こんにちは、ライターの小松ゆあです。
梅雨の時期の髪の毛の広がりやうねりはとても厄介ですよね。
前日からケアしたり、出かける前にブローをしても、すぐに湿気で髪の毛が広がってきてしまうものです。
梅雨のそんな悩みを解決するために、美容室で縮毛矯正を考える人も多いはずです。
しかし、縮毛矯正はブリーチと同程度のダメージがあると言われるほど髪にとってダメージが大きいのが事実です。
さらに、髪の毛が伸びれば、伸びた根元からまたうねりがでます。
なので、できれば縮毛矯正は避けて自分でできるヘアアレンジで解決できるといいですよね。
そこで今回は、梅雨に髪の毛が広がる・うねるときの解消方法や、縮毛矯正をする前に試しておきたいヘアアレンジについてご紹介したいと思います。
梅雨で髪の毛の悩みを解消するには根元のヘアアレンジが重要
根元は髪の毛全体に影響するので、根元がうねっていると髪の毛全体のうねりに繋がります。
つまり、根元をきちんとケアできれば梅雨でもきれいな髪の毛を保てます!これは検証結果もでています!
根元からヘアアレンジする手順はそこまで難しくないです。
手順
動画では前髪が紹介されていますが、髪の毛全体にも応用できます。
1手順ずつ詳しくご紹介します。
①根元をしっかり濡らす
朝のスタイリング時など髪の毛が乾いている場合は根元からしっかりと濡らしてください。
②根元から毛先へと順にドライヤーを当てる
乾かし方のポイントは、髪の毛の中に手を入れ、指で上から下へと強めにこすりながらドライヤーを当てることです!
こうすることで、ムラになることなく乾き癖も直すことができます。
根元が乾いてきたら、手で髪全体をとかしながら毛先に向かってドライヤーを当てます。
一点にばかり当て続けるとダメージの原因になったり風の当たる部分が分かれてしまうので、ドライヤーを小刻みに動かし、まんべんなく当てるのがポイントです。
③髪の流れを整える
こうすることでうねりや癖がとれやすくなるのでおすすめです。
④冷風を当てる
髪を温めすぎるとダメージにも繋がるので、全体を乾かす際も温風と冷風を交互に当てるのもおすすめですよ。
⑤スタイリング剤でコーティングする
ただし、いくら髪を崩したくないからといってつけすぎには注意です。
髪がベタつき見た目が悪くなるだけではなく、頭皮の毛穴を埋めてしまうことで効果が半減することもあります!
スタイリング剤をつける時には頭皮を避け、髪の毛の中心から毛先に付けるようにしてください。
この記事の最後で、私がおすすめする梅雨の髪の毛対策のスタイリング剤を紹介するので、合わせて参考にしてみてくださいね。
なぜ梅雨に髪の毛が広がってしまうの?
また、癖毛の人や髪の毛が傷んでいる人は湿気をより吸収しやすくなるため、うねりが強くなったり、広がりやすくなります。
うねり髪にはアイロンは効果的!
うねり髪を抑えるために、アイロンの使用はとても効果的です!
理由は、ヘアアイロンはドライヤーよりも高温の100℃以上の熱でスタイリングするので、湿気が多い日でも長時間キープしやすいからです。
アイロンを正しく使えば、梅雨の髪の毛のうねりに効果的なだけでなく、朝セットした髪型を長持ちさせることもできますよ。
ただし、ヘアアイロンは正しく使わないと髪にダメージを与えてしまうので、必ず最初にご紹介した方法で髪の毛全体を乾かした後に使ってくださいね。
アイロンのポイント
1つずつ詳しくみていきます!
