こんにちは!ライターの門川です。
多摩川花火大会は近距離で2大会同時に開催される花火大会として有名です。
2017年度の多摩川花火大会は豪雨で中止になってしまいました。
大雨注意報や警報がでていて、午後6時には二子玉川緑地運動場のポールに落雷があり、10~50代の男女9人が、しびれなどを訴えて病院に搬送されてしまったようです。
私も去年、彼氏と多摩川花火大会を予定していたので、本当にショックでした。せっかくかわいい浴衣まで準備をしていたので、駅から外に出た瞬間に一気に楽しみにしていた気持ちが冷めてしまいました。
でも、『今年こそは彼氏と鑑賞したい!』と、思って調べていると、多摩川花火大会の日程が変わったようです。そこで今回は、両方の川崎市制記念多摩川花火大会と、世田谷区たまがわ花火大会の2大会の日程や、各会場の事を詳しく調べてまとめてみました!去年行けなくて断念した方は、ぜひ参考にしてみてください!
多摩川花火大会の開催場所はどこ?場所取りはどこがおすすめ?
「多摩川花火大会」は多摩川を挟んで同日に開催されるふたつの花火大会、「川崎市制記念多摩川花火大会」と「世田谷区たまがわ花火大会」の総称で、神奈川県川崎市高津区と、東京都世田谷区にまたがる二子橋付近の多摩川河川敷で開催されます。
打ち上げ地点はそれぞれ二子橋を挟んで上流と下流に設置されていて、多摩川越しに同時刻に打ち上げられることが特徴です。そう聞くと、それなら良い場所で欲張りに両方鑑賞したい!と思いますよね。でも調べてみると両方の花火を同時に見られる場所って、実はそう多くないようです。条件として、両方の打ち上げ地点が多摩川の川に沿って直線状になる位置だと見えるそうですが、きっと激しい場所取りが繰り広げられていそうです。
そこで、まずはそれぞれの会場で打ち上げられる花火がバッチリきれいに見える場所をおさえるのが1番かもしれないと思い、「有料席」について調べてみることにしました。「有料席」は「協賛席」とも呼ばれています。花火の打ち上げ場所の正面にあって、何にもさえぎられない迫力の花火が体験できますし、確実に座って見られるのもいいですよね!
では実際にどんな席があるのか、去年までの情報を参考にして、ふたつの大会の開催場所と一緒にまとめてみました。自分の希望にぴったり合う場所選びの参考にしてみてください。
2018年のチケットはまだ発売されていませんが、ローソンチケットや、チケットぴあで販売開始された際には種類と値段を確認して下さいね。
開催場所はどこ?
川崎市制記念多摩川花火大会
開催場所は第三京浜道路と国道246号二子橋の間の河川敷です。打ち上げ場所は多摩川右岸の二子橋より下流で、川崎市高津区諏訪地先の河川敷になります。
開催場所 川崎市高津区瀬田諏訪二丁目
川崎市制記念多摩川花火大会では6000発の花火の打ち上げが予定されていて、テーマに沿った花火や、音楽花火のほか、スターマインや仕掛花火などが夏の夜空を彩ります。川崎市制施行を記念して、1929年に始った歴史ある花火大会で、多くの市民に親しまれています。
有料席は「川崎会場」と多摩川を挟んだ対岸にある「上野毛会場」の2カ所に設置されています。どちらからも花火を正面に見ることができますが、「川崎会場」にだけステージイベントがあり、席の種類にも違いがあるようです。ではそれぞれの席の主催と特徴を紹介しますね。
この会場からは、「世田谷区たまがわ花火大会」で打ち上げられる花火も見ることができるそうです!位置的には下流側にあって、河川沿い一直線に両方の花火を見ることが出来る席なので、私はここの有料席がいいなと思いました!また、ステージのイベントがあったり、屋台があったりでにぎやかな会場ですが、そのぶん混雑はあります。
場所:川崎市高津区・多摩川河川敷
- パイプ椅子席1人分5,000円
- ペアシート2人分13,000円
- ファミリーシート(定員4人)20,000円
パイプ椅子に座るタイプなので足腰が弱い方や、浴衣で来ていて地面に直接座るのが辛いという方におススメの席です!
ここの席はカップルにおススメです!2人の空間で楽しめます。地べたに座るタイプなので椅子で見るよりスペースにゆとりがあって、ゆったりと花火を楽しむことが出来ます。
ここは名前の通りファミリーにおススメです!ダブルデートで行くカップルにもぴったりだと思います!
