こんにちは。ライターのゆぅい☆です。
職場やカフェ等で、パソコンを開いて「カタカタカタ」と早くタイピングしている人を見て、「かっこいいなぁ」と思ったことってありませんか?
私は毎日、仕事でパソコンを使っているはずなのに、なかなかスムーズに効率よくタイピングできないんです。ちょっと調子にのって「カタカタカタ」と真似して早く打ってみたりするのですが、気付くとミス打ちばかりで、結局「back spaceキー」連打…という始末です。タイピングがなかなか追いつかず、定時に帰れなかったこともありました。決してタイピングは不得意ではないけれど、ずっとパソコンを使っているのに、なかなか上達しないのはなんでかなと思っていました。
そこで今回は、パソコンのタイピングを早く打つためのコツにどんなものがあるか調べてみました!できるだけ楽しみながら早く打てるようになるための、おすすめの練習方法もあったのであわせて紹介していきますね!
パソコンのタイピングを早く打つには何をしたら良いの?
調べてみるとタイピングを早く打つコツは2つありました!「なんだ、そんなことか。」と思っても、意識してやるとけっこう難しいんです!
1つ目は、キーボードを完全に見ないで打てるようになることです。キーボードを見ないで打つことを「ブラインドタッチ」もしくは「タッチタイピング」と言いますが、これができるようになると、手元をまず見るという作業が短縮されて、画面だけを見ていればよくなり、どんどん打ちすすめられるんです!
2つ目は、「ホームポジション」と呼ばれる、基本となる「指を置く位置」を覚えることです。確かに、なんとなくいつも違う場所から指を運んでいると、いちいち正しいキーかを目で確認しなくてはいけないし、時間がかかってしまいますよね。定まったポジションからだと、各キーまでがいつも同じ距離なので、ミスも少なくなり、効率的にタイピングできてスピードアップにもつながるというわけですね!
では早速、そのコツを習得するやり方について、ここでは私がやってみて成果があったおすすめの練習方法を紹介しますね。
早く打つための2つのコツ
コツ1(タッチタイピングを習得するには)
キーボードを絶対に見ないでタイピングすることが大切です。私の場合、タイピングを早くしようと思うと、ついつい打つキーを目で追ってキーボードを見てしまいます。だけど、見ている癖がついてしまうと、手元の感覚よりも視覚の情報に頼ってしまうので、効率が悪くなるようです。練習が必要ですが、まずは「タッチタイピング」(ブラインドタッチ)をマスターしましょう!
練習のコツは、目線はキーボードではなく、画面の入力される文字に集中するようにします。キーボードを打つ場所を覚えるまでは、入力ミスが起きやすいと思いますが、ミスをした場合には一度消し、もう一度打ち直すときにも、またキーボードを見ずに打ってみるようにしましょう。見ずに正しく打てるまで根気よく繰り返してみてください。
コツ2(キーボードに置く指のホームポジションを覚えるには)
ホームポジションとは、左手の人差し指をキーボードの「F」、右手の人差し指をキーボードの「J」に置くことから始めます。
実際に指を置いてみると、キーボードには、横棒の出っ張りのようなものが目印としてあるのがわかります。キーボードを見なくても、指先で触るだけで分かるようになっているんですね。
次にその人差し指を基準にして、そこから左手、右手それぞれ横のキーに指を置いていきます。
左中指=「D」、左薬指=「S」、左小指=「A」、右中指=「K」、右薬指=「L」、右小指=「;」となります。これが「ホームポジション」です。
常にこのホームポジションをキープすることが大切です!そのためには、ホームポジションに指を置き、文字を入力したら、また必ずホームポジションに戻るということを意識します。
また、「G」は左の人差し指と、「H」は右の人差し指で担当すれば効率よく指を移動でできます。
残る親指ですが、親指は左右ともにスペースキーを押すために使います。
ホームポジションからの別のキーへの移動
他のキーも左手は「5、T、G、B」のキーより左側のキーを担当し、右手は「6、Y,H、N」より右のキーを担当します。このようにホームポジションから動きやすい範囲を、それぞれの手の担当とするのがコツです。
それぞれのキーに担当の指が決められていると、覚えるのが大変に思えるかもしれませんが、実はこれは、ホームポジションから最短距離にスライドをして届く場所になっています。
例えば、「R、E、W、Q」は左手ホームポジションから左上にひとつずつスライドしてそれぞれの指で入力できる位置にあって、「U、I、O、P」も右手ホームポジションから左上にひとつずつスライドするだけで打てるようになっています。つまり、ホームポジションから上下にいかに、スムーズに指を移動させられるかが、タイピングのスピードを上げるポイントになるようです!