ポイント1:ブラッシングで摩擦を減らす
外側からのブラッシングはもちろん、内側からも髪のもつれや絡まりをほぐし、髪の流れを整えるようにしてください。
ポイント2:ブロッキングで熱を均一に伝える
アイロンをかける際は、髪の毛を「3㎝幅」を目安に細かく分けて、他の部分をダッカールなどのクリップでとめておきます。
こうすることで、根元から均一に熱が加わり、うねりもきれいにとれます。
ポイント3:冷風でキューティクルをとじる
そして、このキューティクルは温かいと開き、冷たいと閉じます。
なので、仕上げにドライヤーの冷風をふきつけることでキューティクルを閉じ、水分が入ってこないように閉じ込めます。
こうすることで湿気を吸うのを防ぐだけでなく、アイロンの効果をキープできますよ。
オイルを塗ってもダメな理由は?
オイルは正しく使わないと、ベタついたりスタイルをキープできないので、一見梅雨には良くないように思われるかもしれません。
でも実は、オイルで髪の毛の表面を覆うことで梅雨の湿気から守ることができます!
オイルのメリット
オイルには上記メリットがあるので、梅雨にも活用したいアイテムなんです!
梅雨にオイルを使う2つのポイント
ポイント1.オイルはタオルドライ後に!
ドライヤー前につけることで、ドライヤーの摩擦や熱からも守ってくれますよ。
お出かけ前のオイルも効果的!
ただし、付けすぎには十分注意してください!
梅雨の髪の毛対策におすすめのスタイリング剤は?
ここで最後にヘアスタイルを維持させるために必要なキープ用のヘアスプレーと、ダメージを減らすために必要なオイルを紹介したいと思います!
ヘアスプレー編
ヘアスプレーの固まりが苦手な人におすすめ
髪を固めずに自然なまとまり感を出してくれるスプレーです。
湿気での髪の広がりを抑えることもできるので梅雨に髪の毛が広がりがちな方におすすめです。
ヘアスタイルを絶対キープしたい人におすすめ
キープ力がとても高いのに、ベタつかず白くなりにくいスプレーです。
癖が強くまっすぐスタイリングしてもすぐに崩れてしまう、という方に特におすすめです。
ベタつきが苦手な人におすすめ
長時間ベタつかず、艶のあるヘアスタイルをキープしてくれます。
ドライな質感なので、湿気はもちろん、静電気を防ぎながら髪の広がりを抑えてくれるのもポイントです。
固まり過ぎないので、自然なヘアスタイルが好きな方におすすめです。
ヘアオイル編
毛量が少なくぺちゃんこ髪になりがちな人におすすめ
湿気で髪がぺちゃんこになってしまうのを抑え、自然なボリュームを作ることができます。
サラサラした仕上がりになるので、オイルで髪がベタつくのが苦手という方におすすめです。
髪の広がりが特に気になる人におすすめ
髪のダメージを補修し、ハリのある艶髪に仕上げてくれます。
また、キープ力も期待できるので梅雨に髪の広がりが気になる人にぴったりです!
ボリュームはそのままに、髪の広がりを抑えたい人におすすめ
髪の艶やまとまりをよくし、広がりを抑えつつもボリュームは残ります。
ややキープ力にかける部分もあるため、キープ力最優先という方には向きません。
スタイリング剤によってメリットデメリットがあるので、あなたに合ったものを見つけて梅雨の髪の毛の悩みを軽減してくださいね。
まとめ
梅雨で髪の毛の広がり・うねりを解消するには、ドライヤーやヘアアイロンを正しく使うことがポイントです。
縮毛矯正はダメージが大きく髪が伸びてくればうねりがでるので、まずは、ご紹介した根元を意識したヘアアレンジをやってみてくださいね。
さらにあなたに合ったヘアオイルやキープスプレーを使用することで、梅雨に負けないヘアスタイルを維持させることもできますよ!
梅雨の髪の毛の広がりやうねりは、湿気はもちろん、日々のダメージが影響してしまいます。
ヘアアレンジばかりにとらわれず、日頃からの正しいヘアケアも意識してみてくださいね。