こんにちは!ライターのAliceです!
最近はSNSが発達して、海外の人とも簡単にコミュニケーションが取れるようになっていますね。
海外の人からコメントやいいねをもらった時に「ありがとう」と、伝えたい瞬間もあると思います。
でも、「Thank youと伝えるだけでいいのか?」、「もっと丁寧ないい言い方はないのかな?」と悩んだことはありませんか?
実は私も、SNSで海外の方からコメントをもらった際、感謝の気持ちを伝える方法が分からなくて困ったことがありました。
色々調べていると、たくさんの「ありがとう」を伝える英語があったので、今回はその時に調べたことを、様々なシチュエーション別にご紹介します。
「ありがとう」を英語で丁寧に伝えるには?
日本語で会話する時、相手や場面によっては適切な表現がありますよね。
英語で「ありがとう」を丁寧に伝える時も同じく、伝える相手や場面によって伝え方が変わります。
今回は、知人・ビジネス・SNSのシーンで「ありがとう」を伝える際におすすめの表現をご紹介します。
知人に対して「ありがとう」を英語で丁寧に伝える場合
知人に対して「ありがとう」を伝えるとき、日本語でも少しカジュアルになると思います。
そんな時には「―に感謝する、誠意を表す」という意味の「Thank」という単語を使ったフレーズが役立ちます。
それでは、このThankを使った表現をご紹介します。
一番カジュアルな(くだけた)表現
最もカジュアルにありがとうを伝える表現は「Thanks」です。
これは親しい間柄での表現で、「ありがとう」とちょっとした感謝の気持ちを伝えることができ、家族や親友などに使うことが多いです。
A: Can you pass me the soy sauce?
訳)その醤油とってくれる?
B: Sure.
訳)いいよ。
A: Thanks.
訳)ありがとう。
少し丁寧な表現
Thank-に少し単語を加えた表現で、「Thanks a lot」「Thank you」があります。
これらは、Thanksよりも少し丁寧な言い方で、特に「Thank you」は誰にでも使える万能な表現です。
「Thanks a lot」 はどちらかといえば友達に使うことが多い表現です。
(友達に)
A:Happy Birthday! I wish you have a great day!
訳)お誕生日おめでとう!素敵な一日を過ごしてね!
B: Thank you!
訳)ありがとう!
(友達に)
A:Do you know today’s homework?
訳)今日の宿題わかる?
B:It is reading the text book from p.30 to p.35.
訳)教科書の30ページから35ページを読む宿題だよ。
A: Thanks a lot!
訳)本当にありがとう!
より丁寧な表現
より丁寧さを出すなら、「Thank you」の後に少し単語をつけた、「Thank you so much」「Thank you very much」がおすすめです。
(レストランでお客さんに)
Thank you so much! Have a nice day!
訳)ありがとうございました。良い一日を!
なお、「Thank you so much」と「Thank you very much」は、ほぼ同じ程度の丁寧なフレーズですが、海外の友達に使う際も下記の理由から「Thank you so much」がおすすめです。
ちなみに、言葉で感謝の気持ちをより強く表現したいときは、soの発音をやや強めにいうことで強く伝えることができますよ。
●Thank you so muchがおすすめの理由
ビジネスで「ありがとう」を英語で丁寧に伝える場合
ビジネスで「ありがとう」を」丁寧に伝える際も、「Thank you」をよく使います。
そのほか、より丁寧な表現で「appreciate」という単語を使うこともあります。
ビジネスといっても、同僚や上司、取引先など相手によっても適切な表現があるので、相手別にご紹介します。
同僚や上司には「thank you」
海外では、上司や同僚は同じ仕事をする仲間といったイメージで考えるため、上司だからと言ってかしこまることはありません。
そのため、上司や同僚に使う感謝の表現は「thank you」を使うことが多いです。
ビジネスシーンでより丁寧に感謝の気持ちを伝えるには、「thank you」 の後に感謝する内容を加えたり、もう一つ文を加えるといいですよ。
(同僚に対して)
Thank you for your help. Finally, I could finish my document which I have to submit.
