こんにちは!Katieです。
ビジネスや旅行などでアメリカに短期滞在するときに必要なESTAですが、2年間の有効期限を迎える前に更新できるのでしょうか?
実は今度、家族でハワイ旅行に行く予定なのですが、以前ESTAを申請してから2年が経とうとしています。
一度申請したESTAは更新すればいいのか、改めて申請が必要なのかが分からなかったので、調べてみることにしました。
今回は、ESTAの更新方法の手順を、画像つきでご紹介します。
ESTAの更新方法を簡単に手順通りに解説
ESTAには更新という制度がないため、2年の有効期限が来たら、改めて申請し直すことになり、費用も申請の都度かかります。
申請の方法は新規で申請する場合と同じですが、手順を写真付きでご紹介します。
なお、ESTAの申請は業者にお願いして、1万円くらいでやってもらえるようですが、とても簡単なのでぜひ自分でやってみてください。
1.公式サイトにアクセスします
エスタ申請で検索すると色々なサイトが出てきますが、サーチエンジンで1番上に出てきたサイトが公式のものとは限りません。
中には高額な申請料を請求してくるサイトや、最悪の場合、申請料を支払ったのに実際には申請されていなかった、ということもあるようなので、必ず公式サイトへアクセスしてくださいね。
公式サイトは、URLに gov. が入っているので、そこで公式サイトかどうか見分けられますよ。
こちらが公式のESTA申請ページになります。
アメリカ政府の入国管理局のサイトなので、初めは英語になりますが言語選択が出来るので安心してください!
英語から日本語にするには、右上の「ENGLISH」の部分をクリックし、日本語を選択してください。
日本語になりました!
では、「新規に申請を作成する」をクリックして進めていきます。
「個人による申請」をクリックします。
グループで旅行する際など、誰か1人が代表して全員分のESTA申請をする場合は「グループによる申請」になります。
個人的には、誤申請のリスクを最低限に抑えるためにも、1人1人申請した方が安全だと思います。
セキュリティに関する通告が出てきますので、「確認して続行」をクリックします。
「免責事項」・「The Travel Promotion Act of 2009」の両方とも「はい」にマークを入れ、「次へ」をクリックします。
2.申請者情報を入力します
パスポート番号は英字2文字と数字7桁です。
数字だけだと入力誤りになりますので注意してくださいね。
入力したら、「次へ」をクリックして進みます。
3.電子メールアドレスの確認をします
電子メールの確認をするために、「コードを送る」をクリックしコードを入手します。
入力したメールアドレス宛に25分間だけ有効な英数混合の4桁のコードが届くので、間違えずに入力してください。
入力をしたら、「コードを送信する」をクリックします。
4.個人情報を入力します
住所の入力の仕方に注意が必要です。
日本とは入力順が逆になりますが、番地はそのまま丁番地の順になります。
例として、アメリカ大使館の住所を載せておきます。
なお、ESTA申請に郵便番号は必要ないので入力は不要です。
また、電話番号の部分ですが、最初に日本の国番号である+81をつけ、1番初めの0を抜かして入力してください。
03- や090- であれば、入力は3- や 90- になります。
5.渡航情報を入力します
渡航目的が、他国への乗り継ぎの場合は「はい」、アメリカが最終目的地であれば「いいえ」にします。
「いいえ」にすると、米国内の連絡先、滞在先の記入欄が出てきますのでそちらも入力します。
滞在先はホテル名で大丈夫です。
アメリカ国内での滞在先がわからない場合やまだ決まっていない場合は、アスタリスク(*)がついている場所全てに「UNKNOWN(未定)」と入力してくださいね。
アメリカ国内で使える電話がない場合、電話番号は「0」だけを入力します。
全てに記入したら、「次へ」をクリックします。
6.適格性についての質問に答えます
全てに回答し、申請内容に関する証明の□欄にチェックを入れたら「次へ」をクリックします。
嘘はつかないで、正直に回答してくださいね。
誤申請が判明すると、今後アメリカへの入国が拒否される可能性があるようです。
また、誤った内容で申請した場合、再申請は24時間経過しないとできないようなので、出発までにあまり時間がないときは特に気をつけてくださいね。
申請内容を確認し、パスポート情報を再度入力して「次へ」をクリックします。
7.支払いをします
「免責事項」にチェックを入れたら、「今すぐ支払う」をクリックします。
支払いには、Pay Palもしくは、デビットカード・クレジットカードが使えます。
支払い方法を選択し、「続行」をクリックします。
例としてクレジットカードでの支払いに必要な入力項目を載せておきます。
住所やカード番号など必要な情報を入力したら、「続行」をクリックします。
レビューの画面が出てくるので、間違いがあった場合はここで該当箇所をクリックすると変更ができます。
間違いがないことを確認したら、「支払いの送信」をクリックして完了です。
こちらの記事では、クレジットカードがない場合の支払方法などをご紹介していますので、クレジットカードがない方は参考にしてみてくださいね!
これで申請は終わりです!
このような画面が出てきます。
申請番号は、あとで申請状況を確認する際に必要になるので、控えておいてください。
申請費用は1人/1回につき14ドル(1600円前後)です。
72時間以内には審査結果が出ますので、2・3日経過したら申請状況を確認してみてくださいね。
申請状況の確認方法
「個人による申請のステータス確認」をクリックします。
セキュリティに関する通告が出てきますので、「確認して続行」をクリックします。
パスポート情報や生年月日、申請番号あるいは市民権などの必要事項を記入します。
申請番号を控えている場合は申請番号を入力します。
申請番号を忘れてしまった場合や控えていない場合は市民権、パスポートの発行日と有効期限を入力します。
て記入したら、「申請の検索」をクリックします。
「渡航は承認されました」と出ていれば大丈夫です!
ESTAの有効期限は2年間有効で、期間延長は出来ないの?
ESTAは原則2年間有効で、更新や期間延長といった制度はありません。
そのため、滞在中に期限を迎える場合は、新規の申請として、再度申請し直すことになります。
また、申請費用(14ドル)も毎回かかります。
なお、ESTAの有効期限が残っている場合でも新しく申請することが可能なので、アメリカへの渡航が決まったら、早めに申請することをお勧めします。
なお、新しくESTAを申請すると、有効期限が残っていたとしても古い方は失効します。
新しいパスポートを作った場合はESTAの更新は必要ある?
新規のパスポートを取得した場合や、婚姻などの名義変更でパスポートを更新した場合、有効期限内であっても、新しいパスポートの情報を記入したESTAの申請が必要となります。
申請手順は新規の申請と同じですが、新しいパスポートの番号を使用します。
誤って古いパスポートの情報で申請してしまい、入国の際に却下されてしまうということもあるようなので、特に、パスポート番号の入力には注意してくださいね。
まとめ
ESTAには更新という制度がないので、毎回期限が来たら新規に申請するしかありません。
ですが、ESTAの申請は簡単なので、業者にお願いするのではなくぜひ自分でやってみてください。
特にパスポート更新によるESTA再申請の場合は、新しい番号ではなく使い慣れた古い番号で申請してしまうことが多いようなので、入力内容を間違えないように気をつけてくださいね。
また、ESTAの審査には最長で72時間かかるので、前もって申請するのがお勧めです。
ESTA申請をクリアして、ぜひアメリカ旅行を楽しんでください!