こんにちは!ライターのまゆです。

ハンバーグにはナツメグを入れるのが鉄板ですよね。

でも、ナツメグが好きで、多めに入れているという人は要注意です!

実は、ナツメグを入れすぎると体によくない影響が出ると言われてます。

そこで今回は、ナツメグの危険性や、ハンバーグに入れるナツメグの量はどのくらいがいいのか、ということについて解説していきます。

 

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ハンバーグのナツメグの量は注意が必要?

焼いているハンバーグ

ハンバーグにナツメグを入れると、お肉のくさみが消えて食欲をそそる香りがするので、ついたくさん入れたくなりますよね。

でも、ナツメグの量には注意が必要なんです!

公益財団法人 日本中毒情報センターのレポート「摂り過ぎると中毒を起こす食べ物https://www.nikkakyo.org/system/files/chumoku272.pdf」の中に、ナツメグも対象として名前があがっています。

そのレポートによると、

危険な量:5g以上

症状がでるまでの時間:食べてから1~8時間後

症状:神経系の症状(興奮・不安・幻聴など)

呼吸器系の症状(早く不規則な呼吸など)

循環器系(ショック・低血圧・頻脈など)

その他(嘔吐・口腔内乾燥など)

 

とまとめられています。

また、ナツメグによる中毒死も、これまでに2件起こっているとのことです。

身近な香辛料のナツメグですが、たった5gで中毒症状がでるなんて、驚きですよね!

ちなみに、我が家にあるナツメグの小瓶を見たところ、内容量は8.3gだったので、一度に半分以上食べてしまった場合は危険ということになります。

また、市販されているナツメグの量を調べると、15~20gが多かったので、一度に1/3~1/4の量を超えて口にしないよう気をつけてください。

ナツメグ

普通に料理で使う分には心配ないとは言え、小さいお子さんがいるご家庭やペットを飼われている方は、誤って多量を口にしないように手の届かないところにおいて置くことは忘れないでくださいね!

万が一、ナツメグを食べ過ぎてしまって上記のような症状が確認された場合や、不安がある方は、直ちに医療機関を受診してください。

 

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ナツメグはどうして危険なの?

食器とびっくりマーク

先ほどご紹介したように、ナツメグを取りすぎると様々な中毒症状が出て、最悪の場合死に至ることもあります。

ここからは、身近な香辛料のナツメグが、どうしてこんな毒性があるのか、ということを掘り下げてみたいと思います。

ナツメグとは?

ナツメグ

インドネシアのモルッカ諸島原産のニクズクという木の実がナツメグです。

ニクズクの木の実を割ると、種子があるのですが、その周りには、網目状の赤い皮があります。

その皮を剥いで、中の黒い実の部分を乾燥させ、粉末にしたものがナツメグになります。

ナツメグ

ちなみに、木の実の周りの赤い皮は、メースという香辛料として使われ、ナツメグよりもより上品な風味がするそうですよ。

ニクズクの木は、10mを超える巨大な木で、1つの木から約4,000個もの実ができますが、実がなるまで7年もかかると言われています。

ナツメグは長い年月の末にできる、自然の恵みなのですね!

ナツメグのどういった成分が危険なの?

ナツメグには、ビタミン、ミネラルなどのほか、中毒症状を引き起こすと言われる「ミリスチシン」「エレミシン」が含まれています。

この「ミリスチシン」「エレミシン」が体の中で分解される過程でできる成分の働きによって、呼吸器系、循環器系、神経系に中毒症状が現れます。

ナツメグの中毒症状がでてしまったら?

特効薬はないので、対症療法をしながら体からナツメグの成分が出て行くのを待つしかありません

基本的には24時間以内に回復すると言われていますが、精神症状(興奮・錯乱・不安感・幻聴など)に関しては、2~3日続くこともあるそうです。

ナツメグはそもそも体に悪いの?

ここまでナツメグの危険性についてだけ触れてきましたが、適量であれば、実は健康にいいと言われています。

ナツメグの健康効果

・口臭の改善

・鎮痛作用

・リラックス効果

・胃腸の活性化・食欲増進

・体を温める

・認知症・アルツハイマー病の改善

 

ナツメグの香り成分には、「オイゲノール」「ピネン」「ミリスチシン」などがあり、これらが体に様々な健康効果をもたらしてくれます。

オイゲノール:抗菌作用・鎮痛作用

抗菌作用の働きで、口臭のもととなる菌の増殖が抑えられ、口臭が改善されます。

また、鎮痛作用もあるため、古くから、関節痛や歯痛、筋肉痛などの鎮痛剤として利用されてきました。

 

