こんにちは、ライターのたじまるです!

就職・転職活動をする時に必ず書くのが履歴書ですね。

そして、履歴書の中で最も重要なのが、「志望動機」だと言われています。

採用する企業側も「あなたがなぜ我が社を選んだのか」は、採用するうえで重要なポイントになってきます。

企業側にあなたの印象を残すためには、ハッキリとした志望動機を伝えながら、自分のこともアピールできる内容でなくてはいけません。

この記事では履歴書に書く志望動機の例文をご紹介していますので、参考にしてみてくださいね!

 

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就職・転職に役立つ志望動機の例文をご紹介!

履歴書

志望動機を書く時に気をつけることは、ダラダラと書くのではなく、「なぜこの業種・職種・会社を選んだのか」の結論を先に書くことです。

結論から書いて、その理由を述べていくと面接官の方にもわかりやすく志望動機が伝わります。

まずは、一般的な志望動機の例文をご紹介します。

例文1

貴社のサービスの質の良さを以前より感じており、求人情報を見て、私も貴社のスタッフとして仕事をしたいと思い応募いたしました。

私は真面目だと言われることが多く、スムーズに物事を進めるための事前準備を怠りません。計画的に仕事をするよう心掛けております。

入社した際には、モチベーションを高く持って、質のよいサービスを提供できればと考えています。

 

例文2

貴社では、社員一人一人の裁量に任せて仕事を進められると聞いて、この会社を選びました。

私は前職で事務の経験があり、データの入力や集計、効率の良い業務改善などを行っておりましたので、この経験が貴社で活かせるのではと考えております。

今までの経験を活かしながら、さらにスキルアップしたいと思っていますので、積極的に業務に取り組んでいきたいです。

 

一般的な志望動機の例文をご紹介しましたが、実際は業種などによっても違ってきますよね。

というわけで、ここからは一般的な例文が当てはまりにくい「製造業」「接客業」の2つの志望動機の例文をご紹介していきます。

製造業の場合の志望動機の例文は?

製造業を受ける際には、「ものづくりが好き」や「細かい作業が得意」など、製造の仕事が向いていることをアピールすることが大切です。

それでは、例文を2つご紹介します。

例文1

私は体や手を使う作業が好きで製造業の仕事を探していたところ、貴社の求人が目に留まり、応募いたしました。

ものづくりが好きで集中してこつこつと取り組めますし、細かい作業が得意です。

製造業は未経験ですが、出来上がるまでに私も携わった製品が、他の人の役に立つと思うとうれしく、やりがいを感じられる仕事だと思っております。

 

例文2

貴社の〇〇に魅力を感じ、私も〇〇の製造に携わりたいと思い応募いたしました。

私は〇年間、製造会社に勤務し、ライン作業を行ってきましたので、そこで培った忍耐力や、正確性などの経験を貴社で発揮でき、さらに成長できると思っております。

入社したら、責任感を持って、即戦力として働けるよう努力します。

 

接客業の場合の志望動機の例文は?

接客業はたくさんの人と関わる仕事です。

「人と話をするのが好き」「おもてなし精神が強い」「細かい気配りができる」など、接客業に向いているポイントをアピールすることが大切です。

それでは、例文を2つご紹介します。

例文1

接客業は未経験ですが、人と接するのが好きです。

コミュニケーション能力が高いと周りからもよく言われるので、接客業に向いていると思い応募いたしました。

冷静に判断し、その場に合った柔軟な対応をすることを心がけて仕事をしていきたいと考えています。

 

例文2

〇〇で〇年間働いた経験があり、接客のノウハウは身についているので、貴社でも即戦力として働けると考えております。

場面によって臨機応変かつ柔軟に対応でき、お客様に合った接客をするように心がけています。

きめ細かな接客ができるよう、自分自身の能力を高めながら、貴社の売り上げに貢献していきたいと考えています。

 

以上、志望動機の例文をご紹介しました。

履歴書は記入欄が限られているので結論を簡潔に書いてくださいね。

ただし、面接の際は志望動機を詳しく聞かれることも多いので、その「会社」を選んだ理由だけでなく、なぜその「業種」「職種」を選んだのかといったところまで考えをまとめておくことをおすすめします!