ドリンク(ビールかジュース)が1人2本とお菓子が付いてきます。席不要の3歳未満の子どもは人数に含めないということです。
住所で言うと東京なんですが、川崎市が取り仕切って会場を設営しているそうです。Aエリア(二子玉川公園内)よりも、Bエリア(多摩川河川敷内)が打ち上げ地点に近い場所になります。また、花火大会の時は打ち上げ場所の対岸になる為、川崎の花火は正面によく見えますが、世田谷側は見られないようです。混み具合は「川崎会場」よりはいいと思いますが、帰りは混雑がありそうです。
場所:東京都世田谷区玉川一丁目付近
Aエリア(二子玉川公園内)
- パイプ椅子席1人4,500円
- ペア席(パイプ椅子2脚)13,000円
ここの2つの有料席は椅子タイプになっているのでシートを用意する必要はありません。ペアの椅子タイプは、浴衣を着ていて座ったり立ったりするときが大変という方に便利なタイプです。
Bエリア(多摩川河川敷内)
- テーブル席(4人がけ)25,000円
このBエリアの席のみ、ドリンク(ビールかジュース)が1人2本とお菓子が付いてきます。テーブルがあると色々広げて置けて便利かもしれませんね。
この動画は2012年のものですが、凄く花火が綺麗で、会場にいる人たちも思わず歓声をあげています!
世田谷・川崎の多摩川花火大会(ハイライト)
世田谷区たまがわ花火大会
開催場所は東京都世田谷区二子玉川緑地運動場です。打ち上げ場所は、打ち上げ場所は多摩川左岸の二子橋より上流で、世田谷区鎌田一丁目の二子玉川緑地付近です。
開催場所 東京都世田谷区鎌田1-3-5二子玉川緑地運動場
世田谷区たまがわ花火大会も、川崎側と同じように6000発の花火が打ち上げられる予定です。
2018年(平成30年)のテーマは「彩〜未来につながる親和の夜空〜」です。有料席にはテーブルやイス、シート席などいくつかの種類があります。一緒に行く人数やどんな楽しみ方をしたいかによって選んでみて下さい。このエリアの近くには、屋台の出店数が多いので、必要な時にすぐに買いに行けるのがいいところです。
打ち上げ場所の真正面に設置されている席なので、迫力の花火が鑑賞できます。この場所からは川崎側の花火を見ることはできませんが、余裕のあるスペースが有料席として確保されているので、くつろいで目の前の花火を楽しむことができます。川崎側よりも若干料金が安いのもポイントです。
場所:世田谷区二子玉川緑地運動場内
テーブル席
- テーブル席A(定員4人)32,000
- テーブル席B(定員4人)22,000
- イス席1人4,500円
- ペアシート席2人分で11,000円
- シート席(定員4人)14,000円
- 大型シート席(定員10人)35,000円
こちらは丸テーブル+イス4脚の席です!スパークリングワイン1本がプレゼントされます!優雅に花火鑑賞が楽しめそうですね。
こちらは固定イス付テーブルタイプになっています。テーブルがあるA、B席はゆったりと食べ物や飲み物が広げられるのでおすすめです。
イス席
テーブルがないタイプなので単純に花火がみたいという方におすすめです。
シート席
2人用のシートなのでカップルにおすすめです。
広めにゆったりくつろげるのでファミリーにおすすめです。
屋台で買った食べ物や飲み物を広げて、家族や仲間と大人数で楽しみたい人におすすめです。シート席にはブルーシートが用意されているので自分で用意する必要はないそうです!
どの席を選ぶとしても、お尻が痛くならないように小さなクッションなどがあると便利ですね。
有料席以外で場所取りするならどこがおすすめ?
有料席で見るのが1番かなと思いましたが、調べているうちに無料の穴場のスポットがあることがわかりました!有料の席に比べると迫力には欠けますが、実は多摩川河川敷まで行ってしまえば、花火は比較的どこからでも見えるようです。人込みが嫌な人やゆっくりしたい人にはいいかもしれません。シートを広げて見られる場所や、屋台が出る場所など、それぞれの大会ごとにいくつか見つけたのでご紹介しますね!
川崎市制記念多摩川花火大会の無料の穴場
世田谷区たまがわ花火大会の無料の穴場
無料で良い場所を確保する時のポイントやルールは?
