こんにちは、ライターのべにです。

も本番になってくると、家でもエアコンなしではやっていけませんよね。ついつい、つけっぱなしにしたくなりますが、電気代のことや体への影響が気になったりしませんか?

私も暑い日は、帰宅直後にエアコンを入れて、特に熱帯夜の日はそのままつけっぱなしにして寝ることがあります。もちろん電気代は気になりますが、それより暑さに耐えられません…。今年は例年よりさらに暑くなるみたいで、エアコンの出番も多くなりそうですよね。

そう思うと、本格的な夏がやってくる前に、今まで気にはなっていたけれどはっきり調べていなかった電気代のことや、エアコンをつけっぱなしにすることで体にどんな影響があるのかなどが知りたくなってきました。

この記事では、電気代の節電方法や、就寝時のエアコンの使い方について情報を分かりやすくまとめて紹介したいと思います!

 

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夏場にエアコンの冷房をつけっぱなしにしていると電気代ってどうなるの?

夏場にエアコンの冷房をつけっぱなしにしていると、電気代は高くならないか心配ですが、実は条件によっては安くなります!

そう言えば、「エアコンはつけっぱなしの方が電気代は安い」という話を以前どこかで耳にしたことがあります。だけどこれは「場合によって」ということなので、それがどういうことなのかも調べてみました!

エアコンってつけっぱなしの方が電気代は安いの?

まず初めにわかったことは、エアコンをつけっぱなしにしても電気代が安くなると言われている理由は、こまめにオンオフしたときと比べて「消費電力」が少ないからだということです。

実はエアコンの電気代はいつも一律ではなく、起動時から設定した温度に冷やすまでの時間に1番電力を消費します。

エアコンの機種によって差はありますが、最新モデル6畳タイプのエアコン(ダイキン製S22VTES-W)を調べてみたところ、起動時(フルパワーで設定した温度に冷えるまでの1時間)の電気代は21円ほどとなっていました。簡単に言うと、エアコンを「オン」すると、初めの1時間に21円かかるかんじですね。そしていったん温度が安定したあとの平均的な電気代は、1時間3円ほどだそうです。

最初の1時間と、そのあとに差がありすぎてびっくりですよね!だけどこの数字をみてわかるように、エアコンをこまめにつけたり消したりするということは、その度にフルパワーの電力を消費することになるんで、単純に考えると1回の起動だけでつけっぱなしにした方が、合計の電気代は安くなるというのも納得ですよね!

自分で計算してみた結果

そこで、実際につけっぱなしの電気代を確かめてみたくなり、自分の生活リズムに合わせて計算してみることにしました!

私は帰宅時の夕方6時から就寝までの0時の間、合計6時間エアコンをつけっぱなしにしています。心配していた1日の電気代は、計算してみると36円と出ました。

電源のオン1回の計算式
(オン1回x21円)+(5時間x3円)=36円

これに対して、もし帰宅後の6時から3時間だけエアコンをつけて消し、1時間後にまたつけて0時まで使ったとします。合計のエアコン使用時間は5時間なので、つけっぱなしよりも節約した気になるかもしれませんが、電源のオンは2回です。計算すると電気代は54円となりました。

電源のオン2回の計算式
(オン2回x21円)+(4時間x3円)=54円

なるほど!本当につけっぱなしの方が電気代は安くなるんですね!

ただし、つけっぱなしと言っても、この生活リズムの「場合」で考えると、朝からつけっぱなしだと当然に割高ですよ!朝7時から夜0時までエアコンをつけっぱなしにしてしまうと72円という計算になりますから、気を付けて下さい。これが「場合によって」とは、こういうことだったんですね。

合計の使用時間が長いと、基本的に電気代は上がりますし、オンオフする回数によっても電気代は上がります。

これをふまえたうえで、ちょっとコンビニに出かけたりする間なんかは、エアコンは消さないほうが経済的とか、つけっぱなしにしても実際に不在の時間の方が長い場合は消していくとか、自分の生活リズムや、その日の予定など、まさに「場合によって」使い分けることが必要なんですね。

 

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電気代を節約するためにできる対策は?

エアコンについている機能を使ったり、設定温度を見直したり、または扇風機市販のグッズを使ったりすることで電気代が節約できることがわかりました。

設定温度を下げすぎない

設定した温度が低いと、エアコンはその分調整に電力を使うので電気代も高くなります。

実は設定温度を1度上げるだけで、約13%の節電効果があるそうですよ!

また、丁度良い温度は25℃~28℃だと言われています。部屋の広さにもよりますが、冷えすぎない快適な温度設定を見つけて、リモコンを触る回数を減らすと、節電になることは間違いないようです!

エアコンを自動運転に設定する

エアコンに付いている自動運転って機能を知っていますか?

この機能は、室温が設定温度になるまでは強風運転で、その後は、微風運転と一番効率よくエアコンが自動で運転してくれます!

その結果、ずっと強風運転しているよりも電気代がかからず、節約につながるということです!ぜひ、エアコンの自動運転を活用してみてください!

エアコンフィルターの掃除をする

エアコンのフィルターが汚れていると、エアコン自体の運転効率が下がり電気代が余計にかかってしまうようです。

フィルターを2週間に1回掃除するだけで、約2%の消費電力の軽減になるそうなので、まめに掃除をしてくださいね!

ちなみになんですが、エアコンをつけ始めから、ずっと弱風や微風運転にしてしまうと、部屋が設定温度になるまでに時間がかかるので、逆に電気代がかかってしまうので気を付けてくださいね!

