こんにちは、ライターのまゆです。

ゆうちょ銀行では「ゆうちょダイレクト」等、オンライン上でログインするだけで簡単に使えるサービスが増えたので、届出印を使うことって少ないですよね。

でも、いざ必要になった時に、どの「印鑑」を登録していたのかわからなくなって困ったことってありませんか?

私もオンラインのアカウントを持っているんですが、パスワードを忘れてしまった為に再発行の手続きをしようとしたところ、書類に「届出印」を押さないといけない個所があり、どの印鑑を登録したか思い出せなくて悩んでしまいました。

そこで、登録した印鑑がどれだったか、どうやったら確認できるのかを調べてみることにしたんですが、ここではその時にわかった「ゆうちょ銀行の届出印がわからなくなってしまった時の対応」を整理してご紹介したいと思います!

またあわせて、通帳の届出印を新しく登録する方法も紹介するので、是非参考にして下さいね。

 

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ゆうちょ銀行の印鑑を確認するにはどうしたらいいの?

ゆうちょ銀行の印鑑を確認するには、自分の通帳の表紙の裏面にある「副印鑑」を見てみるか、もしくは窓口に行って確認するかのふたつの方法がありました。

副印鑑で確認する方法

副印鑑」とは、届け出ている印鑑の印影のことなのですが、実は総合口座では2013年6月3日から、財産形成定額貯金等では2018年1月4日から廃止されています

これは、「副印鑑」を見ることで登録された印鑑が手元で確認できて便利な反面、通帳を紛失したり盗難にあった場合に、この印影から同じ印鑑が作られて不正にお金を引き出されてしまう危険性が指摘されたようです。

もしお手元の通帳が、まだ「副印鑑」を採用している古い通帳であった場合は、以下のやり方で確認できるので、やってみて下さい!

「副印鑑」による確認方法

  1. これかな?と思う印鑑を白い紙に押してみます。
  2. その紙を、押した印鑑の半分のところで折ります。
  3. 通帳に貼り付けてある印影にその紙を合わせてみます。
  4. このようなイメージで印影を合わせてみて、ぴったり合うか確認して下さい。
  5. 一致していればそれが届出印と確認できます!

窓口に行って確認する方法

手元の通帳に「副印鑑」がない場合は、窓口へ行って確認しなければなりません

その際にも、犯罪防止のために、登録印の印影は窓口でも見せてもらうことはできないので、可能性のある印鑑をすべて紙に押して持って行って、窓口の係の人に照合してもらい、どの印鑑が登録されているのかを教えてもらうことになります。

その際に必要なものは以下の通りです。

  • 持っているすべての印鑑
  • すべての印鑑を押印した紙
  • 本人確認書類

 

ゆうちょ銀行ホームページに書かれてあった、本人確認書類として有効なものは以下の通りなので、いずれかを用意して持って行って下さいね!

以上いずれかの顔写真付のものがある場合は、1つで済みますが、顔写真のない証明書類しかない場合は、別途あわせて用意しないといけないものがあります。

       

登録の印鑑はゆうちょ銀行窓口でしか確認できないの?

わざわざ窓口に出向くのって面倒なので、電話や郵送で確認できないの?と思うかもしれませんが、届出印を不正に入手されると犯罪に使用されてしまう可能性があるので、やはり窓口に行ってきちんと本人確認が取れないと、確認はできないそうです。

登録の印鑑は支店の郵便局でも確認できるの?

登録の印鑑は、全国の「ゆうちょ銀行」もしくは「郵便局の貯金窓口」で確認ができます!

今は登録の印鑑もデータ化されているので、そのデータベースを見ることができる局であれば、どこでもいいそうです。

登録の印鑑は代理人でも確認できるの?

窓口に行きたくても、忙しかったり、病気や怪我で本人がどうしてもいけないこともありますよね。

そんなときは、本人以外の代理人でも確認ができるのか、ゆうちょ銀行へ問い合わせたところ、「代理人では確認はできない」とのことでした。

それでもどうしても届出印が必要な、急ぎの手続きをしなければならない時は、届出印自体を新しく登録し直すという方法があります。実はこれはなら「代理人」でも手続きができるそうです。

もちろんこの手続きは自分でもできるので、印鑑がどれか本当に分からない場合など、思い切って届出印を新しくするのもいいかもしれませんね!

