こんにちは!ライターのRisaです。

なめこって独特のぬめりがあり、つるんとした食感で美味しいですよね!

1年中スーパーで手に入り、味噌汁に入れる、和え物にする、おそばのトッピングにするなど使い方も様々です。

なめこは株つきで売られている場合もありますが、他のきのこと違って真空パックになって売られていることもあり、どうやって下処理をすればいいのか迷ったことはありませんか?

なめこは生のまま食べても大丈夫なのか、下処理はどうするべきなのか、知っているようで知らないなめこの正しい扱い方についてまとめました。

 

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なめこは洗えば生でも大丈夫?

なめこはたとえ洗っても生では食べることができません。

スーパーなどで真空パックに入って売られているなめこは、そのままでも食べられそうな感じがしますが、加熱処理などはされていないので、食べる際には加熱が必要です。

なめこには細菌や微生物が付着していることがあり、生で食べたからといって死ぬようなことはありませんが、食中毒になる危険があるためあまりおすすめできません。

実際には、なめこから食中毒の原因となる物質は検出されていませんが、生のなめこを食べたら腹痛や下痢の症状が出たというケースはたくさんあるようです。

実際に私も生でなめこを食べて、数時間後に下痢の症状がでた経験があります。

そのため、なめこを生で食べることで食中毒になる可能性があると考えられます。

 

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でも、なめこおろしは生じゃないの?

居酒屋などでよく出されるなめこおろしは、なめこが生のように見えますが、さっとゆでて下処理がされています

生のままでもゆでられていても見た目があまり変わらないので間違ってしまいがちですが、料理として提供されているなめこは生ではありません

自宅でなめこおろしを作る際も必ず火を通して調理する必要があります。

なめこは加熱処理するべき?

なめこを生で食べることは食中毒になる危険があるため、加熱処理が必要です。

あまり長時間加熱するとせっかくの旨味や栄養が流れ出てしまいますが、加熱処理が不十分ではないと、場合によっては下痢や腹痛などを起こす可能性もあるので十分注意してくださいね。

詳しくは、落葉広葉樹などが原木のとれたてのなめこなら生で食べられるそうですが、スーパーで売られているものはおが屑や古紙を使って人工栽培されたものがほとんどです。

基本的になめこは生で食べることができない、加熱処理が必要な食材といえます。

なめこの正しい下処理は?

なめこの下処理の方法には、ゆでる」「電子レンジを使う」「洗ってから加熱調理する」の3通りがあります。

それぞれ順番に手順をご紹介します。

ゆでる

1.鍋にお湯を沸かす

2.沸騰したらなめこを入れる

3.30秒~1分経ったらざるにあげる

 

70度~100度のしっかりと沸騰したお湯でゆでることで、なめこに付着した菌を死滅させることができます。

熱湯をさっとかけるだけの方法もありますが、まんべんなくかけるのが難しく、加熱が不十分になってしまう危険があるので注意が必要です。

電子レンジを使う

1.耐熱皿になめこを入れ、ラップをかける

2.500ワットで1~2分加熱する

 

加熱時間はなめこの量によって異なります。

まずは1分加熱してみて、足りないようなら混ぜて再度加熱し、しっかりと火が通っていればOKです。

洗ってから加熱調理する

1.なめこをざるに入れる

2.ほぐしながら軽く水洗いする

3.加熱調理をする

 

水洗いだけでは、なめこは生のままなので、洗ったあとに加熱調理が必要です。

味噌汁や炒め物などには水洗いをしてから調理すれば問題ありません。

また、ぬめりの中には旨味成分や栄養があるため、さっと洗う程度にして加熱調理をするとより美味しく栄養を逃さずに食べることができます。

なめこの賞味期限や保存方法は?

なめこは生のままだと賞味期限は冷蔵で2日程度、加熱処理をした場合は3日程度です。

真空パックのものでも未開封の状態で1週間ほどしか日持ちせず、開封後は密閉容器に入れて冷蔵保存します。

また、すぐに使わないという場合は冷凍保存がおすすめです。

真空パックの場合は袋ごと、株つきの場合は石づきを落としてからほぐし、ジッパー付きの袋に入れて冷凍します。

冷凍の場合は2~3週間ほど保存が可能です。

いずれの保存方法も日持ちする期間はあくまでも目安なので、期間内でも腐ってしまうこともあります。

腐っているなめこは、たとえ加熱しても食べるのは危険です。

なめこはもともとぬめりがあるので腐っているかどうかを判断するのは難しいですが、以下のような状態は腐っている可能性があります

・変な臭いがする

・柔らかく、形が崩れている

・真空パックが膨らんでいる

・泡が出ている

・黒くなっている

・水っぽくドロッとしている

 

なめこは生鮮食品なので賞味期限が記載されておらず、食べられるかどうか自分で判断するしかありません。

なるべく購入したらすぐに使い切ることをおすすめします。

まとめ

なめこは生のまま食べることができない食材で、食べる際は軽く洗ってから加熱処理をしなければいけません。

なめこには目に見えない細菌や微生物が付着している可能性があるため、水で軽く洗って汚れを落とし、加熱して菌を死滅させなければいけません。

生のまま食べてしまうと下痢や腹痛など食中毒の症状を起こす可能性があり危険です。

軽くゆでるか電子レンジで加熱するなどの下処理を行うか、加熱調理をする必要があります。

また、なめこはあまり日持ちしない食材です。

必ず冷蔵か冷凍で保存し、なるべく早く使い切らなければいけません。

臭いや見た目の変化など異常を感じた際は、腐っている可能性があるので注意が必要です。

 

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