こちらの記事では、エアコンの電気代は外にある室外機を冷やすことでもっと節約できて、より快適に涼しくなることを紹介しています!節約できる金額についてもまとめていますので、よかったら参考にしてみてくださいね。

市販のグッズを活用する

カーテンやサンシェード、グリーンカーテンをする

エアコンは、室温と設定温度の差があるほど電気代がかかります。

せっかくエアコンが頑張って室内の温度を下げているのに、外からの強い日差しで部屋の温度がなかなか上がらないため、カーテンを閉めたり窓の外にサンシェードやグリーンカーテンなどを取り付けて、直射日光が入るのを避けるのもいい方法です。

扇風機やサーキュレーターを一緒に回す

扇風機やサーキュレーターで、風向きを調整して空気を循環させることは、温度を一定に保つ手伝いとなります。

その都度、エアコンの設定温度に触らなくてもよく、消費電力の安定に繋がり節約になるようです!

暖かい空気は上の方に溜まり、冷たい空気は下の方に溜まる性質を持っているので、適当に風を送るのではなく、エアコンからの風は水平に設定し、扇風機やサーキュレーターは天井に向けて回すのがいいそうです!私も今年からは風向きをちゃんと気にして、試してみたいと思います!

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このように簡単にできる節約方法も多いので、普段の生活に取り入れてみてくださいね!私もマメにエアコンのフィルターをお掃除したり、カーテンの閉め忘れがないようにして、できるだけ無駄な電力を使わないようにしていきたいと思います!

寝る時は体のために冷房を止めたほうがいいの?

高温多湿では睡眠の質が悪化するで、エアコンは付けて寝たほうが体にいいそうです。

熱帯夜のような高温多湿の環境では、睡眠の質が悪化することが科学的に証明されているそうですよ。「深いノンレム睡眠」は、人にとって重要な眠りだと言われていて、これは睡眠の前半に主に現れるそうです。

この眠りを助けるためには、最低でも寝る直前などはエアコンを付けて気持ちよく眠りにつく方がいいそうです。確かに寝つきが良いと、目が覚めた時もスッキリする気がします!

他にもエアコンなしで眠ると、身体に良くない事例がいくつかありました。

■高温多湿の中で眠ると翌朝起床しづらくなる
ノンレム睡眠(深い睡眠)も、レム睡眠(浅い睡眠)も減少し、睡眠不足で体がだるくなるそうです。
■寝汗をかくと自律神経が疲れてしまう
寝汗をかくと、身体が体温調節をするために自律神経が働きます。寝ている間も自律神経が働きっぱなしは、昼間の活動での夏バテの原因になるようです。

私もそうでしたが、結構、皆さんも、エアコンを付けたまま寝るのは体に悪いと思いがちですよね?でも、むしろエアコンをつけずに寝る方が体に負担がかかるみたいです。

こちらの記事では、熱帯夜でも快適に眠れるおすすめのひんやりマットを紹介しています!中でも、マニフレックスの「アイス敷パッド」は私のお気に入りなので是非参考にしてみてください!

つけっぱなしで寝る場合はどうゆう対策をすればいいの? 

エアコンをつけっぱなしにして寝るほうが、暑い中で汗をかきながら寝るよりも、身体に良いということはわかりましたが、それでも風邪をひいてしまうことがあります。

これは寝ている間に、体が冷えすぎてしまったことが原因のようです。

朝起きてから、体がだるいというのも同じですね。就寝中の体温は、入眠時からだんだんと下がっていき、起床時には上がっていくという変化になるようです。なので、寝るときに設定した温度が、必ずしも寝てる時にちょうどいいとは限らないんですね。

そこで身体への負担をより少なくして、快適に寝られるような対策をまとめてみました。

温度設定は28度がベスト

28度というのは、実は環境省が推奨している室内温度の目安です。

クールビズを実践しているオフィスなどで採用されているようですが、実際に寝るときにも、この温度で設定してみるとけっこう快適でした!寝ている間に体が冷えすぎるのを防ぐには、寝る前に、「ちょっと暑いかな?」ぐらいがちょうどいいそうです!

エアコンの機能を利用する

メーカーによって呼び名は違うようですが、ほとんどのエアコンには「おやすみ運転」や「快眠運転」といったモードがついています。

これらのモードは、寝ている時の人の体温の変化に合わせて温度を調整してくれたり、体に直接風が当たらないように上向きで運転するなど、風向や風量などをコントロールして、就寝に適した運転を行ってくれるので便利です!

環境によって冷房と除湿を使い分ける

冷房が「温度」を下げる機能なのに対して、「除湿」は湿度を下げる機能です。

湿気が多く蒸し暑い地域では、冷房機能を使って室温を下げるより、除湿に切り替えることで快適になることもあるようです。

タオルケットや薄手の毛布を掛けて寝る

心臓より上部は涼しく心臓より下部はあたたかく保つと体がリラックスするので、よく眠ることができるそうです!

お腹にタオルケットをかけて寝るというのも、意味があったんですね!タオルケットは1枚でも冷えすぎを防ぐことができるので、エアコンをつけっぱなしにして寝るときは一緒に使ってみてください。

 

まとめ

以上のことを踏まえた上でまとめると以下のようになります。

◎生活リズムやその日の予定によって、付けっぱなしかエアコンを切るか決める

◎設定温度やカーテンなどで消費電力を抑える

◎扇風機やサーキュレーターを同時に使うと節電になる

◎寝るときもエアコンを活用すると快眠できて体によい

◎寝るときは28度くらいがちょうどよい

◎エアコンの「おやすみモード」や「快眠モード」は役に立つ

◎薄手の毛布やタオルケットなどをかけて寝るとよい

今回調べてみて、エアコンをつけっぱなしにしていたとしても、私の場合は、お得に済んでいたということがわかりました!寝るときは、適切な温度にして、これからは「おやすみモード」を使ってみようかなと思っています。これを読んでくださったあなたも、今年の夏は賢くエアコンと付き合ってみてください!

 

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