こんにちは!ライターのSoraです。
もうすぐ年末に入り、大型連休がやってきますね。
我が家は年末年始家族そろってハワイへ行こうかという計画が持ち上がり、現在海外旅行へ向けて準備を進めているのですが、夫のエスタが失効しているのに気が付きました。
以前、家族全員で申請したはずなのに、おかしいなと思いながらも夫の分だけ足りないので申請をし直さなければいけません。
ただ、申請をしたのが随分前なのでどうやって申請したかも忘れてしまいました。。
今回あまり時間もないので、自宅からネットで申請したいと思っているのですが、そもそもネットから申請できるのかを調べてみることにしました。
準備するものや、家族などのグループの場合どうすればいいのかも合わせて確認していきたいと思います。
エスタ[ESTA]とは簡単に何?
エスタ[ESTA]とは、日本人が米国へ90日以内の短期滞在を目的として訪れる場合に必要な申請となります。
電子渡航認証システムと呼ばれ、米国へ行くにあたり保安上安全な人物かどうかをチェックするものです。
一度承認されたエスタ[ESTA]は、承認されてから2年後、もしくはパスポートの有効期限が切れた場合に失効します。
私と子供は前回の海外旅行の際にパスポートを取得したので問題なかったのですが、夫だけ先にパスポートを取得しており、今回その有効期限が切れていたのでエスタも失効してしまっていたようでした。
他にも
の場合は新しくエスタの再申請が必要となるようです。
こちらの記事でも詳しくご紹介しています。
よければチェックしてみてくださいね!
エスタ[ESTA]の申請の方法はネットから簡単にできるの?
エスタの申請はネットから簡単に行うことができます。
準備するものは
です。
また、エスタの申請を行ってから審査が完了するまで3日間(72時間)要することがあります。
エスタの申請を忘れてしまったり、ギリギリで申請してしまい出発までに審査が間に合わず渡米できなかったというトラブルも報告されているようです。
そのため、旅行が決まり次第すぐにエスタの申請を行うことをおすすめします。
申請の大まかな流れとしては、申請者情報の入力→渡航情報の入力→質問事項の入力→申請料の支払い、と言った流れになります。
それでは各申請について詳しくご紹介していきます。
エスタの申請はこちらから申請をすることができます。
こちらがエスタの公式ホームページのTOPページです。
エスタの申請は様々なホームページがありますが、このホームページ以外は全て申請代理会社のホームページです。
申請は行えますが、申請料が異なりますので気を付けてください。
1.ホームページをひらく
ホームページを開くと、最初は英語での表示になります。
画面右上の赤丸部分を選択し、「日本語」を選択すると日本語で表示されます。
続いて「新規の申請」ボタンを押して入力画面へ進んでください。
続いて個人の申請なのかグループの申請なのかを確認されますので該当部分をクリックしてください。
2.申請者情報の入力
こちらの申請は、米国へ行く人の情報を記入するようにしてください。
未成年でも米国へ行く場合は記入が必要です。
個人情報の記入が完了したら、次はパスポート情報の記載へ移ります。
パスポート番号、国籍、パスポートの発行日、発行国、有効年月日を入力していってください。
なお、日本以外の国で発行されたパスポートや国家身分証明書を持っている場合は、これらに加えて、発給国や番号などの情報も入力が必要になります。
この後、過去、もしくは現在に他の国籍を有したことがあるか問われますので質問に回答していきます。
GEメンバーシップであるかどうかも問われます。
GEメンバーシップとは、グローバルエントリーシステムのことで、優先レーンで入国審査をスピーディーに行えるシステムのことです。
メンバーであれば「はい」、そうでなければ「いいえ」を選択してください。
次に両親の情報を問われます。
片親、もしくは両親の名前が不明な場合は空欄でも問題ありません。
また、養子縁組された親や後見人の名前でも受付されますのでご安心ください。
次に連絡先の情報の入力を求められますので、まずは自宅の住所の入力をしてください。
この時、住所は全てローマ字で入力を求められますので、ローマ字で入力をしてください。
なお、英語で住所を入力する場合は日本とは順序が逆になりますので気を付けてくださいね。
例えば東京都新宿区西新宿2-8-1と言う住所であれば
2-8-1,Nishishinjyuku,Shinjyuku-ku,Tokyo,Japan
と言った書き方になります。
メールアドレス及び電話番号の入力欄があるのでそれぞれ入力していってください。
電話番号の入力の際に必要な国番号ですが、日本は「81」です。
また、電話番号の頭につく「0」の入力は不要です。
続いてソーシャルメディアについて問われます。
ソーシャルメディアとはSNS、いわゆるツイッターや、フェイスブック、インスタグラムなどの情報のことです。
その各種ソーシャルメディアを使用しているのであれば、使用している媒体の選択とIDなどのアカウントを特定できる情報を入力します。
ソーシャルメディアに関する入力は任意となっていますが、より情報の開示をしている人の方が信頼性が高く、その人となりが分かるので抵抗のない人は入力しておく方がいいと思います。
ただ、入力については任意であるので、入力しなかったために申請が却下されるようなことはないようです。
続いて勤務先情報の入力があります。
勤務先は必須ではありませんが、米国で就労する意思がない事や、長期滞在する意思がなく速やかに帰国することを証明することとなりますのでなるべく入力しておく方がいいようです。
3.渡航情報の入力
米国内での滞在先や滞在連絡先などの情報の入力が必要ですので入力をしていってくださいね。
