こんにちは、ライターのべにです!

新しい住まいに引っ越しが完了した時には、住所変更をあちこちでしなければいけませんよね。特に銀行関係は大切です。日本全国のどこの郵便局や、コンビニATMでも使える便利なゆうちょ銀行の通帳をお持ちの方は、いざ住所変更するとなった時に、何を準備したらいいか分からないことがあります。

私もゆうちょの通帳を持っているんですが、先日、母から電話があって、ゆうちょから実家宛てに手紙が来たよと言われて「ハッ!」となりました。今の住所に越してきて、ずいぶん経つんですが、ゆうちょ銀行に住所変更の届をしていなかったことにはじめて気づきました。

その時は、あわてて手続きをしなければと思ったのですが、とりあえず窓口に行っても必要書類が足りていなくて、手続きできなかったので、もう一度しっかりと、どうすればいいのかやり方を調べてみることにしました。今回は私が調べてわかった、ゆうちょの通帳の住所変更について、必要になる物を含めて手続きのやり方を詳しく紹介したいと思います!
 

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ゆうちょの通帳の住所変更はどうすればいいの?

住所変更手続きに必要なものは?

口座を開設したときに登録した印鑑通帳、またはキャッシュカード、そして免許証パスポートなどの本人確認書類が必要になります。

この時、注意しないといけないのが本人確認書類についてです。これには、新住所が記載されていなければなりません。提出される際には、必ず先に、本人確認書類の住所変更をしておいてくださいね。

必要なものをリストにしてみました。

■住所移転届(郵便局の窓口でもらえます。)
■お届け印
■ゆうちょ銀行の通帳(ゆうちょダイレクトプラスの方はキャッシュカード)
■本人確認書類(新住所の物)
■マイナンバー(投資信託口座や国債口座の方のみ)

本人確認書類として有効なもの

以下にあるいずれかをお持ちください。
もし、こういったものが用意できない場合は、保険証新住所の公共料金の領収書などの書類が2枚以上必要になります。事前にお近くの郵便局に確認してみてください。

■運転免許証
■運転経歴証明書(平成24年4月1日以降に交付されたもの)
■身体障がい者手帳
■精神障がい者保健福祉手帳
■療育手帳
■戦傷病者手帳
■旅券(パスポート)、乗員手帳
■マイナンバーカード
■写真付きの公的証明書 等

手続きは、お近くのゆうちょ銀行か、郵便局の貯金窓口で10分ほどで出来ます!

ただ先に待っている人がいたり、混雑状況によっても所要時間は変わるので、少し時間に余裕があるときに行ったほうがいいと思います。

郵便局で住所変更する手続きの流れは?

手続きは、貯金窓口の受け時間である9時~16時の間に郵便局に行っておこないます。一部の大きい郵便局では9時~18時までやっているそうなので、事前に確認が必要です。

そしてサービスは平日のみです。土日は開いていないので気を付けて下さい。

手続きのやり方はすごく簡単です!

手続きの流れ

1.窓口で【住所移転届】をもらう

係りの人に「住所移転届」をくださいと伝えてください。するとこのような用紙がもらえます。

2. 用紙に必要事項を記入する

用紙にあるとおりに、取引口座の詳細なまえ生年月日の欄を記入し、届け印を捺印します。

そして、その下にある、おところの欄に郵便番号新たな住所電話番号を記入し、新しい住所が確認できる本人確認書類と共に窓口に出せば完了です!

お届け印の変更や、氏名の変更

また、結婚して届け印や、氏名が変更になった場合は、【氏名変更・改印届書(兼住所移転届)】という書類があって、この1枚で住所変更も同時に行えるようです。

この用紙1枚で、お届け印の変更と、氏名の変更が同時にできます。

届け印の変更をする場合は、今までの届け印と、新しい届け印のどちらの印鑑も必要になるようなので、忘れないようにしましょう。

また、氏名を変更する際は、通帳のほかにキャッシュカードが必要となり、本人確認書類も変更後の氏名が記載されているものが必要です。

たくさん書類を記入したり、捺印個所も多いのかな?と思っていましたが、実際に用紙を見てみると書き方もわかりやすく、1枚で簡単に変更手続きができるので、初めての方でも分かりやすいと思います!

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時間がない場合はどうすればいいの?

住所移転届用紙への記入も終わったんですが、私の場合は、平日に仕事をしているので、窓口に行く時間がなかなかとれなかったんです。

そんな時はどうしたらいいのか調べてみたところ、委任状を書いて代理の人に行ってもらう方法と、郵送での手続きをするという二つの方法があることがわかりました!

これなら、窓口営業時間内に自分が行けなくても、住所変更できますよね!私も結局、自分で行く時間がなかったので、代理人をたてることにしました。

その方法をご紹介します!