そこから志望動機欄に簡潔にまとめていくとしっかり準備ができますよ。

こちらの動画では志望動機の作り方をわかりやすく解説してありますので参考にしてみてください。

 

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就職・転職の面接での志望動機どう伝えればいいの?

面接のイメージ

面接でも志望動機は聞かれるはずなので、履歴書に書いた志望動機を丁寧に補足しながら伝えられるといいです。

例えば、履歴書には「貴社の〇〇に魅力を感じており」と書いているところを、「なぜ魅力に感じたのか」「魅力に感じるきっかけになったエピソード」などを伝えると、あなたの熱意が面接官に伝わるはずです。

また、例文でもご紹介したようにその会社だけでなく、なぜその業種・職種を選んだのか、というところまで伝えられると、あなたが応募した動機としてしっかりと伝わりますよ。

暗記はNG!

履歴書に書いたことを丸暗記してそのまま言うだけでは、あなたの気持ちは伝わりません。

「履歴書の内容を丸暗記しただけだな」と思われると面接官の印象もよくありませんので、志望動機の要点だけを頭に入れて準備をするといいですよ。

履歴書では伝えきれなかった思いを、面接で伝える」というイメージで面接に臨めば、思いが言葉になって出てくるのでおすすめです!

 

自己PRの例文は?

自己PR

志望動機の次に自己PRもあなたのことを伝えるうえで大事なことです。

いくつか得意なことに分けて例文をご紹介します。

「コミュニケーション能力が高い」

私は初めて会った人でもすぐに打ち解けることができます。

どんなタイプの人でも興味を持って話をすることができるので、良好な人間関係が築けます。

仕事をするうえでチームワークは必要なことだと思っており、職場の人と円滑な関係を築いていけます。

 

「責任感がある」

私は任されたことは責任を持って、最後までやり通すように努力してきました。

私一人で行う作業はもちろん、チームで動く時も全体がうまくまわっているか常に気にかけ、うまくいっていないところはサポートにまわるなど、全体に目を配るよう意識しています。

チームが円滑に動くように、幅広い視野で仕事がすることができます。

 

「積極的に取り組む」

何事にも興味があり、知らないことやできないことでも積極的に挑戦し、習得できるように取り組むチャレンジ精神があります。

仕事を通して成長できることに喜びを感じます。

 

よくない書き方

自己PR文を書く際、以下のような書き方をしてしまうとあなたの印象が下がってしまうので注意してください。

・曖昧な表現

・否定的な言葉

・前職の悪口

 

この3点についてより詳しくご紹介します。

曖昧な表現

「だと思います」や「かもしれない」という表現は自信がないようにとらえられてしまいます。

同じ内容を伝えていても最後の言葉が断言なのか曖昧なのかで与える印象は違ってくるので、断言する言い方を練習しておくといいですね。

 

否定的な言葉

自分の弱点やネガティブな部分を言うことであなたの評価を下げることになります。

短所などを聞かれて答える際は、否定的な言い方ではなく下記のような肯定的な言葉に言い換えることがポイントです。

・おせっかいなところもありますが、人一倍気が利くので細かな配慮ができます。

・心配性なところもありますが、一つ一つ慎重に仕事を進められます。

・おおざっぱな一面もありますが、おおらかに柔軟に物事に取り組めます。

 

前職の悪口

転職の場合「なぜ辞めたのか」と聞かれる可能性が高いです。

いくら前職に不満があったとしても、そのまま伝えてしまうと「当社でも同じような不満を持ってすぐ辞めてしまうかもしれない」と思われてしまいます。

不満を言うのではなく、「違うことに挑戦したくなった」「さらに高みを目指そうと思った」など、前向きな表現をするように心がけてください。

 

まとめ

就職・転職活動をする際の、志望動機と自己PRの例文をご紹介しました。

まず、なぜこの業種・職種・会社を選んだのかを簡潔に答えてから、その理由を掘り下げて伝えることがポイントです。

履歴書に書いた志望動機を面接で熱意を持って話すことができれば、面接官に思いが伝わるはずです。

緊張で頭が真っ白になるからと、暗記はダメですよ!

自己PRでは、肯定的な言葉でアピールできるようにしておいてくださいね。

例文を参考に、あなたの思いをしっかり伝えられるといいですね!

 

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