薬指と小指の練習方法
この時、私が最も難しく感じたのが、薬指と小指のタイピングです。実は、薬指と小指は普段あまり日常生活では使わない指のため、タイピングの際も動かしにくいと感じる人が多いみたいです。でも左の小指は「A」、右の薬指では「O」と、それぞれ母音を担当しているんで、ここがうまく動かないとタッチタイピングのスピードは遅くなってしまいます。
薬指と小指を鍛えることが、すべてのキーを素早く押せるようになる、コツとも言えそうです。
薬指と小指を重点的に鍛える方法として、まずは「wawawawawa sasasasasa」「po-po-po-popopo-po-」といったような、薬指と小指を使う文字のみを入力する練習をしてみるといいですよ。 私はこの時、小指を使って押す全てのキーに小さな立体シールを貼って、触ってわかるように工夫したことがあります。指の動きに慣れたころにははがせるので、どうしても薬指や小指を使うキーの場所が感覚的にわからないことがあったら試してみてください!
薬指と小指を動かすことに少しなれてきたら、無料タイピングソフトを使ってどのくらい入力できているのかを試してみるのもいいかもしれません。ゲームの中には苦手なキーを判別してくれるソフトもあるので、後で詳しく紹介したいと思います!
タッチタイピングとホームポジションの練習法
タッチタイピングとホームポジションをマスターするための、おすすめの練習方法です!
まずは、打つキーボードのアルファベットを声に出しながら打ってみてください。最初はゆっくりでいいので、例えば「ありがとう」と打つ場合には、「A、R、I、G、A、T、O、U」と言いながらひとつひとつキーボードを見ず、画面を見ながら打ってみるようにしましょう。自然とキーボードのアルファベットの場所が意識できるようになってきます。
場所をだいだい覚えたら、次は少しずつ早く打てるように練習します。また、楽しく、かつ早く打てるようになる練習方法として、オンラインコミュニケーションツールの「チャット」を利用する方法もあります。
毎日パソコンを使用しているのになかなかタイピングが上達しないのには何に原因があるの?
使い慣れているはずのパソコンで毎日仕事をしているのに、どうして打ち間違いが多かったり、タイピングが早くならないのか不思議になることがあります。
実は、無意識のうちにやってしまっている3つの原因があるようです。私も当てはまることがありました!でも弱点を知ると、克服するヒントにもなります!この機会に一度、自分のタイピングのクセを見直してみるのもいいかと思います!
自己流の指で打っている癖に気づいていない
ホームポジションは守っているが、左手担当と、右手担当のキーがところどころ混ざってしまい、自己流でタイピングしてしまっている人が多いようです。
特に左手と右手の境界線の部分ですが、私の場合も、右手担当のはずの「Y」を、左手で打つ癖がありました。こういった癖って、一度つくとなかなか直すのが大変なんですよね。でも、これがタイピングのスピードが速くならない原因にもなるんです。
もし右手担当のキーを左手で打ってしまうと、一度ホームポジションから大きく動きます。そのため、ホームポジションに戻るスピードが遅くなったり、戻りそびれてしまうため、打ち間違いを招くこともあります。
「ホームポジションさえ守っていれば」と、安心していても、このように右手担当と左手担当のキーが混ざっていないかどうか、一度ゆっくり打ちながら確認してみることをお勧めします。
もし、癖が出ていて、担当以外の手で打ってしまった場合には、入力された文字があっていたとしても、一度消して担当側の手で打ち直すということをやってみてください。毎日パソコンを使っている方なら1週間で自己流の癖から正しいやり方に戻っていくと思います!
