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揚げ物の油の簡単な処理方法!再利用して保存できる目安は?

投稿日:2018年6月4日 更新日:

こんにちは!ライターのリミ☆です!

揚げ物が終わった後の残った油って、意外と処理するのが厄介だったりしますよね。そんな、残った油を、あなたは日頃どうやって処理していますか?

ウチも家で天ぷらや唐揚げなんかをすると、家族は喜んでくれるんですが、後片付けを思うと面倒くさいなぁという気持ちがあります。。私は残った揚げ油を新聞紙にしみ込ませて処理していたんですが、これがなかなかうまく吸ってくれないばかりか、手もお鍋もべたべたしてしまって、すごく効率が悪かったんです。これは実家の母がそうしていたからなんですが、あまりにも手間がかかるので、他にいい方法がないのかと今回は思い立って調べてみることにしました!

ここでは私がいいなと思った揚げ物油の簡単な処理の方法と、1回ずつの処理をしなくても再利用できるやり方を見つけたので、あわせて紹介したいと思います!

 

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揚げ物油を簡単に処理する方法をご紹介!

私はいつも身近な新聞紙を使って、どうにかしようとしていましたが、市販の商品を使えば、手やキッチンを汚さずに、簡単に油を捨てることができて便利そうです!

調べてみると、1番手っ取り早い方法には「油を固める」タイプと、「油を吸い取る」タイプがあることがわかりました。どちらも「燃えるゴミ」として出せるのがいいところです。

ふたつのタイプの特徴を簡単にまとめてみました!

固めるタイプ

●燃えるゴミに出せる 
●油が冷めないうちに使う
●量が多い油でも短時間で固まる
●粉タイプで保管に場所を取らない
●固めても40℃以上の温度になると表面が溶けだすことがある

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油処理の定番とも言われている人気の商品だということです。温かい油に混ぜると固まるというもので、1回で600mlの油を処理することができます。油は固まってしまえば、特有のベタベタやドロドロというのもなくなるので、手を汚さずに処理することができてとてもラクチンです!

凝固剤を使用する時に気を付けないといけないのは、油の温度が低すぎると凝固剤が溶けなくて、上手く固まらないということです。

使い方

1.揚げ終わったお鍋の火を止め、熱いうちに粉末状の凝固剤を入れてよくかき混ぜます。

2.約1時間後、油が冷めて固まるので、フライ返しやビニール手袋などで固まった油を少しずつ剥がします。

3.そのまま燃えるゴミとして捨てて下さい。

吸い取るタイプ

●燃えるゴミに出せる 
●油が冷めてから使う
●パットに吸い込ませるのに時間がかかるので少量の油の処理に向いている
●パットは容量が多いので保管に場所を取る
●気温の高い夏場などは、発熱して自然発火する場合がある

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冷めた油を専用のパッドに吸収させるタイプで、1個で約130mlの油を吸収するそうです。

油を吸い取ったパッドは、簡単に燃えるゴミとして処理できます。調理し終わってすぐに処理できずに油が冷めてしまった時など、吸い取るだけでいいなら便利ですね。

ただし、この商品はパッケージが大きくて保管に場所を取るみたいです。ティッシュ箱3段くらいのサイズ感だと思ってください。

使い方

1.使い終わった油を完全に冷まします。(油の温度が高いと発火する恐れがありますので、凝固剤とは違って十分に冷ます必要があります)

2.パッドを入れて、油を吸収させます。

3.吸収させたパッドを燃えるゴミとして捨てて下さい。

似たような商品は、ドラッグストアやスーパーのオリジナルブランド、また100円ショップでも販売されていて、もう少し安価で手に入れることもできるようです。ただ、品質には差があると思うので、自分の気に入ったものを試して見つけてみてください。使用の際は、各メーカーのパッケージに注意点が書かれているので、しっかり確認してから使ってくださいね。

また、自治体によっては、資源として使い終わった廃食用油の回収を実施しているところがあるそうなので、お住いの各自治体の廃油回収方法を一度確認してみるのもいいかもしれません。

便利な商品があることは分かったんですが、さらに調べていると、実は私が使っていた新聞紙以外にも、身近なもので油を処理するやり方がありました。オマケとして紹介しておきますね。

牛乳パックを使う揚げ油の処理方法

用意するもの

・容器:牛乳パック(少量の揚げ油なら、500mlヨーグルト容器でもOK)

・油を吸わせるもの:吸収のよい紙類(例えば、新聞紙以外にも折込チラシや使用済みの紙タオルなど)、あるいは不要になった綿素材のTシャツなど

やり方
1.自然発火を防ぐため、念のために、あらかじめ油を吸わせる紙類や布類を水で湿らせておきます。この水で濡らした紙類や布類を容器に入れて準備完了。

2.使い終わった油を完全に冷まします。

3.冷めた油を容器に移し、紙類や布類に染み込ませます。

4.吸収させ終えたら、容器として使った牛乳パックやヨーグルト容器の口をガムテープなどでしっかりと留めて、燃えるゴミとして捨ててください。

 

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揚げ物油の再利用は何回まで?やり方はどうするの?

揚げ物油の処理の方法としてもうひとつ、「再利用」することもできます。一度使用した揚げ物油は、実は適切に処理をして保存をすると、2〜3回は繰り返し使えるそうです。

早速、どうしたらいいんだろうと気になって調べてみると、再利用するには、まずは使い終わった油を濾すなどして、きれいにしておくことが条件のようです!

実際にどんな状態になるまで繰り返し使えるのか、見た目の目安を知っておくことも大事だと思ったので、ここでは、そのポイントを含めて油を再利用するときの流れをまとめてみました。

油の再利用のやり方

油をきれいにしよう!

