こんにちは！ライターのRisaです。
今や日常生活には欠かせないコピー機ですが、あなたは日頃から電源を入れっぱなしにしていますか？
会社で使う大きな複合機タイプならあまり気にすることはないのですが、小さな事務所や自宅で在宅ワークをする際などで使用する家庭用のコピー機は、毎回電源を切るべきなのか悩んだ経験あると思います。
コピー機を使う頻度が高いと、目詰まりや印刷物に筋が入るなども悩みの種です。
私も電源を入れっぱなしにするのと毎回切るのでは、目詰まりやインクの消耗、電気代に違いはあるのか気になっていました！
そこで、コピー機の電源は入れっぱなしにしたほうが良いのかについて情報をまとめました！
コピー機を比較的よく使う方、少しでもコストを削減したい方はぜひ参考にしてみてください。
コピー機の電源は入れっぱなしのほうがいいの？
もうすぐ夏休み🌻
長いお休みの間、コピー機の電源は切っておいたほうがいいの？という質問をよくいただきます。
FAXの受信が出来なくなってしまうので、「電源は入れたまま」がおすすめです(*･v･b)b🎵
省エネモードに切り替わるので、電力💡の消費を最小限に抑えてくれますよ！#コピー機豆知識 pic.twitter.com/ArJtTMrlAk— コピー機少女フェアリーC【公式】 (@shirley_fairyC) July 18, 2018
コピー機の電源を入れっぱなしにしたほうがいいのかどうかについては、それぞれメリットとデメリットがあります。
環境によってはどちらがいいとは断言できないので、比較してみて使う頻度などから判断してみてください。
コピー機の電源を入れっぱなしのメリット
コピー機の電源を入れっぱなしのデメリット
コピー機の電源を入れっぱなしにしたほうが目詰まりを起こしにくいという情報がありますが、目詰まりはメンテナンスをきちんとしているかしていないかによるものです。
電源を入れっぱなしにしておくと、電源を入れた時に自動的に行われるヘッドクリーニングの機会が減ってしまうため目詰まりはしやすくなります。
しかし、電源を入れっぱなしでも、定期的にクリーニングを行っていれば目詰まりなどのトラブルは避けることは可能です。
目詰まりに関しては、電源を入れっぱなしかどうかよりも「メンテナンスを行っているか」ということが関係しています。
次に、電源を切ることでプリンターヘッドにキャップがされるので、ヘッドを乾燥から守って目詰まりを起こしにくくするという意見もあります。
この点については、コピー機の性能によっては電源を入れっぱなしであっても印刷が終わるたびにヘッドにキャップがされる場合もあるので、お使いのコピー機の機能を確認してみてください。
電源を切らずに置いておくことによって、コピー機が熱くなり劣化を早めてしまうという恐れもあります。
そのため、メーカーによっては電源の入れっぱなしを推奨していないこともあるようです。
こちらに関しても、お使いのコピー機の取扱説明書や注意事項を確認してみてください。
しかし冬場などの寒い時期には、逆に電源を入れっぱなしにしておくことで機器が温まり、結露が発生してエラーや故障してしまうのを防ぐことができます。
電源の入れっぱなしがコピー機を壊れやすくするかどうかについても、明確な根拠や証拠はなく、メリットとデメリットがあるようです。
スリープモードにしておけばインク代節約になるの？
毎度の事ながら、プリンターの電源入れた時のヘッドクリーニングでインクが切れるの納得できない。
しかもモノクロ印刷なのに。 pic.twitter.com/5s0Nx9DLRY
— おまみ＠模型の花道 (@mokehana_omami) July 31, 2020
コピー機の電源を入れると、まずヘッドクリーニングが始まります。
ヘッドクリーニングとはプリントヘッドが詰まらないように必要な掃除ですが、これを行うにはインクを消耗します。
そのため、印刷のたびに電源を入れていると、毎回ヘッドクリーニングを行うことになりインクの消耗が増えてしまいます。
スリープモードは、電源は入っていますが電力の消費を抑えている状態です。
コピー機の性能によっては自動で定期的にヘッドクリーニングをする機能が搭載されているので、スリープモードにしていてもヘッドクリーニングは行われます。