画面を見ているつもりで手元をチラチラ見てしまっている
このポイントは意外に気づかないけど、とっても多くの人が該当していることだと思います。
特に、文章を打ち始める時に、自分の指がホームポジションにいるかどうか確認してしまったり、普段打ちなれない記号を打つときなどに、ついキーボードを見てしまうことがあります。
もっとタイピングを上達させたいと思うなら、完全にキーボードを見ないようにしたほうが良いようです!
めったに使わないキーだとしても、ホームポジションからどの位置にあるのかを指の感覚で覚えるようにしていきましょう。
キーボードが自分に合っていない
タイピングがうまくできない原因は、キーボードと自分の感覚の相性が合わない、なんてこともあるそうです。
実はキーボードにはいろんな種類があります。キーボードなんてどれも同じだろうと思って、気にしていない人も多いと思いますが、タイピングがうまくできないのは、キーボードと自分の感覚の相性が合わないなんてこともあるようです。
自分に合ったキーボードを探すためには、まずは触ってみることが大切です。特にキーの硬さ、高さ、大きさは、タイピングを行う上で大きく関わってきます。自分が無理なく指を動かせるものを選ぶようにしましょう。
また、ノートパソコンによくあるのが、テンキーが右側についているタイプのキーボードですが、これはパソコン画面の左側に文字入力のキーボードがあるため、距離感が変わってしまい、打ちにくいという意見もあるようです。
そんな時、たとえキーボードが合わなくても、ノートパソコンごと買い替える必要はありません。現在では、テンキーがないワイヤレスのキーボードが販売されているので、自分のパソコンにUSBの無線端子を付ければ、どのパソコンにも外付けとしてキーボードが使えるようになります!どうしても自分のノートパソコンのキーだと打ちにくくて困っているという方は試してみてください!価格帯は様々ですが、だいたい1500円~2500円くらいで販売しているものもありますよ。
無料で面白いタイピング練習ソフトは何がオススメ?
無料の面白いタイピング練習ソフトがあったらいいですよね。楽しいゲームに挑戦しているうちに、キーボードの位置を覚えられるおすすめの練習ソフトがいくつかあったので紹介しますね。
苦手キーも発見できます!レベルチェックする方にはe-typingがオススメ!
e-typing(腕試しレベルチェック)
正統派のタイピング練習ソフトという印象です。タイピングは15個の長めの単語、もしくは、短文を入力する形式です。例えば「栄養満点おばさんありがとう」といったような文を入力します。ちょっと不思議な言い回しもあるので、くすっと笑える楽しさもあります。
正統派のタイピングソフトというのは、入力の画面で「キーボード」のどこを打つのかが、わかるようにマークされたキーボードの画像と、打つべき担当の指も絵も一緒に表示されるため、タイピングをマスターしたいと始めた方にはとってもわかりやすい練習ソフトになっています。
時間制限ではなく、入力した時間数によりレベルが決まるため、時間に追われて入力できないということもないので、最初はゆっくり確実に指を覚えるという目的で練習できます。入力後の結果画面では、苦手キーも表示されるため、どこが苦手かわかるので、克服する目標が明確になります!
長文になるとタイピング上達しない…そんな時にはEasy Typing!
Easy Typing
最初の設定画面で単語数と入力文字数等を自分で設定できるので、いろんなタイプの設定で練習ができるタイピングソフトです。
入力の時間制限はなく、設定した単語数を入力し終えたときの時間で、レベルが表示されます。
単語数は100単語まで選択できて、とにかくたくさん練習したいという方にも対応できます。また、一度に入力する文字数も2~5文字の設定から10文字以上まで選ぶことができ、ランダム表示も可能です。
漢字の読み仮名の有無選べるため、漢字が苦手な方は読み仮名有りでの練習がオススメです。
さらに入力画面の背景や効果音の有無、キーボード画像の表示・非表示も設定できるため、キーボードの位置にまだ自信がない方も安心して取り組めます!
http://neutralx0.net/type01.html
上達しているのか知りたい!上達具合が画像で記録できるのが「キーボー度チェッカー」!