用意するもの

網じゃくし
キッチンペーパー

やり方

1.一度使った油がまだ熱いうちに、油に沈んだ揚げカスをすくい取ります。灰汁取り専用の網目の細かい網じゃくしを使うと細かい揚げカスまで取れます。

2.油が人肌くらいに冷めたら、キッチンペーパーを1枚敷いた濾し器で、油を濾します。油が冷めすぎてしまうと粘りが出て濾しにくくなるので、完全に冷める前に濾してしまうのがコツです。

オイルポットを使ってきれいにしよう!

保管にオイルポットを使うなら、油をきれいにろ過できるフィルターが付いているので便利です。大きく分けて次の3種類があるので、違いを紹介しますね。

■網でろ過するタイプ
昔ながらの網でろ過するタイプです。キッチンペーパーなどを網に敷いて、冷めた油を流し込みます。細かい専用の網目でカスもしっかり取れます。

■フィルターカートリッジタイプ 
フィルターやカートリッジをオイルポットに装着し、そこに油を流し込みカスがフィルターやカートリッジに残ります。網タイプよりも細かい不純物がしっかり取れるのが特徴で、透明度の高い油になります。家族が多い、油を頻繁に使う人には最適ですが、フィルターは消耗品のためコスパは良くないのが難点です。

■パウダーを使ったろ過タイプ 
パウダーをフィルターに入れると汚れがパウダーに吸着し、綺麗な油にすることができます。ろ過の精度は高いものの、パウダー・フィルターは毎回使い捨てなのでコスパはあまり良くありません。でも常に油を清潔にしたい人にはこのタイプが使いやすいと思います。

再利用する時のコツ!

再利用できるのは、使用するたびに揚げカスを取り除いてろ過すると、だいたい、2~3回使えると言われていますが、これはあくまでも目安です。油を長持ちさせるコツは、揚げ物をする都度、新しい油を足しながら使うことがいいようです。

再利用できる油を見分けるコツ!

揚げ油を何回再利用できるかは、揚げた食材や、揚げ時間温度などによって変わります。油が劣化していると、再利用はお勧めできないので、油劣化のサインとして以下のポイントを確認してみてくださいね。1度しか揚げ物をしていない場合でも、1週間ぐらい経つと酸化してしまい、油が劣化する場合もあるので注意してください。

油劣化のサイン

油の色が濃くなる(褐色になる)
強い油くさささが出る
油に粘り気が出る
低温なのに煙が出る
消えにくい細かい泡が目立つ
※揚げ物をした時に、風味が悪くなる場合には、油劣化の可能性もありますよ。

揚げ油の正しい保存法はどうすればいいの?

再利用している油は劣化がすすまないように、置き場所にも気を付けたほうがいいようです。油の劣化は、「酸化」が原因と言われていて、そうならないようにするには、油が酸素に触れるのを避けることが重要のようです。

置き場所と期間

キッチンのなかでも日光を避けて、暑くならない場所を選んで保管して下さい。調べてみると、やはりシンクの下などがいいようです。再利用できる揚げ油の一般的な保存期間は、2週間~1カ月ぐらいとされています。

容器

保存容器については、空気を遮断して密封保存できる容器が必要です。

市販の専用のオイルポットが、油漏れの心配もなく、汚れも落としやすい素材なのでおすすめです。お手入れの面倒が省けるなど、油専用ならではのメリットがあります!

オイルポットにもいくつかのタイプがあります。オイルポットを選ぶポイントは、先に紹介した「ろ過の仕方」と、もうひとつは「素材」です。

私はフィルター交換タイプで、ステンレス製で見た目もかわいく、場所をとらなさそうなオイルポットがいいなと思いました。

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オイルポットの素材は?

ホーロー 

白くて上品な雰囲気のホーロー素材は、古くから愛用されています。キッチンをおしゃれにしたい、楽しみながら料理をしたい人にオススメです。でも、繊細な素材なので、傷がつきやすく、クレンザーやタワシなので擦ると傷が残ってしまします。取り扱いには十分に注意が必要です。

ステンレス

キッチン台との色馴染みが良く、コスパも良いステンレスタイプです。軽量なので大量に油を入れても持ち易いメリットがあります。デメリットとしては油がつくとベタベタしてしまいます。

ブルーブラックコート

フッ素樹脂を黒くコーティングしているもので、スポンジで汚れが簡単に落とせるので常に清潔さを保てます。活性炭フィルタータイプもあります。コスパも良く、使いやすいオイルポットが数多く揃っています。ステンレスよりも丈夫でサイズも小さいものから大きいものまで自由に選べます。

 

◎市販の商品を活用して揚げ油を処理すると簡単!

固めて捨てるタイプと、吸わせて捨てるタイプがある。

◎油は適切に処理して保存しておけば、「再利用」が可能。

◎油は2〜3回は繰り返し使えるが、再利用できる油の見極めには、見た目のサインを見逃さないようにする。

◎再利用の揚げ油の保存には、酸化が進まないように、酸素に触れるのを避ける。

◎保存用の容器には、ろ過の方法と、素材によって選べる専用のオイルポットがおすすめ。

まとめ

今回調べてみたおかげで、油の凝固剤が簡単に使えることがわかりました!キッチンも自分の手も、べたべたにならないので、楽に作業できたおかげで、面倒くさいと思わなくなりました!油の再利用もはじめてみたんですが、2回目の油でも、特に、使いにくかったり、味が落ちるということもなかったので、これからも正しく管理して経済的に揚げ物油を使っていきたいと思っています!

 

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