こんにちは、ライターの宮澤です。

突然、子供に「お母さーん、体操服は~?」と言われ、まだ洗濯機の中だよ!って焦ってしまうことって、子育てをしている忙しい日常にはよくあることですよね。あなたもまだ乾いていない洗濯物なのに、「絶対に今日必要!」と言われて、困った経験ってありませんか?

私も先日の朝、起きてきた中学生の息子に、突然、今日体操着が必要だと言われて焦ってしまいました。脱水されたまま洗濯機の中にあったので、慌てて乾かすためにドライヤーをあてたんですが、完全に乾かないまま持って行かせることになりました。生乾きのあの嫌な臭いがしただろうなと考えたら、本当にかわいそうになりました。

そこで、もしまたこんなことがあったらすぐに対応できるように、濡れた洗濯物早く乾かすテクニックがないか調べてみました!今回はその結果をここでまとめてご紹介したいと思います!

 

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洗濯物を早く乾かせるおすすめの手順!


どうしても今すぐに着たい洋服を乾かすには、アイロンドライヤーなど、乾燥させられそうな道具のいくつかを、順番に使ってみるといいということがわかりました!

私は洗濯し終わった後の、まだ湿っている洗濯物にドライヤーを直接使ったんですが、けっこう時間がかかりました。でも複数の道具を効率よく順番に使うと、実はもっと早く洗濯物を乾かすことができるみたいです!

少し面倒くさいと思うかもしれませんが、ひとつの道具だけでやるよりも時間も短縮できるようです!

特別な道具はいりません!必要なものは家庭にあるような以下のもので早く乾かすことができます!

■使うもの

  • 洗濯機
  • アイロン
  • ドライヤー、(扇風機)

効果を出すポイントは、水分をより多く取り除ける道具から順番に使っていくということです。

これらを使って私が実際にやってみた結果、だいたい20分くらいかかりました。忙しい朝だと思いますが、この時間があれば完璧に乾かすことができます!どうしても今着たい服がある場合には、本当におすすめなので是非やってみて下さいね!

では早速、手順を紹介していきましょう!

1.もう一度脱水する

最初にやることは、念入りの「脱水」です。

普通に洗濯が完了したら、それは脱水された状態だと思いますが、そこでもう1度脱水にかけてしまいます。

家庭用の洗濯機のほとんどが、脱水機能のみでも運転できるので、ご自宅のものも確認してみて下さいね。また、もしあらかじめ脱水時間を長めに設定することができるなら、是非そうして下さい!洗濯の最終段階で、できるだけ水分を飛ばしておけば、次の手順での効果もぐんとあがりますよ!

この方法は、洗濯で傷みやすいデリケートな生地の場合は避けたほうがいいですが、体操服や作業着などの生地であれば問題ないと思います。洗濯機の機種にもよりますが、5分~10分くらいが2度目の脱水時間の目安です。

2.アイロンを濡れた状態でかけてさらに水分を取る

次に、脱水されたけど、まだ湿っている状態の洗濯物アイロンをあてていきます。アイロンはドライヤーの温風よりも熱量が多いので、より速く乾くだけでなく、生乾きの嫌なにおいを防ぐこともできます!

■コードレスアイロンの一般的な温度

  • 低温 120度(コード付きだと60度)
  • 中温 160度
  • 高温 200度

 
アイロンって、高温ではなんと200度にもなるんですよね!衣類に残っている水分も、しっかり蒸発させてくれそうです。だけどもし デリケートな衣類なら、洋服のタグなどを見て設定温度を確認してから作業して下さいね。

体操着作業着に関しては「高温設定」で問題ないと思います。裏返して内側にもアイロンをかけるとより効果的です。

アイロンだけで完璧に乾かすにはさらに時間がかかるので、洗濯物が「少し湿っているかな」という程度になるまでやってみてください。仕上げはドライヤーを使います!

こちらの記事では、もっと詳しく濡れている洗濯物にアイロンをあてていく方法を紹介しています。また、モラクセラ菌が発する匂いを抑える部屋干しのポイントも紹介していますので、是非参考にしてみてくださいね。

 

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3.ドライヤーの温風を使って仕上げる

私はこれまで直接衣類にドライヤーの温風をあてていたんですが、調べてみるともっと効率のいい方法がありました!

スーパーなどのビニール袋ドライヤーさえあれば、2、3枚の衣類なら、簡単に短時間で乾かしてしまうことができるんです!

試してみると、本当に短時間で乾かせたうえに、アイロンだけを使った場合よりも「ふわっ」と仕上がったのでおすすめです!まさに「ミニ乾燥機」ですね!ちなみにドライヤーの一般的な温風の温度は120度です。アイロンと比べると低いですが、やけどをしないように気を付けて下さいね。

■用意するもの

  • ビニール袋(頑丈なもの)
  • ハサミ
  • ドライヤー

 

■やり方
1. ビニール袋の角をハサミで切って空気穴を作る。
これはドライヤーからの熱風の逃げ道を作ることで、蒸発した水分を袋の外に出すためです。この穴がないとうまく乾かないので、必ず袋の底の部分をカットして下さい。

 
2.生乾きの洗濯物を入れる。
体操着やブラウスなど2、3枚が目安です。多すぎると乾くのに時間がかかります。
 
3. 袋の中にドライヤーの熱風を送りこむ。
全体に均一に風をあてることがコツです。一か所だけに集中して温風をあてると、洗濯物が痛んでしまう恐れがあります。

4. 袋の口を縛って洗濯物を振る。
ミニ乾燥機」のように袋の中で衣類が回るように袋を振ってみて下さい。熱が袋の中にいきわたり、まんべんなく熱風がいきわたるので乾きが早くなります!

以上の3ステップで効率よく洗濯物を乾かすことができるんですが、もしまだ時間がある場合は、この後にしばらく扇風機の風を当てておくのもおすすめです。

ある実験では、扇風機を使って洗濯物を乾かすと、そのまま自然に干していた場合の3倍も早く乾いたという結果もあります。

完全に乾いたと思う洗濯物でも、湿気が衣類に戻ってしまったり、生乾きの臭いが発生することもあるので、念入りに扇風機で乾かすことができたら、そういった心配もなくなりおすすめです!

 

■要約

  • 洗濯物を早く乾かすには複数の道具を順番に使うのが効果的。
  • 脱水機→アイロン→ドライヤーの3ステップがおすすめ!
  • 脱水は2回、もしくは長めにすると水分が多く取り除ける。
  • アイロンは高温であててみる。
  • ドライヤーとビニール袋を使って「ミニ乾燥機」を作ると、ふわっと仕上げることができる。
  • 時間があるなら扇風機をあてると、湿気の戻りがなくて安心。

まとめ

今回は、私が調べて実際にやってみたおすすめできるテクニックをまとめてみました。やってみると、驚くほど時間が短縮できて、しかも、しっかり乾かすことができたんで、本当におすすめです!この方法を実践すれば、朝からお子さんが登校するまでの間に、時間がなくても洗濯物を十分に乾かすことができると思います!

 

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