「じゃあ電源を切ったほうがいいのでは？」と思うかもしれませんが、この定期的なヘッドクリーニングは必要なものです。
インクは減ってしまいますが、クリーニングをしないと目詰まりの原因になってしまいます。
スリープモードのメリット
スリープモードのデメリット
スリープモードにしておくと、ヘッドクリーニングの回数は多いですが、オフにして起動した時のインク消費量とトータルで比べると少ない可能性もあります。
スリープモードのほうがインクの節約になるかどうかについては、使用頻度や使わない時間がどれだけ長いのかによって異なります。
インクが薄い・印刷物に筋が入った時の対処方法は？
印刷物のインクが薄い、筋が入り縞模様になる原因は、大抵、コピー機のインクを出すヘッドが乾燥して詰まりを起こしていることが原因です。
このような時、コピー機の種類にもよりますが、大抵、ご家庭で使用するコピー機には、インクを出すヘッドのクリーニングを手動で行うことができます。
基本、コピー機の画面から、「プリンターのお手入れ」と進み、「ヘッドクリーニング」と「強力クリーニング」などがあります。
順序的には、「ヘッドクリーニング」を２～3回行い大抵解消しますが、それでも一向に解決できない場合は、「強力クリーニング」を行います。
「ヘッドクリーニング」その名の通り、ヘッドの掃除ですが、掃除がそもそもインクを吹きかけてヘッドの手前で詰まっているカスを吹き飛ばす方法で行います。そのため、インクをそれなりですが、消耗します。大抵はこれを２～3回行うことで詰まりは解消します。
「強力クリーニング」はかなりインクを消費する掃除方法などで、あまりおすすめはしませんが、「ヘッドクリーニング」で解消できない最終手段と考えておいてください。コピー機の種類にもよりますが、時間もそれなりにかかります。
コピー機の電源を入れっぱなしにしたら電気代はどうなるの？
電気代、思ったほど高くなかったけど、やっぱり毎日大画面iMacとプリンター稼働させてると3割くらい増えるねぇ pic.twitter.com/zbvpyIbwtM
— 彩玻 / さい (@sai31saiha) May 22, 2020
電源を入れると、コピー機は立ち上げのために電力を消費します。
そのため、印刷のたびに電源を付けたり消したりするよりは入れっぱなしにしておいたほうが消費電力は少ないのです。
電源を入れっぱなしにしておくことで電力を消費するのではないかと不安になりますが、電源をつけていて何も動作をしていない状態の電力消費は気にかけるほどではありません。
それぞれどのくらいの電力量で電気代がどれくらいかかるかは機種によって異なりますが、電源を入れた時が最も電力を消費することに違いはありません。
1年に1回しか使わないなど、使用頻度がかなり低い場合は電源を切っておいたほうがいいかもしれませんが、日常的に使う場合は電源を入れっぱなしにした待機電力のほうが安くなることが多いです。
また、電化製品はコンセントを抜いておいたほうが節電になるというのは常識ですよね。
しかし、コピー機の場合は、機種によっては定期的に自動でヘッドクリーニングをする機能が搭載されている場合があります。
その場合、コンセントを抜いてしまうと、前回ヘッドクリーニングをした時間の記録がリセットされてしまうので、次に電源を入れた時にヘッドクリーニングが念入りに行われるのです。
そしてその際に通常より多くの電力とインクを消費することになり、結果的に電気代やインク代も高くなってしまう可能性があります。
まとめ
コピー機の電源を入れっぱなしにしたしておいたほうがいいのかどうかについては、それぞれ使う環境によっては、メリットとデメリットがあるので一概には言い切れません。
目詰まりに関しては、電源を入れっぱなしにするかどうかではなく、ヘッドクリーニングやメンテナンスをしっかりしているかによります。
電源を入れっぱなしにしていると、機種によっては自動で定期的なヘッドクリーニングが行われるので、目詰まりは予防できることもあります。
電源をオフにしていてもしっかりメンテナンスを行っていれば目詰まりの予防はできるので、使用頻度が低く電源をオフにしたい場合は定期的にクリーニングをすれば問題ないようです。
不定期に使う、めったに使うことがない場合は、どれくらいの頻度や期間なのかによるので、機種ごとの消費電力や性能を確認した上で判断してみてください。
