こんにちは、主婦ライターのたじまるです!

エアコンの効きが悪いと感じたら、エアコンの室外機を冷やすといい」と言われますよね。

でも、冷やすってどんな方法で冷やせばいいのか、本当に節約になるのか疑問に思ったことないですか?

この記事では、「エアコンの効きが悪いかも?」と思ったら試してほしい、簡単にできるエアコンの室外機を冷やす方法と、どのくらい節電になるのかをご紹介します。

 

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エアコンの電気代は室外機を冷やすと節約できる?

電卓

エアコンの電気代は、室外機を冷やすと節約できます

その理由はエアコンの仕組みが関係しています。

エアコン冷房の仕組み

1.室内機が室内の熱を含んだ空気を吸い込み、熱交換機で熱を奪って、冷たい空気だけを室内に吐き出す。

2.室内機で奪った熱はパイプを通って室外機へと運ばれ、室外機周辺の空気とともに熱を吐き出す。

 

このように室外機は室内の熱を吐き出す役割をしているので、室外機が熱くなると効率よく熱を吐き出せません。

そうすると、無駄な電力を使うことになり電気代が上がってしまいます。

エアコンの電気代の8割は室外機が占めているとも言われますので、いかに室外機を効率よく動かすかが節約への近道となります!

どれぐらいの節電になるの?

機種によって多少の差はありますが、室外機の状態がよくなると、5~10%の電気代節約になると言われています。

1時間当たりの電気代の全国平均は27円なので、10%だと1時間当たり2.7円の節約になります。

それを元にどのくらい節約できるか下記に算出しました。

1時間使用した場合…2.7円

1日8時間使用した場合…21.6円

1日8時間1ヶ月使用した場合…648円

 

複数台エアコンを使用していればさらに節約になるので、やる価値ありますね!

エアコンの室外機を簡単に冷やす方法は?

室外機は外にあるので、日に当たっていることが多いですよね。

そこで、室外機が日光に当たらないように日よけを設けて日陰を作るだけでも室外機の温度が下がって節約効果があります。

室外機にスダレ等で日陰を作るという方法が、以前「ヒルナンデス」でも紹介されました。

室外機はホースがつながっていて日陰に移動させるのは素人では難しいので、スダレ等で日陰を作る方法が簡単にできておすすめです!

【日陰を作るのに最適!】水勘製簾所 天津すだれ大88×157cm

 

日陰を作る時の注意点

・室外機から少し離す

・排気口をふさがない

 

室外機に近い場所や排気口をふさぐように設置してしまうと、熱をうまく逃がせなくなり効果がありません。

室外機のまわりにスペースがあるなら、夏には葉が茂る落葉樹を植えて、植物で日陰を作るのもおすすめですよ。

 

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エアコンの室外機に濡れタオルは本当に効果的!

室外機

エアコンの室外機に日陰を作る方法をご紹介してきましたが、簡単にできる方法として、室外機に濡れタオルをするのが効果的なんです!

やり方をご紹介します。

準備するもの

・タオル

・バケツ

・水 ※氷水も可

 

やり方

1.室外機の上に水を入れたバケツを置く

2.濡らしたタオルの端を、バケツの水に浸し、残りのタオル部分で室外機の上部を覆う

 

これだけです!(上記写真)

氷水でより冷たく!

真夏にバケツの水を外に置いていると、すぐに温水になってしまいますよね。

そんな時は、バケツの水を「氷水」にしてみてください!

氷水だと真夏日でも水温を低く保てるので、室外機をより効果的に冷やせます。

室外機

ちなみに我が家は2台の室外機が並んでいるので、1つのバケツにタオル2枚入れています。

タオルの端を水に浸けておくことでタオルが水を吸い、ずっと濡れている状態になります。

そして、タオルの水が蒸発する時に室外機の熱も一緒に奪ってくれるので、水がある限り室外機を冷やしてくれます。

室外機が冷えることでエアコンが効率よく動き、無駄なエネルギーを使わなくてもいいので節約効果があります。

注意点

・タオルやバケツが下に落ちたり、風で飛ばされないようにする

・タオルがズレてファンや排気口にかからないようにする

 

2階以上の高いところなどは特に、タオルやバケツが落下するととても危険です。

またタオルがファンに巻き込むと故障の原因になりますし、排気口をふさぐと熱をうまく吐き出せなくなりますので上記2点には十分に注意してください。

他に冷房効果を上げる方法はないの?

エアコン掃除

日陰を作る、冷やす以外の、他の冷房効果を上げる方法をご紹介します。

これらを組み合わせることでより効率よくエアコンを使えますよ!

室外機のまわりに物を置かない

室外機のまわりに物が置いてあるとうまく排気できず、効率が悪くなります。

室外機のまわりに物は置かないようにして、スッキリさせておいてください。

 

室内機のフィルターの掃除をする

フィルターが汚れて目詰まりをしていると風量が弱くなります。

風量を上げたり設定温度を下げると電気代がかさむので、フィルターは2週間に1回は掃除して、目詰まりしないようにしておくといいですよ。

 

カーテンやブラインドで室内に入る日光を遮る

いくら冷房をつけていても、窓から入ってくる日光で室温は上がってしまいます。

カーテンやブラインドで遮ることで、冷房の効果が上がります。

 

扇風機を併用する

空気の重さは温度によって違い、冷たい空気は下にたまります。

そこで、扇風機を併用して冷たい空気を部屋全体に循環させると効率よく冷やせます。

循環させるには、冷房の風向きを「上向き」か「水平」に、扇風機を「天井に向けて」回してください。

 

まとめ

エアコンの室外機を冷やす方法をご紹介しました!

日陰を作ったり濡れタオルで室外機を冷やしたりと、簡単にできる方法ばかりなので、「エアコンの効きが悪いな」と思ったら試してみてください!

エアコンの効きがよくなって節電にもなれば、一石二鳥ですね!

工夫をして暑い夏を乗り切りたいものです。

 

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