訳)助けてくれてありがとう。やっと提出しなければならない書類を作り終えることができたよ。
(上司に対して)
Thank you so much for your great presentation. It was a great experience that I could learn differences between Japanese way of thinking to American way of thinking.
訳)素晴らしいプレゼンテーションをありがとうございます。日本の考え方とアメリカの考え方の違いについて学ぶ、素晴らしい経験になりました。
なお、これらの表現は、会話だけでなく、メールなどの文書で使うこともできます。
取引先には「appreciate」
「appreciate」は、「thank you」よりも丁寧な表現で、「―に感謝する、―してくれると嬉しい、―を理解する」などの意味があります。
Thank youよりも丁寧でかしこまった表現なので、取引先の人など社外の人に対してメールや会話で使う際におすすめです。
I appreciate your help. I had a great time with you.
訳)あなたの助けに感謝します。私はあなたと素敵な時間を過ごすことができました。
I appreciate your advice. Thanks to it, the presentation was successful.
訳)アドバイスをありがとうございます。あなたのアドバイスのおかげでプレゼンテーションは成功しました。
すべてのことに関して「ありがとう」を伝えるときには、「I appreciate all things you’ve done for us.」と伝えると「あなたのしてくれた全てのことに感謝します。」という意味になります。
SNSなどで相手に「ありがとう」を英語で丁寧に伝える場合
SNSなどで「ありがとう」を伝えるときには、「Thank you so much」「You made me happy」「You made my day」などの表現がおすすめです。
「Thank you」ももちろん使えますが、いつも同じ言葉になってしまうよりも、様々伝え方を知っているほうがいいですよね。
今回は、SNSでのシーン別に使える表現をご紹介します。
写真を誉められたとき
訳)ありがとうございます。
You made me happy.
訳)あなたは私を幸せにしてくれました。
嬉しいコメントをもらった時
訳)コメントありがとう!
You made my day.
訳)あなたのおかげで幸せになれたわ!
「You made my day」は直訳すると「あなたが私の一日を作りました。」となりますが、イメージとしては、「あなたのおかげで幸せになりました。」といった表現です。
特に、「You made me happy」や「You made my day」は、ネイティブの人に自然に伝わりやすいのでおすすめです。
「ありがとう」以外で感謝の気持ちを英語で丁寧に伝えるおすすめのフレーズは?
ありがとう以外で感謝の気持ちを英語で表現するおすすめのフレーズは、「I owe you」 と「I can’t thank you enough」という表現です。
感謝の意味や度合いによって表現を変えることで、より効果的に感謝の気持ちを伝えることができますね。
相手にピンチを助けてもらった時は「I owe you」
これは、相手に借りができた時に使う「ありがとう」の表現です。
どちらかというと親しい間柄の人に使う表現で、「ありがとう。この借りはいつか必ず返します。」といったニュアンスになります。
感謝をより丁寧に伝える時は「I can’t thank you enough」
この表現は、「感謝してもしきれない」という、感謝の度合いが大きいことを伝えることができます。
この時にも、「I can’t thank you enough」にもう一文を加えることで、より感謝の気持ちを伝えることができます。
You helped me a lot in the presentation. Thanks to your help, I did my best in the presentation. I can’t thank you enough.
訳)あなたは私のプレゼンテーションをたくさん手伝ってくれました。あなたのおかげで、私はプレゼンテーションで全力を出すことができました。あなたには感謝してもしきれません。
この時に、I can’t thank you enough.の部分をより強く話すことで、自分が感謝していることを効果的に伝えることができます。
まとめ
今回は様々なシーンにおいて、英語で丁寧に「ありがとう」を伝える方法をご紹介しました。
「Thank you」以外にもThank-を使った様々な表現や、主にビジネスの場で使われる「appreciate」、SNSで使える表現など本当に色々な表現があるので、シーンに合わせて使いこなせるといいですよね。
より丁寧にするには、これら感謝の言葉の後に、なぜそのことに感謝しているのかを伝える一文を加えると効果的です。
「ありがとう」の様々な表現を身に付ければ、海外からの嬉しいコメントに対して、自信を持って「ありがとう」と伝えることができるようになるので、あなたも、海外の方と交流する際はぜひ使ってみてくださいね。