こんにちは、ライターのふふみです。

他人が気になるほどカタカタと小刻みに足をゆすってしまう「貧乏ゆすり」って、世間的にはあまりいい印象はありませんよね。でも、貧乏ゆすりって、実は健康に良いって聞いたことあなたもありませんか?

この間、うちの職場にいる男子社員が、彼女に貧乏ゆすりを注意されてしまったという話をしていたんですが、これを一緒に聞いていた先輩が「貧乏ゆすりは健康にいいらしいよ。」と言っていました!その時はみんなで「またまたぁ」と、笑っていましたが、私も前に、貧乏ゆすりは、健康にいいって聞いたことがあったので、すごく気になっていました。

でも、男子社員の貧乏ゆすりは、確かに彼女じゃなくても注意したいほど目立つので、その貧乏ゆすりが、本当に健康にいいものなのか?どうしても気になったので、貧乏ゆすりについて調べてみることにしました。今回は、貧乏ゆすりは、なんで健康に良いって言われているのか、調べてみてわかったことをご紹介したいと思います!

 

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貧乏ゆすりは本当に健康に良いの?


調べてみると、マイナスなイメージのある貧乏ゆすりですが、「健康面では良いことが多い」という事が分かりました。

貧乏ゆすりで、ふくらはぎの筋肉が震えることで、血流はもちろん、リンパの滞りが改善され、冷え性やむくみも解消されるようです。これは、エコノミークラス症候群の予防にもつながる効果のようです!また、貧乏ゆすりをすることによって、ストレスが減り、精神的に安定するなど、心にもいいそうです!

貧乏ゆすりがどのように健康にいい効果があるのか、まとめてみました!

血流が良くなる

貧乏ゆすりで一番よく使うのが、ふくらはぎの筋肉です。ふくらはぎの筋肉は「第二の心臓」と言われ、体内の血流に大いに関係します。ふくらはぎの運動によって血流がよくなり、リンパの滞り、冷え性、むくみが解消されるようです!

エコノミークラス症候群の予防

エコノミークラス症候群は、車の中や、飛行機など同じ姿勢で座りっぱなしになると、脚の血管に血の塊ができて血栓となり、血管をふさぐこともある怖い病気です。貧乏ゆすりは、血流の滞りをなくし、エコノミークラス症候群の予防に効果的のようです。

精神的な安定

貧乏ゆすりは、気持ちが落ち着かない時や、考えごとが多い時など、ストレスから逃げるために無意識に始めてしまうものです。実は貧乏ゆすりのようなリズム運動を続けることは、気持ちを安定させる効果があると言われているそうです。

 

実際に調べてみた結果、貧乏ゆすりは、健康には悪い影響はなさそうです!でも、所かまわず貧乏ゆすりを始めてしまうのは、周囲からのイメージダウンに繋がるので、気を付けてくださいね。

 

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貧乏ゆすりの原因は何?

人が貧乏ゆすりをする時はたいてい無意識ですが、原因はちゃんとあるようです。ひとつは精神的なもの、もうひとつは肉体的なものにあると言われています。

精神的なもの

人はストレスを抱えていてイライラしていたり、不安やプレッシャーを感じていたりすると、体がこれを解消しようと働きます

これが貧乏ゆすりですが、実はこの貧乏ゆすりで起こる一定のリズムある動きには、脳の伝達物質である「セロトニン」の分泌を促す作用があると言われています。「セロトニン」とは別名「幸せホルモン」で、人に安らぎを与え、精神的なバランスを保つ働きをする物質のようです。

 

以前私も、緊張しているときは貧乏ゆすりをすると、落ち着くと聞いたことがありました!でも、情緒不安定な精神状態が、貧乏ゆすりの原因だったんですね。ちなみにこれは、クセになるそうで、ストレスがない時でも貧乏ゆすりを繰り返してしまう傾向があるようなので、うちの男子社員に当てはまっていました。

 

肉体的なもの

原因のキーワードは「血流」です。「血流が滞っている!」と自分で感じることはなかなかありませんが、実は身体は敏感に察知しているようです。

椅子に座ってデスクワーク長時間していたり、筋肉疲労が溜まっていたりする時に、無意識に貧乏ゆすりを始めてしまうのは、身体が血流を改善しようとしているからなんだそうです。また鉄分不足や、貧血の時などにも起こると言われています。

 
貧乏ゆすりのもうひとつの原因は、こういった体の調子にも原因があったんですね!

このように原因がわかると、自分の身体が無意識に貧乏ゆすりを始めた時、それを精神的なストレスや肉体的な問題があるサインとして受け止めることもできますね。

知っておくと、健康に気を付けるきっかけにもなり、対策として貧乏ゆすりと同じ効果が得られるストレッチを定期的にすることもできます!座ったままでできる、かかと、つま先のアップダウンや、その場の駆け足などです。気になる方は是非試してみて下さい!

注意しなければならない貧乏ゆすりとは?

貧乏ゆすりが健康にいいことや、その原因がわかってスッキリしましたが、実は注意しないといけない貧乏ゆすりもあるようです!

普通の貧乏ゆすりは、自分の意志で止めることができますが、自分の意志で止められないとなると、別の原因が潜んでいる可能性があります。

例えば「むずむず脚症候群」と呼ばれる病気があります。これは別名レストレスレッグス症候群ともいい、特徴は夕方から夜にかけて安静にしているときに起こります。

夕食を食べ、少し疲れてソファで休んでいる時など、本来のリラックスタイムに脚に虫が這っていたり、電流が流れていたりするような不快感があり、じっとしていることができなくなります。そしてそれが貧乏ゆすりになって現れます。

この場合は不快感が原因なので、「止めること」が出来ないのです。これが続くと、精神的ストレスから、うつ状態になってしまうこともあります。じっとしている時や就寝時に脚がムズムズしたり、不快感がある場合は、早めに医師に相談に行かれることをおすすめします。

 

■要約

  • 貧乏ゆすりは、血流が良くなり、精神的に安定させる作用がある。
  • 貧乏ゆすりをしてしまう原因のひとつは、体が脳の伝達物質の幸せホルモンの「セロトニン」を分泌させることで、精神的なストレスを和らげようとしているから。
  • 貧乏ゆすりをしてしまうもうひとつの原因は、身体が滞りがちな血流を改善しようとするから。
  • 注意しなければならない貧乏ゆすり、「むずむず脚症候群」(レストレスレッグス症候群)」には要注意。

まとめ

貧乏ゆすりについて調べてみた結果、健康や精神状態に特に悪い影響はなく、むしろ身体をサポートしている側と分かったので、貧乏ゆすりの見方もだいぶ変わりました!とはいえ、人に与える自分の印象のイメージダウン、社会的マナーとして受け入れられない癖であることも確かなので、しっかりと貧乏ゆすりを行う場所には注意が必要です。貧乏ゆすりはある意味、心と体のSOSサインです。これが出ないように、デスクワークが長時間になる人は、気を付けたいですね。

 

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