 

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ゆうちょ銀行の届出印を新しく登録するにはどうすればいいの?

登録した印鑑がわからず新しく変更する場合は、窓口でもらえる「改印届書」に口座名義人の実印を押すことと、その印鑑登録証明書(発行後6ヶ月以内のもの)を提出することが必要になります。

手続き自体は簡単で、その他の書類と合わせて窓口に提出するだけですが、全部揃っていないと出直さないといけないので、しっかり確認して下さいね。

手続きの方法

まず以下の必要書類を準備します。

  • 通帳
  • (ゆうちょダイレクトプラスは、通帳がないので代わりにキャッシュカード)

  • 証書・保管書
  • (定期貯金や財形貯蓄の際に交付されるもの。もともと交付されていなければ通帳だけでOK)

  • 新しく登録する印鑑
  • 本人確認書類(前途参照)
  • 改印届書(窓口でもらって記入します。)
  • ※口座名義人の実印を押し、その印鑑登録証明書(発行後6ヶ月以内のもの)を提出。

 
■代理人が手続きする場合

本人が手続きする場合に加えて

  • 代理人の本人確認書類
  • 代理人の認印
  • 委任状
  • ※ゆうちょ銀行ホームページからファイルをダウンロードして印刷し、依頼者が記入します。家にプリンタがなく印刷できない場合は、窓口でもらうことができるそうなので、あらかじめ用意して下さい。

    また、委任状と同じ項目の入ったものを、白紙(罫線のないものに限る)に記入して持参してもいいとのことでした。

■書き方の例

  1. 委任状を記入する日付を記入します。
  2. 委任者(名義人)の住所・名前を記入します。
  3. 代理人(手続きする人)の住所・名前を記入します。
  4. 登録の印鑑がわからず変更する場合、口座名義人の実印を押し、その印鑑登録証明書(発行後6ヶ月以内のもの)を提出します。
  5. 委任する内容にチェックを付けます。
  6. 確認したい口座の記号番号を記入します。 ※00000-00000000(5桁-8桁)

上記を持って「ゆうちょ銀行」または郵便局の「貯金窓口」へ行き、登録の印鑑を変更したい旨を伝えます。

改印届けを窓口でもらい、記入して提出します。

手続きに行くなら、平日の9:00~16:00比較的空いているようなので、おすすめですよ。

営業時間は局によって違うので、事前に問い合わせるかインターネットで調べて行くといいと思います。その際は、「郵便窓口」の営業時間と間違わないようにして下さいね。

郵便窓口」は、平日の遅い時間や土日でも開いているところがあるんですが、印鑑の確認や変更の手続きはできないので、要注意です。

手続きにかかる日数

本人確認書類やキャッシュカードの有無によって、手続きにかかる日数は違うそうですが、だいたいは当日のうちに、手続きが完了できるようですよ。

代理人が手続きをする場合はもっと時間がかかることもあるようなので、窓口で確認してみて下さいね。

  • 顔写真付の本人確認書類がある場合
  • キャッシュカードがあり、暗証番号が確認できる場合
  • 当日に手続き完了

     

  • 上記1.2のどちらもない場合

→手続き当日は、印鑑変更の受付だけがされた状態になります。後日、ゆうちょ銀行から登録している住所へ照会書が送られてくるので、それを持ってもう一度郵便局へ行って、手続きが完了します。

 
ゆうちょ銀行の住所変更をし忘れた場合は、届出印と一緒に変更が出来ます。参考にしてみてくださいね!


 

要約

  • 古い通帳等で副印鑑が確認できる場合はそれを使って確認する
  • 副印鑑がない場合は、口座名義人本人が必要書類を持って窓口へ行く
  • 本人確認書類には、顔写真付の証明書類があればそれを使うと手続きが早い
  • 代理人が届出印を確認することはできない(届出印の変更は可能)
  • どうしても届出印がわからない場合は届出印の変更手続きをする

まとめ

届出印がわからなくなって焦ってしまいましたが、私の場合はこれかなと思う印鑑を持って窓口へ行くことで解決しました。

必要な書類を持って行けば、係の人がちゃんと対応してくれて、思ったよりも簡単に確認ができたのでよかったです!

オンラインの時代でも、まだまだ色んな手続きで印鑑はやっぱり必要なものなので、今回の件をきっかけに管理もしっかりするように気を付けていきたいと思いました!

 

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