代理人にお願いする方法

「委任状」を作成して、必要書類とともに代理人に預け、郵便局で代理手続きをしてもらう方法です。

まずは指定の用紙を使って、「委任状」に記入します。指定の用紙は、ゆうちょのホームページから印刷することができました。

記入方法

1. ゆうちょのホームページから委任状を印刷する。

https://www.jp-bank.japanpost.jp/tetuzuki/ininjo/pdf/02_ininjo.pdf

2. 委任する人(名義人)が自筆で記入する。

3. 委任者(名義人)と受任者(代理人)の欄を記入し、届け印を捺印する。

4. 【住所・氏名・印章】の変更(中段の上から三段目)にチェックを入れ記号番号を記入する。

「委任状」が完成したら、代理人に預けて郵便局で手続きをしてもらいましょう。その際には、以下の必要になる物も一緒に預けて、持って行くようにお願いしてください。

代理人に持っていってもらう物

■委任状
■通帳
■届け印
■名義人の本人確認書類
■代理人の本人確認書類
■代理人の印章

郵送で手続きをする場合

郵送による手続きは、まずパソコンを使って作業することが必要です。

ゆうちょのホームページ内の「住所変更」についてのページから、関連ページの「郵送で住所変更(住所移転届書の作成)」へすすみ、必要事項を入力して、その用紙を印刷するという手順です。

作業する際に必要になる物

■プリンター
■A4サイズの白い用紙(最大5枚)
■縦型の定型封筒
■お届け印
■新住所がわかる本人確認書類のコピー

作成方法

こちらのURLから住所移転届書を作成します。

https://www.jp-bank.japanpost.jp/tetuzuki/henko/tzk_hnk_index.html

「住所・氏名・印章の変更」のページ

「住所の変更」の項目

郵送で住所変更(住所移転届書の作成)
*別ウインドウで開きます。

1. 入力ホームにそって入力していき住所移転届書を作成する。

2. 入力が終わったら片面印刷で用意しておいたA4の用紙に印刷をする。

3. 印刷した住所移転届書のおなまえ欄に自署で記入をして届け印を捺印する。

4. 用意してある定型封筒に宛名(住所移転届書と一緒に印刷されます)を貼る。

5. 住所移転届書と新住所のわかる本人確認書類のコピーを入れる。

6. ポストに投函すれば完了!

パソコンとプリンターがあれば、家でも手続きが完了するので便利です!

ただし、日本国外への住所変更や、お届け印や氏名の変更が伴う場合、そして、法人や団体名義のものは郵送での手続きはできないようです。

また、手続き完了までは、ゆうちょ銀行に書類が到着後2週間ほどかかるということですが、作成した住所移転届書にもしも不備があったり、書類の入れ忘れがあったりすると、無効となって書類はすべて返送されてくるようなので注意が必要です。

手続き完了のお知らせ等は特に何もないそうなので、目安の2週間内に返送されてこなかったら、問題なかったと判断していいようです。

手軽にできそうなので、郵送のやり方でやろうかなと思ったのですが、私が心配性な性格のため、代理人を立てて手続きをすることにしました。

また、ゆうちょダイレクトを利用していて、トークンのワンタイムパスワード利用できる方のみ、ゆうちょダイレクト(インターネット)から住所変更ができるそうです!

住所変更の手続きをしないとどうなるの?

引越しってとってもバタバタするし、やることが多いので、ついうっかり、ゆうちょ銀行の住所変更手続きを忘れてしまった!なんてこともあるかもしれません。

住所変更の手続きをしないと、どうなってしまうのか調べてみたところ、ゆうちょ銀行からの大切なお知らせが入っている郵便物が届かず、その結果、お金の引き出しや、振り込み、記帳などのゆうちょ銀行の利用が一時的に出来なくなることもあるようです。

特に、投資信託口座国債口座を持っている人が住所変更の手続きをしなかった場合、「特定口座年間取引報告書」等が届かなくなって後でめんどうなことになるそうなので注意が必要です。

なかには、「郵便物の転送届を出しているから住所変更しなくても大丈夫でしょ!」と、思う方がいるかもしれませんが、銀行や市役所からの大切なお知らせや、重要なお知らせ同様、ゆうちょからの手紙も≪転送不可≫の郵便で発送されることがあるそうです。

つまり転送届を出していても、発送元に送り返されてしまうことになるんですね。その時に適切な対応が行えず口座が停止してしまう、なんてこともあるようです。そうならないためにも、住所変更は早めにやったほうがいいですね!

 
こちらの記事では、ゆうちょ銀行で登録した印鑑を確認する方法と、新しく登録する方法を紹介しています。よろしければ、参考にしてみてくださいね。


 

◎ゆうちょに関係する重要な書類は「転送不可」で新しい住所へ届かないことがある。

◎ゆうちょ銀行の住所変更手続きは、どの郵便局の窓口でもできる。

◎手続きは「住所移転届」の用紙1枚で完了する。(届印や通帳、本人確認の書類を持参することが必要。)

◎代理人を立てる場合は「委任状」を直筆で作成すること。

◎郵送で手続きをする場合は、ゆうちょ銀行のホームページからパソコンを使って書類を作成しプリントアウトすることが必要。(手続き完了までは約2週間かかる。)

まとめ

住所の変更手続きは、必ず本人が窓口に行かなければいけないと思っていましたが、代理人を立てるか、郵送かの手続きが可能な事がわかりました!平日働いて、なかなか受付時間内に郵便局へ行くことが難しい場合は、試してみて下さい!私もおかげで、何回も仕事を休んだり、抜け出したりせず、委任状を作成して、母に代理人になってもらい手続きを完了させることができました!ゆうちょ銀行の書類は、比較的にわかりやすかったので、母も窓口で問題なくスムーズにできたと言っています。ゆうちょの通帳の住所変更手続きの際は、ぜひ参考にしてみてください!

 

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