こんにちは!ライターのまゆです。

切手を貼ってから住所を書いていたら書き損じてしまった!」なんてことありますよね。

そういった場合、切手をはがして再利用できるのか気になりませんか?

実は、間違って貼った切手は、条件を満たしていれば再利用できるんです!

そこで今回は、切手の再利用ができる条件を詳しくご紹介していきたいと思います。

合わせて、切手を綺麗にはがせる方法を写真付きで紹介していますので、ぜひ試してみてくださいね!

 

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間違って貼ってしまった未使用の切手は再利用できるの?

切手と封筒

切手の再利用は、下記条件を満たしている場合に限って可能です。

再利用の条件

・未使用(消印なし)であること

・破れたり一部が欠けたりしていないこと

 

つまり、未使用で破れたりしていなければ再利用できます

破れや欠けがある切手は再利用できないの?

切手の絵柄や料金部分以外のフチやギザギザの部分が少し破れた程度なら、郵便局交換手数料(下表)を支払って交換してもらうことができます。

郵便局HPより引用↓

‟手紙やはがきに貼ってある切手は交換できますか?

汚れたり、破れたりしていないものであれば所定の手数料にて交換させていただきます。“

■切手交換手数料

通常はがき・切手 5円/枚
10円未満の切手 額面の半額/枚
往復はがき・ミニレター(郵便書簡) 10円/枚
スマートレター封筒・レターパック封筒(特殊封筒) 42円/枚

 

ただし、全体的に大きく破れていたり、絵柄部分が破れている場合は交換できないので、買い替えるしかありません。

なぜかというと、切手はお金と同じ価値のあるものなので破損すると郵便法で無効と決められているんです。

郵便法第三十条(無効な切手類)

‟汚染し、若しくはき損された郵便切手又は料額印面の汚染し、若しくはき損された郵便葉書若しくは郵便書簡は、これを無効とする。”

 

このように、未使用でも絵柄部分などが破れたり、欠けた切手を再利用することはできません。

一部が欠けただけだからとそのまま切手を使ってしまうと、郵便局で無効な切手と判断されて受取人に郵便料金が請求されることもあります。

そのため、「このくらいなら大丈夫かな?」と判断に迷ったら、一度郵便窓口で相談してみると安心です!

 

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間違って貼ってしまった切手を綺麗にはがす方法は水につけるのがおすすめ!

お椀と封筒

間違って貼ってしまった切手は、水につけておくとスルっと綺麗にはがすことができます

今回、貼ってから5日経った切手を使ってみたのですが、実際にやってみると「はがす」というよりは「スルっと勝手にはがれる」のでとっても簡単でしたよ!

それでは、手順を紹介しますね。

用意するもの

・切手の貼ってある郵便物

・はさみ

・切手より一回り大きい容器

・水

・ティッシュ

 

手順

① 切手を水につけやすいよう、はさみで切っての周囲を切り取ります。

切手と封筒

② 切手より一回り大きい容器に水を入れ、その中に切手を入れます。

お椀と封筒

③ 水に5分程つけ、切手がはがれてくるのを待ちます。

お椀と切手

④ 切手がはがれたらそっと取り出し、ティッシュなどで水分を拭きます。

お椀と切手

⑤ 切手全体が濡れているので乾かします。

ドライヤーを使うとあっという間に乾きますよ!

ドライヤーと切手

⑥ 切手の裏にのりをつけ、新しい郵便物に貼り付けます。

 

以上です!

無理にはがすわけではないのでコツも不要で簡単です!

ただし、水につけるので誤って切手を貼ってしまった郵便物の方は再利用できません。

もう一度用意しないといけないのでその点だけご注意ください。

多少汚くなるけど未使用なら切手より少し大きめに切って貼ることもできる?

切手

間違って貼った未使用切手を綺麗にはがす自信がない方は、切手周辺の封筒ごと切り取って、新しい封筒に貼って使用することもできます。

できるだけギリギリを切り取ると、そこまで気になりません。

ただ、封筒によっては厚みがでて切手が浮き出て見えるので、気になる方はやめた方がいいです。

そして、厚みが出る分、はがれやすくもあるので途中ではがれてしまわないようしっかりと貼り付けるようにしてくださいね!

また、ビジネスや冠婚葬祭の郵便には、使わない方がいいです。

あくまでプライベートな郵便物のときに限って有効な手段と覚えておいてください。

消印漏れの再利用は使用できないので注意!

切手

切手は使用すると消印が押されますが、まれに消印が漏れていることがあります。

消印とは、切手が使用済みであることを示すため切手の上に押されるスタンプです。

消印↓

消印

消印が漏れている切手なら再利用できそうと考えてしまうかもしれませんが、一度使われていて無効な切手なのでやめてくださいね!

確かに、消印がないので綺麗にはがせば郵便局側では判断がつかないかもしれません。

ですが、何かのきっかけで再利用が判明した場合、郵便法違反などの罪に問われる可能性もあります

実際、2017年に使用済み切手を集めて消印がない部分をつなぎ合わせ、未使用切手に見せかけて新しい切手と交換していた男が詐欺と郵便法違反で逮捕されたことがありました。

このように、一度使用した切手を再利用すると罪になるので、たとえ消印がもれていたとしても再利用はしないでください。

 
 

要約

・切手の再利用は、未使用できれいにはがせた場合に限って認められる

・未使用であっても、破れたり欠けている切手は使えないので要注意!

・間違って貼った切手は、水につけるときれいにはがせる

・消印もれの切手であっても、一度使用されたものの再利用は絶対にやらない

・一度使われた切手を再利用すると、郵便法違反や詐欺などの罪に問われる可能性がある

 

まとめ

切手の再利用は、未使用で綺麗にはがせたものに限って有効です。

たとえ消印が漏れていても、一度使用した切手を再利用することは郵便法違反となるので絶対にやらないでくださいね。

また、未使用でもはがす際に破れてしまったものは使えないので残念ですが買い直しが必要になります。

「周りがちょっとだけ破れている」など判断に迷ったら、郵便窓口で相談するのがおすすめです!

そのまま使って、受取人に郵便料金が請求されることだけは避けてくださいね。

切手を誤って貼ってしまったり、貼った後書き損じた場合は、ご紹介したきれいにはがす方法をやってみてください!

 

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