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アジの締め方をハサミでやる手順!血抜きしたあとは海水は捨てた方がいい?

投稿日:2021年9月9日 更新日:

こんにちは!ライターのRisaです。

釣りたての魚は鮮度抜群で美味しいですよね!

中でもアジは1年釣ることができる魚で、初心者でも比較的釣りやすい魚として人気があります。

そして、どうせなら釣れたアジを新鮮な状態で持って帰って食べたいですよね!

魚を締めるための道具はいろいろありますが、何もない場合はハサミを使って締めることができます

ハサミを使った締め方は、やり方さえ覚えてしまえば初心者でも簡単にできます!

具体的にどのようにハサミでアジを締めるのか、また、締めたあとの血抜きのやり方、持って帰り方などを詳しくご紹介します!

岸や堤防で魚を釣って道具がないけど、魚を新鮮な状態で持って帰りたい方はぜひ参考にしてみてください!

 

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アジをハサミで締める手順

初心者でも簡単な、ハサミを使ってアジを締める手順についてご紹介します。

※釣ったばかりのアジは暴れるので、しっかりと挟むなり固定してから作業をしてください!慌てて手を切ってしまわないように十分注意してください。

必要な道具

・ハサミ(普通のハサミでも可能)

・バッカン(海水を入れておく)

・クーラーバッグ

・氷

・海水

 

手順

1.エラの中からハサミを入れる

2.目の後ろにある延髄(えんずい)を切る(片面だけでOKです)

※そこまで奥までハサミを入れなくても大丈夫です。

魚のイラスト

3.海水を入れたバッカンにアジを頭から入れ、振って血を抜き出す

4.水が赤くなったら何度か水を交換する

5.血が水へ流れでなくなったら血抜き完了

 

釣ったアジはすぐにこの処理をしてからクーラーバッグに入れるのがポイントです。

まとめて締めようと思ってバッカンに泳がせておくと、すぐに鮮度が落ちていってしまいます。釣れたら1匹ずつ締めていくと、より新鮮な状態を保つことができます。

また、海水は浸透圧の関係で魚の血を外へ排出しやすくします。血抜きは必ず海水で行わなければいけません

血抜きの目安は5分~10分程度です。水の色が変わらなくなれば血抜きができていると判断できます。

こちらの動画も参考にしてみてください!

 

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血抜きが終わったアジは海水につけない方がいい?

血抜きが終わったアジはすぐに冷やしておかなければいけませんが、海水につけても問題はありません

重要なのは冷やしておくことなので、冷たい海水であれば鮮度は保つことができます。

しかし、アジを真水に入れると、浸透圧の差でアジの身に水が入り込んで身が柔らかくなってしまうので注意が必要です。

特に血抜きをしたあとは身が出てしまっているため水の影響を受けやすいので、真水に入れるのは避けるようにしてください。

持って帰るときは鮮度を保つために、クーラーボックスにたくさん氷を入れておきます。

そして、アジを直接氷に触れないよう、ビニール袋や新聞紙で包んで入れてください。

この際に氷だけでなく海水も入れてしまうと、クーラーバッグの温度が下がりすぎてアジが美味しくなくなってしまう原因になるかもしれません。

持ち帰る際も重たいので、海水は捨ててから持って帰るのがおすすめです。

アジの鮮度を保ったまま持って帰るには?

アジの鮮度を保ったまま持って帰るには、以下のポイントを守ることが大事です。

アジの鮮度を保つポイント

・釣ったらすぐに締める

・血抜きをする

・クーラーバッグに氷だけでなく海水も入れて冷却度を高めておく

・アジが直接氷に触れないようにビニール袋で覆う

 

釣ったらまず締めて血抜きをし、すぐに冷やしたクーラーバッグに入れるのがおすすめです。

釣ってから締めずに狭いクーラーバッグに入れてしまうと、アジにストレスがかかって旨味成分が出て行ってしまいます。

そして、締めて血抜きをしたアジはすぐに冷やさなければいけません。冷やしたクーラーバッグにすぐに入れるようにしてください。

あらかじめ氷と海水をクーラーバッグに入れておくと、より冷えた状態にすることができます。

また、クーラーバッグの中は4度~10度前後がおすすめで、冷やさないといけないからといってキンキンにしすぎないように注意が必要です。

海水と氷を入れたままのクーラーバッグに入れてそのまま持ち帰ると冷えすぎてしまう可能性があるので、血抜きが終わったアジを入れるときは氷だけにしておきます。

アジに氷が直接触れると、身が固くなってしまいます。そのまま入れず、ビニール袋などを使って味に氷が触れないように工夫してくださいね。

海水氷締めなら血抜きしない方がいい?

 

アジのような小さい魚は、血抜きをせずに氷水で締めるだけで良いと言われることもありますが、そのまま氷水で締めると暴れて結果血が出てしまいます。

そして、血が身に滲みでて、血生臭い味になってしまいます。

血抜きをしておくことで生臭さが軽減され、より美味しいお刺身になります。

たくさんアジが釣れて血抜きをしている余裕がないときは?

小さなアジが大量に釣れた場合などは、1匹1匹ハサミで締めて血抜きをしている余裕はないですよね。

そういった場合は処理をしているうちに鮮度が落ちていってしまうので、そのまま氷水に放り込んで締めてしまった方が鮮度を保つことができます。

ただし、血抜きをしないとアジの中で血生臭さは残ってしまうので、できる限り締めて血抜きをしておいた方が美味しく食べられます

特に大き目のサイズ(目安として20センチ以上)のアジや、暴れまわっている場合などは、血生臭さが出てしまうことが多いです。

慣れてきたら釣れたアジに応じて締め方を変える、締め方や処理によってどのぐらい味が異なるかを試してみるのもいいかもしれません。

まとめ

アジは、ハサミを使って簡単に締めることができます。エラからハサミを入れて延髄を切断するだけで締められますが、その後はしっかり血抜きをしなければいけません。

血抜きをせずに海水氷で締めることも可能ですが、血抜きをしないと血生臭い味になってしまいます。

できるだけ締めて血抜きをした方がより美味しいアジを食べることができるのです。

締めて血抜きをしたアジはすぐに冷やしたクーラーボックスに入れなければいけません。

氷と海水を入れておくと冷却度が高まるのでおすすめですが、アジが直接氷に触れないようにビニール袋や新聞紙にくるんでから入れるように注意が必要です。

アジを新鮮に持って帰る方法は、手順を守ればとても簡単です。

せっかく釣れたアジを台無しにしてしまわないよう、手早く適切な処理をして、美味しいアジを堪能してください!

 

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