滞在先が未定の場合、入力は不要ですので焦らなくても大丈夫です。
4.適格性についての質問
こちらの質問は米国へ渡航するのに重要な質問となります。
しっかり内容を熟読し、偽りのないように解答するようにしてくださいね。
9つの質問を回答した後で申し込みに関する同意を求められます。
同意事項をしっかりと確認したうえで「申請内容に関する証明」にチェックを入れてください。
最後に入力事項が間違っていないかの確認画面が表示されるので間違いないか再度しっかりとチェックし、確認のため、パスポート情報を入力してから送信を行ってください。
5.申請料支払い
画面に「今すぐ支払う」というボタンが表示されますのでこちらをクリックして先へ進んでいきます。
デビットカード/クレジットカードでの支払いかPayPalアカウントでの支払いか選択肢が出てきますので該当する方を選んでください。
デビットカードまたはクレジットカード支払いの場合はカードの情報を求められますので入力していってください。
なお、入力するカードは申請者とは別名義のクレジットカードでも大丈夫です。
自分のカードがない場合、借りたカードで支払いをしても問題ありません。
使用できるクレジットカードはVISA、MasterCard、JCB、Diners、AMERICAN EXPRESS、discoverカードのいずれかです。
代行申請料金として14ドル(約1400円)の支払いが必要となります。
こちらの記事ではエスタの支払いについて詳しくご紹介しています。
申請を行った後、決定通知は届きませんので3日程経ったらホームページへ承認が下りているか確認しに行ってくださいね。
確認は、エスタ公式ホームページのTOP「既存の申請内容を確認」から確認することができますよ。
家族などのグループはどうなるの?
エスタの申請ホームページでは、個人だけでなくグループや家族全員の申請もまとめて行うことができます。
1回の申請で最大50人分の申請が可能で、米国での滞在先や滞在期間が異なっていても、まとめて申請することができます。
申請代表者がまとめて申請を行えるのですが、申請代表者は18歳以上であることが条件となっています。
グループの場合は、エスタの公式ホームページのTOPページ中央辺りにある、グループによる申請を選択してください。
グループの申請は、まず代表者の情報を登録していきますので、情報を入力してください。
代表者の情報を入力するとこのような画面に切り替わりますので、念のため、グループIDを控えておきます。
最初の人も、2人目以降の人も、「新規の申請者を追加」ボタンを押して入力に進んでください。
2人目以降で「未払いの申請を追加」の方のボタンを消してしまうと、「すでに申請している未払いの人」をグループに付け加える画面になってしまい、新たな情報の入力はできません。
また、そこから戻ることができず、1人目の入力が無効になってしまうこともあるようなので、くれぐれも気を付けてくださいね。
万一そうなった場合、グループIDを控えておけば、エスタの公式ホームページのTOPページ下方にある、「グループ申請のステータス確認」からグループIDなどの情報を入力して検索して戻ることができます。
「新規の申請者を追加」ボタンを押したあとの入力は先ほどお伝えした順番通りに聞かれるのでその人の情報を入力していってください。
申請は1人ずつ行わなければならず、全員のパスポートの情報が必要となりますので準備しておいてくださいね。
また、申請後は申請者全員に間違いがないかチェックしてもらうと安心です。
なお、エスタの申請は渡米する人全員が必要となりますので、乳幼児でも必ず申請してくださいね。
エスタ[ESTA]申請が無理でも観光ビザという選択肢は?
エスタの承認が無理な場合で、代わりに観光ビザを取ることはまず不可能です。
そもそも、エスタは観光ビザの簡易盤で、ビザを取得しなくてもエスタだけで入国できるシステムなので、費用・手間の両面から、エスタの申請を行う方がいいです。
観光ビザの申請費用は160ドル(約16000円)ですので、エスタの14ドル(約1400円)に比べるとかなり高額だということが分かります。
また、エスタに比べ申請の手間も準備書類も多くありますので、エスタを申請しておいた方がいいと思いました。
では、簡単に観光ビザについてご紹介したいと思います。
観光ビザは旅行の予定の2か月以上前から申請を行う必要があります。
これはビザ申請のための面接や申請手続き、管理上の追加手続きなどの諸手続きを行うために必要な期間となっています。
そのため、旅行直前にエスタの申請を忘れていたから観光ビザを申請する、と言ったことは行えません。
それでは、申請のための手続きを簡単にご紹介していきます。
まず大使館、もしくは領事館にて面接を受ける必要があります。
面接の予約を取った後、ビザの申請料を支払い、申請書の記入を行ってください。
面接では申請料を支払った領収書、記入済みの申請書、パスポート、面接予約確認書、5cm×5㎝の写真が必要となります。
更に、米国の滞在後には米国を出国する意思があること、旅行をするのに十分な資金があることを示す証拠書類が必要になります。
まとめ
エスタの申請はネットから簡単に行うことができます。
また、パスポートの期限が切れると、エスタの有効期限が残っていても新たに申請をしなければならないということが分かり、なぜ夫の分だけエスタの有効期限が切れていたのかも理解できました。
クレジットカードも申請者とは異なる名義のカードでも、支払いが可能だったので私のカードを使って申請料の支払いを済ますことができたので、とても簡単でした。
これで無事に渡航の準備が完了したので肩の荷が下り、旅行を楽しみに待つばかりになりました!
これから米国へ旅行の予定がある人は旅行の日程が決まればすぐに申請を行って楽しい旅行を過ごしてくださいね。