもらえるだけでなく、他のクレジットカード支払いではかかってしまう、決済手数料がかかりません!
ただし、nanacoにチャージできるクレカは現在、
の4つだけとなっています。
こちらも参考にしてみてください。
※現在リクルートカードではチャージできませんので注意ください。
コンビニでの住民税の支払いは、クレジットカードは基本的にできないのが残念ですが、nanacoをお持ちの方は利用しやすいのでおすすめです!
普段nanacoをあまり利用しない方は、オンラインサイトがすぐに処理できてとても便利ですね!
住民税をクレジットカードで支払うメリットとデメリットは?
住民税をクレジットカード支払いで支払いメリットとデメリットについてご紹介していきたいと思います。
メリット
クレジットカードのポイントを貯めることができる
また中には年間の利用金額によって年会費が変わってくるクレジットカードもあります。
住民税など比較的大きな金額を支払えば、そういったクレジットカードの特典を受けることができるようになる可能性もあります。
24時間いつでも支払いができる
しかしクレジットカード払いにすれば24時間いつでも自分が処理できる時に支払うことができますし、窓口で順番待ちをする時間も削減できるので、忙しい人にはピッタリです。
現金を持ち歩くリスクを減らすことができる
少しの間でもやはり沢山の現金を持ち歩くというのはリスクを伴います。
クレジットカード払いであれば、現金を持ち歩く必要はないのでリスク軽減になります。
分割で支払うことができる
デメリット
支払い手数料がかかる
しかしクレジットカードで支払う場合には納税額に応じて支払い手数料がかかってきます。
またもし支払い手数料を間違った金額で支払ったとしても、差額が戻ってこないので注意が必要です。
これは、クレジットカード支払いの仕組みに理由があり、「決済=クレジットカード会社が立て替えて支払う」ことになるためです。
実際に利用者がお金を支払うのは、翌月や翌々月などカード会社によって違いますよね。
その間、カード会社は貸し倒れのリスクを負うことになり、利用者は実際の支払いまで時間をもらうことになるので、そういったリスクや利益の対価として、利用者がクレジットカード会社に手数料を支払います。
※一般的な支払い手数料
納税額 | 支払い手数料(税抜き) |
1~10,000円 | 55~110円程度 |
10,001~20,000円 | 110円~220円程度 |
20,001~30,000円 | 200~330円程度 |
30,001~40,000円 | 260円~440円程度 |
40,001~50,000円 | 360円~550円程度 |
納税証明書が発行されない、もしくは発行に時間がかかる
そして、納税証明書の発行にも時間がかかります。
というのも、クレジットカード支払いは、決済した日から実際に支払われるまでに時間がかかるので、役所で支払いの確認ができてから、納税証明書を発行してもらうことになるからです。
また、自治体によっては、クレジットカード支払いだと納税証明書の発行をしてもらえないところもありますので、納税証明書が必要な方は、事前に役所に問い合わせておくことをおすすめします。
限度額以上の支払いはできない
限度額に関しては人によって異なっているので、自分のクレジットカードの限度額をまずは確認する必要があります。
このように手数料がかかってしまったり、納税証明書の発行に時間がかかる、というデメリットはありますが、24時間365日いつでも支払いができるという点、待ち時間なく支払いができる点、またクレジットカードのポイントを貯めることができる点を考えるとトータル的にはやはりお得です。
まとめ
住民税の支払いは「100万円未満」であれば自治体によってクレジットカードで支払いができます。
ちなみに、自分が住んでいる市は、残念ながらクレジットカードで支払いできませんでした。
しかし職場がある市では対応していたので、対応している自治体は増えてきてはいるようです。
クレジットカードで支払えれば、手間や時間の短縮になるので、やはり便利ですし、ポイントを貯められるのはお得ですね!
住民税の支払いがこれから待っているという人は、クレジットカードで支払いできるのかどうか確認して、対応しているようでしたらぜひクレジットカードで支払いしてみてくださいね。