穴場のスポットを確保するためには、14時くらいには現地に着いておくほうがいいようです。良い場所は12時を過ぎるとなくなっていくとも言われています。実際に混雑し始めるのは夕方の17時ごろだそうですが、場所取りを成功させたいならやはり早めの時間に出かけるのがおすすめですね。
また場所取りをする際には、ガムテープの使用やシートを地面に固定するペグや石の使用が禁止されています。その他にも以下のような、共通したルールがいくつかあるようです。一般道や公園内では近隣の迷惑とならないようにマナーに気を付けましょう。
- 芝生を傷つけない
- 場所取りの際にロープで囲むなら15時前から使用可能。
- 場所取りの際にビニールシートを使うなら当日の15時以降しか使えない。
- シートを敷いたら必ず1人はその場にいないといけない。
シート以外のロープなどで場所取りする場合は芝生に杭を打ち付けたりするのは禁止です。おススメのやり方は、四隅にペットボトルを置いてその周りをロープで囲うやり方です。
1人分のスペースは90㎝四方と決まっているようです。
多摩川花火大会のアクセス方法は?
多摩川花火大会は例年の来場者数60万人~100万人とも言われる、大人気のイベントです。会場周辺は交通規制がかかったり、渋滞が予想されるので電車などの公共交通機関を使っての来場がおすすめです。
最寄駅からメイン会場までのアクセス
- 東急田園都市線「二子新地駅」より徒歩約15分
- 東急田園都市線「高津駅」より徒歩約25分
■世田谷区たまがわ花火大会
- 東急田園都市線「二子玉川駅」から徒歩5分
メイン会場への行きは、人出が多いとはいえ時間がばらけるのでまだましですが、花火大会後はそうとう混雑するようです。帰りの二子玉川駅への道のりは通常10分ほどの距離が1~2時間混雑したという過去の情報もあります!あらかじめ帰りのルートを確認しておいたほうがよさそうでうね!
おすすめの帰り方
川崎市のメイン会場からなら南武線「久地駅」(徒歩約30分)、世田谷メイン会場からなら東急田園都市線「用賀駅」(徒歩約30分)、小田急線「成城学園前駅」(徒歩約40分)など、会場から徒歩で30分以上離れた駅を利用することがおすすめの帰り方です。
楽しかった思い出も、帰りの混雑でイライラして台無しになると残念ですもんね。22時30分を過ぎるとすいてくるので、そういった時間まで寄り道したり、会場でゆっくり過ごすのもひとつの手ですね!
多摩川花火大会の日程どうなるの?
多摩川花火大会は2つの会場の花火大会が同じ日に開催される珍しい花火大会です。去年までは、8月に開催されていましたが、悪天候や落雷事故を避けて気候の安定する10月に開催時期を変更したと発表されました。安全を考慮しての日程変更ですが、秋の花火も夏とは違う雰囲気になりそうで楽しみですね!
花火の打ち上げ時間:18時~19時予定
今年も2会場の花火が同時に打ち上げられます。合計12000発の花火が一夜にして秋の空を彩ることになるんですね!
ただ多摩川花火大会が秋に開催される花火大会になるのなら、注意したいのが服装です。夏のように浴衣では寒すぎますよね。悪天候となる確率は低くなったと思いますが、私は去年着る予定だったお気に入りの浴衣で行きたいと思っていたので、それだけがちょっと残念だと思いました。
多摩川の花火大会の記事は、こちらでも紹介しています。
こちらも是非参考にしてみてください。
- 多摩川花火大会の開催場所は多摩川の両岸で川崎側と世田谷側の2カ所。
- 川崎側で開催される花火大会は「川崎市制記念多摩川花火大会」、世田谷側は「世田谷区たまがわ花火大会」が正式名称で、ふたつの大会の総称を「多摩川花火大会」という。
- それぞれに有料席(協賛席)が設けられていて、イス席、シート席、テーブル席などの種類や、一緒に行く人数によって選べる。
- 有料席以外にも花火が見られる穴場スポットがいくつかある。
- 場所取りをする際はルールを守ること。
- 多摩川花火大会の開催時期は、2018年から10月に変更することが発表された。
まとめ
去年は穴場スポットでもある宇奈根キャンプ場周辺を予定していましたが、今回詳しく調べていくうちに、今年は二か所の花火が両方見られるという、川崎側の有料の席にしてみようかなと彼氏と相談しています。それに日程が10月に変更になったせいで浴衣が季節外れで着られなくても、単衣の着物や袷の着物という選択肢もあるなぁと気づき、ますます秋の花火大会が楽しみになってきました!