キーボー度チェッカー
こちらは時間制限があるシンプルなタイピングソフトです。特に自分で設定する項目等はなく、2分間のうちに短い単語から短文まで、ランダムに表示される言葉をひたすら入力していきます。
入力のスピードや、正確性が結果のポイントとして順位が表示されます。ポイントは正確に入力した場合は、タイプ数ごとに10ポイント加算される一方で、ミスタイプ一回につき50ポイントマイナスされるため、ミスを防ぐ練習として使うと効果的です。
そして、結果の画像を自分のパソコンに画像として保存できるため、個人的なブログに掲載するなど記録として使えるので成長がわかりやすいかもしれませんね。とにかくこのソフトは、面倒な設定などが一切なく、気軽にタイピングスピードや正確性を計ってみたいという方にオススメです。
実際に私もやってみました!
これだけ見ても一体どのくらいが標準なのかわからなかったので、少し調べてみました。
1秒に1.5桁~2桁程度入力できていれば一般的、4桁~5桁程度入力できているとタイピング速度が速いと言えるようです。私はあともう少し練習が必要ですね。でもタイピングがとても速い人の中には、1秒に29桁入力できる人もいるようです。
http://neutralx0.net/mini03.html
ゲーム感覚で楽しみたい!そんなときは「皿打」と「寿司打」がオススメ!
皿打(Sara-Da)
ゲーム感覚でタイピングを早くしていきたいと思う方にオススメです。
このソフトのストーリーは、食べ物を狙って小人さんが集まってきて食べ物を持っていってしまうので、それをタイピングすることによって防ぐゲームです。各ステージにはクリア条件があり、2分間のタイピングで条件クリアすれば次のステージに進めます。最初に難易度を選べますが、全体的に難しい印象なので、まずは「簡単」からチャレンジしてみることをオススメします。
http://neutralx0.net/sarada/play.html
寿司打
こちらのソフトもゲーム感覚が強いタイピングソフトです。
簡単にいうと回転寿司をモチーフにしたゲームです。そのため、タイピング練習をする子どもにも人気があります。
流れてくるお寿司をお皿が目の前を流れてしまう前にお寿司についている単語をタイピングし終わらないといけないというものです。練習目的によって「練習(お皿がゆっくり流れる)、普通(お皿が普通の速度で流れる)、正確重視(打ち間違えると取ったお皿がリセットされる)、速度必須(お皿が一枚でも流れていってしまうと即終了)、一発勝負(一度でも打ち間違えると即終了)」が選べるため、ゲーム感覚ではありますが、速度と正確さの本格的な練習としても使えます。
私もこのソフトにはまりましたが、最初はお寿司のネタに気が散ってしまい、ミスすることが最初多かったです(笑)やってみる場合は、お寿司に気を取られすぎないように気を付けてくださいね。
http://typing.sakura.ne.jp/sushida/
〇タイピングを早くするためには、キーボードのホームポジションと左手右手それぞれの担当キーを指の感覚で覚え、キーボードを見ないで打つ練習をすること。
〇なかなか上達しないときは、キーボードを打つ指に変な癖がついていないかを確認し、ついている場合は、本来の担当の指を使ってキーボードを見ないで打てるように練習する。
〇キーボードには様々な種類があり、硬さや大きさ等ほかのキーボードも触ってみて自分に合ったキーボードを使用する。
〇タイピングをより楽しく練習するためには、チャットを使用してみたり、無料タイピングソフトを使用してゲーム感覚で取り組んでみる。
〇オススメの無料タイピングソフトは、キーボードの位置にまだ自信がないのでしっかりゆっくり練習しながら進めたいという方にはe-typing(腕試しレベルチェック)・Easy Typing・キーボー度チェッカー。ゲーム感覚でやりたいという方には、皿打(Sara-Da)・寿司打がオススメ。
まとめ
今回、パソコンのタイピングを早く打てるようになるために、何をすればいいのか調べていったら、どうしても手元を見てしまう癖や、本来担当するはずのない指で打つ癖がついているのに気が付きました。 一度ついてしまった癖はなかなか直すのが大変ですが、私もこの機会にもう一度、ホームポジションから正しい指の置き場所を見直したおかげで、以前より早く作業が終われるようになりました!今からでも間に合うと思います!是非挑戦してみてください!