こんにちは、ライターのさゆです!
運動会で全員が参加する競技といえば「短距離走」ですよね。
我が子が活躍する姿を見るのは、親としても誇らしいものですが、短距離走が苦手…というお子さんをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
実は私も、小学校3年生の息子が、みんなと同じように速く走れないからと、運動会に苦手意識を持っているようです。
小学校の運動会は今後もあるので、今のうちに自信をもって楽しんでもらいたいなと思っています。
そこで今回は、短距離を速く走るようにするためのポイントと、苦手でもできるようになるコツを詳しく調べてみることにしました。
短距離を速く走るようにするにはどうすればいいの?
短距離を速く走るようにする方法を調べたところ、正しい「姿勢」、「呼吸」の仕方、「腕」の振り方、「ひざ」の使い方の4つのポイントがあることがわかりました。
それぞれのポイントと、便利なアイテムについて詳しくご紹介しますね!
姿勢
調べてみると、速く走るための基本としては、背筋をまっすぐ伸ばしたまま前傾姿勢をとることが大切だということがわかりました。
足が遅い人は、自分でも気が付かないうちに背中が丸まってしまったり、あごが前に出てしまったりと、姿勢が崩れがちになってしまっているようです。
正しい姿勢をキープすることで、強く地面を蹴ることができ、大幅なタイムの伸びも期待できますので、詳しくご紹介しますね。
●速く走るための正しい姿勢
- 身体に芯が通っているイメージで、背筋を伸ばす
- 顎を軽く引く
- 片足を大きく1歩引き、背筋がまっすぐ伸びた状態のまま前傾姿勢をとる
- 引いた足と頭が一直線になるのが速く走るための正しい姿勢です
(横から見たときに、背骨がゆるいS字になっているのが理想です)
(自然と引いた足が自然に浮くはずです)
呼吸
まずはリラックスを心がけ、走っているときはおなかをへこませて口から息を1回で吐き、息を吐いた反動で口から1回吸うようにするのがいいようです。
短距離走は「無酸素運動」と言われますが、呼吸をしていないわけではありません。
無酸素運動とは、酸素を吸い込まないということではなく、筋肉を動かすためにエネルギー物質を分解して熱を発生させるときに酸素を必要としないという意味だそうです。
無理をして息を止めて走ると、短い距離とはいえ酸欠状態になってしまうので気を付けてくださいね。
腕
正しい姿勢が身について呼吸することが分かったら、次は、ひじを90度に曲げて大きく腕を振ることを心がけるのがポイントです。
ひじが伸びすぎても曲がりすぎても良くないので、気を付けて下さいね。
なかなかうまく腕を振ることができないという場合は、便利なアイテムも販売されています。
■ダッシュドライバーゼクー(MIZUNO)
腕に装着して腕をしっかり振ると音が鳴る「ダッシュドライバーゼクー」です。
小学校1、2年生に着用して、かけっこの練習をしてもらった結果、67%がフォームの改善に成功したというデータもあるそうです。
音がテンポよくなるコツをつかんで、徐々に走るスピードをアップしていくと、特別なダッシュサウンドが鳴るなど楽しみながら練習することができるのでオススメです!
ひざ
ほかにも、走っているときにひざを伸ばし切らず、ひざを高くあげるのもポイントだということが分かりました。
本来は、接地した瞬間だけ力を入れればいいところ、強く地面を蹴ろうとするあまりにつま先で地面を蹴るくせがつくことがあるようです。
こうなると、自然に前に出るはずの足が、自分の力で前に持ってこないといけなくなってしまいます。
余計な体力を使ってしまうので、蹴りすぎないということが大切のようです。
苦手でもできるようになるコツは?
どうしても速く走るのが苦手で練習したいという場合は、「坂道ダッシュ」と「鬼ごっこ」がオススメです!
小学生は身体が成長しきっていないので、無理な筋トレや長距離トレーニングはケガのもとになりますし、つらい思いをすることで余計走ることが嫌いになってしまうこともあると思います。
毎日ちょっとした時間でできることや、楽しみながらできることから始めてみてくださいね。
坂道ダッシュ
文字どおり、坂道を全速力でダッシュするというトレーニングです。
坂道さえあればできるという手軽さも、オススメのポイントです。
坂道の角度によって、トレーニングの強度が違いますが、まずは無理のないところから始めて下さいね。
自然と前傾姿勢をとれるため、正しい姿勢をキープするのにもってこいです!
ただし、車には十分に気をつけて、車通りが激しい坂道での練習は必ずやめてくださいね!
鬼ごっこ
走るのが得意な子は、小さなころから走り回るような遊びをしていることが多いと思います。
鬼ごっこであれば、学校のお昼休みや放課後に友達と楽しみながらできるのでオススメです。
鬼にタッチされないように方向転換したり、スピードの強弱をつけたりと、自然に瞬発力が身に付きます!
- 速く走るための正しい姿勢は、背筋をまっすぐ伸ばしたまま前傾姿勢をとること
- 無酸素運動の短距離走でも、リラックスして呼吸をすることを心がける
- ひじは伸ばしすぎず、曲げすぎず、90度に曲げて腕を大きく振ることがポイント
- 腕に装着して腕をしっかり振ると音が鳴る「ダッシュドライバーゼクー」というアイテムも便利
- 地面を蹴るときは力まず、ひざを伸ばし切らないようにしてひざを高く上げる
- 速く走るのが苦手で練習したい場合は、「坂道ダッシュ」と「鬼ごっこ」がオススメ
まとめ
速く走れるためのコツが分かったので、さっそく息子に正しい姿勢や腕の振り方、ひざの使い方などを教えてあげようと思います。
腕をうまく振ることができる便利アイテムの「ダッシュドライバーゼクー」も、かっこいい見た目と音を楽しめるという点で喜んでもらえそうだなと思ったので、モチベーションを上げてもらう点でもさっそく購入をしてみました!
運動会の短距離走で上位に入って自信をつけてほしいという気持ちもありますが、まずは走ることを楽しんでもらえるのが1番だなと思うので、遊びながら練習してほしいなと思っています。
短距離走を速く走るポイントや、苦手でもできるコツはないかと悩まれているなら、是非参考にしてみて下さいね!