ピネン:リラックス効果・胃腸の保護、消化促進・血行促進

森林のような香りがあり、リラックス効果が高いと言われています。

また、胃の粘膜を保護して消化促進する効果や、血行をよくして、体を温める効果もあります。

 

ミリスチシン:神経経路の活性化、食欲増進

先ほど毒性がある成分として紹介しましたが、適量であれば、神経経路を活性化して、認知症やアルツハイマー病に有効だと言われています。

また、食欲を増進させたり、腸内環境をよくする働きもあります。

 

このように、ナツメグは適量であればむしろ健康的効果も期待できる食品なので、量に注意しながらうまく取り入れられるといいですね。

ハンバーグに入れるナツメグの適量とはどれくらい?

ひき肉

ハンバーグに入れるナツメグの適量は、ひき肉100gに対して0.15~0.2gが目安です。

ナツメグ
※我が家のナツメグの容器の画像です。

このナツメグは小さじ1=1.7gなので、ひき肉200gに対して、小さじ1/4=0.4gと書かれていますね。

ただ、1g以下の少量を計量するのって結構面倒ですよね。

というわけで、実際何回振り出せばいいのかを、こちらのS&Bのナツメグを例にしてご紹介します。

1振り=0.034g
→ひき肉100gの場合約6振り
(0.2g)

 

が適量ということになります。

計量が面倒という場合はこちらを目安にしてみてくださいね!

ハンバーグ以外にナツメグを使用するおすすめの料理は?

スパイス

ナツメグはハンバーグなどのお肉料理だけでなく、乳製品や、野菜など臭みのある食材とよく合います

ここからは、ナツメグを使ったちょっと意外なおすすめの料理をご紹介します。

おすすめ①乳製品

・クリームシチュー

・チーズフォンデュ

・ホワイトソース

 

ナツメグの香りをしっかり楽しみたい場合は、調理の最後の工程で、仕上げとして少量振りかけて使います。

まろやかにしたい場合は、牛乳と一緒にナツメグを入れて、少し煮込んでみるのがおすすめです。

乳製品に入れることで、独特の臭みを消し、スパイスの香りで本格的な味に仕上がります!

 

おすすめ②野菜

・じゃがいも(コロッケ・ポテトサラダ・マッシュポテト・ポテトグラタンなど)

・にんじん(ポタージュ・ソテー・グラッセなど)

・ほうれんそう(ポタージュ・ソテー・キッシュなど)

・野菜炒め

 

ナツメグは野菜の臭みを消し、甘味をひきたててくれます。

ポタージュや炒めものなど、料理の仕上げに加えてみてください。

 

おすすめ③スイーツ

・クッキー

・ケーキ

 

ナツメグは加熱すると苦味が飛んで甘味が強くなるので、スイーツともよく合います。

クッキーやケーキなどの焼き菓子の生地に混ぜることで、芳醇な味わいに仕上がりますよ。

量の目安としては、薄力粉150g~200gに対して小さじ1/4~小さじ1程度を入れます。

よりスパイシーにしたいときは、シナモンやジンジャーなどを一緒に入れてみるのもおすすめです!

 

ナツメグに賞味期限はあるの?

ナツメグ

ナツメグの賞味期限は約1年間と言われています。

ただし、きちんと保存したときの場合なので、下記のように保存してくださいね。

・空気に触れないよう密閉する

・直射日光に当てない

・水分や湿気の多い場所を避ける

 

基本的に冷暗所であればいいのですが、私のおすすめは冷蔵庫保存です!

というのも、実はスパイシーなナツメグにもダニがわくことがあるそうです。

ダニがわいてすまうリスクを少しでも減らすには、冷蔵庫で保存してできるだけ早く使うようにしてくださいね。

また、パウダー状のナツメグは、ホールのものよりも風味が落ちるのが早いです。

ナツメグの風味をより長く楽しみたい方は、ミル付きで、必要な分だけを挽いて使えるナツメグを選ぶといいですよ。

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まとめ

ハンバーグをおいしく仕上げてくれるナツメグですが、入れすぎてしまうと、低血圧、頻脈などのほか、幻聴や強い不安感などの中毒症状を引き起こすので、注意が必要です。

ハンバーグを作るときは、ひき肉100gに対して6振りを目安に、適量を守ってください。

ナツメグはハンバーグ以外にもいろいろな料理に合うので、ご紹介した料理を参考に、ナツメグを使った料理を楽しんでみてくださいね。

 

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